ヨーロッパ=EUへの渡航ですが、2020年から、ビザ免除から大きく変わりそうです。アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも導入されている「電子認証システム」が、新たに導入される予定で、事前の登録が必要になります。実施時期は、2020年度当初からとされていますが、1月からスタートなのかは、現時点では不明です。
「電子認証システム」=欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)の導入、2016年11月に決められたようです。背景には、フランスとベルギーでのテロ事件や難民の流入問題対策も有るようです。
http://etias-euvisa.com/
新たな「電子認証システム」は、欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)と呼ばれるようです。
現在、ビザ免除の日本やアメリカなどの国民、下記のシェンゲン協定国であるヨーロッパの一部の国(ドイツ、イタリア、フランスなど26ヶ国)に渡航する場合、ビザ免除の代わりに、「電子認証システム」による登録を義務づける制度になるようです。
ただし、滞在期間3ヶ月間迄、その渡航について、観光やビジネス目的での渡航との制限は変わりないようです。
現在、以下の日本を含む54カ国の渡航者は、シェンゲンビザの取得を免除されています。アジアで、シェンゲンビザ取得免除は、日本、マレーシア、韓国、シンガポールの4ヵ国です。このシェンゲンビザ免除の下記対象国籍保持者は、2020年以降、事前にETIAS電子認証システムに申請・登録が必要になります。
「電子認証システム」登録されたパスポートの情報、ユーロポール(欧州警察機構)などで、チェックされるようです。
「ETIAS:エティアス」ですが、アメリカやカナダ、オーストラリアなどと同様、オンラインで申請することになります。
「ETIAS:エティアス」申請の際、必要なものは、IC対応のパスポートと申請費用支払のクレジットカードとなります。「ETIAS:エティアス」の有効期間は5年間、登録の手数料は5ユーロです。
詳細、未定なものも有りますが、具体的な申請や手続きは、現時点では、下記のようになっています。
【 EU関連情報 】
◎ヨーロッパ内 データ定額料金~ローミング料金撤廃+上限価格の規制~2022年1GB=2.5ユーロに
◎EU加盟国+EEAのプリペイドSIMカード~2017年6月15日以降、ヨーロッパ内ローミング料金撤廃
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