2018年1月12日金曜日

ヨーロッパ26ヵ国=EU 2020年以降 電子認証システム「ETIAS:エティアス」登録が必要に~手数料 5年有効で5ユーロ



 ヨーロッパ=EUへの渡航ですが、2020年から、ビザ免除から大きく変わりそうです。アメリカやカナダ、オーストラリアなどでも導入されている「電子認証システム」が、新たに導入される予定で、事前の登録が必要になります。実施時期は、2020年度当初からとされていますが、1月からスタートなのかは、現時点では不明です。
 「電子認証システム」=欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)の導入、2016年11月に決められたようです。背景には、フランスとベルギーでのテロ事件や難民の流入問題対策も有るようです。

http://etias-euvisa.com/

 新たな「電子認証システム」は、欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)と呼ばれるようです。
 現在、ビザ免除の日本やアメリカなどの国民、下記のシェンゲン協定国であるヨーロッパの一部の国(ドイツ、イタリア、フランスなど26ヶ国)に渡航する場合、ビザ免除の代わりに、「電子認証システム」による登録を義務づける制度になるようです。
 ただし、滞在期間3ヶ月間迄、その渡航について、観光やビジネス目的での渡航との制限は変わりないようです。

 現在、以下の日本を含む54カ国の渡航者は、シェンゲンビザの取得を免除されています。アジアで、シェンゲンビザ取得免除は、日本、マレーシア、韓国、シンガポールの4ヵ国です。このシェンゲンビザ免除の下記対象国籍保持者は、2020年以降、事前にETIAS電子認証システムに申請・登録が必要になります。
 「電子認証システム」登録されたパスポートの情報、ユーロポール(欧州警察機構)などで、チェックされるようです。



 「ETIAS:エティアス」ですが、アメリカやカナダ、オーストラリアなどと同様、オンラインで申請することになります。
 「ETIAS:エティアス」申請の際、必要なものは、IC対応のパスポートと申請費用支払のクレジットカードとなります。「ETIAS:エティアス」の有効期間は5年間、登録の手数料は5ユーロです。

 詳細、未定なものも有りますが、具体的な申請や手続きは、現時点では、下記のようになっています。



【 EU関連情報 】

◎ヨーロッパ内 データ定額料金~ローミング料金撤廃+上限価格の規制~2022年1GB=2.5ユーロに

◎EU加盟国+EEAのプリペイドSIMカード~2017年6月15日以降、ヨーロッパ内ローミング料金撤廃

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