2012年2月26日日曜日

TK(星組)~北京発パリ行き/COMFORTクラスも安い!

 TK(トルコ航空)は、B777-300ERの投入に伴い、Fクラスを廃止して、COMFORTクラスを設置しています。中長距離路線を中心に、COMFORTクラスが設置されてきています。成田~イスタンブールもその中に入っています。TKのWEBサイトでは「新しいプレミアムエコノミークラスで、ビジネスクラスとエコノミークラスとの中間に設定」とされています。

 http://www.turkishairlines.com/ja-JP/comfortclass/faq.aspx 

 上記によれば、座席のシートピッチは46インチ(116cm)、シート幅は19.5インチ(49cm)となっています。ANAもJALもPY席のシートピッチは、38インチ(97cm)、シート幅、ANA18.5インチ、JAL18インチですから、TKのCOMFORTクラスの方がどちらも一回り広く、TKのCOMFORTクラスにアドバンテージがあります。
 詳細を全て比較していませんが、長時間の移動、結構、ユッタリ移動できそうです。食事も、コンフォート用機内食があるようで、ANAはPY席を事実上廃止、JALは拡充の動きですが、PY席は長時間の移動でとても助かりますから、お薦めかもしれません。

 ◎シートピッチ:    46インチ(116cm)
 ◎シート幅:      19.5インチ(49cm)
 ◎最大リクライニング: 8.5 インチ (21cm)/角度122度
 ◎座席配列:      2-3-2
 ◎10.6インチモニター画面が肘掛内側に設置
 ◎USB やi-podの接続が可能

 また、TKは、当日、COMFORTクラスに空席があれば、有償200ユーロで、先着順にアップするキャンペーンをやっています。そのルールは下記の通りになっているようです。一応、3月末までのようですが、延長されるかどうか?200ユーロを支払い、COMFORTクラスへアップした場合、サブクラスがUになり、ANAのマイレージには100%加算になるようです。(こちらはマイミクさんの情報です)

1) 事前予約は不可
2) 出発当日空港にてコンフォートクラスに空席がある場合
3) 先着順にて受付、出発当日のチェクイン開始から終了まで
4) 支払は搭乗手続きと同時に行う
5) アップグレードされたお客様は、該当上級クラスの機内サービス全てが提供され、何ら区別されることはない。ただし、お客様のチェックイン時、コンフォート用機内食の提供が出来ない場合、お客様同意のもと、エコノミークラス用機内食とする場合もある
6)航空券の適用条件はオリジナルのチケットに準ずる。

 COMFORTクラスの概要を見て来ましたが、結構魅力的ですね。日本発の場合、このCOMFORTクラス利用で、ヨーロッパへ行く場合、運賃が15万円~20万5千円+サーチャージ・諸税5万円程度になりますから、最低でも20万円はかかることになります。

 COMFORTクラス設置の機材は、B777-300ERですが、北京線は、成田線より早く、2010年10月から投入されています。
 この中国・北京発ヨーロッパ行きだと、7月の北京発パリ行往復、COMFORTクラスの最安値は、7,796元(971ユーロ)=約10万5千円なんです。日本発の場合、最大滞在期間1ヵ月なんですが、北京発だと復路が11月でも同じ料金です。有償ですが、予約の変更が可能(日本発の場合、1回につき10,000円)で、往復ともイスタンブールで途中降機が可能なようです。

 日本発のCOMFORTクラスだと、この時期、諸税込み25万円程度になるはずなんで、2倍以上価格が違ってきます・・・。北京まで行く航空券が無い場合、どうするかはありますが、格安航空券でつなげば、何とかなるはずで、それでも安上がりだと思います。

 TKのCOMFORTクラス、予約サブクラスはAになります。EU内のサブクラスはYとなっています。予約サブクラスAをANAに加算する場合、今年1月16日から、100%→70%加算に切り下げられています。
 北京~イスタンブール~パリ往復をANAに加算する場合、PEK-IST往復6,141マイル、IST-CDG往復2,794マイル、合計8,935マイル/PPとなるようです。

 私の場合、現在、羽田発北京行きANA航空券の片道が残っているので、これに接続して使える北京発の安く、PYが利用できる航空券も、魅力的です。
 北京発、CA(中国国際航空)のヨーロッパ行き、往復で約8万6千円くらいします。直行便ですが・・・。それと比較したら、TKのCOMFORTクラス、イスタンブール経由ですが、魅力的な価格です。また、イスタンブールのTKラウンジの評判がとても良いので、☆Gステータスで、それが利用できますので・・・。

2012年2月25日土曜日

SK(星組)~ソウル発EU行き/格安のビジネスクラス!

 最近、安い航空券が出回っていますが、それでもFクラス、Cクラスの運賃は高いですね!ヨーロッパ行きの場合、日本発では、OZ(アシアナ航空)やCA(中国国際航空) のCクラスが安い運賃が出ているようです・・・。
 ただ、日本発は、シーズンで多く変動しますが、例えば、ソウル発の場合、そんなに大きな変動はなく、Cクラスの場合、1年間、同一運賃ということも多くなっています。

 ソウル発日本経由ヨーロッパ行き、星組(スターアライアンス)なら、SK=スカンジナビア航空がビジネスクラスとしては格安の運賃を提供しています。価格、途中降機、マイルなどを考えれば、かなりお得です・・・。

 ソウル発のこの航空券の価格は、現在、運賃2,800,000W+税・サーチャージなど約610,000W=3,410,000Wです。日本円に換算して、現在、約23万7,800円です。この運賃設定は、4月以降も継続されるようです。(ただし、サーチャージは変動する可能性があります)
 日本発の場合、ゴールデンウイークや夏休みなど多客期には運賃が高くなり、Yクラスでもこの価格の水準に行くことも珍しくありませんね。この航空券の場合、往復、東京で途中降機ができますから、ソウル旅行2回+ヨーロッパ旅行と考えればかなりお得感があります。
 まず最初に、ソウルまでの移動が必要ですが、ソウルまでの航空運賃は安いし、LCCや鉄道/フェリー/鉄道など安く行く方法は幾らでもありますから・・・。
 この価格は、Cクラスの運賃ですが、1年FixのサブクラスZになります。1年Fixですが、手数料を払えば、日程・便の変更は可能です。変更の手数料は、1方向に付き、15万W=約1万円です。

 予約は、ソウルの旅行社に入れて貰うことになりますが、今から、夏休みや年末年始の予約を入れることが可能です。発券期限は、第1区間の航空会社にどこを使うかで多少異なるようですが、1ヵ月前が目安なようです。

 ルートは、例えば、金浦~羽田/成田~コペンハーゲン~パリ~コペンハーゲン~成田/羽田~金浦という形になります。
 成田~コペンハーゲン~パリのヨーロッパ往復、EU内の移動は、当然のことながら、SKを使うことになります。
 ソウル~東京の区間は、SKのフライトがありませんので、OZかKEを利用することになります。ソウル~東京は、金浦~羽田、仁川~成田のどちらも使えます。SK区間のサブクラスは、Cクラスで一番下のZクラスですが、この他社便区間は、多少上がり、サブクラスDで、Cクラスの利用ができます。
 SKのコペンハーゲン行きの出発時間の関係で、同日乗り継ぎはできませんが、東京でのホテルの提供はないとのことです。
 また、途中降機は可能で、往路1回、復路1回になります。往復東京で途中降機可能ですが、その場合、コペンハーゲンで途中降機ができません。コペンハーゲンで途中降機の場合も、ホテルの提供はないとのことです。

 マイレージの関係ですが、ANA加算の場合、17,538マイル、19,938PPとなります。SKは、スターアライアンス(星組)加盟ですので、ANA以外の星組航空会社のマイレージに加算できます。
 ANAのマイレージで修行などを考える場合、マイル単価やPP単価が特別良いわけではありません。格安の運賃で、Cクラスの利用でき、日本で途中降機も可能、ANAマイレージへ加算できるなど、人によってはラッキー、お薦めのビジネスクラスだと思います!

SIMフリー「GALAXY nexus GT-19250」を購入~GOOD!!


 海外で利用するスマートホン、上記写真の「GALAXY nexus GT-19250」を購入しました。香港正規販売品、16MBのSIMフリー版です。
 日本の専門業者に依頼して、香港で購入したものを日本に送って貰いました。購入費用は、5万3千円+450円(航空書留料金)です。購入はクレジットカードで決済し、香港から3日で自宅まで到着しました。
 「GALAXY nexus GT-19250」、実は、DoCoMoが販売している「GALAXY NEXUS SC-04D」と全く同じ製品です。違うのは、DoCoMoのSIMロックが掛かっているいること、DoCoMo独自のアプリが入っていること位です。ですから、DoCoMoと契約があり、SIMカードがあれば、そのままDoCoMoの携帯・スマートホンとして使える機種なんです。(契約をこのスマートホンに合ったものに変更しておかないと高くつきますが・・・)
 ですから、ケースや液晶シールは、DoCoMoの「GALAXY NEXUS SC-04D」用に売られているものがそのまま使い回しがききます。私も、家電量販店で購入してきました。


 「GALAXY nexus GT-19250」は、最新プラットフォームAndroidTM4.0搭載が売りで、大画面4.7インチ(1280×720)の高解像度「SUPER AMOLEDディスプレイ」搭載、デュアルコア1.2GHz CPU搭載という高性能なスマートホンです。
 このスマートホンのOS、初期設定では、AndroidTM4.0です。未確認ですが、この初期設定のままでは、デザリングができないようです。私の場合も、このGALAXY nexusの初期設定をして立ち上げたら、「アップグレードできます」という案内が出て、OSのアップグレードをしました。やり方は簡単で、OKをクリックすれば、自動に最後までやってくれます。現在は、AndroidTM4.0.2に更新されており、デザリングにも対応できています。

 AndroidOSの場合、「言語表示」と「言語入力」の2ヵ所の設定変更で、言語の変更が簡単にできます。購入したのは、香港で販売されている正規品ですので、対応言語設定は、通常、英語と中国語なっており、「言語表示」の設定が必要です。「Language」を英語設定にしてから、Googleアドレス登録後、WiFi接続して「マーケット」へ。「MoreLocale 2 」など日本語表示のアプリを入れてやれば、日本語表示に切り替えることができます。
 今回購入した「GALAXY nexus GT-19250」の場合、「Nexus One」や「Nexus S」と同じように、最初から、日本語も含め、36ヶ国語の言語でメニュー表示が可能な設定になっており、その作業が省略できます。「設定」→「Language&input」→「Language」→「日本語」をタップしていけば、日本語表示に切り替わります。

 今回購入したものは、「言語表示」は、初期設定で立ち上げた時から、日本語表示となっていました。香港で販売する際、日本向けということで切り替えてくれていたのかもしれません。

 ただし、この状態では日本語「言語表示」はできますが、「言語入力」の方は、英語と中国語のキーボートの設定しかなく、マーケットで日本語入力のアプリを入れなければ、日本語では入力できない状況でした。
 そこで、WiFi接続して「マーケット」へ。日本語入力のアプリは色々選択肢があります。無償アプリの定番は、「simeji」「Open Wnn plus」「Google 日本語入力」などです。有償だと「ATOK」があります。今回は、人気のある無償の「simeji」を入れて、取りあえず使える状態に・・・。簡単に、マーケットから、GALAXY nexus へダウンロード・インストールし、「設定」→「言語とキーボード」→「入力方法の選択」で、入力言語「simeji」に変更しました。
 AndroidOSの「言語表示」と「言語入力」の日本語切り替えの方法については、色んな所で紹介されています。私が見た限り、お薦めは、下記の2つです。

 ◎アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ)
 http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=5591
 ビッグウェスト・インターナショナル(携帯電話等の販売会社) 
 http://www.bwi.jp/gsm/android_japanese.html


  「GALAXY nexus GT-19250」、初期設定を済ませ、最小限必要なアプリをダウンロードして使えるようにしました。日本国内では、日本通信の「b-mobile SIM U300」を挿して、データ通信を行いましたが、問題無く使えました。
 また、昨日、韓国/ソウルで、中国移動通信香港のSIMカードを挿して、ローミング接続を確認しました。twitterやeメールの書き込み・送受信を行いました。パケット代が高くつきましたが、問題無く使えました・・・。
 上記写真のように、日本語表示もバッチリ、画像が良いので、目も疲れない感じです。これから海外は、これ1台でも大丈夫かもしれません。インターネットのミニ端末の機能は十分ありますから。

 この「GALAXY nexus GT-19250」の最大の魅力は、画像やレスポンスが優れているだけでなく、マルチ3Gに対応していることです。海外で、プリペイドSIMカード・ローミングなどで、高速通信3Gに対応していても、携帯電話機やスマートホンの周波数が異なる場合、3Gサービスが使えなくなり、2G(GSMなど) に切り替えられ、データ通信の接続速度も128Kbp程度に落ちてしまいます。
 W-CDMA(UMTS)の周波数は、欧州アジア地域、2100MHz/900MHzがほとんどで、携帯やスマートホンの対応周波数は、2100MHz/900MHzのみという機種が圧倒的に多くなっています。しかし、アメリカやタイなどでは、1900MHzや850MHzが使われていて、マルチ対応の機種でなければ、この3Gのサービスは使えないのが現状です。
 「GALAXY nexus GT-19250」の場合、第4世代高速通信HSPA+21.1Mbpsにも対応、現行使われている3Gの全ての周波数にも対応、高速通信(3G/4G)でマルチに使えるスマートフォンは、この機種が初めてになっています。

2012年2月15日水曜日

ベトナム/革命記念日にハノイへ

 9月2日は、ベトナムの革命記念日/ホーチミンの命日です。ハノイは北爆の時代、危険をおかして行った街です。(訳ありで行ったのですが)  その後、ベトナムは、職場旅行、家族や夫婦で、ホーチミン、フエ、ホイアン、ニャチャンなどには、何回か行きましたが、ハノイは40年ぶりになります。
 9月初めのハノイは蒸し暑いと思いますが、折角だから、革命記念日にぶつけていこうと、航空券とホテルの予約をしました。

 ハノイの宿、WEBサイトで、人気ホテルの「エレガンス」を3泊予約しました。朝食付で、1泊60US$=4,800円、予算5千円の範囲内に収まります。低料金ですが、サービス・設備は高級ホテルに負けない一級との評判の宿です。予約を入れたら、早速、提供できるサービスなどについて、丁寧な英文メールが来ました。

 ハノイへはバンコク経由で、日本からバンコクまで、ANA便利用。ANAご紹介ネット経由で、BKK行き往復航空券を予約決済しました。ご紹介ネット経由は、即決済しない場合、ボーナスマイルが付きませんが、マイル加算は、通常のマイル+DIA会員ボーナスマイル+ご紹介ネットボーナスマイルのトリプル加算が受けられます。

 往復とも、1区間5千円の沖縄往復を付け、税込総額86,850円ですが、DIA会員特典、eクーポン2倍提供サービス利用で、全額eクーポン充当で購入しています。
 ANAはDIA会員を継続していますが、この予約・決済で、今年度も、DIA会員資格10万PPを超える見通しとなり、予約通り乗れば、再来年度の2013年もDIA資格が確定します。

 バンコクからハノイへの移動、本来は、☆組のTGを利用すれば良いのですが、ANA/DIA資格維持の見通しもたったので、運賃の安いベトナム航空にしました。
 ベトナム航空(VN)のWEBサイト、セキュリティコード無効の警告が出て、2回続けて決済できない状態でした。VNのマイレージの会員登録して、そこから予約を入れたら、即決済がOKになりました。バンコク/ハノイ往復、諸税込7470THB=18,700円でした。TGの場合、3万円近くしますので・・・、LCCは発着時間が悪く、価格、帰りのANA便への接続を重視してチョイスしました。

 今回、ベトナム航空の「ゴールデンロータスプラス」に登録しました。スカイチームの航空会社に、マイレージを貯める気がないので、乗る都度、新規会員になっています。AF、KE、DL、SUと登録し、今度はVNに。個人的には、スカイチームには魅力的航空会社が無いので、結局「一見さん」会員ですね。

 現在、☆組も☆G、OWもエメラルドステータスがあり、ラウンジ利用や優先搭乗、優先カウンター利用ができますから、☆組もOWも使えない、あるいは今回のようにスカイチームの航空会社が安い時だけ使うことになります。

2012年2月6日月曜日

エーゲ航空(A3)で☆G取得~CA/Cクラスで簡単に!

 A3(エーゲ航空)のマイレージ改悪が発表されました。簡単に、スターアライアンスゴールド・資格が取れることで人気が有り、日本人の修行僧が群がっていました。

 今回の改悪で、今後は、星G獲得のハードルが高くなり、しかも更新要件も厳しくなりましたので、少し様相が変わるかもしれません。A3は、オリンピック航空を合併したことに伴う、財務内容改善が必要で、マイレージも見直したのだと思います。それにA3に乗らない日本人修行僧対策もあるのかもしれません・・・

 A3(エーゲ航空)のマイレージ、GOLD資格=星G獲得するには、今後、12ヵ月で、2万4マイルとなりますが、A3もしくはオリンピック搭乗4回含むという要件が入ります。もしくは4万8千マイル獲得ということで、今までのようにCA修行で一発ゲットは難しいようです。

 更に、更新も、12ヵ月単位で、1万2千マイル(A3もしくはオリンピック搭乗4回含む)か、2万4千マイル搭乗が要件になります。これからは、簡単に資格維持もできなくなります。資格維持のためには、毎年、欧州へ行って、A3もしくはオリンピックに搭乗するか、毎年修行しないとステータスは維持できなくなります。やっぱり、日本の修行僧対策ですかね?

 新しいルールは、2014年11月24日からになるようで、経過措置もなさそうです。A3修行は、メリットがなくなってきています。スターアライアンスゴールド・資格を獲得するのが目的なら、ANA修行とか別の方法を考えた方が宜しいかと思います。詳細は下記のエーゲ航空のwebサイトで確認してください。

2014年9月25日追記
 
ANAが参加しているスターアライアンス(☆組)の上級会員共通資格として、スターアライアンスゴールド(☆G)というものがあります。ANAの場合、SFC資格取得で、☆G資格ゲットになります。PLT会員やDIA会員も☆Gになりますが・・・

 この☆G(スターアライアンスゴールド)は、☆組航空会社利用の場合、ラウンジ・優先カウンター利用、優先搭乗、空席待ちの優先扱いなどの特典があります。他社☆G資格の場合、ANAのボーナスマイルなどは付きませんが、その他、ラウンジの利用、優先搭乗など、日本国内線も含め、SFC資格とほとんど同じようなサービスが受けられます。

 この☆G資格、ANAで取ろうとしたら、なかなか大変ですが、☆組他社で、安く取得する方法があります。何せ13万7千円程度で取得でき、ANAのSFCとは違い年会費も不要です。ただ、取得するのが、あのギリシャの航空会社ということで、何時、倒産などするか分からない不安はありますから、その辺のリスクは承知の上でということになります。

 具体的には、スターアライアンス加盟のエーゲ航空(A3)にマイレージ登録し、CA(中国国際航空)のCクラスを利用して、1回の中国経由シンガポール行きで、☆Gの資格を取得する方法です。エーゲ航空(A3)は、話題のギリシャの航空会社ですが、資格をゲットすれば、船便で少々遅くなりますが、☆Gのステータスカードを送ってきます。エーゲ航空のマイレージの登録は、下記、WEBサイトでおこないます。(英語のサイト有り)
 http://en.aegeanair.com/

 エーゲ航空(A3)の場合、☆Gのステータス基準は、2O,OOOTier Miles、つまり2万マイルとハードルが低い!しかも、Cクラスは200%加算、Fクラスは300%加算、という大盤振るまいなんです。さすが、ギリシャという感じです。
 そして、CA(中国国際航空)のCクラスで、成田→成都→北京→シンガポール→北京→成都→成田のルート、2泊3日で飛びます。(航空券は3ヵ月まで有効、変更は手数料が必要。途中降機もできます)この航空券は、CAの日本語WEBサイトから購入できます。

 このルートの運賃は、諸税込みで約13万7千円。昨年11月初めにに値上げされ、2万円ほど高くなりましたが・・・。航空券は、国際線区間C(Z)クラス、成都ー北京の国内線区間Fクラスですので、Cクラスは200%加算、Fクラスは300%加算という大判振る舞いの結果、エーゲ航空(A3)へ加算できるTier Milesは、25,312マイル。これ一発で☆G資格取得になります。
 ただ、CA(中国国際航空)のCクラスの利用、エーゲ航空の修行に限らず、ANAの修行にも使われていますが、最近、マイルの加算漏れ、トラブルも起きているようです。この辺は、ANA便利用とは違いますから、リスクは承知で修行された方が宜しいかと思います。

 ☆Gステータスの有効期限は、資格取得3年後の12月末です。その後の継続ですが、今のところ、資格取得24ヵ月以内に、☆組航空会社(ANAも含め)に1回以上搭乗すれば、その後も☆Gの資格継続ができるとされています。(今後変更があるかもしれませんが・・・)すでに、ANAのSFC会員になっている人には、ダブルで取得するメリットがあるかどうかはあります。特典航空券の利用なども、アジアで使う場合、結構お得という情報もあるようです・・・

 ギリシャの航空会社ということで不安はあるかと思いますが、一番簡単に、☆Gの資格が取得できる方法です。ANAのSFC会員とは違い、年会費も無料で、コストパフォーマンスは、現時点ではかなり良いかと思います。
 これもJALのJGC資格取得で、那覇/宮古タッチがブームになっているのと同じように、10万円台で上級会員資格がゲットできるということで、飛行機好きの修行としてブレイクしています。

2012年2月3日金曜日

JAL(日本航空)~JGCへ修行の道

 日系航空会社の上級会員取得の現状について、連載させていただきます。JALのJGC会員やANAのSFC会員の資格取得ですが、近年、資格ゲットのハードルが実質的に下がっているかんじです。簡単に取得できるようになって、「修行僧」と呼ばれる方達が元気に活躍していますね。
 JGC会員やSFC会員の場合、日本の国内線があるので、海外の他社マイレージよりも、使い道がありそうです・・・

 JALのJGC(OWサファイア)資格であれば、現在、15万円~20万円程度で、資格ゲット可能となっています。JGC(OWサファイア)資格があれば、優先カウンターや国内外ラウンジの利用、専用予約回線、国際線の優先搭乗、ボーナスマイル付与などの特典があります。OWサファイアの資格も併せて付与されますから、海外でも、OW加盟航空会社を利用する際、ラウンジ利用、優先カウンターの利用などのメリットがあります。
 JALは、国際線運用の歴史があることもあり、海外にも自社ラウンジがあるだけでなく、JGCのステータスは、JAL便利用の場合、AFなど提携航空会社のラウンジが使えるなど結構役に立ちます。
 ただ、JALの場合、アップグレードポイントの廃止、DIA会員の中にPRST資格導入など、上級会員の選別を強化していますから、その辺の見極めと付き合い方は考えた方が良いかもしれません。

 このJGC資格を取得するには、1度、サファイア以上資格の取得することが必要です。サファイア資格取得には、FOP(フライオンポイント)5万FOPを貯めるか、50回搭乗で1万5千FOPを貯めるか、どちらかの基準をクリアする必要があります。現状では、FOPの基準ではなく、50回搭乗という回数で基準に到達方法が安く上がります。

 回数で基準をクリアする場合、短いかつ運賃の安い路線を繰り返し搭乗することがベストになります。これまでは、伊丹/但馬の但馬タッチと呼ばれる路線が修行僧のメッカでした。ただ、1日2往復、天候で結構も起きるということで、ナカナカ修行には難しい条件もありました。

 ところが、昨年から、スカイマークの「殴り込み」で、那覇~宮古線のダンピング合戦が始まり、JALのマイルに加算できるJTAの那覇/宮古線も、運賃が大幅に引き下がりました。この那覇/宮古線は、1日9往復もあり、タッチを繰り返す場合、1日4往復8回搭乗が可能です。
 運賃ですが、昨年は、JTAの「先得割引」が2,900円ということもありましたが、現在は3千円です。これを50回搭乗すれば、15万円になりますが、サファイア資格が取得できます。
 50回搭乗の場合も、1万5千FOP以上という制約が付いていますが、この区間の50回搭乗だけでは不足します。しかし、現在、JALはJALカード会員に対して、FOP割増しのキャンペーンを1年間やっており、JALカード会員になればクリアします。

 そんなこともあり、1月の週末、JGC資格ゲットを目当てに、那覇/宮古線に殺到していたようです。2月、3月も続きそうです。若い人がほとんどで、1月の週末、那覇空港で、この「修行僧」の方達何人かとお話もしてきました。中には、サファイア、JGP、DIA防衛の中年、高年の修行僧もいるようですが・・・。

 当然、沖縄在住者以外は、本土から那覇まで往復が必要ですし、何回かに分けてやっている人も多いようです。那覇/宮古線を50回やらなくても、本土からの往復も回数に入りますから、もっと少なくて資格達成します。「先得割引」の場合、30日前購入ですが、「特便割引7」というのは3,200円で、200円ほど高いのですが、7日前まで購入可能です。中には、特典航空券で、那覇まで飛んで、この修行に参戦している方もあるようです。

 JALの上級会員資格取得の「初期費用」は、ちまたで言われているような、40万円とか50万円必要とかは過去の話です。上記ルート、4回くらいに分けてやっても、初期費用、宿泊費を入れても、25万円を超えることはないと思います。
 昨年あたりから、こんなに安く簡単に、JGC資格が取れるようになっていますが、これをJALが何時までも放置しておくのかどうかはあります。まあ、この1年はルールを発表済みですから大丈夫だと思いますが・・・。
 JGC資格を狙っている方は、今がチャンスだと思います。1度取得しておけば、後は、JALに乗っても乗らなくても、年会費を払い続ければステータスは維持できます。

2012年2月2日木曜日

ANA~BKK線Cクラス機内食

洋食の前菜

食前のおつまみ
 1月末、ANA915便で、バンコクへ向かいましたが、Yクラス満席ということで、Cクラスへインボラアップされました。今回は、24時間前のクリックチェックインで座席を検索した時点で、インボラアップが確定していました。この日のNH915便、Y席は混んでいましたから、私以外にも、何人か、インボラアップ扱いがあったようです・・・
 NH915便は、成田発17時30分でしたが、出発が機材繰りの関係で、30分ほど遅れましたが、離陸後、1時間くらいで、夕食がサービスされました。

 今日の機内食、「和のコース」「洋のコース」「軽めのお食事」から選択で、「洋のコース」は、更に、お肉とお魚のコースの選択ができます。

 CAさんが夕食のオーダーを取りにきましたので、「どれがお薦めですか?」と聞いたら、洋食の「真鯛のオープン焼き」を勧められました。ラウンジである程度食べてきていましたので、「何でもいいや」ということで、お勧め通りに。競争の激しい可能性のあるものは勧めませんね!和食がリクエストオーバーのようで、CAさんが変更をお願いして回っていました。

 上記写真は、前菜で、「北海道産ホタテ貝のスモークグリル、焼きサツマイモのサラダ添え」です。シャンパンを頂きながら、これわ食べていたら、結構、満腹になりました。味はマアマア・・・

メインのお魚
 メインのお魚は、「醤油ベースでマリネした高知産真鯛のオーブン焼き、中国風黒胡椒ソース」というもので、さっぱりしていて、和食のような感じでした・・・
 機内食ですが、中距離線のCクラスなら、国内線PCで提供している老舗のお弁当でも良さそうな気がします。担当セクションは苦労しているんでしょうが・・・。

新ルールの「SINタッチ」~ANA修行

 ANAのマイレージ、プレミアム会員を目指して、あるいは継続するために「修行」をされている方が結構沢山います。
 プレミアム会員を目指す目的は、様々かと思いますが、優先カウンターやラウンジの利用、優先搭乗や前方座席の確保、ボーナスマイル獲得などの特典がまず第1かと思います。

 プレミアム会員の入口は、PLT資格(年間5万PP以上の搭乗実績が必要)の獲得、そうすれば、SFC(スーパーフライヤーズ)会員への入会資格ができます。修行される方は、このPP稼ぎが大半だと思います。ただ、PLT資格やDIA資格の防衛・獲得のために、毎年修行される方も結構います。私も、DIA資格防衛のために、ある程度修行をしていますから・・・

 PP稼ぎですが、ANAの場合、マイルの積算とPPの積算のルールは別になっています。PPは、プレミアムポイントと呼ばれ、国際線は搭乗マイルと同数、国内線は搭乗マイルの2倍が基本になります。また、Fクラス、Cクラス、プレミアムクラスなどの運賃で搭乗した場合、搭乗ポイント(+400)が加算されます。詳細は、下記、ANAのWEBサイトを参照して下さい。

https://www.ana.co.jp/amc-new/m_card/det_ppoint.html

 前置きが長くなりましたが、修行のための最適というか効率の良いルートの「研究」がされ、「修行ルート」というのが生まれてきています。
 国内線であれば、現在、東京/沖縄タッチ、沖縄/宮古タッチなど、国際線であれば、縄新タッチなどです。
 特に、国際線の縄新タッチは、東京ベースなら、東京~沖縄~東京~シンガポール~東京~沖縄~東京のルートで、人気の修行ルートになっていました。「スーパーエコ割WEB」+「海外乗継割引スペシャル」の組み合わせで、土・日の2日間で修行が可能、1回の修行で、12,508PP稼げる、料金は約8万6千円。当日国内線区間、PC(プレミアムクラス)へアップすれば、1万5千PP程度稼げるので、週末となれば、「シンガポール詣」が修行僧に流行っていました・・・

 今回、ANAの4月以降、新運賃とルールの発表で、それが一変する事態となっています。SIN線やBKK線で、「スーパーエコ割WEB」が廃止され、「エコ割5」(2ヵ月有効)が設定されたことです。「スーパーエコ割WEB」は、「土曜日滞在」が要件でしたが、新たに設定された「エコ割5」は「2日以上滞在」が要件となり、この運賃を利用して、土・日の2日間で修行することができなくなったのです。その代わり、土曜日滞在の要件が無くなり、平日を利用して、修行することも可能になりましたが・・・

 そこで、新ルールのもとで、「SINタッチ」というか、修行をどうするか、修行されている方の関心事になっています。今のところ、旧ルールで発券できる3月までに、まとめて修行される方が結構多いようですが・・・

 新ルールのもとで、国際線を絡めた「お薦めの修行」なんですが、難しいですね。下記以外にも色々考えられますが・・・

① 1日(金曜日か月曜日)休みをとって、土・日+1日で、従来どおり、縄新タッチを継続
② 土・日修行に拘るなら、ANAの日本発券と海外発券を組み合わせ、B2Bで修行
③ CAのCクラス修行など、星組他社で修行

 ①の場合、金曜日のNH137便(HND15:15発)でスタートして、NH136便で乗り継ぎ、NH151便(HND23:30発)でシンガポールへ。土曜日の早朝(06:20着)に到着し、その日一日、シンガポールをぶらぶらし、日付けの変わった深夜、日曜日、NH902便(SIN00:55発→NRT08:35着)で成田へ。リムジンバス等で羽田へ移動。羽田~沖縄往復は、予約上、NH133便(HND12:45発)/NH132便(OKA16:50発)になりますが、空席があれば前倒し可能なので、実際はNH129便/NH128便あたりに乗れるようです。両夜行の強行スケジュールですが、体力に自信のある方向けです。
 金曜日丸一日休めるという前提なら、往路NH127便(HND08:30発→OKA11:20着)/NH2158便(OKA13:15発→NRT15:40着)/NH901便(NRT17:10発→SIN23:50着)で、金曜日にシンガポール入りをして、1泊すれば、かなり楽だと思います。

 ②の場合、新たに設定された「エコ割5」(2ヵ月有効)で、土曜日、NH127便/NH2158便/NH901便を乗り継ぎ、シンガポールへ。そして、1時間後、シンガポール発券を使い、NH902便(日曜日00:55発)で成田へ。後は、上記と同じです。「エコ割5」の有効期間は2ヵ月あるので、シンガポール発券の有効期限を睨んで、別の土・日に、日本→シンガポール→日本と使えば、今まで同様、週末だけで修行は完結します。ただ、2往復することにはなりますが・・・

 この海外発券との組み合わせは、B2Bと呼ばれ、航空会社によっては禁止されています。ANAは今のところ規制はしていないようです。今後、制約逃れに大量にB2Bを使う人が増えたら、規制を始めるかもしれません。今のところは、やり得だとは思いますが・・・
 B2BによるSINタッチですが、5月のTYO-OKA-TYO-SIN-TYO-OKA-TYOで、「エコ割5」(2ヵ月有効)+「海外乗継割引スペシャル」約8万6千円です。これにSIN発券、SIN-TYO-OKA-TYO-SINのチケットをセットにして、B2Bにすることになりますね。SIN発券の場合、TYOで途中降機可能です。

 SIN発券の運賃は、次の3種類ありますので、旅程やアップグレードなども考慮に入れて選択することができます。SIN発券は、ANAのWEBで、シンガポールサイトを開けば、そこから可能です。クレジットカードで決済でき、航空券は、eチケットの控えが、メールで送られてきます。日本で発券する国際線航空券とほぼ同じシステムで購入できます。
 3種類は、PP50%加算の「バーゲン・エコバリューフェア」(1ヵ月有効)は諸税込みで1,204SGD(約72,240円)(1ヵ月有効)、PP70%加算の「スーパーエコバリュー・フェア」は諸税込みで1,304SGD(約78,240円)、PP70%加算でCクラスアップグレード可の「フレックス・エコバリューフェア」(3ヵ月有効)は諸税込みで1,640.10SGD(約98,400円)となっています。

 上記は、「縄新タッチ」を前提に紹介しましたが、バンコク行き+バンコク発券、ベトナム行き+ベトナム発券を組み合わせることも、同じように可能です。

 ③は、色々な選択肢がありそうです。別の投稿で、紹介しているCAのCクラス修行は、現在、約13万7千円、ANAのPPは、最大で1万7千位稼げるので、まだまだお薦めかと思います。海外発券を使って、美味しいルートもありそうですが、開拓・発見しだい追加していきたいと思います。

 私個人は、「縄新タッチ」も悪くないのですが、現地に宿泊するとなれば、シンガポールより、バンコクの方が街や観光も面白いし、宿泊費用も半分以下で安いということもあり、今後予約する分は、バンコク行きへシフトしたいと思っています。稼げるPPもさほど変わりませんし・・・。

 バンコク行きは、タッチではなく、2泊以上滞在する楽しめる旅行に切り替えたいと思います・・・。今回のルール改正は、タッチと決別して、「旅は楽しむもの」という原点に立ち返る良い機会かもしれません・・・。

2012年2月1日水曜日

タイの3Gデータ/プリペイドSIMカード~「i-kool」

i-Kool/3GSIMパック
 今回、バンコクでは、スワンナプーム国際空港で、dtacのSIMカードを購入しました。しかし、dtacのSIMカードは、3Gデータ通信には対応していますが、W-CDMAの周波数が850MHzです。私のスマートホンでは、W-CDMAの周波数が2100MHzでないと利用できないのです・・・

 そこで、到着翌日、バンコクの秋葉原、「MBKセンター」、「Fortune Town ITセンター」などで、2100MHz対応の3GSIMカードを探して回りました。それがないんです・・・
 タイの携帯電話会社、AIS、dtac、TRUEなどがあり、それらの会社の3GプリペイドSIMはあるのですが、850MHz/900MHzの周波数なんですよ。
 TOTという会社が周波数2100MHzのようで、短期利用者向けに、MVNO(電波を借りて安い通信サービスを提供)のSIMがあると聞いていたんですが、見つからない。i-mobileというブランドを見つけたんですが、聞いて見たら、ポストペイド(契約式)ということで、駄目。
料金表及びリチャージのルールの説明


セロテープで貼り付けたマイクロSIM
  「Fortune Town ITセンター」で、「i-kool」3Gという商品を山積みにしてキャンペーン販売をやっているコーナーを発見。お兄さんに、スマートホンを見せて、「2100MHzで使える?」と聞いたら、「OK」との返事でした。商品を見せて貰ったら、なんとiPhoneなどで使う「マイクロSIMカード」でした。「ノーマルSIMでないじゃない?」と言ったら、「大丈夫」との返事。

 「買うよ」という返事を待たないで、傍にある缶の中から、上記写真、マイクロSIM→ノーマルSIM変換の枠を取り出し、マイクロSIMの回りを少しカッターで削ってはめ込み、セロテープで固定。ビックリした・・・。マイクロSIMからノーマルSIMへの改造、変換の枠、缶の中に沢山入ってましたから、日常的にやっている作業のようです。
 それなら、ノーマルSIMで売り出せばと思ったのですが、どうもiPhoneやiPad用に売り出したプリペイドSIMが残ってしまったので、横流しで流用している感じですね!

 使えるならもともと買うつもりだったので、「設定もしてよ!」と言って、買うことに。dtacのSIMを外して、セロテープ付きのSIMを差し込んで、APNの設定。APNはinternet、ユーザー名・パスワードは無しということが分かりました。

 設定して、スタート画面に戻ったら、電波は4本立つのだが、データ通信の表示がでない、通常は「3G」か「H」の表示がでるのに。そこでもう一度APNの設定を確認して、「電源入れ直してみて」ということで、電源を切ろうとしたら、「H」のデータ通信アンテナが立って、データ通信が可能となりました。設定後、認識まで多少時間がかかるようです。接続速度は、結構速いし、デザリングもOKでした。バンコク市内なら、これで大丈夫のような気がしましたが、地下鉄の中は、多少電波が弱い感じでしたが・・・

 料金なんですが、2種類あるのですが、プロモーションで売っていたのは、60日有効、1,000MBまで利用可能、199バーツ=約500円でした。本当は、30日間有効、500MBまで利用可、99バーツで十分だったのですが・・・。1日半、デザリングも使って、使用量は約100MB位、まだ900MB近く残っています。これを使ってから、dtacの2.5世代のSIMカードに戻ったら、かったるくて、ストレスが貯まりそうです。

 < 使用データ量の確認 >  *711*2# 発信
  <   有効期限   の    確認 > *711#  発信

 このSIMカードが1枚あれば、便利だと思います。1週間や10日程度の滞在なら、デザリングでノートパソコンのネット環境も確保できて安上がりかと・・・

タイ・DTACのプリペイドSIMカード~定額データ通信もOK

Happy Tourist SIM/99B
海外へ出かけて、現地のSIMカードを使えば安上がりですね。タイでも基本的に同じです。1月下旬、バンコクへ行きましたが、スワンナプーム国際空港の到着ロビーで、上記の現地SIMカードを手に入れました。

 スワンナプーム国際空港の到着ロビーに出たのは、午後11時すぎでしたが、携帯電話会社のブースは開いていて、「AIS」「dtac」の2社が隣合わせでした。今回、3G対応のSIMカードは、別途購入する予定でしたので、2.5G世代のE(EDGE)対応で、一番電波が安定している「dtac」のSIMカードを購入しました。

 「dtac」のSIMカードについては、下記ブログも参照して下さい。(2013年4月12日追記)

◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/dtacsim7299b.html
◎ タイ・DTACプリペイドSIMカードの有効期間延長サービス~「Day Giveaway Service」便利!
◎タイ・DTACプリペイドSIMカードのサービス~「e-service」・オンラインチャージ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/04/dtacsime-service.html

 「Happy Tourist SIM」という旅行者向けに販売しているSIMカードで、99バーツ=約250円です。有効期間は、開通日から35日、リチャージカードでチャージすれば1回90日間、期間が延長されます。リチャージカードは、300バーツがお薦めですが、50・100バーツというのもあり、セブンイレブンなどコンビニで簡単に購入できます。

 < リチャージカードでのチャージ方法 > *100*Serial NO(9桁) ID NO(6桁)#  発信


 私は、SIMフリーのAndroidスマートホン、ソニーエリクソン「XPERIA neo(MT15i)」を持っていますので、それに上記の「Happy Tourist SIM」を挿して利用しました。SIMカードを挿して、音声通話もしくはデータ通信の発信をすれば開通します。
 このSIMカードは、2.5G世代のGSM1800MHz対応ですから、SIMフリーのGSMに対応している携帯電話なら、スマートホンに限らず使えます。
 音声通話は、国際電話も含め、簡単に使えます。日本へ、横浜なら、+81-45-***-****で繋がります。安く利用したい場合、009-81-45-***-****という具合に009発信がお薦めです。

 次に、データ通信です。スマートホン利用の場合、データ通信利用が不可避です。データ通信の場合、最低でも3Gサービスでないと・・・。「dtac」のSIMカード、3Gに対応しているのですが、ヨーロッパや日本、香港などが使っている周波数2100MHzではなく、850MHzなので、私のスマートホンで3G機能が使えないのです。最近は、マルチ周波数対応のスマートホンやiPhoneなどが増えていますから、周波数850MHz対応であれば、高速の3Gデータ通信が使えます。

 そこで、今回は「dtac」のSIMカードを挿しても、2.5G世代のGSM機能を使うことになり、E(EDGE)対応のデータ通信となります。EDGEの場合、128kbpsまでしか接続速度はでないのです。メール、twitter、Mixiなどの閲覧、書き込み程度なら十分使えますが・・・

 「Happy Tourist SIM」の場合、購入価格、99バーツですが、データ通信は1日49バーツ(上限定額)です。しかも、上記写真の右下に記載があるように、最初の1日はフリー(無料)なのです。3日間滞在の旅行者で、音声通話をしないなら、フリー+98バーツで、3日間データ通信が使えます。AISにも、同じようなツーリストSIMがあるようで、価格はほぼ同じです。ただ、データ通信の課金の単位は、曜日単位ではなく、24時間単位のようです。

 「dtac」のSIMカードで、定額データ通信をする場合、登録が必要です。下記の番号へ電話すれば登録されます。

 <  1日定額      49バーツ  >  *104*29*1009694#  発信
 <  1週間定額  299バーツ >    *104*28*1009694#  発信

 現在は、定額データ通信の「インターネットパッケージ」は下記の通りです。1週間のデータ定額プラン、1GB/199バーツとなっており、*104*28*9*#発信となっています。その他のUSSDコードは下記写真参照。最後の9は英語表示の選択のようです。(2013年4月11日修正)


 スマートホンで、データ通信をする場合、「APN設定」が必要です。APNは、各携帯電話会社で異なります。「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク設定」→「APN」と開いていき、「新規APN」を設定して、保存すれば利用可能となります。
 「dtac」のSIMカードの場合、APN=www.dtac.co.th、ユーザー名=なし、パスワード=なし で、その他の設定項目はいじらずそのままで、保存をすればOKです。