2012年4月30日月曜日

バンコク/日本人宿「柏屋旅館」~安くて便利です!


 4月に、タイ・バンコクへ行きましたが、日本人宿「柏屋旅館」に泊まりました。「柏屋旅館」への宿泊、2回目ですが、何せ、和朝食付きで1泊1500バーツ(約4,000円)と安いのが魅力です。次回もここにするつもりです。
 従業員は、日本人、日本語が上手なタイ人ですので、旅館の中は、日本語だけで過ごせます。食堂には、日本の漫画が沢山置いてありますし、国際版の日本の新聞も自由に見れます。

 柏屋旅館は、バンコク・スクンビット界隈のBTSプロムポン駅から、歩いて3、4分程度のところにあり、空港アクセスも市内へ出かけるにも便利なところにあります。詳細は、下記ホームページを見てください。

 http://www.kashiwaya-thai.com/index.html



 私が宿泊したのは、一番安い「エコノミータイプ」の部屋ですが、上記写真のように、必要なものは揃っています。
 テレビは、NHKの番組が見れます。インターネットの接続は、有線LANですが、各部屋で接続でき、無料です。(LANケーブルも貸してくれます)
 トイレ・シャワーは、普通のホテルと同じようなスペースが有り、各部屋に付いています。エコノミーの部屋は、バスタブはありませんが、共用の「大浴場」が1階にあり、日本の旅館と同じように湯槽に浸かることができます。また、トイレは、ウォシュレット付きで、日本人向けのサービスがバッチリです。


 朝食は、写真のような和朝食です。ご飯はお米も美味しいし、味噌汁も「日本の味噌汁」という雰囲気で◎です。写真では、納豆が付いていますが、生卵、海苔、納豆からチョイスです。各部屋には、写真のような「甚平」があり、これに着替えて、リラックスできます。

 バンコクには、他にも、日本人宿は有りますが、値段、立地条件、サービスを考えたら、ここが一番お薦めのようです。バンコクに、「いもや」という居酒屋チェーンがありますが、柏屋旅館と同経営のようです。

ANA機体メンテナンスセンター見学~2012/04/09


入館パスとお土産

メンテナンスセンター見学受付ホール
 ANAの羽田空港にある「機体メンテナンスセンター」を見学しました。ANAの「機体メンテナンスセンター」は、A滑走路とC滑走路の間で、隣には、JALの格納庫などの施設もあります。  見学は、事前予約制で、見学時間は、1時間30分です。最初に、上記写真の入口を入ったところにある部屋で、ビデオと説明を聞き、その後、メンテナンスの工場へ移動してみます。

 見学へ行った日には、3月30日にデリバリーされたばかりのB-787(「JA806A」)の整備が行われていました。「JA806A」は中長距離線向けの機材なので、4月9日からHND/FRA線が全日運航のようですので、恐らく、翌朝(深夜)発のフライトに向けて整備が行われていたのではないかと思います。

B787「JA806A」/車輪の脇に806の表示

左がB787に使用されている炭素素材の機体/右は従来の合金素材

B787のエンジン/ロールスロイス製

B787の後方/貨物室


2012年4月28日土曜日

ANA(全日空)~ドイツ発券Hクラス安くなっている!


オーストリア発券/運賃検索詳細2012/04/28
 ANAのヨーロッパ発券のHクラス、安くなった感じがする。今は、FRA-HND-OKA往復Hクラス、1,658.26ユーロ。HクラスはCクラスへアップ可の航空券です。私が、1月に発券したVIE-FRA-HND-OKAの場合、往復Hクラス、2,228.99ユーロでした。VIE-FRA往復が付いているが、5万円近く高いんですね!どうなっているのか調べてみましたが、ドイツ発券だけでなく、フランス発券も同じように、Hクラス、1,600ユーロ台です。追加2で詳細を書き加えます。

 今年1月5日、ANA(全日空)で、ANAオーストリアサイトから、予約・発券をしました。ANA(全日空)のWEBサイト、ドイツとオーストリアは共通で、運賃ルールも同じです。
 ルートは、ウイーン→フランクフルト(OS)、フランクフルト→羽田(NH)、羽田→沖縄(NH)の往復、往路7月、復路11月です。運賃は、「エコバリューD」(往復とも)、予約サブクラスHで、Cクラスへアップグレード可能な運賃で、有効期間6ヵ月でした。途中降機は手数料を払えば可能です。
 購入は、クレジットカード決済ですが、運賃1,578.00ユーロ、サーチャージ等523.90ユーロ、税金・空港税等127.09ユーロで、支払い総額2,228.99ユーロでした。

 最近、ANAオーストリアサイトで、同一ルート、同一日程、同一サブクラスで、運賃を検索してみたら、上記写真の通り、総額1,764.70ユーロと表示され、Hクラスの運賃、464.29ユーロほど引き下げられているようです。涙・・・です。払い戻して予約し直す方法もありますが、アップグレードは「空席待ち」のようですから、わざわざ冒険することもなさそうなので、今回は諦めて淡々と予約したものを使います。

 また、運賃ルールも変わったようで、Hクラスは「エコバリューC」に変更されているようです。有効期間も6日~1年、Cクラスへアップグレード可能なのは、エコバリューA~Cまでです。予約変更1回/120ユーロ、払い戻しも制約はありますが、180ユーロで可能です。
 1月発券と比較して見たら、サーチャージ等、税金・空港税等は、ほぼ同額です。この差は、運賃本体が439ユーロ引き下げられたのが安くなっている理由です。

 現在、ウイーン発沖縄行きのHクラスの場合、、総額1,764.70ユーロ、日本円で約18万8千円になります。この金額で、Cクラスへアップグレードできるのは魅力です。日本発なら、この2倍近く高い運賃でないとアップできませんから・・・

 それにしても、ANAも、日本発のヨーロッパ行きの「スーパーエコ割」は高くて使いにくくなっていますね。スーパーエコ割タイプDで、ヨーロッパ往復、5月の連休明けでも、総額11万円台。しかも、タイプDは、アップグレードが対象外なのは当然ですが、マイル・PPも50%加算・・・。

 これなら、他社便やANAの特典航空券で、日本~ヨーロッパ往復を予約・発券し、このドイツ・オーストリア発券のANAの航空券を間に挟み込めば、安く、楽ちんにヨーロッパ行きが年に2回できます・・・。

<  追加 >

 ANAの運賃ルール改正、Hクラスの引き下げは、恐らく、4月からではないかと思いますが、JALのドイツ発券Kクラスとの関係があるようです。JALのKクラスの場合、Cクラスへアップ可能で、有効期間5日~6ヵ月です。
 JALの欧州WEBサイトで検索してみました。ドイツ発Kクラス、フランクフルト~成田~沖縄往復の運賃、1,732.72ユーロのようです。運賃本体1,200ユーロ、サーチャージ・諸税等532.72ユーロとなっていて、ANAのHクラスとほぼ近い金額となっています。同じ、日系どうし、格差が付いたら、競争力が落ちると判断したのかもしれません・・・。高い時期に、先物買いをした一人としては、嬉しいより、ガックリです。

< 追加2 >


 ドイツ発券が安くなっているので、フランス発券はと思い、調べてみました。やっぱり、ドイツ発券と同じように下がっている感じです。ルートは、CDG-NRT/HND/-OKA往復です。

 * エコバリュー/タイプC(Hクラス)  1,685.99ユーロ 有効期間3日~12ヵ月
 * エコバリュー/タイプD(Qクラス)  1,220.99ユーロ 有効期間6日~12ヵ月
        ~~ Qクラスは、Cクラスへアップ不可 ~~
 どちらも、変更可能で、搭乗前なら、1回120ユーロでOKです。払い戻しも、出発前なら、同じく120ユーロを支払えばOKと、日本発に較べたら制約が緩いですね。
 ANAのDIA会員やPLT会員なら、Hクラスは、アップグレードポイントでCクラスへアップ可能です。私の場合、DIA+SFCで、今年、48ポイントを頂いています。ヨーロッパ線Y→Cへのアップなら、片道8ポイントですから、余裕です・・・。
 1,685.99ユーロ=約17万8,800円程度、ユーロ安の影響もあるのですが、運賃も下がって、かなりお得感が増しています。これでANAのヨーロッパ往復Cクラスに乗れるのは嬉しいですね。

2012年4月23日月曜日

ヨーロッパ旅行で便利なデータSIM~Vodafone UK


  ヨーロッパへ観光、仕事などで出かけ、スマートホン・携帯電話を利用して、気軽にデータ通信をしたい方の多いかと思います。
グローバルデータなどの会社が、海外用モバイルデータ通信レンタルサービスをしており、これを利用する方法もありますが、ハードに使うのでなければ、コストがかさみます。まあ、出張などで行かれる場合、経費で落とせますから、悪くないとは思います・・・

 今回紹介するのは、下記のイギリスの携帯電話会社「Vodafone UK」のデータ通信に対応したプリペイドSIMカードです。まさに、ヨーロッパ漫遊の方向きのプリペイドSIMカードです。

http://www.vodafone.co.uk/personal/price-plans/pay-as-you-go/data-traveller/index.htm

 私は、この「Vodafone UK」のプリペイドSIMカード、スマートホンに挿して、昨年2回ほどヨーロッパ各地で、データ通信を行っています。フランス、スペイン、オーストリア、チェコ、ドイツなどでデータ通信を利用していますが、ほぼ快適に使えました!!スマートホンの表示は、どの国も、3GかHでしたので、3Gに対応したデータサービスになっていると思います。

 この「Vodafone UK」のSIMカードは、正確にいうとデータ通信専用ではなく、音声通信にも使えますが、他の音声メインのSIMより割高です。
 音声通話は、イギリス→日本へ、固定電話なら1分/0.05£、携帯電話なら1分/0.25£なので、それほど高いわけではありません。ただし、ローミングの場合、結構高いので、イギリス以外から、音声通話した場合、ドンドン残高がなくなります。

◎ 「Vodafone UK」の Europeローミングデータ定額とは

 Vodafone UKのデータローミングですが、どうも変更の動きがあるようです。詳細は、下記を参照して下さい。ヨーロッパゾーンは、100MB/8ポンド、その他の海外は100MB/25ポンドに、容量、価格とも引き上げられているようです。仮に、これが本当なら、ヘビーユーザーは別にして、事実上の値上げになります。(2013年10月)
http://www.vodafone.co.uk/shop/pay-as-you-go/travelling-abroad/internet-abroad/index.htm

 「Vodafone UK」のSIMカードの目玉は、イギリス及びヨーロッパ各国のデータ通信が、1日定額1£もしくは2£と安く使えることです。初期の残高は、10£です。現在、1£=130円程度ですから、下記の通り、イギリスなら130円、ヨーロッパ各国なら260円で定額データ通信を使えることになります。業務用ではなく、スマートホンによるWEB検索、データ通信なら、通常、25MBあれば十分かと思います。
 また、ヨーロッパの場合、1日内に何回か、国境を越えて移動することがあります。例えば、オーストリア→ドイツ→フランスと1日で移動した場合も、合計で25MBを超えない限り、2£でOKになっています。下記、Vodafone UKのWEBサイトも参考にしてください。

① イギリス      1日 25MBまで 1£

② ヨーロッパ各国   1日 25MBまで 2£ ※オーバーした場合は 69p /1 MB
(付加価値税が不要な一部の国・地域は1日25MB/1.69£) 2013年6月19日追加

③ 上記以外の国    1日 25MBまで 5£ ※ オーバーした場合は  3£/1 MB
(対象となる国は、下記WEBの「Rest of World Zone」に記載してあります)2013年6月19日追加

http://www.vodafone.co.uk/shop/pay-as-you-go/travelling-abroad/vodafone-data-traveller/index.htm

 このSIMカード、上記を見て分かるように、イギリス及びヨーロッパ以外でも、データ通信が可能です。ということで、割高ですが、日本でもデータ通信SIMとして使えます。ただ、1日5£=650円かかります・・・。
 スマートホンで、データ通信(WEB検索、メール送受信、SNSの書き込み)を行う場合、「設定」が必要です。アンドロイドOSの場合、「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN」と画面を開き、「新規APN」の画面を開き、下記項目の設定をすればOKです。その他の項目は、初期設定のまま、いじる必要はありません。データ通信用のAPNは、pp.vodafone.co.uk、ユーザー名・パスワードは、webです。最後に、「モバイルネットワーク」に戻り、「データ通信」が有効になっていれば、しばらくしたらデータ通信が可能になります。残高確認は、Vodafone UKのWEBサイトから可能です。また、残高確認は、携帯・スマートホンからも可能で、*#1345#に発信すれば、残高が表示されます。日本でも残高確認は可能です。

 「Vodafone UK」のSIMカードの使い方です。イギリスなら、Vodafone UKのお店に行き、簡単に手に入ります。開通方法は、SIMカードをスマートホンなどに差し込み、音声もしくはデータ通信を開始すればOKなようです。(私は開通したものを手に入れていますので)
 このプリペイドSIMカードの有効期限は、開通してから90日。そして、最後の音声通話もしくはデータ通信をしてから、いわゆる最後の課金から90日となります。SIMカードを維持していくためには、90日毎に、最小限の課金作業を続けていく必要があります。

 「Vodafone UK」のSIMカードは便利ですが、ヨーロッパの他国では手に入らないようです。イギリスへ行けば手に入りますが、Vodafone UKのSIMカードを日本に居て手に入れる方法があります。下記のebayやbrightretailなど、WEB通販のクレジットカード利用で購入する方法です。ebayの場合、13€(ただしチャージはゼロ)、brightretailの場合、30£(チャージも30£)で購入可能です。私へ問い合わせをしてきた方も、このサイトで購入してトラブルはなかったようです。(ただし、海外通販ですので、トラブル等は自己責任でお願いします) 2013年1月16日補正

http://www.ebay.co.uk/itm/Vodafone-UK-SIM-CARD-Europe-3G-Data-NEW-Activated-Great-rates-roaming-/281040500236?pt=UK_Mobile_Home_Phones_Sim_Cards_CV&hash=item416f51b60c

http://www.brightretail.co.uk/voda-micro30-vodafone-micro-mobile-phone-sim-card-on-pay-as-you-go.html

 日本でも「SIMTEL SHOP」という会社が販売していますが、あまり安くはないですね。初期残高10£のSIMカードが5千円弱します・・・
 困るのは、リチャージです。オンラインリチャージは可能なんですが、ヨーロッパの場合、他国発行のクレジットカードの使用に規制をかけていて、現状ではできない・・・。リチャージカードを手に入れて、チャージするしかないんです。

 「Vodafone UK」のSIMカード、とても便利なんですが、実は、同じ、Vodafone でも、IE(アイルランド) のSIMカード、1日のデータ定額、多少高いのですが、50MBまでOKというのがあり、ヘビーユーザーはこちらの方がお得になっています。チャージも、日本のクレジットカードでできます。(2012年12月18日補正)

◎ ヨーロッパ漫遊・データプリペイドSIMカード2.99€/50MB~Vodafone IE(アイルランド)
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/11/simvodafone.html

<補足> 私の場合、年に2回、ヨーロッパへ行っていますので、このプリペイドSIMカードを維持するので、苦労しています。有効期間が「最後の課金から90日」なので、85日目あたりになったら、スマートホンにSIMカードを挿して、自分の携帯電話番号へ電話して、1分以内の通話をしています。日本からローミングで発信したら、1£以上かかりますが、このカード維持するために仕方ないかなと思ってやっています。


 補足の追加です。上記の写真、オーストリアへ入った時に、送られてきたSMSです。データローミングは、特別な手続きは不要です。自動的に、ローミングの案内が飛んできます。

◎  Vodafone UKの「ヨーロッパゾーン」対象国・地域

 ヨーロッパデータローミングの対象となる国は下記の通りです。これらの国・地域で、データローミングを行う場合、25MB/2£/1日定額の対象となります。(2013年6月19日追加)

Countries in Vodafone's Europe Zone

  • Albania
  • Andorra
  • Austria
  • Belgium
  • Bosnia and Herzegovina
  • Bulgaria
  • Channel Islands (Jersey, Guernsey)
  • Croatia
  • Cyprus (exc. Northern Cyprus)
  • Czech Republic
  • Denmark (inc. Faroe Islands)
  • Estonia
  • Finland
  • France
  • Germany
  • Greece
  • Hungary
  • Ireland
  • Isle of Man
  • Italy
    (inc. San Marino and Vatican City)
  • Latvia
  • Lithuania
  • Luxembourg
  • Malta
  • Monaco
  • Netherlands
  • Poland
  • Portugal (inc. Madeira)
  • Romania
  • Slovakia
  • Slovenia
  • Spain (inc. Balearic Islands)
  • Sweden
  • Switzerland

Countries where you won't pay VAT

なお、下記の国・地域は、付加価値税が免除されますので、1日25MB/1.69£になります。
  • Canary Islands
  • French Territories
  • Gibraltar
  • Iceland
  • Liechtenstein
  • Norway


タイで便利な使い捨てデータSIM~i-KooL/3G

i-KooLのプリペイドSIM/99Bの格安
先日のバンコク行で、バンコクの携帯電話のメッカの1つ、MBKへ行きました。場所は、BTSのナショナル・スタジアム駅下車、東急も入っている建物です。MBKは、便利な場所にあるせいか、バンコクへ行くたびに、顔をだしています・・・

 今回も、バンコクで利用しているDTAC/プリペイドSIMカードをトップアップするために寄りました。MBKの中には、タイの主な携帯電話会社の営業所があり、今回は、DTAC営業所で、プリペイドSlMをトップアップしました。係員に、トップアップしたいと英語でお願いしたら、奥のカウンターへ行くよう言われ、500バーツの現金を出してチャージし、残高は713.20B、2013/04/20まで有効期間に
なりました。

 DTAC/プリペイドSIMカードなんですが、W-CDMA(3Gなど)など高速通信で使う場合、850MHz対応の携帯・スマートホンの機種でないと駄目なんです。未対応の場合、2GのGSM通信となり、E表示の128Kbpsの接続になってしまいます。前回、バンコクに来たときは、ソニエリのスマートホンを使いましたが、850MHz未対応で、E表示の接続となっていました。
 今回は、マルチ周波数対応「GALAXY nexus」を購入していましたので、それにDTAC/プリペイドSIMカードを挿して使い、W-CDMA/HSDPAの高速通信が可能でした。
 タイの場合、W-CDMA(3Gなど)など高速通信は、AISが900MHz、DTACが850MHzと、日本や欧米の周波数とは異なり、マルチ対応の機種でないと使えません。その場合は、GSM方式のGPRS128Kbps程度のデータ通信しかできません。
 唯一、互換性のある周波数を使っているのがTOTで2,100MHz。このTOTの場合、MVNO(電波を借りて安い通信サービスを提供)のプリペイドSIMが沢山売られています。i-mobileとか、i-KooLの3Gサービスで、旅行者には便利です。

 今回、MBKへ行って、あちこち覗いてみて、i-mobileやi-KooLのMVNOを発見。どちらもTOTの回線を使っているようです。
 i-mobileがお薦めと聞いていたのですが、60日有効と有効期間は長いのですが、500MB/199バーツと割高。i-KooL/3GのプリペイドSlMカードの方は、同じデータ定額SlMで、500MB/30日有効/99バーツと格安でした。前回もi-KooL/3Gを購入しましたが、マイクロSlM、今回は普通サイズSIMで加工も不要です。何せ、270円位なので、使い捨て用には十分ということで、今年の11月に来るときのために買ってしまいました!

 i-KooL/3GのプリペイドSlMカードは、前回、バンコクで使って、問題無く、スマートホンで高速通信やデザリングもできましたから、バンコク中心の旅行で、使い捨てなら十分かと思います。APNの設定ですが、APNはinternet、ユーザー名・パスワードは無しです。 i-KooL/3GのプリペイドSlMカードについては、下記ブログも参照して下さい。

http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/02/3gsimi-kool.html


バンコク/エアポート・リンク「パヤタイ・エキスプレス」~便利!

エアポート・レール・リンク/急行電車車両
 タイ・バンコク、スワンナプーム国際空港は、東南アジアのハブ空港の1つですが、空港から市内へのアクセスがイマイチでした。夜遅く到着した場合など、タクシーしか足がないという感じ・・・
 先日、バンコクへ行きましたので、お昼に、「エアポート・レール・リンク」という空港~市内を結ぶ鉄道に乗って、使い勝手を調べてきました。

パヤタイ駅~スワンナプーム国際空港駅往復切符/150B
 この「エアポート・レール・リンク」は、当初、空港の開業に合わせ、開通予定だったようですが、延びに延びて、2010年8月23日に正式開業されています。
 「エアポート・レール・リンク」は、現在、スワンナプーム国際空港駅〜BTSパヤタイ駅間で、3種類の列車が運行されています。

 まず、各駅停車の「City Line 」は、途中の8駅すべてに止まり、所要時間は約30分、朝6時~深夜24時まで、15分~20分間隔で運行され、事実上、通勤列車になっています。運賃は、スワンナプーム国際空港駅〜BTSパヤタイ駅で、45B(最低15B~最高45B)。

 残る2つが、「Express」となり、旅行客用の急行電車、「マッカサン・エキスプレス」と「パヤタイ・エキスプレス」です。当初、「Express」は、スワンナプーム国際空港駅~マッカサン駅の間で運行されていましたが、マッカサン駅は、市内交通機関との乗り継ぎが不便なため、パヤタイ駅のBTSとの連絡通路完成もあり、パヤタイ駅との間にも「Express」を運行することになったようです。
 ということで、バンコクへ訪れる旅行客・ビジネス客に、現在便利なのは、「パヤタイ・エキスプレス」です。パヤタイ駅で、BTSに簡単に乗り換えることができ、シーロム、スクンビットなどのホテルに行く場合、結構便利です。

エアポート・レール・リンク/パヤタイ駅

エアポート・レール・リンク/スワンナプーム国際空港駅
  「パヤタイ・エキスプレス」は、朝6時~深夜24時まで、30分間隔、スワンナプーム国際空港駅とBTSパヤタイ駅を00分、30分発で運行されています。片道90B、往復150Bで、往復の場合、2週間有効です。所要時間は、たった18分です。実際乗ってみましたが、タイにしては珍しく時間通りに走っていました。

パヤタイ・エキスプレス/車内路線図・黄色のテープが貼られている

パヤタイ・エキスプレス/車内の座席

パヤタイ・エキスプレス/トイレも設置されている
 この「パヤタイ・エキスプレス」が実際使えるかどうかの話です。私は往復切符150Bを買って乗りました。ガラガラですが、定刻に運行され、乗っているのは、旅行客、航空会社のCAさんなど地元の人はほとんど乗っていないようです。併行して走っている「City Line 」が30分かかりますが、45Bと半分の値段ですから・・・

 そこで、夜遅く、バンコクへ到着した場合、実際使えるかどうかです。私は、今回、NH915便、BKK22:30着というフライトを利用しました、BKKへの到着時間、22:20分。イミグレを通過して、到着ロビーへ出たのは、22:50頃でした。(今回はタクシー利用です)
 「パヤタイ・エキスプレス」に乗る場合、ターミナル地下の乗り場へ移動しなければなりませんので、23:00発はかなりきついと思いますが、30分後発の23:30発は余裕で間に合うはずです。ANA便の場合、大幅遅延がなければ、NH915便でも、パヤタイ・エキスプレス+BTSで市内へ移動可能ということになります。
 スワンナプーム国際空港駅11:30発の「パヤタイ・エキスプレス」は、パヤタイ駅着23:48です。BTSへの乗り継ぎ時間は5分ていどあれば大丈夫です。
 BTSのスクンビット方面の最終列車は00:21で、最終列車より、2~3列車早いBTSで中心部へ移動可能です。(各駅の最終列車時刻は下記PDFを参照) BTSパヤタイ駅を最終列車に乗っても、ナナ00:32、アソーク00:34、プロムポーン00:36など公共交通機関で移動可能です。ただし、BTSの窓口は、最終列車を待たずに、午後11時45分頃に閉まるようです。ですから、上記の場合、自動券売機を使うか、スカイパスなどICカードが必要となります。コインもスカイパスも無い場合、BTSに乗れない可能性があります。

 http://www.bts.co.th/customer/en/pdf/ServiceTimetable.pdf

シティライン/料金

シティライン自動券売機/スワンナプーム国際空港駅
  下段の写真、各駅停車の「City Line 」の自動券売機です。「Express」にも、自動券売機は別に設置されていますが、使われていないようです。現状(2012年4月)では、スワンナプーム国際空港駅もパヤタイ駅も、、窓口で係員にお金を直接支払い、紙の切符を受け取ることになります。紙の切符は、上記写真のようにペラペラのものですが、往復の場合、黄土色、片道の場合、ブルーの色となっています。
 恐らく、現在、当初、設定した運賃ではなく、キャンペーン運賃を適用し、それを延長していますから、使われていないかもしれません。

2012年4月17日火曜日

ANA/鹿児島空港ラウンジ~ピカピカで綺麗です


 先日、ANA便を使った旅行で、羽田/鹿児島を往復しました。復路、オープン間もない、鹿児島空港のANAラウンジを利用しました。鹿児島空港のANAラウンジは、3月にオープンしたばかり、ピカピカのラウンジでした。
 羽田便、出発の1時間30分前に、ラウンジへ行きましたが、他にお客もおらず、貸し切り状態です。沖縄のANAラウンジ、改装されたばかりですが、比較したら、鹿児島の方が広く、使いやすい感じです。


 飲み物のコーナーもこじんまりまとまっています。生ビールのサーバーも2台。焼酎は、軸屋のカメ入りのものが置かれていました。


 ビジネスコーナーには、携帯電話の充電器が設置され、DoCoMoの無接続充電器もあり、設備は充実しています。


2012年4月10日火曜日

TK(トルコ航空)~コンフォートクラスの座席指定

コンフォートクラスの座席ピッチ・幅
 7月のヨーロッパ行き、往路、フランスのパリまで、TK(トルコ航空)を使うことにしました。当初は、JALの有償航空券か、特典航空券を使うことを考えましたが、1度、COMFORTクラスに乗って見たいこともあり、TK(トルコ航空)にしました。
 TK(トルコ航空)は、中国北京発、イスタンブール経由、パリ/シャルルドゴール空港往復、6ヵ月有効で、復路は12月に使います。税金・サーチャージを入れて、総額107,730円(7,796元=971ユーロ)、6ヵ月有効、いわゆるPY席利用で、北京発とはいえ、激安です。北京~イスタンブール間は、COMFORTクラスになります。ヨーロッパ内は、エコノミーとなります。

コンフォートクラスの座席表
 予約・発券は、TK(トルコ航空)の東京営業所です。海外発ですが、簡単に予約・発券してくれ、座席指定などのサポートもしてくれます。
 その座席指定なんですが、予約・決済とは同時にできないのです。大陸横断の区間は、出発の100日前からとのことです。搭乗まで、100日を切った、4月初めに、TKの東京営業所へ電話して、座席指定をお願いしました。「お薦めの席ありますか?」と聞いて見ましたら、「前方から埋まっていくようです」とのこと。「後方通路側でお願いします」とリクエストしたら、「二人席、三人席のどちらになさいますか?」と聞かれ、「二人席でお願いします」で座席指定完了。満席になることはあまりないようですが、隣が空いていたら、なおGOODですが・・・

 東京営業所の担当者は親切です。こちらから聞かないのに、ヨーロッパ内の座席指定は、1週間前からなので、「7月○○日にもう一度お電話下さい」。そして、12月の復路についても、それぞれ座席指定可能日をそれぞれ教えてくれました。

 北京では、当日、成田からのNH955便で、北京に到着後、乗り継ぐので、乗り継ぎ情報の登録もお願いしました。荷物は、成田→北京→イスタンブール→パリをスルーして貰う予定です。

2012年4月7日土曜日

ANA~沖縄経由の修行運賃、Web予約規制で様変わりするのか?

 4月になり、ANA修行される方に、大きな影響が出ています。

 ANAで、上級会員を目指して、修行する場合、50,000PPをゲットする必要があります。JALとは違い回数制は無いので、「いかに効率よく」PPを稼ぐかがポイントになります。

 3月末までは、縄新タッチ、東京発なら、東京~沖縄~東京~シンガポール~東京~沖縄~東京というルートが、1回で、12,508PP稼げ、土・日で修行ができる効率の良い選択でした。(国内線区間、当日、プレミアムクラスへ1区間6,667円でアップすれば、+984PP増えます・・・)
 この縄新タッチは、「スーパーエコ割」+「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせたもので、第一区間と第六区間の国内線が、「海外乗継割引スペシャル」となり、「スーパーエコ割」の運賃に、1区間5千円、往復で1万円を加算したものが総費用となります。諸税込みで、約8万円前後でした・・・

 この縄新タッチは、国内線区間が全部で4区間有り、第一区間と第六区間が「海外乗継割引スペシャル」ですが、第二区間と第五区間は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃になっています。   
 「海外乗継割引スペシャル」の場合、同一空港往復(NRTとHNDは同一空港扱い)は禁止されていますが、東京~沖縄~東京往復は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃と「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせることで、このルールからすり抜け、OKとなっていました。

 ANAは、4月からルール改正し、①東南アジア線の場合、「スーパーエコ割」が「エコ割5」に変更され、最低滞在日数が導入、②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。

 ①「エコ割5」に、最低滞在日数2日以上が導入された結果、今までのように土・日のみで修行することが不可能になり、夜行も含め、現地滞在が2晩必要となりました。その結果、最低でも、3日は必要となっています。シンガポールの場合、ホテル代が高いので、PP単価は落ちますが、ホテル代が安く、観光も充実しているバンコクやホーチミン修行も増えそうです。
 この最低滞在日数2日以上の導入に伴い、どうしても土・日で修行したい人には、BtoBを利用する方法があります。BtoBを分かりやすくいうと、ANAの日本発の航空券とANAのシンガポール発の航空券を組み合わせて、この最低滞在日数の規制をクリアする方法です。ANAのシンガポール発の航空券は、日本発と同様に、ANAシンガポールのWebサイトから購入可能です。欧米やアジアの航空会社では、禁止している場合が多いのですが、ANAは今の処、禁止していませんから、ルールに違反してはいません・・・
 BtoBを使えば、シンガポール到着後、直ちに折り返す、シンガポールタッチが可能です。「エコ割5」の有効期間は、2ヵ月あり、シンガポール発の航空券、エコノミーの場合、1ヵ月/3ヵ月の有効期限のものがありますので、この2つを組合せれば、BtoBが2回可能です。
 3ヵ月有効のHクラス(東京経由沖縄行き)は、諸税込みで約10万円前後ですが、マイルやアップグレードポイントで、Cクラスへアップ可能です。東京行きなら、1万円近く安くなり、私も、以前から、このHクラス何回か利用していました。
 ただ、シンガポール発券の航空券との組合せ、縄新タッチを2回やるより、割高で、沖縄行きなら、これに東京~沖縄往復の運賃が必要になります。それならCAのCクラスのSINタッチ、約13万円の方がお得かもしれません・・・

 ②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。この件については、3月30日に、ANA/DIAデスクへ電話して確認。今回の変更内容について問い合わせ、内容は『「海外乗継割引スペシャル」が4区間→2区間に変更のみで、「エコ割5」の国内線接続運賃との併用は引き続きOKかとうか』でした。
 例として、来年1月の東京/沖縄往復を付けたバンコク行でしたが、「確認します」としばらく待たされ、結果「OK」とのことでした。4月からサーチャージが引き下がるので、「4月以降発券した方がお得ですよね」と聞いたら、「そうなります」との返事でした。しかし、実際は、下記のようになってしまいました。

 今何が起きているかですが、東京ー沖縄ー東京ーSINやBKKなどー東京ー沖縄ー東京のルート、3月末までは、Web上で予約出来たのに、4月からは出来なくなっていることです。
 システム上のハグなどではなく、「特別なケース」というか、例外扱いで、システム上不可になっているようです。要は、こんなルートは、修行以外はあり得ませんので。修行僧のやりたい放題に、ANAもチェックを入れ始めたのかもしれません・・・

 では、予約できないのかと言ったら、ANAのデスクへ電話して、海外乗継割引スペシャルの適用をお願いすれば可能です。ただ「修行運賃でお願いします」と言って予約した方もあるようですが、ちょっと辛いかもしれませんが、修行であることを自己申告することになります。デスクへ電話で予約を入れて、その後、Webで、クレジットカードやeクーポンで決済できます。
 また、このお願いをした場合、ANAからリマーク扱いされることが想定され、キャンペーンの対象外など不利益は、それなりに覚悟が入りそうです。

 実は、Web上での予約は、仙台~沖縄~東京~SINとかBKK~東京~沖縄~東京なら、現在でも可能で、BKK行きなら、諸税込みで83,840円程度です。海外乗継割引スペシャル+「エコ割5」の国内線接続運賃との併用はシステム上認めています。この場合、出発都市と到着都市の入れ替え、仙台の代わり、大阪、福岡などもOKです。
 何が駄目かというと、出発地と到着地、同一空港の組合せなんです。3月まで、海外乗継割引スペシャルが片道2区間認められていましたが、同一空港の往復は目的外使用ということで、禁止されていましたが、今回、海外乗継割引スペシャル片道1区間に削減された影響なのでしょうが、併用の場合でも、駄目という流れになってきています。
 とにかく、東京発/東京着など同一空港発着の沖縄経由、今は、「恥を偲んで」修行申告をすれば、OKになっていますが、そのうち駄目になる可能性は高いかもしれません。
 駄目になれば、海外乗継割引スペシャル区間、「旅割55」や株優に振り替えて利用するとか、出発地あるいは到着地のどちらかを東京以外の、仙台とか、大阪に変えて、そこまで別切りや陸路で行く方法もあります。ただ、どちらにしてもコストがかかり、ご予算に余裕がなければできなくなります・・・

< 補足 2012/04/10 >

 SIN行、BKK行など東南アジア線、沖縄経由にして、「海外乗継割引スペシャル」と「エコ割5」の国内線接続運賃の併用は、当面認めるようです。ANAのDIAデスクに聞いた話では、システムを修正することで対応するようです。
 私の場合、年内旅程で、予約・発券の必要がありません。来年1月以降の予約ですが、早く修正して欲しいです。サーチャージは、5月まで下がっていますから、それまでに。ご紹介ネットからの予約も一緒に修正して欲しい・・・

< 補足その2 2012/04/11  >

 BtoBですが、「同一航空会社を利用」して、最低滞在日数の網をくぐり抜けるなどで、他社便を組み合わせた場合は、BtoBとは別の話になります。ANA便で、SIN行き、BKK行きの航空券を発券し、JAL便で、SIN発やBKK発の航空券を発券し、組み合わせて使う場合は、BtoBになりません。航空会社毎に、運賃ルールが異なるからです。
 他社便を組み合わせて、一旦戻って来るやり方は、BtoBを禁止している欧米の航空会社も認めていて、問題無く使えます。例えば、UAやDL便の往復チケットを購入し、ANAのSIN発券の航空券で組み合わせて使う方法です。UAもDLも他社便を使うことを禁止していません。