2013年5月28日火曜日

SIMフリー「Galaxy Note II」香港版 のSIMスロット破損~香港に修理依頼/無事完了!

修理が完了して香港から送付されてきた「Galaxy Note II」(N7100)香港版」
 昨年(2012年)、10月の連休、香港国際空港の免税SHOPで、Samsung (サムスン)のAndroid端末、「Galaxy Note II」(N7100)香港版」 を購入しました。詳細は下記ブログを参考にして下さい。

◎香港SIMフリー正規版「Galaxy Note II」(N7100)を購入~バッテリー持ちは?
 http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/10/simgalaxy-note-iin7100.html

 この「Galaxy Note II」(N7100)香港版」は、SIMフリーですので、バンコク、ホーチミン、パリ、プラハなど海外で、現地プリペイドSIMカード を購入し、これに挿して使ってきました。
 「Galaxy Note II」ですが、私が、日本で契約しているスマートホンも、docomoですが、同じ「Galaxy Note II」です。ということで同じ機種2台持ちで、こちらもdocomoに手数料を払って、SIMロック解除してあります。

 ところが、最近、この香港版の方は、SIMカードを挿しても、「SIMカードが挿入されていません」と認識しなくなりました。恐らく、SIMスロットは、差し替えの頻度が高かったのに加え、nanoSIMカードにアダプターを付けて差し込み、nanoSIMの設定などにも使っていたため、SIMスロットを傷つけてしまったようです。

 「Galaxy Note II」(N7100)香港版」、WiFi接続で使用可能ですが、プリペイドSIMカードでデータ通信が不可になってしまいました。プリペイドSIMカードを使うためには、SIMスロットの修理が必要となってしまいました。iPhoneの場合、日本でも修理してくれる業者がありそうですが、SIMフリーのスマートホンの場合、機種により、SIMスロットの違いが有り、部品の確保も有るのだと思いますが、日本では難しい感じです。ということで、SIMフリーの香港版でもあり、修理は現地に頼むのがベターのようで・・・。

 香港には、SIMフリーのスマートホンやiPhoneなどの「SIMスロットの修理」をやってくれる業者があります。下記のWEBの「電脳中心買物隊」は、日系の会社で、 SIMスロットの修理、香港到着後、1~2日で修理可能とのことでした。下記のWEBから、修理を申し込み、日本の口座に費用を払い込んで、修理する端末を香港に郵送する手順になります。

 http://shop.isl.hk/products/detail.php?product_id=1681

 修理の費用は、6,300円+送り返しの送料500円で、6,800円で、結構かかります。これ以外に、日本から香港までの国際郵便の送料がかかります。今回は、トータル6,800円+EMS送料900円=7,700円かかりました。スマートホンも、1万円程度の安い端末なら、修理するより買い直した方が良いかもしれません。
 ただ、「Galaxy Note II」(N7100)香港版」は、CPUもクワッドコア、大容量バッテリー搭載、マルチバンド対応の高機能スマートホンで、約6万円程度する端末ですから、修理して引き続き使用する方がお得かなと判断したところです・・・。

 今回、 「Galaxy Note II」(N7100)香港版」は、単純に、SIMスロットの修理・交換だけをお願いしましたが、修理に合わせて、マイクロSIMスロットを例えばnanoSIMタイプのスロットに変更して貰うことも可能なようです。

 修理の依頼ですが、日本から香港に、国際郵便のEMSで、「Galaxy Note II」(N7100)香港版」を送付しました。クッション付きの無料の封筒が郵便局に用意して有りますので、小さな箱に、クッションでくるんだスマートホンを入れて、ダブルクッションで送付しました。香港までのEMSの送料、500gまで、900円です。EMSについては、下記も参照して下さい。

 http://www.post.japanpost.jp/int/ems/service/package.html

 また、スマートホンには、Lithium電池が使われていますので、EMSの場合、これを外さないと引き受けて貰えません。ということで、今回は、Lithium電池、マイクロSDカードを外し、本体のみを送付し、EMSの但し書きに、「Without  Lithium  Battery」と記入しました。郵便局でも、係員に、送付する現物を見せ、Lithium電池が入ってないことを確認して貰い、封筒を閉じて送付しました。

 5月20日(月)に、横浜の地元郵便局に行き、「Galaxy Note II」(N7100)香港版」を専用封筒に入れ、EMS(送料900円)で香港に発送しました。香港の業者の所には、22日(水)に到着。翌23日(木)に、1日で修理が完了し、香港の業者は、23日の夕刻、香港の郵便局に持ち込み、国際書留郵便で日本に発送手続きをしてくれました。
 国際書留郵便は、下記写真のように、送付状況を確認でき、日本に26日(日)夕刻に到着しました。そして、通関後、28日(火)に、地元郵便局から、自宅に、修理済みの「Galaxy Note II」(N7100)香港版」が配達され、約8日間で、手元に戻りました。香港への送付は、EMSでしたので、早かったのですが、送り返しは、通常の国際書留郵便なので、到着まで5日ほどかかっています・・・


 「Galaxy Note II」(N7100)香港版」の修理結果ですが、SIMスロットが交換され、見た目もほぼ元通りのままに修理がされています。MVNOの楽天ブローバンドのSIMカードを挿し、3Gデータ通信をテストしてみましたが、今度は、下記のスクリーンショットのように、SIMカードを認識するようになりました。WiFiも勿論使えますが、SIMカードを使ったdocomoの3Gデータ通信も問題なくできるようになっていました。


 この「電脳中心買物隊」で、現在、SIMスロットの修理可能なものは、下記のメーカー・機種というのがWEBに掲載されています。SIMフリーのスマートホンやiPhoneは、SIMカードの抜き差しを頻繁にやるので、破損したり、認識しなくなるトラブルが結構おきますから、この手のサービスは必要ですね。勿論、丁寧に抜き差しやるのも必要ですが・・・。

◎ Sony - ほぼ全般 (Xperia AX / V 以外)
◎ Samsung端末 - 全般
◎ SonyEricsson端末 - 全般
◎ Apple端末 - 全般
◎ LG - 全般
◎ BlackBerry - 全般
 

2013年5月25日土曜日

フランス・Orange「Mobicarte」のデータ定額プラン~「Option InternetMAX (月・週)」廃止・改悪?2013年5月


Mobicarteのオンラインでログインした画面
 フランスへ行かれる方で、SIMフリーのスマートホンやiPhoneを持参し、OrangeのプリペイドSIMカード「Mobicarte」を現地購入される方も多いようです。この際、皆さんがよく設定される「Mobicarte」のデータ定額オプション「Option InternetMAX (月・週)」ですが、無くなったという情報が飛び込んでいます?

 例えば、下記は、ebayで売られている「French SIM Card Mobicarte Orange ACTIVE France + 500MB INTERNET + 5€」の説明ですが、2013年4月4日以降、データ定額プラン設定の見直しがおこなわれている旨の記載があります。

Please note if you have used a Mobicarte SIM before : the unlimited monthly "Option Internet Max" is no longer available.
As of 4th April 2013 all the internet bundles and recharges have changed, and are limited

 「Mobicarte」の使い方や、「Option InternetMAX (月・週)」などデータ定額、メール定額の設定について、WEBを検索してみたら、参考になる色んな方の書き込みが多数あります。
 しかし、この内、データ定額プランのオプションについては、プランの変更というか、オプションの廃止→専用のチャージシステムへの移行など新たな動きが出ているようで、この情報が使えなくなる可能性が出てきています・・・。
 上記写真は、「Mobicarte」、オンラインでログインした画面で、この画面は残高・有効期限などがチェックできる「mon suivi conso」ですが、左側の一つ上にあるタブをクリックしたら、データ定額などのオプション設定ができる「mes options & mes bons plans」が開きます。

 2013年5月、フランス・パリへ行った際、フランス・OrangeのプリペイドSIMカード「Mobicarte」を購入しました。主な購入目的は、スマートホンによるデータ通信に使うためですが、下記にその詳細は記載してあります・・・。

◎フランス/Orange「Mobicarte」の新データ定額~500MB/14日/10ユーロ便利です!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/05/orangemobicarte500mb1410.html

 フランス・OrangeのプリペイドSIMカード「Mobicarte」を使って、データ通信をする場合、データ定額のオプションに加入するのが普通です。オプションに加入しなくても、データ通信使えますが、データ定額を設定していないと残高がすぐ無くなり、使えなくなってしまいます。

 「Mobicarte」の場合、オプションは、データ定額とメール定額に分かれており、メールも使う場合、両方に入らないと残高がドンドン無くなります。データ定額プランですが、これまで、「Option InternetMAX 」というのが有り、1月9ユーロ プラン、1週間7ユーロプランが有り、CAPオーバー(500MB)の速度制限は有るようですが、使い放題となっていました。また、メール定額プランは、「Option InternetMail 」というのが有り、1月6ユーロで使い放題となっていました。

 これらはオプションですので、事前の登録が必要で、#123#のUSSDコードか、今回紹介しているオンラインなどで手続きをします。下記に過去の登録した際の経過が記載してあります。

◎フランスのプリペイドSIMカード~スマートホンのデータ通信
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/07/sim.html

 なお、、#123#のUSSDコードを使えば、残高・有効期限の確認、データ・メール定額の設定、チャージなどができますが、フランス在住者などは別にして、旅行者の場合、日本など海外からこのコマンドを使って、設定などできないようです。
 ただし、未開通の 「Mobicarte」の開通作業は、日本でも可能です。225へ発信すれば、電話番号、有効期限などの情報が送られてきて、開通作業は完了します。開通作業が完了したら、オンライン登録すれば、オプションの登録もできます。

 「Option InternetMAX (月・週)」廃止?ですが、どうもその可能性が強いようです。すでにオプションのオンライン登録から消えています。その根拠なんですが、3つほど・・・。

 なお、「Option InternetMail 」の販売終了=廃止については、下記、OrangeのWEBサイト「アシスタンスガイド」にも掲載されています。(2013年6月追加)
「Le forfait Internet Max n’est plus commercialisé.」
 
① 2013年5月、Orangeショップで、「データ定額を使いたい」とお願いしたところ、オプション設定でなく、「10ユーロ出せばOK」と言われ、「les recharges internet mobile」というデータ専用のチャージクーポンを薦められ、14日間/500MB/10ユーロのデータ定額を設定して貰いました。また、2013年4月4日~6月12日まで、データ定額のチャージクーポンのキャンペーンもやっており、制度変更に伴う、キャンペーンの感じです。
 ということで、1日データ定額を除き、データ定額の設定について、オプション方式から、チャージクーポン方式に変更したようです。

②そして、ある方のブログ、2013年4月20日付けの記載に「InternetMAXがなくなってしまったようです。・・・」というコメントがされていました。4月にフランスで、データ定額プラン、チェックされた結果を受けて、書き込まれたようですから。

③日本に戻ってから、「Mobicarte」をオンラインに登録しました。オンラインの登録は、「Mobicarte」の電話番号、パスワードでできます。パスワードの取得は、電話番号を入れて、クリックしたら、「トラック」「ライオン」「飛行機」など6つの画像が出てきて、それを指定された順番にチョィスさせられ、その後、SMSでパスワードが送信されてきます。
 OrangeのプリペイドSIMカード「Mobicarte」の場合、オンライン登録すれば、データ定額などのオプション設定はオンラインからできるようになります。
 今回(2013年5月23日)、オプションを検索してみたら、選択できるオプションの一覧は下記写真の通りです。「Option InternetMAX」 の設定は無く、1週間・1ヵ月のデータ定額プランが無くなっています。ただし、1日データ定額プランは引き続き設定されています。
 この「Option InternetMAX」ですが、情報を総合したら、2013年4月4日に見直しがされているようですが、今まで使っていた人はどうなるのか?これ以降に開通した「Mobicarte」からは廃止されているようですが、以前の人の扱いは?不明な点は多々ありますが・・・

 以上、3つの点は、ebayのオークション情報とも合致しており、「Option InternetMAX」 は、今年の4月4日以降、廃止・再編されているのではないかと思います。フランス語は得意ではありませんので、フランス語の説明、理解できないところもありますが、多分間違いないと思います。

 ただ、メール定額プランの方は、「Option Mail」で、1月6ユーロ使い放題というのは、従来通りのプラン内容で、下記写真でも、オプション選択可能となっていました。
 
Mobicarteのオンラインで選択できるオプション

 現在、上記の通り、Orangeの「Mobicarte」、オンライン登録のオプションから、1週間/1ヵ月のデータ定額プラン「Option InternetMAX」 が無くなっていますが、「1日データ定額プラン」は2種類のオプションが残っています。下記写真の「Ie bon plan Internet 10Mo 1 jour 」と「Ie bon plan Internet 50Mo 1 jour 」の二つのプランです。
 「Ie bon plan Internet 10Mo 1 jour 」は、1日定額10MBまで、0.9ユーロ(約120円)、「Ie bon plan Internet 50Mo 1 jour 」は、同じく1日定額50MBまで、2ユーロです。
 ヨーロッパデータ周遊可のVodafone IE(アイルランド)SIMカードも持っていますが、フランスも対象で、こちらは1日データ定額50MBまで/2.99ユーロです。フランスでは、SFRにローミングしていますが、それより1ユーロ程度安いですが・・・

 「Option InternetMAX」が無くなったとすれば、1週間、2週間、1月など長期滞在の場合、1日定額を使うとなれば、かなり割高になります。1週間2ユーロプランなら、14ユーロもかかります。

 長期滞在の場合、オプションではなく、別途紹介しているデータ専用のチヤージクーポンを使い、14日間/500MB/10ユーロなどのデータ定額プランを設定しろということなのかもしれません。
 それでも、InternetMAXに比べたら、かなり割高になり、スマートホンやiPhoneなどで、データ通信がメインの利用者は、残念ながら、大幅値上げということになります。

 スマートホンがこれだけ普及してきましたから、InternetMAXの1ヵ月9ユーロ=約千円で、データ通信使い放題というのは、日本を始めデータ通信先進国ではあり得ない「低料金」ですから、制約がかかるのは時代の流れだとは思います・・・。

 データ専用のチヤージクーポンは、チャージすればすぐに使え、オプション設定より便利ですが、データ定額にしか充当できず、音声通話をされる方は不足分別にチャージが必要になりますね・・・
 

1日定額10MB/0.90ユーロ
1日定額50MB/2ユーロ
追記
  OrangeのプリペイドSIMカード「Mobicarte」の有効期間ですが、2013年7月から変更があるようです。SIMカードのそのものの有効期間は、現在6ヵ月ですが、リチャージを定期的に行えば、期限は無くなるようです。また、リチャージに伴う、有効期限も延長されるようで、最大18ヵ月とコールされているようです。詳細がハッキリしましたら、ブログに書き込みたいと思います。

2013年5月24日金曜日

ANA・フランス/パリ→成田NH206便Cクラス~旧機材で残念!/搭乗記

 
 
  5月末、NH206便のCクラスで、パリから成田へ移動しました。当初というか、予約時点では、B777- 300ERの最新機材で、Cクラスも、フルフラットで個室感覚の「BUSINESS STAGGERED」でしたが、 旧機材になってしまいました。残念です。
 
 理由は不明ですが、成田/パリ線、4月から、年内は全て旧機材になるようです。B787のトラブルとは関係ないようです。
 
 今回は、フランス発券のHクラスで、ANAのDIA会員に付与された、アップグレードポイントを利用して、Cクラス搭乗にしました。今回のフライト、Cクラスは2割位しか乗っていませんで、ガラガラという感じでした。STAGGERED機材から、旧機材の旧シートへの変更が影響あるかも・・・。
 旧シートですが、下記のブログに掲載しているシートと同じです。当然、フルフラットにはならず、シートを目一杯倒しても、下部が斜めになり、若千ですが、滑り落ちる感じがします。STAGGEREDのシートに比べたら、だいぶ格差があります・・・
 
◎ANA~国際線Cクラス(B747-400)
 
 往路は、中国東方航空(MU)を利用しましたが、サービスは、まだANAにアドバンテージがあると思いますが、機材というか、シートはフルフラットのMUの方が上でしたし、運賃総額は、MUの方は破格のプライス(諸税・サーチャージ込み、往復でも20万円)ですから、安くて設備の良い機材に乗りたかったらお薦めです・・・・
 
 今回は、ポイントUPなので、パリ、シャルルドゴール空港のANAカウンターで、連帯税の差額を支払いました。40ユーロ(Cクラス)-4ユーロ(Yクラス)=36ユーロで、約5千円近くになり、結構大きな金額になります!パリのANA便利用で、何回かインボラUPして貰っていますが、その場合は、連帯税の差額は免除されます。ANAが負担するのかな?
 
 パリ・シャルルドゴール空港の場合、ラウンジは、スターアライアンスラウンジになります。ただ、星組共用ラウンジなんですが、食べ物も簡単な軽食+という感じですぐなくなっています。飲み物の種類も少ないし、フランスなのに、まともなワインも置いていないので、何時もガッカリという感じです。ANAの成田空港・羽田空港と比べても格差有りすぎます。フランクフルトのLHのセネターラウンジと比べても、ちょっと見劣りしすぎ、共用ラウンジはダメですね・・・
 
 今回、NH206便の搭乗で驚いたのは、DIA会員の最優先搭乗があったことです。ANAの場合、成田空港・羽田空港では、ルール化されていますが、海外、パリ発で有るとは思いもよりませんでした・・・。
 
 さて、NH206便のCクラスの機内食ですが、夕食と朝食(昼食)が2回サービスされます。1回目の夕食ですが、Cクラスの場合、和食、洋食の2種類からのチョイスです。洋食の場合、メインは、魚と肉のチェイスができます。
 
 私は、今回、和食をチョイスしました。和食のメニューは下記の通りで、盛りつけなどは、上記、写真に掲載してあります。パリ搭載だと思いますが、海外発の和食は、見た目や味も含めイマイチですね・・・。和食を食べるなら、日本発ですかね。
 
前 菜
スモークサーモンアスパラ巻き
鱚磯辺揚げ
鶏梅肉焼き
小 鉢
帆立貝旨煮と若筍煮
酢の物
牛肉の冷しゃぶ 胡麻ぽん酢
主 菜
大鮃のおろしぽん酢餡仕立て
御 飯
御飯、味噌汁、香の物
デザート
ピスタチオとチョコレートアイスクリーム ラズベリーソース

 2食目(朝食/昼食)は、セットメニューはパスして、野菜サラダ、スープ、ラーメンなどの単品を頂きました。ANAは、6月1日から、国際線F・Cクラスで「博多一風堂」のラーメン提供を開始するようです。ヨーロッパ線はとんこつ、アメリカ線はしょうゆ味とか7月に、FRA→NRT、ANAのCクラス搭乗予定なので、「博多一風堂」を是非食べて見たいと思います・・・
 

2013年5月20日月曜日

中国東方航空(MU)のCクラス羽田/上海/パリ~最新機材A330-200搭乗記



 今回、パリ行きにあたって、中国東方航空(MU)の片道航空券、羽田/上海・虹橋//上海・浦東/パリのCクラス(サブクラスO)を使いました。予約・発券は、下記の「トルノス(JTB系列)」を使いました。予約した時点では、トルノスの予約サイトは独立していましたが、現在は、JTBのサイトに吸収されています。サーチャージ・諸税込みで、約11万円で、クレジットカードで決済しました。

 トルノスからの予約は、簡単で、予約する便を選択し、必要な情報登録すれば予約が完了します。後刻、メールでeチケットの控えが送られてきますので、当日、それを持って航空会社のカウンターへ行けば搭乗手続きができます。なお、予約の際、座席指定も可能ですが、トルノスの場合、マイレージの登録は出来ませんので、こちらは当日空港で登録することになります。私は、今回、トルノスを使いましたが、「エクスペディア」のサイトでも、同じように予約・発券は可能です。

http://www.jtb.co.jp/kaigai_air/index.html?cid=ADWCremarketing_1&GGKEY=&l_cre_id=23124994764&gclid=CIaG857BpbcCFYdfpQodE2UAUw

 中国東方航空(MU)は、欧米行きの格安ペックス運賃が有り、日本人利用者も多いですね。中国東方航空(MU)の場合、片道でも、往復の半分の運賃で片道利用には使い易い航空会社です。
 

 中国東方航空(MU)ですが、サービス、機内食の評判は、あちこちの書き込みを見てもあまり芳しくありませんね。私は、10年前に、MUの国際線Cクラスに搭乗した経験がありますが、かなり評価が低かった記憶があります。しかも、遅延も多いと言われています。

 しかし、今回、実際使ってみて、幹線のフライトだったせいも有りますが、運航も、どちらのフライトも定刻より少々早く着きました。また、CAの対応も良かったし、ワインもビール冷えたのが有り、十分満足できるものでした。アメニティも、パリ線、Cクラスに、フェラガモ製が搭乗客に配られました。

 機材も、パリ線には、最新のA330-200を投入されており、Cクラスはフルフラットの座席で、JALのCクラスより2ランク上のシートです。ANAの最新STAGGEREDとも同じレベルだと思います。

 価格を考えたら、かなりお薦めです。中国東方航空(MU)は、アライアンスは違いますが、JALの提携航空会社になっており、JMBに、Cクラスなら125%加算されます。ただし、MUのコードシェア便(AFなど)で、他社運航の機材を利用した場合、JAL加算は不可で、運賃設定も違う場合があるようです。

 今回は、5月16日に搭乗、5日後の21日、JALのWEBでチェックしたら、MUのCクラス搭乗として、下記のマイルが加算されていました。(5月21日追記)
 ◎ HND→SHA  1,389マイル ◎ PVG→CDG  7,183マイル 合計8,572マイル 

 中国東方航空(MU)のヨーロッパ行きの運賃ですが、日本各地⇔上海間、MU便の運航があれば、発着地に関係なく、航空運賃は同じです。片道はほぼ半額です。ヨーロッパの目的地は、MUの直行便の飛んでいるパリ、フランクフルト、ロンドン、ローマが対象になります。上海の途中降機も無料で可能なようです。なお、上海で途中降機など、複雑な旅程の場合、旅行代理店を使うのが良さそうです。
 

 ◎  サブクラスOクラスで予約の場合 150,000円(6月発着まで)
 ◎  サブクラスI  クラスで予約の場合 182,000円(7月以降)

  これに、諸税・サーチヤージが+約5万円なので、Oクラスの場合、総額約20万円、Iクラスの場合、総額約23万円になります。この金額で、日本/ヨーロッパ往復、Cクラスでできるのは最高です。

 今回は、格安Cクラス利用し、羽田/上海・虹橋、そして地上移動し、上海/浦東からパリへ向かうルートで、上海の途中降機を利用して、上海の友人達と食事をしてきました。日本の発着地は、MU便が就航していれば問題ありませんので、成田/上海・浦東などのフライトを使えば、浦東空港で乗り継げます。MU→MUの同日乗り継ぎなら、上海で中国へ入国せず、乗り継ぎも可能です。

* 羽田→上海・虹橋


 中国東方航空(MU)、羽田空港のチェックインカウンターは、上記のGカウンター。手続きは、JALのグランドスタッフが対応です。JGCカードを出して、マイルはJALへ加算依頼しました。JALはワンワールド、MUはスカイチームとアライアンスは違いますが、提携関係があり、コードシェアもしており、MU自社運航便なら、マイルもJALに加算できます。
 ただし、今回、羽田/上海・虹橋、上海・浦東/パリというルートでしたので、羽田のカウンターでは、羽田/上海・虹橋区間のみJALへマイル登録OKでしたが、上海・浦東/パリは、「浦東空港のカウンターでお願いします」ということでした。


 ラウンジは、提携関係のあるJALのサクララウンジです。JGC=OWサファイアですが、今回、MUはスカイチームなので使用不可、ただ、MUのCクラス利用ですので、そちらの資格で、サクララウンジへ入りました。久しぶりですが、ガラガラでした・・・。定番のカレーが、何故か無くてちょっとガッカリしました。午前11時からは有ったと思ったのに、午後1時過ぎなのに、残念ながら影も形もありませんでした。羽田空港国際線のサクララウンジの場合、夜しかカレーはないようで、その代わりなのか、赤坂璃宮の点心があります。(追記)


 
 
MU538便羽田/上海虹橋、機材はA321で、シートは中距離線用のイマイチですが、Cクラスの機内食、チョイスができて、今回、下記写真の洋食でしたが、帆立の燻製とサーモンのメイン、ナカナカ美味しかったです。近距離線ですが、デザートもバッチリ。サービスもとてもGOODでした。

 この便ですが、CAさんの対応はとても気分が良く、「これMUだっけ?」という気分になりました。Cクラス担当のCAさん、日本語が上手だけでなく、気配りもバッチリでした。ビールを頼んだら、「冷たいものをお持ちします」、バッチリ冷えた青島ビールが出てきました。食事中、「お飲み物はいかがですか?」と何回も聞いてくれ、まさに日系並のサービスで、気持ち良かったです。



 


* 上海・浦東→パリ

 上海・浦東空港で、浦東→パリのフライトチェックインしました。最初に、一般のチェックインカウンターの入り口へ行って、eチケットの控えを見せたら、「プリオリティチェックインカウンター」へ行くように言われて移動。係員だけ、10人ほどいて、搭乗手続き客ゼロのカウンターへ。

 カウンターのお姉さんに、チケットの控え、パスポート、JGCカードを渡して、搭乗手続きを依頼。そしたら、カウンターの上のディスプレーに、搭乗便の座席が表示され、「予約どおりで宜しいですか?」と聞かれました。ディスプレーに座席指定の状況が表示されていて、今日は、ほぼ満席状態なのが分かりました。日系ではこんなサービスしていませんね・・・。
 また、パリ行きの搭乗券には、JMBの会員番号が表示され、マイレージも登録済みというのが分かるようになっていました。

 MU553便上海・浦東/パリ、機材はA330-200の最新機材、Cクラスのシートは、下記のフルフラットになる優れもので、今回も、ゆったり寝ていけました。疲れが違いますので、安くCクラスを利用したい方にはお薦めです。
 今回のパリ線は、ほぼ満席状態で、欧米人が半数以上、日本人は2人だけでした。3割くらい、中国人でグローバル化、日系に限らず進んでいます。私の隣はドイツ人でしたが・・・。
 欧米人は過剰なサービスを求めない人が多いので、安くて、機材が良ければ、みんなドンドン乗りますね。日系クオリティに拘らなければ、中国の航空会社も悪くないと思います。
 

 
 CAの対応も良かったですね。羽田/虹橋線のような日本人と見間違うようなジャパニーズスピーカーはいませんでしたが、パリまで、日本語のできるCAさんがきめ細かいサービスで対応してくれました。最初のサービス、飲み物のリクエストを聞きにきた時、CAさんに「日本の方ですか?」と聞かれ、「はい」と返事したら、それ以降、パリ到着まで日本語で、何かと気遣いしてくれました。
 
 夕食、ロブスターとワインを頼んで、ワインを飲んでいる最中、爆睡してしまい、結局食べませんでした。上海・虹橋空港から、浦東空港へ移動中、上海在住の友人と宴会して、食べて飲んで出来上がっていたためなんですが・・・。
 
 そんなことも有り、夜中に起きたら、日本語のできるCAさんがめざとく見つけてくれ、「果物はいかがですか?」と下記の夜食とワインを用意してくれました。ワインも美味しいフランス産の冷えたのが有りました。
 
 
 朝食も、「お早うございます。オムレツが宜しいですか?中国のものが宜しいですか?」という感じです。オムレツをチョイス、下記写真の通りで、デザートに果物、写真は有りませんが、アイスクリームもサービスされました。 
 
 
 そして、アメニティに、下記写真のフェラガモ製のものが搭乗客に配られました。最近、日系は、Cクラスの場合、こうしたアメニティは配られませんので嬉しいですね。(Fクラスには有りますが・・・) 
 
 
 中国東方航空(MU) の評判、あまり良くなかったのですが、今回の搭乗で、欧米へ行く格安のCクラスはお薦めだと感じました。コストパフォーマンスかなり高いと思います。しかも、羽田から上海経由して、パリまで、結果として、きめ細かい日本語での対応をして貰え、コストだけでなく評価が高かったです。
 CAさんが良い人ばかりに当たったのかもしれませんが、MUのCクラス搭乗客も、欧米人が多いことを見ても、グローバル対応になってきているのではないかと思います・・・。 

2013年5月19日日曜日

フランス/Orange「Mobicarte」の新データ定額~500MB/14日/10ユーロ便利です!


 Orangeは、フランス最大手の携帯電話会社、シェアは44%程度あり、日本のdocomoと同じ位置に有ります。また、世界でも2番目の規模で、ヨーロッパ各国にも進出しているグローバル企業のようです。Orangeの場合、音声+データ通信対応に対応している「Mobicarte」というプリペイドSIMカードがあります。

 このプリペイドSIMカード「Mobicarte」、音声通話は、国際電話も含めすぐに使えます。勿論、データ通信もすぐ使えますが、オプションのデータ定額を設定していないと残高がすぐ無くなり、使えなくなってしまいます。しかし、データ定額などを使うには、事前の 手続きが必要になります。オプションのデータ定額プランは、Option InternetMAX (1月9ユーロ 、1週間7ユーロの使い放題) 、メール定額は、Option InternetMail (1月6ユーロで使い放題) がそれぞれ有ります。
 ただ、手続きは、USSDコード(#123#)を使ってやることになり、しかも、原則48時間後でないと使えないなど、すぐに使えない難点が有ります。詳細は下記ブログを参照して下さい。

◎フランスのプリペイドSIMカード~スマートホンのデータ通信
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/07/sim.html

 今回、2013年5月、「Mobicarte」も購入しましたが、その際、Orangeショップの係員に、「滞在期間3日で、データ定額を使いたい」と言ったところ、10ユーロ出せば「モバイルチャージがOK」と言われ、なんと内容不明のまま、手続きをして貰いました。フランス語で色々説明されましたが、よく分かりませんので・・・。SIMカードの有効期限は、6ヵ月、再度この期間にフランスへ来た場合、チャージすれば、この下記のプランを使えるようです。

 その後、係員に説明を再確認したり、WEBで確認した結果、従来のデータ定額とは別に、下記の「les recharges internet mobile」というデータ定額専用のチャージシステムが有りました。旅行者には便利になり、選択肢が増えました。 何時から、このシステムが有ったのか・・・


http://boutique.orange.fr/ESHOP_mx_orange/?tp=php&IDCible=1&type=4&code_rubrique=5-623728#

 このOrange「Mobicarte」で使える「les recharges internet mobile」というチャージシステムは、チャージした時点から、すぐに使える魅力があります。Orangeショップでチャージして貰えば、その時点から、データ定額が使えます。

 このデータ定額は、下記の2種類で、Orangeショップやチャージクーポンを売っている店にいけば購入できます。また、従量制のチャージシステムが有りますが、これを使った場合も適用されるようで、キャンペーン期間中は、下記容量に、20ユーロチャージした場合、+150MB、30ユーロの場合、+300MBになるようです。シャルル・ド・ゴール空港のReplayという売店にも、 「Mobicarte」のinternet mobileの宣伝が張ってありましたので、買える可能性があります。

◎ 150MB/ 7日間/ 5ユーロ
◎ 500MB/14日間/10ユーロ

 従来の「Mobicarte」のデータ定額と比べたら、容量制限も有り、事実上の値上げなのかもしれません。今までは、1月9ユーロでオプションのデータ定額が使えていましたが、10ユーロで2週間、容量も500MBですので。その代わり、手続き的には簡単になり、旅行者には便利になっています。
 オプションの従来のデータ定額プランですが、2013年4月4日に、データプランの変更がされて、使い放題だったInternetMAX (1月9ユーロ 、1週間7ユーロの使い放題)プランが廃止されています。同時に、新しいデータ定額チャージinternet mobileが設定され、残っているオプションは、1日データ定額プランだけになっています。(2013年5月25日追加)下記も参照して下さい。

◎フランス・Orange「Mobicarte」のデータ定額プラン~「Option InternetMAX (月・週)」廃止・改悪?2013年5月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/05/orangemobicarteoption-internetmax-20135.html

 今回、私は「Mobicarte」の購入に9.9ユーロ。その初期残高が5ユーロとなっています。この初期残高の有効期限は、開通から31日で、5月17日開通ですので、6月17日まで有効です。そして、下記写真の「les recharges internet mobile」のチャージクーポンは、10ユーロを購入し、その場で、係員にチャージをしてもらいました。14日間、500MBのデータ定額です。今回は、合計19.9ユーロ支払っています。
 #123#で残高確認できますが、データ通信かなり使った後も、5ユーロの当初残高はそのまま変わらず、データ定額が適用されているのが確認できました。(オンラインでもデータ定額の適用は確認できます)

 また、今回、下記写真のチャージクーポンを見たら、このinternet mobileクーポン、2013年4月4日~6月12日までキャンペーンも行われているようです。4月4日からデータ定額の制度が新しくなったためのようですが・・・。従来の従量制のチャージクーポンを使った場合も、特典があるような感じです。今回購入した下記写真のinternet mobileクーポン、チャージ有効期限、2015年4月30日までになっており、しばらく、このシステムは続きそうです。2013年7月に、またパリに寄りますから、確認できると思います。

 今回、係員が、標準とマイクロの2種類のSIMカードをもってきてどちらが必要かを聞かれました。iPhone5用のnanoSIMがあるかどうかは未確認です。マイクロSIMを選択したら、係員は、端末を叩いて、SIMの登録作業を行いました。それが完了したら、スマートホンにマイクロSIMを差し込み、残高確認。そして、データ通信クーポンのチャージをプリントアウトして、プリント記載の14桁の番号を見ながら、#124*14桁の数字#、発信で、10ユーロのチャージを実行してくれ、SMSで確認のメールが到着しました。ここまで係員がやってくれました・・・

 APNは、自動設定されていて、「Orange Internet」が表示されましたが、何故かクリックできないようになっていました。そこで、「新しいAPN」を設定しました。APN:Orange、ユーザー名:Orange、パスワード:無し、ですが、それで、データ通信が可能になりました。(パスワードは設定しませんでしたが、Orangeを入れても大丈夫かもしれません)

 データ通信の速度は、Hと3G表示が切り替わる感じで、平均的に、下りで1Mbps程度、上りもほぼ同じくらいで、スマートホンで使うなら十分な感じでした。ただ、 Orangeは、最大手なのに電波が弱い感じ、パリ市内のデータ通信は、第二位のSFRの方が高速な感じです・・・

 
 ということで、フランスのOrangeのプリペイドSIMカード、「Mobicarte」などを使い、データ定額を行う場合、選択肢が3つあるということになります。
 
1,  従来のデータ定額、メール定額を使う方法
 
→「Mobicarte」を購入し、必要な額をチャージして、#123#のUSSDコードで設定。データ定額オプションとメール1月定額6ユーロ。(2013年4月4日以降 1週間プラン、1ヵ月プランは廃止されたという情報もあります) ただし、適用は、原則、申請から48時間経過後適用ですが、実際はもっと早く、最短2時間後~翌日などの情報があります。
 
2.  「internet mobile」のクーポンを使ってチャージ
 
→これも「Mobicarte」を使いますが、詳細はこのブログに記載してある通りです。
 
3,  「Pass Let`s go」というプリペイドSIMカードを使う方法
 
→こちらは「Pass Let`s go」というデータ通信用のSIMカードを使います。価格8ユーロ、15日間有効、初期残高で100MBのデータ通信が使用可能で、チャージすれば、期間、容量が増やせます。ただし、1と2は、スマートホン、iPhoneで利用可能ですが、こちらは、iPad、タブレット、WiFiルーターが対象です。詳細は下記を参照して下さい。
 
◎フランス・Pass Let`s goプリペイドデータSIMカード~Orange/8ユーロ/データ定額
 
 また、「Mobicarte」の場合、オンラインで、残高、有効期限、加入しているプランなどをチェックできます。下記は、この購入した「Mobicarte」、日本に戻って、オンラインでチェックしたものです。
 初期残高5ユーロ、有効期限2013年6月17日、SIMカードの有効期限2013年12月20日までとなっています。データ定額は、500MB/14日間が設定され、現在の残容量は471.16MBということで、ほとんど使わずじまいに終わっています。なお、SIMカードの有効期限は、チャージ残高の有効期限終了+6ヵ月なんですが、端数が合いませんので、180日計算なのかどうか・・・
 
 なお、Orangeの場合、オンラインで色々手続きや確認ができるみたいですが、まだ研究中です。オンラインを使うには、購入した「Mobicarte」の電話番号とパスワードが必要です。
 パスワードは、 開通した時に、SMSで送られてくるはずですが、事後に、OrangeのWEB上からも取得可能です。
 
 
 パスワード取得には、上記のWEBに、パスワード取得の欄が有りますから、「Mobicarte」の電話番号を入れて、「Mobicarte」をセットしたスマートホンなどにSMSを送信して貰うことになります。6桁のパスワードが送られてきます。日本に戻ってからでも可能で、ローミング先は、docomoに設定する必要があります。
 
 
◎ Mobicarte のその他の料金設定について
 
◎ 国際通話料

・ フランスから日本へ通話  1,55ユーロ /分
・ フランスから日本へSMS送信 0.28 cユーロ/一通

◎フランス現地での通話料

・ 通話料 0.50ユーロ /分
・ SMS 0.12ユーロ/一通

*フランス国内で、通話受信・SMSの受信は無料。(国際電話・SMSを除く)

フランス・Orange「Pass Let`s go」プリペイドnanoSIMカード~iPad mini使用8ユーロ/データ定額


 フランスは、プリペイドデータSIMを活用するには、多少面倒な国でしたが、最大手のOrangeがデータ対応のプリペイドSIMカードを販売し始めて便利になりました。
 今回も、パリ、シャンゼリゼ大通りのOrangeショップで、上記写真の「Pass Let`s go」というプリペイドデータSIM、iPad mini用にnanoSIMカードを購入しました。また、iPad mini用には、下記のSFRのnanoSIMカードも購入し、使っていますので参照してください。

◎フランス・SFR プリペイドデータSIMカード~「iPad mini 」お薦め 3日有効/9.9ユーロ
http://tabitabi2400016.blogspot.fr/2013/05/sfr-simipad-mini-399.html

 Orangeは、フランス最大手の携帯電話会社で、日本のdocomoと同じ位置に有りますが、ヨーロッパ各国にも進出しているグローバル企業のようです。Orangeの場合、音声+データ通信対応に対応している「Mobicarte」というプリペイドSIMカードがあります。「Mobicarte」の場合、音声通話は国際電話も含めすぐに使えますが、データ定額、メール定額には手間のかかるUSSDコードの手続きが必要で、少々面倒です。手続きが完了しないで、データ通信やメールの送受信したら、残高がすぐに無くなってしまいます。詳細は下記ブログを参照して下さい。

 ただ、今回、「Mobicarte」も購入しましたが、その際、滞在3日で、データ定額を使いたいと言ったところ、10ユーロでOKということで、手続きをして貰いました。どうも、2週間/500MB使えるデータ定額チャージプランを設定したようです。これが今後も使えるようであれば、価格的には割高ですが、面倒なデータ定額の手続きをせず、スマートホンで、旅行者が簡単に、データ通信ができるようになります。「Mobicarte」のデータ定額プラン、2013年4月4日から、改訂されたようです・・・。

◎フランス・Orange「Mobicarte」のデータ定額プラン~「Option InternetMAX (月・週)」廃止・改悪?2013年5月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/05/orangemobicarteoption-internetmax-20135.html
◎フランスのプリペイドSIMカード~スマートホンのデータ通信
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/07/sim.html

 Orangeには、これ以外に、上記のデータ通信専用のプリペイドSIMカードを販売しています。それが今回購入した「Pass Let`s go」というプリペイドSIMカードで、価格8ユーロ、15日間有効、初期残高で100MBのデータ通信が使用可能です。
 「Pass Let`s go」は、データ通信専用のプリペイドSIMカードですが、iPad、タブレット、WiFiルーターなどで使えます。当然、デザリングもOKです。こちらも、SFRと同じく、スマートホン、iPhone、などで使うというと売ってくれません・・・。フランスは難しいですね。

  また、データの初期残高は、100MBとなっていますが、それ以上使う場合は、リチャージすれば、容量、日数などのプラスが可能です。このプリペイドデータSIM、一度利用したことが有り、下記のブログも参照して下さい。

◎フランスのプリペイドデータSIMカード~Orange8ユーロで可能
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/08/simorange8.html

 「Pass Let`s go」のSIMカードは、標準SIMとマイクロSIMの兼用サイズに加えて、昨年発売されたiPad miniに対応したnanoSIMサイズも有ります。
 今回、iPad miniには、SFRのプリペイドデータnanoSIMカードを購入しましたので、 「Pass Let`s go」には、マイクロSIMを購入し、スマートホンで使う予定でしたが、SFRと同様に、スマートホンに使うなら売れないと言われ、iPad mini用にせざるえませんでした。

 チヤージですが、時間制と容量制の2種類有ります。時間制は、①3ユーロ/200MB/1日、②10ユーロ/1GB/7日、③20ユーロ/2GB/1月の3つになっています。詳細は、下記のWEBを参照して下さい。今回は、2日間の滞在なのと、すでにSFRのデータ定額対応のnanoSIMカードを手に入れたことも有り、チャージはしませんでした。

http://boutique.orange.fr/ESHOP_mx_orange/?tp=F&ref=50988&IDCible=1&type=11&donnee_appel=ORESH

 「Pass Let`s go」のプリペイドSIMカードの購入に、8ユーロ、クレジットカードで決済しました。SIMカードの有効期限は、1年と思っていましたが、係員に「Mobicarte」と同じく、半年と言われてしまいました。次回、もう一度確認して見ますが、少なくとも半年以内はチャージすれば、このSIMカード、再度利用できます。

 購入には、外国人の場合、パスポートが必要です。開通作業は、オンラインで登録作業が簡単に終了。すぐにデータ通信が可能となりました。音声+データ通信対応の「Mobicarte」は、データ定額を登録する場合、すぐに使えませんが、こちらはすぐに使えます。ただし、今回、「Mobicarte」も、データ定額専用のクーポンでチャージをしたら、すぐに使えましたが・・・。
 APNの設定ですが、Orangeの場合、自動設定となっていますが、同じOrangeのSIMカードでも、「Mobicarte」と「Pass Let`s go」ではAPNが違うようです。マイクロSIMとnanoSIMの違いなのか、それともデータ専用プランだけが違うのか不明です。

 接続速度は、計測してみましたが、下り1.2Mbps程度であまり速くはありませんでした。パリ市内3ヵ所で計測しましたが、SFRのSIMカードの方がいずれも速かったです。

 

2013年5月18日土曜日

フランス・SFR プリペイドデータSIMカード~「iPad mini 」お薦め 3日有効/9.9ユーロ

                                 


 フランスのプリペイドSIMカードですが、すでにOrangeのものを3回ほど手に入れ、ブログにも掲載してきました。なお、今回、Orangeでも、iPad mini用に、「Pass Let`s go」というプリペイドnanoSIMカードを購入しています。下記を参照して下さい。

◎フランス・Orange「Pass Let`s go」プリペイドnanoSIMカード~iPad mini使用8ユーロ/データ定額
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/05/pass-lets-gosimorange8.html

 今回、フランスで、Orangeとは別のSFRという携帯電話会社のデータ用というか、iPad用のプリペイドデータSIMカードを購入してみました。SFRは、パリ市内に結構直営SHOPが多く、今回は、RER・地下鉄のレ・アール駅近くのの直営SHOPで購入しました。構内にも、SFRの直営店あるのですが、nanoSIMカードは無いと断られ、こちらの店を紹介されました。


 購入したのは、上記写真の「Carts SIM」で、SFRのWEBのコピーを見せて、「iPad miniのデータSIMカードが欲しい」と言ったら、すぐにnanoSIMカードを探し始め、1枚だけあったようで「ラッキー」と言われてしまいました。
 3日間(72時間)のデータ定額SIMカードで、9.9ユーロです。iPad miniの場合、APNの設定、自動設定されますが、設定が必要な場合、APN:SLSFR、ユーザー名・パスワードは不要でOKです。
 フランスの短期滞在の旅行者なら、3Gのデータ通信、9.9ユーロで、3日間使い放題なので、データ通信利用では、一番便利なSIMカードだと思います。このSFRのSIMは、即開通できますし、初期費用だけで、3日間使える(容量規制がありそうです)のはお得です。iPad やiPad miniを使う場合、一番安く使いやすいSIMカードだと思います・・・・

 ただ、SFRの場合、このSIMカード、単体では、販売しないという問題が有ります。iPadやUSBモデムとのセットを基本にしているようです。OrangeのデータSIMも同じ対応です。今回、スマートホンでも使いたいと言ったら、キッパリ、「駄目です」と断られました。昨年も、同じように断られましたので、諦めましたが・・・
 その一方で、今回のようにiPad miniなどを持ち込めば、すでに持っているということで、問題なく、単体で売ってくれるのですが・・・。
 他のタブレットやスマートホンで使う、単体販売を拒否する理由、理解しにくいですね。他の割高プランを使えということなのかもしれませんが、なんだか意固地な感じがします。
 ちなみに、セットでも、持ち込み単体でも、一旦、購入さえすれば、このSIMカードをスマートホンなどに差し替えて使う場合、他の機器でも問題なく使えます。

http://www.sfr.fr/mobile/tablette-cle-internet/forfait-tablette-ipad-cle-3g?vue=000mg0&currentTab=sim#?explorationModeDirection=offerToDevice&currentTab=sim&currentUsage=occasional&currentDevice=Carte-NANO-SIM-seule-avec-forfait-iPhone-5&vue=000mg0

 このSFRのSIMカード、3日間を使い切ったあとは、チャージさえすれば引き続き使えます。チャージのプラン、1日/3ユーロ/100MB、7日/9ユーロ/500MB、30日/30ユーロ/2GBというようになっています。以前は、チャージの仕方、時間単位と容量単位の2タイプがあったのですが、現在は組み合わせたものになっています。今回、私の滞在期間2日なのでチャージはしませんでした。

 ただ、3日以内の滞在なら、SFRのデータSIMカード便利でお得なのですが、チャージしない場合、どうもデータ量の規制がかかるようで、その辺を調べてみる必要がありそうです。
 例えば、1週間になる場合、OrangeのデータSIMカード「Pass Let`s go」の方がお得な場合もあるかもしれません。 
 1週間の場合、SFRのSIMは、9.9ユーロ+チャージ分9ユーロ=18.9ユーロ、OrangeのSIMは、8ユーロ+チャージ分10€=18ユーロとなり、多少、Orangeの方が安いです。データの追加容量ですが、SFR/500MB、Orange/1GBと差があります。使い方によってどちらがお得かということも・・・。
 

 SFRの係員、オンラインで手続きをしたあと、iPad miniにnanoSIMカードを挿して、開通を確認して終了。接続速度は、下記の通り、下り3.01Mbpsですので、パリ市内は、最大手のOrangeより速いかもしれません・・・。


2013年5月11日土曜日

ドイツ・T-mobileのプリペイドSIMカード~データ定額プラン最新情報


 
 ドイツのプリペイドSIMカード、何故か問い合わせが多いですね。使われる方が多いのかもしれませんね。
 そんなこともあり、最新の情報をチェックしてみました。ドイツのdocomoという位置で、電波網が最強と言われているT-mobileのプリペイドSIMカードの最新情報(2013年5月)をまとめてみました。
 
 また、ドイツはMVNO(回線借りの業者)が沢山ある国ですが、安く利用したい場合、MVNOの活用という方法が有ります。最新のMVNO3社の比較を下記にまとめてみましたので、参考にして下さい。(2013年6月)
 
◎ドイツ・携帯MVNO/格安SIMカードのお薦めは~データ定額・国際電話通話料「比較」
 
 T-mobileのプリペイドSIMカードは、音声+データ通信可能な「Xtra Card」、iPadなどのデータ通信用の「Xtra web'n'walk」の2タイプがあります。
 音声+データ通信の場合、「Xtra Card」ですが、現在プランは3つ有ります。「Xtra Triple」、「Xtra Call」、「Xtra Card」です。いずれも購入価格は9.95ユーロ、チャージ残高は10ユーロとなっています。ただし、現在、「Xtra Triple」の場合だけ、ボーナスが5ユーロ付いて、15ユーロの残高となっているようです。
 
 「Xtra Triple」については、下記ですでに紹介していますが、「Xtra 3-fach Flat」というパッケージがセットで付いています。このパッケージ、1ヵ月9.95ユーロです。現在、ボーナス分が5ユーロ付いていますので、その分が実質の残高になります。
 音声、SMS、データの3つが定額プランになっています。音声、SMSの方は、海外からの旅行者にはあまりメリットがなさそうです。
 ただ、データ定額の方は、パッケージ有効期間1ヵ月、高速データ通信100MBまで利用可能(現在は、変更になっており200MB/8MbpsまでOKになっています。「Surf-Flat jetzt mit 200 MB bei 8 MBit/s」追記)です。それ以降も、データ通信は有効期間内(1ヵ月)制限無く利用可能ですが、下り64kbs、上り16kbsに速度制限されます。メールチェック程度なら十分かもしれません・・・。
 
◎ドイツ・T-mobileプリペイドSIM~「Xtra Triple」データ定額対応 
◎ ドイツ/1日0.99€でデータ定額通信~T-Mobile SIM購入 http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2011/12/1099t-mobile-sim.html
 
 このT-mobileのプリペイドSIMカード「Xtra Triple」、ヨーロッパの他の国で、設定が必要ですが、データローミングが可能となっています。料金も、50MB/24時間2.95ユーロも高くないのでお薦めです。ドイツで、このSIMカードを購入して、10ユーロチャージすれば、ボーナス分5ユーロと合わせて、15ユーロになります。例えば、フランスでデータローミングするなら、5日間使えることになります。下記ブログに詳細は記載してあります。(2013年9月追記)
 
◎ドイツ・T-mobileのEUデータローミングもお得な感じ!~50MB/24時間2.95ユーロ
 

 iPadなどのデータ通信用の「Xtra web'n'walk」は、上記写真のプランが有るプリペイドSIMカードです。プランは、2種類有り、「DayFlat Special」(1日定額)、「Flat Special」(1ヵ月定額)です。これはiPad用ですが、実際は、他のタブレットやスマートホンでも使用可能です。
 「DayFlat Special」(1日定額)は、1GB/4.95ユーロ、「Flat Special」(1ヵ月定額)は、3GB/24.95ユーロです。いずれも、7,2 Mbpsまでの高速データ通信に対応しています。制限容量を超えた場合は、「Xtra card」と同じく、速度制限がかかります。

 このプリペイドSIMカードの価格は、「Xtra card」と同じで、9.95ユーロ、初期残高は10ユーロです。「Flat Special」(1ヵ月定額)に申し込む場合は、購入と同時にチャージして貰う必要があります。 
 また、このプリペイドSIMカードは、iPad用ですので、恐らくiPad miniに対応して、nanoSIMカードが用意してあるはずです。(この点は未確認です)

 また、データ定額のプリペイドSIMカードが欲しい場合、T-mobileの電波網を使ったMVNOのcongstarのSIMカードもお薦めです。congstarの場合、「congstar Surf Flat Option 500 9.90ユーロ/30日」というデータ定額プランが有ります。ドイツは、日曜日は閉店法の縛りで、SIMカードの購入が困難ですが、congstarのSIMカードは、駅にあるdamやRossmannなどのスーパーなどで購入可能ですから、いざという時の選択肢になるかも・・・

◎ドイツのプリペイドデータSIM~格安(MVNO)congstarも便利
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/simmvnocongstar.html
 
 
 音声+データ通信で、「Xtra card」を使う場合、「Xtra Triple」を選択して、そのデータ定額を使うのも選択肢になります。しかし、メールチェック程度なら十分ですが、高速データ通信量に100MBの制限が有り、スマートホンなどで色々使う場合は、下り64kbs、上り16kbsの速度制限は厳しいかもしれません・・・。
 
 「Xtra card」には、上記の写真(詳細は下記にも記載)のデータ定額のオプションプランが有ります。SNSやWEB利用など、高速データ通信したい方には、このオプションもお薦めです。
 
 この定額プラン、下記の3種類有り、「Xtra Data Flat S」(1日プラン)、「Xtra Data Flat M」(1週間プラン)、「Xtra Data Flat L」(1ヵ月プラン)です。いずれも、8 Mbpsまでの高速データ通信が、500MBまで使えます。有効期間内なら、速度制限がかかりますが、引き続き使用可能です。
 
 ということで、1週間程度の短期旅行者で、スマートホン利用でも、データ通信オンリーの方なら、一番シンプルな「Xtra card」プランにして、初期残高で、500MB/8Mbpsの高速データ通信が使える「Xtra Data Flat M」(1週間プラン)9.95ユーロを付けるか、「Xtra Handy Day Flat」(1日定額0.99ユーロ)を付ける方法が一番安く上がるかもしれません。「Xtra Handy Day Flat」(1日定額0.99ユーロ)は、200MBまで、下り3.6Mbps、上り384Kbpsで使えます。
 
 また、音声+データの場合も、「Xtra Triple」にオプションで、「Xtra Data Flat M」(1週間プラン)9.95ユーロを付ければ間に合いそうです。ただ、「Xtra Triple」を購入した場合、現在、10ユーロ+5ユーロボーナスが付いて、15ユーロですが、「Xtra 3-fach Flat」というパッケージ分、9.95ユーロが差し引かれ、実質使える残高約5ユーロしか残っていませんから、オプションに申し込むには、チャージが必要なようです。
 いずれにしても、T-mobileのSHOPで購入する際、利用目的などに合わせて、チャージと一緒にオプションをお願いするのが良さそうです。 
 
 Xtra Data Flat S     Xtra Data FlatM   Xtra Data Flat L
Optionspreis2,95 €9,95 €14,95 €
Max. Download-Geschwindigkeit8 MBit/s8 MBit/s8 MBit/s
Highspeed-Volumen500 MB500 MB500 MB
Gültigkeitsdauer1 Tag1 Woche1 Monat