2014年3月31日月曜日

羽田空港国際線ターミナル カードラウンジ 「SKY LOUNGE ANNEX」~2014年3月30日 仮設から本格ラウンジに移設!


カードラウンジ/景色の良い窓際席
ラウンジの3階入り口表示
3月30日、羽田空港発ハノイ行き、初就航便を利用しました。その際、ANAのスイートラウンジを利用しましたが、短時間、新装移転の「SKY LOUNGE ANNEX」も見てきました。

 羽田空港国際線ターミナルの制限区域内には、ラウンジは7つあります。航空会社のラウンジは、「JAL」(ファーストクラスラウンジとサクララウンジ)、「ANA」(スイートラウンジとANAラウンジ)の本館、サテライト、それぞれ一つ、合計4つです。ANA、JALは、それぞれ自社及び提携航空会社のF・Cクラス客、プレミアム会員というか、上級会員を対象としたラウンジです。それに、今度、CX=キャセイ航空のラウンジが、サテライト付け根の6階部分にできるようます。
 残りは、「TIAT SKY LOUNGE」で、東京国際空港ターミナル株式会社(羽田空港の管理会社)の直営ラウンジの二つです。ただ、今回、この名称、ANNEXというのが付いたようです。
 このSKY LOUNGE(スカイラウンジ)は、「カードラウンジ」と「航空会社共用ラウンジ」の二つに分かれていて、24時間営業となっていました。
 「TIAT SKY LOUNGE」は、当初、出国審査後、正面の4階に「航空会社共用ラウンジ」と「カードラウンジ」が設置されていましたが、国際線ターミナル増築工事に伴い、2013年7月から、「カードラウンジ」部分だけ、3階の仮施設に移設し、航空会社共用ラウンジは引き続き4階に有りました。
サテライト付け根のラウンジ村入口
 しかし、3月30日、国際線ターミナルのサテライトオープンに伴い、「TIAT SKY LOUNGE」は、「航空会社共用ラウンジ」、「カードラウンジ」の仮設ラウンジのどちらも、本館からサテライトの付け根に移設され、新装オープンしました。以前に、ラウンジの有った正面4階部分は、3月末現在、閉鎖されています。

 この国際線ターミナルのサテライト入り口に、ラウンジは5つオープンしますが、空港会社直営の「SKY LOUNGE ANNEX」が2つ、ANAの「ANA LOUNGE」「ANA SUITE LOUNGE」、JALの「サクララウンジ」、キャセイパシフィック航空のラウンジです。キャセイ航空のラウンジオープンは、8月の夏以降になりそうです。
 新装となった「SKY LOUNGE ANNEX」は、 ANNEXという名称が付加されたようです。「SKY LOUNGE ANNEX」は、JAL、ANA、CXが新たにラウンジを設置する、いわゆる「ラウンジ村」のスペースの一角に設置されています。
 「SKY LOUNGE ANNEX」は、今回から、場所も4階と5階に分かれ、クレジットカードのゴールド会員等が利用する「カードラウンジ」=従来のAは、ANAと同じ4階に、約120席設置されています。座席は、カウンタータイプ、ボックス席など色んなタイプが有ります。ドリンクのサービス、シャワールームも4室設置されています。
 今回は、短時間ですが、ここを覗いてきました。以前と比べ、新しい設備はなさそうですが、スペースは広くなり、空港内の様子がよく見え、景色も良くなっています。
新カードラウンジの雰囲気・・・
 航空会社の上級会員やCクラス以上の搭乗客が利用する「航空会社共用ラウンジ」=従来のBは、個室の有料サービスを初めて行うほか、ホットミールも提供するようです。こちらは、カードラウンジの一つ上、5階になります。A・Bのラウンジ、いずれも、電源は各席に設置され、Wi-Fiは無料サービスされます。

 ◎ 営業時間 24時間
 ◎ 5階 TIAT SKY LOUNGE/B 利用可能航空会社(上級会員及びCクラス以上の搭乗客)
 
・チャイナ・エアライン、・ハワイアン航空、・デルタ航空、
・ガルーダ・インドネシア航空、・中国国際航空、
・キャセイ・パシフィック航空

 

◎ 4階 TIAT SKY LOUNGE/A  利用可能カード(対象はゴールド会員等に限定)

・VJAグループ、・JCB、・Diners Club International、・DC、
・UFJ、・NICOS、・MUFG、・UC、・AMERICAN EXPRESS、
・TS CUBIC、・Porsche Card、・三越伊勢丹グループ MICARD
 
◎羽田空港国際線ターミナルのカードラウンジ 仮移設「TIAT SKY LOUNGE A」~見てきましたが貧弱な感じ!仮設ですから・・・
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/10/tiat-sky-lounge-a.html
◎羽田空港国際線ターミナル拡張~2014年3月「昼間時間帯の発着枠」・ラウンジ改修・・・
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/08/20143.html
◎羽田空港国際線~スカイラウンジ(TIAT SKY LOUNGE)24時間営業
カードラウンジの入り口

カードラウンジの見取り図

シャワー室



ドリンクコーナー


ビジネスコーナー






2014年3月18日火曜日

LH(ルフトハンザ航空) フランクフルト~バルセロナ往復航空券 ~ 運賃は9ユーロですが、諸税込み107.15ユーロでWEB発券

 
 今年の秋、9月に、チェコ・プラハへ行きます。往路は、TK(トルコ航空)のプラハ発券を使いますが、復路は、来年2月、スペイン行きを予定していますので、それを睨んで、バルセロナまで移動し、下記のバルセロナ発のANA(全日空)発券で日本に戻ってきます。
 
◎ANA(全日空)スペイン発券 バルセロナ→羽田→ビルバオ往復(ドイツ経由)の航空券購入=1,295€ 2014年3月~往路ミュンヘン→羽田行 CクラスへUPグレード済み!
 
 今回、ヨーロッパ内、バルセロナへ移動するために、上記写真の航空券、LH(ルフトハンザ航空)  フランクフルト~バルセロナ往復航空券、総額107.15ユーロで購入しました。9月に、フランクフルト→バルセロナ、来年2月に、バルセロナ→フランクフルトの旅程です。
 
 この航空券、上記写真のように、LH(ルフトハンザ航空) のWEBサイトで予約し、日本発行のVISAカードで決済しました。予約のサブクラスはKで、マイルは、TKの場合、加算対象外になるので、ANA加算にしました。ANAへは30%加算です。予約の際、登録したe-mailアドレスに、eチケットの控えが送られてきました。
 
 ヨーロッパは、LCCが全盛の時代で、キャリアを押しています。フランクフルト~バルセロナも、プラハ~バルセロナも、LCCが飛んでいて、その利用も可能です・・・。
 バルセロナをベースにしている「Vueling Airlines 」も、フランクフルト→バルセロナ、LH(ルフトハンザ航空)とほぼ同じ時刻のフライトが有ります。フランクフルト発10:15→バルセロナ着12:25ですが、基本運賃89.99ユーロで、預託荷物有りの場合、109.99ユーロまで跳ね上がります。
 
 ということで、LCCが必ずしも何時も安いわけではないようです。今回、LH(ルフトハンザ航空)  フランクフルト~バルセロナ往復航空券、運賃は、たったの9ユーロ、空港税・サーチャージなどが90.15ユーロ、クレジットカード手数料8ユーロで、トータル総額107.15ユーロとなっています。恐らく、LCCなどとの対抗上、運賃をギリギリ引き下げているようです・・・。
 
 LH(ルフトハンザ航空) 利用なら、預託荷物も無料ですし、スターアライアンスゴールド(星G)資格で、優先カウンター、ラウンジが使えます。しかも、運賃がLCCより安いなら、LCCを敢えて選択する理由はなさそうです。片道で、キャリアの運賃が高い時間帯などはメリットも有りそうですが・・・。
 
キャリアも発着時間帯でかなり運賃設定が違いますね・・・
 
 今回予約した時に、表示されたフライト毎の運賃です。一番安い「エコノミーセーバー運賃」でも、39.35ユーロ~74.80ユーロ まで幅があります。フライト時間で、毎日同じ料金というわけではなく、変動があるようです。
 また、予約した日、朝の時点では、予約便LH1130の59.80ユーロというのは表示がなく、午後になって表示が出てきましたから、運賃別座席コントロール、変動がしばしば有るようなので、何回かチェックが必要なようです・・・。
 
 
 
事前座席指定の有料サービス・・・

 LH(ルフトハンザ航空) は、シンガポール航空などと同様に、キャリアでも、事前座席指定の有料サービスを導入しています。下記写真のように、航空券を予約の際、足元の広い席=非常口席など20ユーロ、一般席10ユーロで、事前座席指定が可能となっています。
 あらかじめ座席指定をしておきたい人には便利ですが、ヨーロッパ内のフライトの場合、飛行時間は短いので、窓側とか通路側程度の希望であれば、お金を払ってまで、事前座席指定は不要な気がします。48時間前から始まる、オンラインチェックインで、無料の座席指定が可能ですから・・・
 

2014年3月14日金曜日

ANA(全日空) 3月30日 羽田発ハノイ行 初就航便ビジネスクラス搭乗予約~旅作「ハノイ・羽田発(ビジネスクラス)3日間」ツアー


 3月30日(日)、羽田空港国際線が本格運用され、昼間枠で、世界各地へフライトの発着が開始されます。発着枠の割り振りで、JALから異議申し立てがされたように、ANAが発着枠を大幅に獲得し、世界17都市へ飛ぶようです。

 この3月30日、本格運用開始の朝に、ANAの羽田発ハノイ行き、初フライトに搭乗予定することにしました。このハノイ行きフライトの搭乗は、ANAの「ハノイ・羽田発(ビジネスクラス)3日間」という旅作ツアー、総額86,490円の激安ツアーを使います。

 ANAのWEBサイトから、「海外ツアー」を選んで、目的地、日程を入れて予約します。このツアーは、羽田/ハノイは、ANAのビジネスクラス往復、ホテル2泊付きのツアーになります。
 このビジネスクラスを使った激安ツアーは、3月30日発、3月31日発が設定されています。ハノイ線、就航記念のキャンペーン価格だと思います。ツアーといっても、航空券+ホテルに、オプションを組み合わせるだけで、現地は全く自由です。ホテルも、3っ星から5っ星まで、10軒程度から選べ、チョィスしたホテルによって、料金が変わります。

 今回、私は、横浜在住ですから、単純な羽田発着です。ただ、日本各地発にすることも可能ですが、ハノイ行きのフライト時間、午前8時45分発ですから、前泊が必要になりそうです。

 私は、ホテル、ハノイ大教会近くの3っ星プチホテルを選択しました。ビジネスクラスの航空券、2泊朝食付きのホテル代だけですが、総額86,490円というのは激安です。
 ハノイは何回か行っていますので、土地勘が有り、ツアーのオプションの現地送迎は割高(往路5千円、復路6千円)なので付けていません。自分で空港~市内を往復することにしました。

 今回のホテルは、「スプレンディド・スターグランド」というプチホテルですが、トリップアドバイザーの評価でも、ハノイの491ホテル中36位となっていて、そこそこのホテルのようです。ホテルの有るハノイ大教会周辺は、ホアンキエム湖の近く、ハノイの繁華街で、食べたり、観光するのにはとても便利で、楽しみです。

 今回、往復とも、ANAのビジネスクラス利用で、すでに上記写真のように、ANAのWEB上の予約に反映されており、座席指定済みです。機材は、B763です。ただ、サブクラスPの70%加算ですから、往復3,214マイル=4,821PPで、費用対効果を見たら、修行には、あまり向いていないですね。 
 これにDIA会員のボーナスマイルも加算されますが、3月30日は旧制度(基本マイルベース)、4月1日は新制度(運賃加算率ベース)=改悪後で加算されるという面白い体験にもなりそうです。
 それでも、羽田/ハノイのANAの直行便/ビジネスクラスで往復し、ホテル代も込みで、8万円ちょっというのはお得感一杯です。

 羽田空港国際線が本格運用の朝、ビジネスクラスで、初就航路線の初フライトに搭乗は滅多にない機会ですので嬉しいですね。恐らく、記念品が配られ、記念セレモニーがあると思います。
 また、羽田空港国際線ターミナルの増築部分=サテライトのオープンも、3月30日です。今回、折角の機会ですから、サテライトのANAスイートラウンジも覗いてみたいと思っています・・・。

ANA(全日空)の海外発券情報です・・・

◎ANA(全日空)スペイン発券 バルセロナ→羽田→ビルバオ往復(ドイツ経由)の航空券購入=1,295€ 2014年3月~往路ミュンヘン→羽田行 CクラスへUPグレード済み!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/ana1295-20143cup.html

2014年3月13日木曜日

ANA(全日空)スペイン発券 バルセロナ→羽田→ビルバオ往復(ドイツ経由)の航空券購入=1,295€ 2014年3月~往路ミュンヘン→羽田行 CクラスへUPグレード済み!

 
 
ANA~スペイン発ドイツ経由羽田行き航空券を発券・・・
 
 2014年3月、ANA(全日空)のスペインWEBサイトで、スペイン発の航空券を発券しました。今年9月、バルセロナ→ミュンヘン→羽田、来年2月、羽田→フランクフルト→ビルバオの往復、往路サブクラスH、復路サブクラスSです。「エコバリユーC」+「スーパーエコバリューD」のミックス運賃で、上記予約の航空券です。(実際予約したのは、多少日程が変わっています)
 
 ANAの予約サイトを検索したら、羽田発着のヨーロッパ往復が「普通」のルートになっているのに感動しています。2014年3月末から、国際線の羽田発着枠が大幅に増えたからですが、横浜在住者としては、やはり羽田発着が便利で使いやすいです。
 この時期に発券してのは、4月になったら、ANA(全日空)のサーチャージが値上げされますから、その前にと思ったからですが・・・。
 
 スペイン発の場合、ANAの直行便が飛んでいるパリ経由などの選択も有りますが、同じアライアンスのLHがハブにしているフランクフルト、ミュンヘン経由が一番選択肢が多いので、ドイツ経由にしました。乗り継ぎ便や羽田発着の時間などを考慮して、往路はミュンヘン経由、復路はフランクフルト経由にしました・・・。
 スペイン発、経由地を変えたら、諸税などが若千変わってきますが、ヨーロッパ発の場合、羽田発着でも成田発着でも、諸税は別にして、運賃は変わらないようです。ANAのヨーロッパ線、3月末から、羽田発着がメジャーな路線になっていますから・・・。
 
 往路Hクラス、ポイントでUPグレード済み、復路Sクラス、DIA特典でUPグレードリクエスト済みです・・・
 
 このミックス運賃の航空券、諸税・サーチャージ込みで、ユーロ建ての1,295.04ユーロです。往路のミュンヘン→羽田、サブクラスHの航空券ですが、海外発の場合、Hクラス、ビジネスクラスへUPグレート対象の航空券になります。
 復路の羽田→フランクフルト、サブクラスSですので、UPグレード対象外ですが、こちらはDIA会員特典の「2倍UPグレードポイント使用」で、当日、CクラスへUPをリクエストします。この方法で、私もすでに2回ほどUPグレードして貰っており、ヨーロッパ線は、繁忙期以外、このUPグレード大丈夫そうな雰囲気です・・・。
 
 片道だけですが、CクラスへUPグレードポイントで、UPグレードができ、手数料を払えば予約変更可能、有効期間1年という使い勝手のよいものです。ただし、マイルの加算は往路70%、復路50%、これにDIA会員のボーナスマイルが加算されます。 
 航空券の自由度が高く、日本発より安いですね。ただ、円安の流れでお得感は多少なくなってきていますが・・・。
 ちなみに、今回の場合、総額1,295.04ユーロですが、請求は、ANAの為替レートで換算し、日本円で請求されます。通常、毎週月曜日の為替レート、その週の水曜日から翌週の火曜日まで適用されているようです。現在の為替レートなら、約18万円前後だと思います・・・。往復ともHクラスの予約も可能で、その場合、総額1,585.04ユーロとなります・・・。
 
 
 日本とヨーロッパの往復、ヨーロッパ発券の場合、他社なら安い航空券もあります。6月には、エリートプラス会員になる予定のTK(トルコ航空)場合、スペイン発日本往復、諸税・サーチャージ込み700ユーロ台で手に入ります。しかも、ステータスマイルに100%加算可能です。
 ANAでも、エコノミークラスは、総額1,000ユーロを切る安い航空券が有ります。往復、「リミッテッドエコバリュースペシャル」という運賃などを使えば可能です。ただし、サブクラスがLと低いので、変更不可、マイルも30%加算、当然UPグレードもできません。
 UPグレード目的でないなら、TK(トルコ航空)やANAのこれらの安い航空券がお薦めなんですが、今回は、UPグレードポイントを使いたいという事情や復路は変更の可能性が有ることなどから、変更可能な運賃にしています。・・・。
  また、ANAの場合、平SFC会員でも、PY席(プレミアムエコノミー)に空席があれば、無償で利用可能ですから、次回からは、安い航空券にして、そちらにチャレンジすることになりそうです・・・。 
 
ANAのヨーロッパ発券~オンラインで全て手続きが可能
 
 ヨーロッパ発の航空券、ヨーロッパ在住でなくても、日本在住者も含め誰でも購入OKです。私も、ヨーロッパ行き、もっぱらヨーロッパ発券をしています。ヨーロッパ発の航空券は、ANAのWEBサイトから購入できます。
 
 今回も、ANA/WEBのスペインサイトからログインし、バルセロナ→ミュンヘン→羽田、来年2月、羽田→フランクフルト→ビルバオの往復、サブクラスH/Sの予約をいれました。
 予約のみで終了し、後刻、今度は、ANAの日本WEBサイトへログインし、往路について、ポイントでUPグレードの手続きを行い、UPグレードを確認した後、日本発行のクレジットカードで決済し、発券手続きを完了させました。その後、座席指定を行い、全てオンラインで完了させました。
 
 ヨーロッパ発券の場合、やり方は、ほぼ共通です。ANAのWEBで「各国のサイト」へ飛び、ドイツ、フランスなどのサイトから、同じ方法で購入できます。予約後は、今回のように、日本のWEBサイトに戻り、「予約確認・変更・購入」を開けば、そこからも購入・UPグレードなどの手続きが可能です。また、予約だけして、UPグレードや座席指定は、日本のデスクにお願いする方法もあります。 
 ただ、ヨーロッパの場合、全ての国のANA/WEBサイトで予約ができるわけではなく、東欧など一部の国では予約そのものが不可のところが有ります・・・。
 
 また、何時もなら、この航空券に、沖縄往復の国内線切り込むのですが、2014年度は、無理にDIAステータス維持の修行はしないことにしましたから、今回は単純往復の旅程にしました。 
 日系ステータスも、マイレージが改悪され、LCCが闊歩する時代になり、DIA会員などを維持しても、それほどメリットの有るサービスがなくなりましたね。ということで、日系は、JGC会員+SFC会員があれば十分という感じになっていて、余分なフライトは飛ばないという選択にしました・・・。
 
ANAのスペイン発は他のヨーロッパ発より多少割安・・・
 
 今回、ANAのスペイン発券にしたのは、3つほど理由があります。①来年2月、サンセバスチャン(空港はビルバオ)、バルセロナ行きを考えていたこと、②ANAのDIA会員の特典として、2014年度も44ポイントのUPグレードポイントが有り、これを使わない手はない、③しかも、スペイン発券は、ドイツ、フランス発券より安い・・・。
 
 今回は割高になりますが、折角、ANAのUPグレードポイントが有るので、それを一番お得感のある路線で使い切るという狙いで、スペイン発の航空券にしました。往路のミュンヘン→羽田は、海外乗り継ぎということも有り、事前に、UPグレードを確定させておきたいと思い、サブクラスHクラスの航空券にしました。
 しかし、復路の羽田→フランクフルトは、Sクラスにして、CクラスへUPグレードは、DIA会員特典の「2倍UPグレードポイント使用」をリクエストしました。運賃総額、安くあげたいということや、UPグレードポイント44ポイントも有り、使わなければ「もったいない」!しかも、日本発(羽田発)で、繁忙期でないので、UP成功の確率が極めて高いはずなので・・・。
 
 UPグレードの場合、どこの航空会社でも、UPできる運賃に制限が有るのが普通です。ANAのエコノミー→ビジネスの場合、対象運賃、日本発と海外発は異なります。日本発は、サブクラスY/E/B/M/U、海外発はサブクラスY/E/B/M/U/Hとなっています。スペイン発/サブクラスHは、海外発ですので、UPグレードの対象となります。
 日本/ヨーロッパ間で、UPグレードに必要なポイントは10ポイント、マイルの場合、28,000マイルとなっています。今回は、片道、ポイントを使いますので、10ポイント必要になります。
 
 ちなみに、ANAのヨーロッパ発券では、スペイン発が一番割安の感じです。今回のスペイン発券は、1,295.04ユーロですが、バルセロナ→ミュンヘン及びフランクフルト→ビルバオを除いて、ドイツ発券にした場合、140ユーロほど高くなります・・・。
 スペイン発は、スペイン/ドイツ往復のLHのフライトを切り込んでの価格ですから、実質は、260ユーロ以上の価格差になります。TK(トルコ航空)の場合も、スペイン発、ポルトガル発が安いので、各社とも、この方面発は安いのかもしれません・・・。
 
 今回発券した航空券は、運賃種別は「エコバリユーC」+「スーパーエコバリューD」のミックスです。運賃規則は、下記写真の通りですが、「条件の厳しい方のルールが適用」され、最低滞在日数6日以上、払い戻し不可が付きます。ただ、有効期間は12ヵ月、変更は可能で、1回に付き120ユーロは同じルールになります。1回の意味は、1区間ではなく、2区間まとめて変更しても同じ手数料になるという意味です。
 発券後なら、変更手続き、日本のDIAデスクなど、日本のそれぞれの窓口で可能です。私も、昨年、フランス発券の「スーパーエコバリユーD」で、2回ほど、日本のANA/DIAデスクを利用して変更し、それぞれ120ユーロの手数料を取られましたが・・・。
 


UPグレートは・・・10ポイントを充当し、CクラスへUP完了
 
 今回は、UPグレートポイントを活用して、ミュンヘン→羽田のNH276便で10ポイントで、エコノミークラスからビジネスクラスへUPグレードしました。
 2014年度分のUPグレードポイントは、すでに2014年2月1日付けで、44ポイントが配布されていましたから、今回のUPグレードで、ここから10ポイント減算され、34ポイントになりました。
 
 
 そして、復路、羽田→フランクフルトのNH203便は、日本のDIAデスクに電話して、「2倍UPグレードポイント使用」で、ビジネスクラスへのUPグレードのリクエストを入れました。こちらは、UPグレード対象外運賃でもOKですが、当日、ビジネスクラスに空席があればポイントでUPグレードして貰えます。上手くいけば、+20ポイント必要ですが・・・。
 
 UPグレードのやり方ですが、まず、ANAの「特典航空券」、搭乗予定日の空席状況をチェックします。下記写真は、DIA会員の空席状況ですが、予約予定のフライトには、Cクラスの特典に空席があります。ANAの場合、UPグレード特典と特典航空券は同一管理をしていますから、この空席状況をチェックすれば、UPグレードが可能かどうか、確認できます。 
特典航空券の空席状況
 そして、ANAのスペインサイトにアクセスして、予約を入れます。海外発の予約は、予約後24時間以内に決済が必要です。予約が完了したら、決済前に、オンラインか、日本のANA/DIAデスクなどへ電話して、UPグレードポイントによるUPグレード手続きをします。決済前に、UPグレード可能かどうかをチェックし、決済前でもUPグレードが可能です。
 今回は、決済前に、オンラインで、UPグレードポイントを使って、UPグレードの手続きをしました。下記は、手続きする画面です。マイルかUPグレードポイントを使うか選択できます。
 ANAの場合、日本~ヨーロッパのUPグレードは、ポイントなら10ポイント(4月以降)、マイルなら28,000マイルとなり、往復の場合、この2倍が必要です。
 
 UPグレード手続きが完了したら、クレジットカードで、この航空券を決済します。これで購入及びUPグレードの手続きは全て完了です。座席指定は、オンラインで行うか、日本のDIAデスクへ電話しておこなうことになります。今回は、オンラインから行いました。
 
オンラインでUPグレード手続きをする画面
 

2014年3月11日火曜日

タイでお薦めのデータ通信SIMカードは!! TOTのMVNO「i-mobile 3GX」~速くて安い1GB/199バーツ/30日

MBKの直営ショップで購入したi-mobile 3GXのSIMカード
 
 2014年3月、バンコクへ行き、タイの大手3社のツーリストSIMカードをチェックしてきました。今回、バンコクでは、AIS、TrueのプリペイドSIMカードを合計3枚、スワンナプーム国際空港営業所で手に入れました。
 それに加え、TOT(タイ電信電話公社)の回線を使うMVNO、2,100MHz対応/i-mobile3GXのSIMカードも、MBKに行って手に入れてきました。
 
 タイでは、大手キャリア3社、AIS、True、DTACとも、旅行客向け、トラベラーズSIMカードを販売しています。価格、容量、期間など、データ定額1GB/7日間/299バーツと横並びの設定になっています。どのトラベラーズSIMカードを買うか悩ましいですね。バンコクやその周辺滞在がメインなら、TrueかAIS、各地を回るならDTACあたりがお薦めかもしれません・・・。各社のトラベラーズSIMカードの情報は、下記ブログを参照して下さい。

◎タイ・AIS 2,100MHz対応/Traveller SIMカード 3G接続速度は快適~7日間データ定額1GB スワンナプーム国際空港で購入
http://tabitabi2400016.blogspot.com/2014/03/ais-2100mhztraveller-sim-3g7-1gb.html
◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/dtacsim7299b.html
◎タイ・True 「3G Tourist Inter Sim」バンコク・スワンナプーム国際空港True営業所で購入~7日間データ定額1GB/299バーツ
http://tabitabi2400016.blogspot.com/2014/03/true-3g-tourist-inter-simtrue71gb299.html
 
 i-mobileはTOTのMVNOですが・・・
 
 タイ、特に都市部で1週間~10日程度滞在の場合、データ通信メインの方は、キャリアのトラベラーズSIMカードより、MVNOのi-mobile3GXのSIMカードの方がお薦めです。バンコク市内に限れば、一番速く安いのです。私も、これまで何回か利用しましたが、今回も使ってみました。
 データ通信向けのSIMカードですが、チャージすれば、音声通話も可能です。このSIMカードは、30日/500MBで、99バーツから有ります・・・

 「i-mobile3GX」は、TOT(タイ電信電話公社)の回線を使うMVNOで、2,100MHz帯を使っています。バンコク市内、最大下り12Mbps程度の速度がでます。iPhoneやアンドロイド、タブレットなどで、データ通信を主に使う場合はお得だと思います。

 今回、1年前にタイ・バンコクのMBKで購入した「i-mobile3GX」のデータ通信専用SIMカードを使ってみました。このSIMカードは、199バーツ/1000MB/30日というものです。「i-mobile3GX」の場合、大手キャリアとは違い、SIMカード開通期限の記載がなく、今回、スマートホンに挿したら問題無く使えました・・・。

 TOTの回線ですが、3Gの周波数2,100Mhzということで、日本や欧米とは同じ周波数で、3G対応のSIMフリーの携帯・スマホ、タブレットなら、どれでも使えます。

 
 
 この「i-mobile 3GX」のプリペイドSIMカード、タイプが幾つかあります。99バーツ/500MB/10日間とか、99バーツ/500MB/30日間、199バーツ/1GB/30日間など、現在、3種類があるようです。
 
 2014年3月には、MBKのお店では、99バーツ/500MB/30日間のタイプが、どこも199バーツで売られていました。ただし、MBK(BTSナショナルスタジアム下車)の中にあるi-mobile直営店では、99バーツ/500MB/30日間は定価販売されています。 
 今回、私は、次回の訪タイ用に、上記写真の1GB/30日間のタイプを手に入れましたが、199バーツで買えました。i-mobile直営店は、携帯電話屋の4階、右側の奥、Trueの直営ショップの近くに有りますから、探してみて下さい・・・。
 
 この「i-mobile3GX」のSIMカード、バンコクで到着時、スワンナプーム国際空港で買えれば便利なのですが、現在、購入できるのは、残念ながら、MBKやファミリーマート、セブンイレブンなど一部コンビニに限られるようです。リチャージカードは、ファミリーマートやセブンイレブンなどのコンビニで売っています。 
 
SIMサイズ~標準SIMカードしかないので・・・
 
  「i-mobile 3GX」のSIMカードを購入する場合、注意が必要なのは、SIMカードのサイズが標準タイプしかないことです。iPhone5、アンドロイドの場合、マイクロSIMや、nanoSIMが主流になっていて、標準SIMからカットする必要が有ります。
 
 この標準SIMですが、カットすれば、マイクロSIMやnanoSIMとして使用可能です。私も、昨年、このSIMカード、SIMカッターでnanoSIMサイズにカットし、iPad miniに挿して使用した体験があります。MBKのお店では、購入すれば、カットしてくれます。ただし、i-mobile直営店で購入を考えている場合、SIMカッターなどを用意しておいた方が宜しいかと思います。 
 
開通作業・APN設定・残高確認は・・・
 
 
 
 開通作業は、簡単です。SIMカードを接続機器(スマホ、タブレットなど)に差し込み、APNを設定してやれば、データ通信が開始されます。アクティブにする特別な手続きが不要で、初心者向きのデータSIMカードです。ただ、上記写真のような説明書が付いていますが、タイ語オンリーで役に立ちません。せめて、英語を付記して貰えば、外国人も使いやすいのですが・・・。
 携帯・スマートホンなどでなく、タブレットやiPadなどを使う場合、データ定額の設定が不要なので便利です。 
 APNの設定は、TOTのMVNOは共通で、i-KooL/3Gなどと同じく、APNはinternet、ユーザー名・パスワードは空白でOKです。残高確認は、USSDコードで、*153#に発信すれば、残高が表示されます。 

接続速度は・・・
 

 今回は、昨年購入した 「i-mobile 3GX」のSIMカードで、速度計測をしてみました。スクンビットのホテルで計測しましたが、下りで12.77Mbps出ていました。何回か計測しましたが、ほぼ10Mbps程度はキープしていて、3大キャリアより断然速い速度でした・・・。

 
i-mobile 3GXの情報です・・・
 
◎タイ・i-mobile(MVNO)の3GデータプリペイドSIMカード~500MB/10日速度は速い! 
◎タイ・i-mobile(MVNO)のデータプリペイドSIM~nanoSIMへカット/iPad miniで使用

2014年3月10日月曜日

SQ(シンガポール航空)東京/シンガポール/バンコク往復 A380にも搭乗~エコノミーのサービス・機材・機内食も良かったです!

SQ/A380の非常口席
 2014年3 月7日から、バンコクへ行きました。航空会社は、SQ(シンガポール航空)です。3月には、旅行サークルの台北特別例会も有りましたが、バンコクのプチオフ会+SIMカード探しの魅力に引かれ、バンコク行きに変更しました。
 
 SQ(シンガポール航空)は、サービス、機材とも、色々な調査で、世界の航空会社でランキングトップを争っています。日系も、SQ(シンガポール航空)にはナカナカかなわないようです。
 今回は、少し遠回りになりますが、往路でA380機材に乗れることも有り、SQ(シンガポール航空)のシンガポール乗り継ぎでバンコクへ向かうことにしました。今回のバンコク行きのSQ(シンガポール航空)の予約、東京~シンガポール~バンコク往復になります。今回、4区間搭乗しますが、東京~シンガポール往復は、往路の機材A380、復路の機材B773を利用します。この区間、プリファードシート(有料座席)=非常口席を予約しました。シンガポール~バンコクの往復は、時間も短いので、普通のエコノミーの座席にしました・・・。
 
 予約決済したのは、SQ(シンガポール航空)のHクラスで、諸税込み78,000円+有料座席指定8,266円=86,266円です。しかも、Hクラスは、下記写真のように、TKの場合、100%加算OKですので、今回の旅程で8,4022マイル獲得できます。(全て翌日に加算済み)今回の予定外のマイル加算で、TKのエリートプラス会員(他社DIA会員相当)獲得に必要な80,000マイルには、6月には到達しそうです・・・
TKのSQ便搭乗の場合/加算率

 これまで、バンコク行きは、ANAのDIA会員で、ボーナスマイルも有りますので、「エコ割」+海外乗り継ぎ割引というパターンでした。ただし、2月末発券から、「海外乗り継ぎ割引スペシャル」という国内線1区間5千円を+できた「修行僧」にお得な運賃、東南アジア線、対象外になってなってしまいましたが・・・。
 私の場合、今年から、主に、同じスターアライアンスのTK(トルコ航空)に加算することにしています。その場合、ANAの「エコ割」の安い運賃、国際線区間は70%加算されますが、国内線区間は、加算率0%~70%のその都度変わる感じです。他社加算の場合、国内線切り込みは、あまりメリットがない感じです。日系は、ANAもJALも自社加算も改悪されていますが、折角のアライアンスですから、他社加算、国内線区間も含めもう少し改善して欲しいですね・・・ 。
 
 
 
A380の機内
 
 上記写真のA380の場合、54列のA・B・C、H・J・Kが、プリファードシート(有料座席)になっています。いわゆる非常口席の前が広く空いているシートがその対象になっています。今回、初めての体験として、予約してみました。実際利用してみたら、広く空いているというのは、A380の大きなドア一つ+通常の非常口スペースと滅茶苦茶広いスペースがあるのでビックリしました・・・。

 シート=座席、エコノミークラスは、SQのA380の場合、ピッチ32インチ、幅19インチですから、ANAのシンガポール線に較べたら多少どちらも広めになっています。

 SQ(シンガポール航空)は、2013年11月1日から、日本発着便も、エコノミークラスのプリファードシート(有料座席)サービスを開始しています。以前は、チェックインの際、先着順などで指定できた非常口座席などを、足元の広い座席=プリファードシートにして、事前購入制に変更したものですね。なお、LCC各社がすでに導入し、キャリア各社に広がりつつあるようです・・・。

 SQ(シンガポール航空)の予約、フライトを選択した後、座席指定を行いますが、その際に、プリファードシート(有料座席)の選択が可能です。東京~シンガポール間のプリファードシート(有料座席)は、1区間で40ドル=現在のレートで4,133円なります。今回は、往復ですから、この2倍となりました。プリファードシート(有料座席)の支払いは、運賃の支払いに加算され、一括決済となります。

 今回利用してみて、長時間の飛行の場合、プリファードシート(有料座席)、前が完全に開いていて楽ちんなのは確かですが、座席そのものは、他の座席と一緒ですから、40ドル払う価値があるかどうかは微妙です・・・。特に、ガラガラの便などは、中央部の4席をエコノミーフラットにした方が良いのかもしれません。
 
 
東京~シンガポールの機内食・サービスは・・・ 
 
  今回、SQ(シンガポール航空)を久しぶりに利用しましたが、日系の方が「おもてなし」のホスピタリティでレベル高いと思ってました。リクエストベースの対応だけでなく、CAさんが座席を頻繁にみて回り、きめ細かい気配りやサービスで対応していました。私が「テー プリーズ」とお願いしたら、「ジャパニーズ テー?」と確かめ、隣席の欧米人が同じリクエストした時には、「イングリッシュ テー?」と搭乗客で対応を変えていました。しかも、迅速に対応してくれました。
 マニュアル通りにきちんとやるのは日系ですが、SQのサービス、総合的にみても、搭乗客への気配りを強く感じさせてくれるサービスでした。SQのエコノミークラスなら、「また乗りたい」と思わせてくれますね。

 エコノミークラスの場合、機内食は、日系と較べ、トルコ航空も結構美味しいのですが、今回搭乗した限り、SQの機内食も、日系やトルコ航空よりGOODだと思います。また、「おもてなし」のホスピタリティも含め、サービスも日系の上を間違いなくいっている感じです・・・。 


 SQ11便の機内食、メニューも一応日本語が有り、エコノミーでも、和食とインターナショナルセレクションの2種類から選択できました。今回、インターナショナルセレクションは、「ビーフシチューの野菜・ポテト添え」というので、そちらの方が和食より美味しそうなのでチョイスしました。
 食べてみて、シーフードパスタサラダ、ビーフシチューとも美味しかったですね。特に、ビーフシチューの味付け、肉の柔らかさなど、日本人も満足できる水準です。
 
 最近の、日系のエコノミークラスの機内食と較べたら、十分満足できるレベルでした・・・。下記に、日本語のメニューを参考までに載せておきます。ワインの種類、赤、白、1種類しかないのは残念です。他社のエコノミークラスも同じですが、SQには一つ上をいって欲しいです・・・
 


 
「おもてなし」の雰囲気を感じさせるトレー・・・

 下記のトレー、機内食が終わった後、トレー毎下げていきますが、その代わりに、小さなトレーを置いて、その上に、コーヒー、紅茶などをセットしてくれます。小さな気配りですが、エコノミークラスで、こんなサービスナカナカないと思います。


シンガポール~バンコク線では・・・

 バンコク線のSQ970便、機材はエアバスA330です。座席のサイズは、ピッチ32インチ、幅19インチで、A380機材と一緒です。
 今回は、気分良く乗れたフライトでした。サービスは、CAさん、コールボタンを押さなくても、頻繁に回ってきて、向こうから、あちこち声をかけてくれ、飲み物サービスの提供が有ります。コールボタンが少ないのはこうしたサービスを展開していることもあるのかも・・・。

 機内食も、日本語メニューは有りませんが、CAさん、英語で「日本の方に合いますよ」と勧めてくれた、下記の「海老入りのローカルフード」、ちょっとピリ辛で、とても美味しかったです。


 
 
機内の電源サービスは複数対応・・・
 
 SQの場合、電源サービスも一部の機材を除いて、エコノミーでも、コンセントとUSBポートのフル装備のサービスをしています。下記写真の緑のランプは、コンセントサービスで、日本のAタイプのアダプターも使えます。
 また、USBポートですが、下記写真のディスプレーの右手に有り、ここにUSBケーブルを差し込めば充電されます。また、タブレットなどの画像、USB経由で接続し、ディスプレーで見ることができそうです・・・。
 
 
 
 WiFiサービスも有償で提供・・・
 
 最近、各航空会社、機内WiFiサービスに力を入れています。SQも一部の機材ですが、サービスを開始しています。成田→シンガポールを搭乗したSQ(シンガポール航空)のA380もこのサービスを提供していました。ただし、5MB/5.99USドル、10MB/9.99USドルと割高感が有り、今回は利用しませんでした・・・・
 

2014年3月9日日曜日

タイ・AIS 2,100MHz対応/Traveller SIMカード 3G接続速度は快適~7日間データ 定額1GB スワンナプーム国際空港で購入


AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード
nanoSIMカード

 タイの携帯電話事情ですが、2013年5月から、日本や欧米で使われている2,100MHz帯の運用が開始され、最大手AISが参入し、3Gデータサービスの世界も大きな変化が起きています。そして、AISから、この2,100MHz帯を使った「AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード」という、データ定額対応のSIMカード、昨年8月頃から販売されています。

 タイには、携帯電話の大手3社が有ります。AIS、True、DTACの3社なんですが、実は、Traveller SIMカード、大手3社とも、同じデータ定額7日間=299Bの価格設定で販売しています。いずれも、旅行者向けのSIMカードで、どれを選ぶか、迷ってしまうところですね。docomoのSIMロック端末などの場合は、2,100MHz帯は必ずサポートしていますから、AISのTraveller SIMカードが無難かもしれません・・・。

 注意が必要なのは、Traveller SIMカードの場合、有効期限90日となっています。チャージして延長できますが、通常のSIMカードより面倒です。
 短期滞在で使い捨てにするなら、問題有りませんが、タイに、年何回も来る場合、使い回すのは面倒です。使い回したい人は、通常のSIMカードを購入して、データ定額を設定するか、使い捨てと割り切り、その都度、Traveller SIMカードを購入するのがお薦めかと思います。

 Traveller SIMカード、一番最初に販売したのは、下記のDTACの「Happy Tourist sim 299」だと思います。ただし、DTACの3Gサービスは、AISの2,100MHz帯ではなく、850MHz帯という独自の周波数帯を使用していますから、端末が対応している必要があります。また、Trueの場合も「Tourist Inter Sim 299B」というSIMカードを販売しています。主に850MHz帯対応(一部2,100MHz帯)になっていますが、「7日間データ定額」も同じです。また、Trueは、バンコク市内では一番接続速度が速いという情報も有ります・・・。他社のTraveller SIMカードについては、下記を参照して下さい。

◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/dtacsim7299b.html
◎タイ・True 「3G Tourist Inter Sim」バンコク・スワンナプーム国際空港True営業所で購入~7日間データ定額1GB/299バーツ
http://tabitabi2400016.blogspot.com/2014/03/true-3g-tourist-inter-simtrue71gb299.html
◎タイでお薦めのデータ通信SIMカードは!! TOTのMVNO「i-mobile 3GX」~速くて安い1GB/199バーツ/30日
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/simtotmvnoi-mobile-3gx1gb19930.html

 今回、バンコク・スワンナプーム国際空港AIS営業所で、上記写真の「AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード」、コンビタイプとnanoタイプの2っをそれぞれ299Bで購入しました。SIMカードのサイズですが、コンビタイプというのは、標準及びマイクロの兼用タイプです。開通作業が必要ですが、スワンナプーム国際空港のAIS営業所では、開通させてから渡してくれました。
 それぞれ、アンドロイドのスマホ、iPhone5sに挿して利用しました。nanoSIMカードの方は、写真を見ていただくと分かりますが、手書きで299バーツとかかれ、49バーツという印刷も有ります。他のプランのSIMカードを流用したのかもしれませんが、Traveller SIMカードとして問題無く使えました。

 今回、購入した「AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード」は、どちらも7日間、3Gデータ定額が可能です。データ量1GBまでは、最大42Mbps、それ以降は、64bpsに速度制限がかかります。AISの3Gサービスは、2,100MHzを使っていて、速度は十分でるようです。更に、音声通話100B分の通話料が付いています。
 ちなみに、「AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード」は、音声通話兼用とデータ用の2種類のパッケージがあります。今回は、使い捨ての予定でしたので、後者のものです。どちらも音声通話が使えるので、意味不明なところが有りますが、兼用タイプは85Bのプレミアが付いているようです。音声通話をメインに使いたい方は、購入の際、注意が必要です。

◎ 開通作業について・・・

 今回は開通作業、AISの営業所でやってくれましたが、MBKなどAIS営業所以外で購入した場合、開通作業、自分でやる必要があります。
 ただし、最近は、SIMカードを挿し、APNを設定し、データ通信を開始したら、そのまま開通OKというケースがあるようです。開通OKにならない場合の手順は下記の通りになります。
① SIMカードをスマートホンなどの端末に差し込み、電源を入れます。
② 端末に「AIS」などの表示が出るのを確認します。→AISの電波網に接続が必要なので
③ 音声発信 900120へ電話します。
④ ガイダンスが流れ、言語の選択をします。英語の場合、→2→2を2回選択します。
⑤ 選択後、電話を切れば、しばらくしたら、SMSで開通の連絡がきます。

チャージ及び残高の確認は・・・


 この「AIS 1-2 Call 3G Traveller SIMカード」の有効期間は90日です。ただし、データ定額の有効期間は、7日間ですので、それ以降使う場合は、チャージが必要です。

 チャージは、コンビニ等で販売されているトップアップカードを購入することになります。300Bをチャージすれば、SIMカードの有効期間、30日間延長されます。
 また、データ定額の延長は、下記のUSSDコードを発信して設定します。また、残高の確認なども、下記のUSSDコード確認できます・・・

◎ トップアップカード(チャージカード)方式・・・上記写真を参照   

 *120*チャージカードに記載された番号#

◎ 残高の確認・・・下記写真を参照   

 下記の写真は、iPhone5sに挿したnanoSIMカードで、残高確認のUSSDコード*121#を発信して、
100バーツの残高、有効期間2014年6月1日までの90日間が表示された画面です。


・音声残高確認 *121#
・データ残高確認 *121*3#



◎ 国際電話を安くかけるには・・・上記写真を参照

 
 国際電話ですが、通常の方法、日本なら+81を付けて行い、20B/分になります。IP電話を使えば安くなります。IP電話の場合、多少音質が悪くなりますが、実用的には問題無い範囲です。  
 IP電話を使う場合は、国番号の前に、00500を付けます。例えば、日本の045-123-4567へ電話する場合、00500-81-45-123-4567になります。日本の固定電話なら、通話料5B/分、携帯電話なら、6B/分になり、料金1/4程度と安くなります・・・

  
データ定額を延長する方法は・・・ 
→1日延長
50B/160MB *777*701#→発信


→10日延長
270B/1GB *777*702#→発信

→15日延長
690B/3GB *777*703#→発信


APNの設定は・・・

・ APN      internet  
・ ユーザ名  空白のまま
・  パスワード  空白のまま

接続速度は・・・
 
 バンコク市内、スクンビットの宿で速度計測を行いました。下りは、下記写真のように、概ね、5Mbps程度でますから、実用的には問題なさそうです。

 
タイ・AISのSIMカードの情報です・・・

◎タイ・AIS 「3G TRAVELLER Simカード」(2,100MHz帯対応)発売!~速度も速い! 7日間/1GBデータ定額対応
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/09/ais-3g-traveller-sim2100mhz-71gb.html
◎タイ・3G携帯周波数「2,100MHz帯」運用開始~タイ・AIS/2,100MHz帯高速データ通信可能にhttp://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/3g2100mhzais2100mhz.

2014年3月8日土曜日

タイ・True 「3G Tourist Inter Sim」バンコク・スワンナプーム国際空港True営業所で購入~7日間データ定額1GB/299バーツ


 True moveは、大手3社の一つですが、タイで一番元気なネットワークのようです。バンコクや都市部を旅行するなら、繋がり、速度などを考えたら一番お薦めのネットワークのようです。ただし、現在は、850MHz帯がメインですので、この対応端末が必要ですが・・・

 このTrue moveは、「3G Tourist Inter Sim 」という旅行者向けのSIMカードを販売しています。旅行者向けのSIMカード、Tourist Simカードは、大手3社、AIS、DTACも、ほぼ同じ価格、仕様のものを横並びで販売しています。
 どこの会社のTourist Simカードが良いのか微妙ですが、開通作業が不要、バンコクなど都市部で接続速度が速いということを考えれば、観光客の場合、True moveの「3G Tourist Inter Sim 」カードはお薦めだと思います。ただ、850MHz帯対応の端末が必要ですので、docomoのSIMロック解除端末などの場合は、おとなしくAISの2,100MHz帯対応、Tourist Simカードにした方が無難かもしれません。他社のTourist Simカードについては、下記を参照して下さい。

◎タイ・AIS 2,100MHz対応/Traveller SIMカード 3G接続速度は快適~7日間データ定額1GB スワンナプーム国際空港で購入
http://tabitabi2400016.blogspot.com/2014/03/ais-2100mhztraveller-sim-3g7-1gb.html
◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/dtacsim7299b.html
◎タイでお薦めのデータ通信SIMカードは!! TOTのMVNO「i-mobile 3GX」~速くて安い1GB/199バーツ/30日
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/simtotmvnoi-mobile-3gx1gb19930.html
◎タイ・AIS 「3G TRAVELLER Simカード」(2,100MHz帯対応)発売!~速度も速い! 7日間/1GBデータ定額対応
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/09/ais-3g-traveller-sim2100mhz-71gb.html
◎タイ・3G携帯周波数「2,100MHz帯」運用開始~タイ・AIS/2,100MHz帯高速データ通信可能にhttp://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/3g2100mhzais2100mhz.


 True moveは、850MHz帯で全国展開していますが、昨年から、LTEを中心に2,100MHz帯のサービスを開始しており、一部というか範囲は狭いようですが、3Gでも2,100MHz帯が使えるようです。また、True moveは、バンコク市内では一番接続速度が速いという情報も有ります・・・。
 「3G Tourist Inter Sim 」は、主に850MHz帯対応のSIMですが、2,100MHz帯にも対応しており、7日間データ定額/299Bとなっています。なお、True moveの「3G Tourist Inter Sim」には、上記写真のように、299 BAHT版、49 BAHT版、FREE SIM版の3種類が有り、299 BAHT版がお薦めで、空港営業所の場合、特にリクエストしない限り、299 BAHT版になります。
 
 今回、True moveの「3G Tourist Inter Sim 」カード、バンコク・スワンナプーム国際空港True move営業所で購入しました。窓口は、旅行者が並んで購入しています。

 「3G Tourist Inter Sim 」カードの案内、ボードに貼ってありますから、「これ頂戴」でOKです。端末とお金を渡したら、アンドロイドの場合、お姉さんが設定してくれます。iPhoneの場合、自動設定され、開通作業不要ですから、すぐに使えます。
 SIMカードのサイズですが、私の購入したのは、標準・マイクロの両サイズ対応のコンビタイプでしたが、iPhone5sを渡してセットして貰っている人もいましたから、nanoSIMカードにも対応しているようです。

 SIM本体の価格は、299Bで、7日間データ定額と100B分の通話料が含まれます。この価格ですが、「3G Tourist Inter Sim 」カード、後でMBKへ行って、価格を調べてみましたが、100バーツから200バーツ上乗せした金額で売っていましたので、空港で買うのが一番のようです。AIS、DTACのツーリストSIMカードもそれぞれ、同じように、上乗せして売っていました。MBKはぼったくりのようで、安くは有りません・・・。

 この299 BAHT版、7日間データ定額となっていて、無制限でデータ通信が使えますが、1GBまで最大42Mbps、それ以降128kbpsに速度制限がされます。下記の写真は、データ定額を使い切った場合や、7日間の期間終了後、新たにデータ定額を設定する場合、参考にして下さい。


 True moveの「3G Tourist Inter Sim 」カードの場合、AISとは違い、開通作業は不要です。スマートホンなどの端末に、「3G Tourist Inter Sim 」カードを挿して、電源を入れればそれで開通です。データ通信も、APNが設定されていれば、接続が開始されます。なお、万一開通しない場合は、9302か、 #123# に電話発信すればOKです。

 また、他社と同様に、00600を国番号の前に付けると、下記写真にもあるように、安いIP国際電話サービスが利用できます。日本への国際電話は、通常の+81発信の場合、固定電話3B/分、携帯電話6B/分ですが、00600のIP国際電話サービスを使った場合、固定電話1B/分、携帯電話5B/分となり、AISやDTACより割安です。


APNの設定は・・・
 
  APN:     internet  
  ユーザ名:  true
  パスワード: true

残高確認は・・・

 Trueの「3G Tourist Inter Sim 」の場合、有効期限は、通常30日です。下記の残高確認で有効期間も確認できます。チャージすれば、更に60日延長されます。

◎ 残高確認→ #123# に電話発信
◎ データ通信の残高確認→*900# に電話発信


チャージは・・・
  

 チャージは、下記のとおり、3っの方法があります。トップアップカードを購入してチャージする場合、*123*チャージカードに記載された14桁の番号#となります。300B、500B、1,000Bの3種類ですが、3G Tourist Inter Simの場合、金額に関係なく、有効期間は60日延長となります。
 

接続速度は・・・

 タイの三大キャリアの中では、都市部では接続速度速そうです。下記は、バンコク中心部で計測したものですが、この程度の速度は、中心部では出る感じです。


True moveの情報です・・・

◎タイ・trueの3GプリペイドデータSIMカード~バンコクでは高速接続可能
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/04/true3gsim.html