2012年12月26日水曜日

ドイツのプリペイドデータSIM~格安(MVNO)congstarも便利


 ドイツの場合、大手携帯電話会社の回線借りのMVNOは、安い料金でサービスを提供していますが、日本とは違い、沢山の選択肢があります。別のブログ書き込みで、FONICというMVNOを紹介しましたが、今回は、やはりデータ定額に対応しているcongstarのSIMカードを紹介します。

 なお、ドイツのMVNOの情報、FONICのSIMカードは、下記のブログを参照して下さい。

◎ドイツ・携帯MVNO/格安SIMカードのお薦めは~データ定額・国際電話通話料「比較」
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/mvnosim.html
◎ドイツのプリペイドSIMカード~FONIC/データ定額がお薦め
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/10/simfonic.html
◎ドイツ・ベルリンでプリペイドSIMカード購入・開通~FONIC/データ定額
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/simfonic.html

 FONICのSIMカードは、O2という会社の電波網を使うMVNOですが、congstarのSIMカードは、ドイツのdocomoという位置にあるT-mobileの電波網を使ったMVNOのSIMです。日本と同じように、ドイツでも、T-mobileの電波網が一番良いようです。T-mobileがMVNO対策として、自ら作った会社のようですが・・・。congstarの詳細は、下記WEBで確認して下さい。

 http://www.congstar.de/

 congstarのSIMカード、スターターパケットは、上記写真のように、9.99ユーロで、チャージが10ユーロ含まれており、FONICと横並びの料金です。
 congstarのSIMカードの場合も、FONICと同様に、WEB上で、SIMカードの開通手続きをします。congstarのWEBが便利なのは、下記写真の定額パケットなどの手続きがWEBで簡単にできることです。



 congstarの場合、FONICと同じように、「congstar Surf Flat Option 500 9.90ユーロ/30日」というデータ定額オプションがあります。高速データ通信7,2 Mbit/s bis に対応していて、容量も当初200MBだったものが、今年初めに500MBに変更されています。デザリングもOKになったようです。これも、FONICと横並びですから、かなり意識していますね・・・。
 スターターパケットの金額、チャージされている金額、そして1ヵ月(30日間)のデータ定額オプションまで横並びなら、電波網、設定のしやすさなどで選ぶしかないですね。電波網は、congstarにアドバンテージがありそうです。
 
 congstarにも、FONICと同様、日額データ定額オプションがあります。「congstar Surf Tagesflat」というオプションで、0.99ユーロと安い料金でデータ通信が出来ます。T-mobileのNVNOなので、本体の「Xtra 」のHandy Dayflatの臭いを感じる仕組み・・・
 ただ、T-mobileのHandy Dayflat(1日定額)と違うのは、一応、「HSDPA-Speed mit max. 7,2 Mbit/s bis 200 MB/Monat」というように、高速通信も、3.6Mbit/s bis ではなく、HSDPA7,2 Mbit/sが使えることです。やはり、こちらも総データ量制限はありませんが、高速データ通信は月200MBに制限されています。
 日額データ定額を利用する場合、1日500MBまで高速通信OKのFONICの方が、2.5ユーロですが、良さそうです。通常、1日500MB使うのはそうとう大変ですが・・・

 congstarのSIMカードの場合、チャージの残高照会は、*100#。チャージバウチャーを使って、トップアップする場合、*101*コード番号12桁#で送信します。T-mobileと同じのようです。APNの設定は、APN: internet.t-mobile、ユーザー名:t-mobile、パスワード:tm となっています。

 このcongstarのデータ定額対応のSIMカード、ドイツでは、WEB直販、dmやRossmannなどのスーパーなどで購入可能です。ベルリン中央駅のRossmannには置いてありましたが、ベルリンのSaturn、Media Marktなどの家電量販店では、残念ながら見かけませんでした。FONICの場合、日本から、アマゾンDEの通販などで購入できますが、congstarの場合、難しいようで、現地のスーパーで手に入れるしかないようです。

 なお、congstarのSIMカードは、オプションのデータ定額の申請・取消など、SMSで手続きが可能です。下記がそのコマンドになります。いずれも SMS to 22011 です。

Start 100Min [Zubuchung der 100 Minuten Option]
Start Festnetz [Zubuchung der Festnetz Flat Option]
Start Flat [Zubuchung der congstar Flat Option]
Start Flatplus [Zubuchung der congstar Flat Option Plus]
Start SMS [Zubuchung der SMS Flat Option bzw. SMS 3000 Option]
Start Tagesflat [Zubuchung der Tagesflat]
Start 200MB [Zubuchung der Surf Flat Option 200]
Start 500MB [Zubuchung der Surf Flat Option 500]
Start 1GB [Zubuchung der Surf Flat Option 1000]
Start 3GB [Zubuchung der Surf Flat Option 3000]

Stop 100Min [Kündigung der 100 Minuten Option]
Stop Festnetz [Kündigung der Festnetz Flat Option]
Stop Flat [Kündigung der congstar Flat Option]
Stop Flatplus [Kündigung der congstar Flat Option Plus]
Stop SMS [Kündigung der SMS Flat Option bzw. SMS 3000 Option]
Stop Tagesflat [Kündigung der Tagesflat]
Stop 200MB [Kündigung der Surf Flat Option 200]
Stop 500MB [Kündigung der Surf Flat Option 500]
Stop 1GB [Kündigung der Surf Flat Option 1000]
Stop 3GB [Kündigung der Surf Flat Option 3000]

2012年12月18日火曜日

ドイツ・T-mobileプリペイドSIM~「Xtra Triple」データ定額対応


 ドイツ・ベルリンで、FONICのプリペイドSIMカードを購入しましたが、ベルリンでは、これ以外にも、T-mobileのプリペイドSIM、「Xtra Triple」という3っのフラット設定が設定されているSIMカード、ベルリンの繁華街の直営ショップに行き、9.95€で購入しました。

 T-mobileのプリペイドSIM、「Xtra Triple」ですが、ヨーロッパ各国で、格安データローミングができるようです。50MB/24時間定額/2.95ユーロということで、別項で紹介しているVodafone IEのプリペイドSIMカードは、2.99ユーロですので、T-mobileの方が割安です。ただし、T-mobileのプリペイドSIMカードは、海外で手に入りにくいので、ドイツへまず行って手に入れる必要があります。ドイツを振り出しに、ヨーロッパを周遊される方にはお薦めかもしれません・・・。詳細は、下記ブログをご覧下さい。(2013年7月26日追加)

◎ドイツ・T-mobileのEUデータローミングもお得な感じ!~50MB/24時間2.95ユーロ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/07/t-mobileeu50mb24295.html

 T-mobileのSIMカードですが、以前、下記のブログに記載している「Xtra card」というものを購入したことがあります。「Xtra card」には、「Xtra Handy Dayflat」という1日定額プランのオプションが付けられました。1日0.99€の定額で、接続速度は最大384kbpsでしたが、データ量の制限が無く便利でした。10€の「Xtra card」は、チャージも10€で、10日間ほどデータ定額が使える仕組みでした。
 今回購入した「Xtra Triple」が設定されたことの影響なのかもしれませんが、この「Xtra Handy Dayflat」という1日定額プラン、中身が変更になっているようです。
 1日定額0.99€という料金は変わっていないようですが、接続速度は3.6Mb/sまでOKということで速くになっているようです。ただし、月200MBという制限があり、それ以降は、「Xtra Triple」と同様に、下り64kbs、上り16kbsに制限されるようです。改善なのか、改悪なのか・・・。

 直営ショップの係員は、「Xtra card」ではなく、「Xtra Triple」を薦めてきましたので、旅行者なら、そちらの方がお得という判断だったのかもしれません。「Xtra Triple」の場合、下記にも記載してありますが、接続速度は7.2Mb/sまでOKですが、高速通信は100MBまで。速度は倍で、容量は半分というパターンですが・・・。 (2012年12月30日補足)

 T-mobileは、ドイツ最大手の携帯電話会社で、電波網もしっかりしていて、ドイツのdocomoという感じだと思います。T-mobileのSIMカードは、以前購入したことがあり、その時のレポートは下記のとおりです。今回、T-mobile、O2、FONICと3社のプリペイドSIMカードを使いましたが、ベルリンのどこへ行っても、T-mobileの電波状況はベストでした・・・。

 FONICのプリペイドSIMカードの場合、格安携帯電話会社の宿命で、開通作業、データ定額の設定などを自力でやる必要があります。しかし、T-mobileの場合、ショップへ行く必要がありますが、開通作業や設定はお店の方でやってくれます。
 前回、T-mobileの直営ショップへ行った時は、パスポートとドイツの住所(ホテルの住所でOK)が必要でしたが、今回は、パスポートのみでOKでした。

◎ ドイツ/1日0.99€でデータ定額通信~T-Mobile SIM購入
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2011/12/1099t-mobile-sim.html

 この「Xtra Triple」というSIMカード、データ、SMS、通話の3っの定額がセットになったものです。下記のT-mobileのWEBも参考にして下さい。前回購入した「Xtra card」に、3っの定額をセットにしたもののようです。旅行者の場合、国際電話まで定額ならメリットはありますが、データ、SMS位だとは思いますが・・・

http://www.t-mobile.de/xtra/0,23640,18518-_,00.html

 データ定額ですが、有効期間1ヵ月、3Gの高速データ通信(7.2Mb/sまで対応)は、100MBまでは使えます。 (現在は、変更になっており200MB/8MbpsまでOKになっています。「Surf-Flat jetzt mit 200 MB bei 8 MBit/s」追記)それ以降も、データ通信は初期料金で可能ですが、下り64kbs、上り16kbsに制限されます。今回、ドイツ滞在、3日間でしたので、私の場合、これで十分でしたので、ドイツに2~3日程度滞在の旅行者なら十分ではないかと思います。
 「Xtra card」(10€)の場合、データ定額通信できるオプションは、「Xtra Handy DayFlat」が有り、1日0.99€の定額、接続速度最大384kbpsとなっています。どちらがお得かは、滞在日数、使用量などにより異なると思います。1週間、2週間滞在する場合、ヘビーユーザーでなければ後者でも宜しいかと思います。

2012年12月13日木曜日

タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B





DTACの「Happy Tourist sim」案内
 タイの3G携帯電話、2013年5月から、2,100MHz帯運用開始で、タイ最大手のAISが参入し、新しい変化が起きています。下記ブログを参照して下さい。AISから、「Happy Tourist sim」に対抗し、ほぼ同じサービスの 「3G TRAVELLER Simカード」(2,100MHz帯対応)が発売され、AISの方が、価格は一緒、速度も速いので、どちらにするかよく検討する必要がありそうです。(2013年9月補足)

◎タイ・AIS 「3G TRAVELLER Simカード」(2,100MHz帯対応)発売!~速度も速い! 7日間/1GBデータ定額対応
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/09/ais-3g-traveller-sim2100mhz-71gb.html

◎タイ・3G携帯周波数「2,100MHz帯」運用開始~タイ・AIS/2,100MHz帯高速データ通信可能に
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/3g2100mhzais2100mhz.html

 タイの音声+データ通信できるSIMカードですが、Dtacの 3G対応「Happy Tourist sim」というのがあります。「Happy Tourist sim」は、最初から、データ定額が設定されていて、旅行者にはとても使い易いSIMカードです。
 この「Happy Tourist sim」は、何種類かあるようですが、現在は、上記写真の「Happy Tourist sim 299」を始め、主に、2種類が売られています。Happy プリペイドSIMについては、下記で一度紹介していますので、参考にして下さい。
 
◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~定額データ通信もOK
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/02/simdtac2g.html
◎タイ・DTACプリペイドSIMカードの有効期間延長サービス~「Day Giveaway Service」便利!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/04/dtacsimday-giveaway-service.html
◎タイ・DTACプリペイドSIMカードのサービス~「e-service」・オンラインチャージ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/04/dtacsime-service.html
 
 「Happy Tourist sim」は、どちらも、3ヵ月未満の滞在客向けに販売されています。開通から、35日間有効で、2013年3月31日までの期間限定で発売されたようですが、その後も継続販売されています。バンコクのスワンナプーム国際空港の到着ロビーのDTAC直営ショップで購入できます。

 有効期限、開通日から3ヵ月です。チャージすれば、通常、DTACのSimpleSIMカードなどは、100Bチャージすれば、30日延長されます。このSIMカードの場合も、同様に延長されます。4月上旬、WEBから、オンラインで200Bチャージしたところ、30日間有効期間が延長されました。
 また、上記ブログに記載の「Day Giveaway Service」を利用しても有効期間の延長が可能です。有償で、30日延長の場合、2バーツ、90日延長の場合、6バーツ、180日延長の場合、12バーツとなっています。ただし、私が実際やってみたら、開通日から3ヵ月+30日/90日/180日になるようで、途中チャージなどをしてもそちらの期間延長は参入されないようで、多少複雑なようです。オンラインチャージや「Day Giveaway Service」について、上記に記載してあるブログに詳細は書き込んでいますから参照して下さい。

 この「Happy Tourist sim」の購入ですが、定価は299バーツです。できるだけ、スワンナプーム国際空港で購入することをお薦めします。DTACの直営SHOPには在庫がないことが多いこと、MBKのSIMショップでは、200バーツ近く上乗せし、499バーツなどとぼったくり価格で販売していますので。また、最近、このSIMカードの存在が知れ渡り、スワンナプーム国際空港到着ロビーDTACショップで買う人が増えているようです。当初キャンペーンで販売されていたようですが、現在も販売されています。(2013年6月6日補足)
 
 「Happy Tourist sim」は、99Bでこれまで売られていました。今回の場合、49Bの「Happy Tourist sim 49」に加え、現在、スマートホンの普及なども踏まえ、299B=約810円の「Happy Tourist sim 299」が販売されるようになっています。
 この「Happy Tourist sim 299」のパッケージは、データ通信が7日間フリーの定額(unlimited)になっており、これに100B分の無料通話分が付いています。一応、1週間程度の短期滞在者向けのデータSIMカードです。DTACの場合、バンコク市内や都市部で、3G対応しています。
 ただし、DTACの3Gサービスは、850MHz帯という独自の周波数帯を使用しています。マルチ対応の機種でない場合、3Gサービスは利用できません。3Gについては、UMTS(WCDMA)/HSPA というような表記がされていると思いますが、そこに「850MHz、900MHz、2,100MHz対応」と記載してあれば、DTACでも3Gサービスが使えます。仮に、「900MHz、2,100MHz対応」の機種に、DTACのSIMカードを挿した場合、3Gサービスは使えず、2Gのサービスになり、音声はOKですが、データ通信はGPRS(128Kbps程度)程度の速度でしか使えないことになります。(2013年6月8日補足)
 
 なお、「Happy Tourist sim 49」は、1日のみデータ定額フリーが付帯していますので、トランジットなどでバンコクを寄る場合など便利かもしれません。

 「Happy Tourist sim」の開通は、スマートホンなどにSIMカードをセット、APN設定をして、データ通信を開始すれば、その時点で開通します。
 データ通信の定額は、7日間OKですが、1GBまで3Gデータ通信に対応しており、それを使い切った場合も、2Gに接続速度が落ちますが、データ通信への接続は容量無制限で可能です。SIMカードも、マイクロSIM兼用ですので、iPhone4s、マイクロSIM対応のアンドロイドスマホもOKです。
 また、7日目以降、データ定額通信を利用する場合、下記の「Happy Internet Package」のデータ定額プランに申し込めば可能です。申し込みは、下記写真にそれぞれUSSDコードが記載されていますので、それを使います。1週間以内に、1GBを使い切り、3G通信を続けたい場合もOKのようです。なお、チャージの初期残高は、「Happy Tourist sim 299」の場合、100Bしか有りませんので、データ定額プランに申し込む場合、1日定額以外、チャージが必要になります。
 
 
日・週・月単位のデータ定額プラン

容量単位・時間単位のデータ定額プラン

 3Gデータ通信の周波数は、日本の2,100MHzとは異なり、850MHzとなっています。SIMフリーの端末も、この周波数に対応が必要です。ドコモのスマホをSIMロック解除した場合、未対応のこともあり、その場合、2Gでの対応となります。
 APNの設定は、自動設定の場合もありますが、設定が必要な場合、APN:www.dtac.co.th、ユーザー名やパスワードは不要です。
 なお、残高、有効期限のチェックは、*101*9#発信のUSSDコードで行います。プリペイドSIMカードの電話番号の確認は、*102*9#発信のUSSDで可能です。チャージは、*100*シリアルナンバー・IDナンバー*9#発信で可能です。(いずれも無料で、日本でも可能です)

未使用の「Happy Tourist sim」

 下記写真、タイ・DTACの「HappySimple SIM」カードです。以前に、タイのコンビニで49バーツで購入したものです。タイに何回か行かれる方や、多少長期間滞在される場合は、「Happy Tourist sim」カードではなく、「HappySimple SIM」カードを購入して、データ定額を付けるのも宜しいかと思います。
 「HappySimple SIM」の場合、SIMカード代49バーツ+データ定額1週間/1GB/199バーツ=248バーツですから、価格的には、音声通話をどれほど使うかにもよりますが、「Happy Tourist sim」カードとそれほど違いはありません。データ定額プラン設定の手間はかかりますが・・・。また、有効期間を延長するサービスの「Day Giveaway Service」やオンラインチャージを使えば、長期間同一番号のSIMカードを使い続けられます。

「HappySimple SIM」カードについては、下記のDTACのWEBで詳細を確認して下さい。
http://www.dtac.co.th/en/prepaid/products/newsimple.html    (2013年6月8日追加)
 

2012年12月7日金曜日

ベルギーのプリペイドSIMカード~BASE/定額データ500MB・10€

 

 ベルギーで、データ定額に対応しているプリペイドSIMカードを購入しました。BASEという会社のもので、ブリュッセルの繁華街、モネ広場近くのBASEの直営SHOPで購入しました。日本にいる時に、この会社のプリペイドSIMを購入する予定で、あらかじめ場所は調べておきました。BASEの直営SHOPは結構小さくて、10人くらい並んでいましたが、窓口が3つで、15分くらいで順番が来ました。
 購入したプリペイドSIMカードは、「BASE Starter kit」(15€)です。チヤージというか、通話・データ通信に使える初期残高は15€とお得です。SIMカードは、マイクロSIM兼用ですので、マルチ機種に対応しています。
 ベルギーにも、何社か携帯電話会社があるようですが、事前に調べておいた情報やWEBの使い勝手もよさそうなので、データ定額可能なBASEのSIMカードをチョィスしました・・・

 SHOPの係員に、「スターター・キット有りますか?」と聞いたところ、「新しい番号ですか?」「それなら有ります」という感じで、上記WEBのSIMカードをすぐ用意してくれました。「開通手続きをお願いします」と言ったら、上記封筒、開封もせず、バーコードを読み取り、パソコンの端末で開通手続きをしてくれました。
 そして、未開封の封筒を渡して終わりでした。自分で、SIMカードをスマートホンにセットしたら、すでに使えるようになっていました。SIMカードには、説明書(オランダ語/フランス語)が付いています。

 
 
 有効期間は、トップアップ(チャージ)後、残高は1年間有効です。チャージすればその時点から1年間有効なようです。チャージ方法は、下記のWEBからクレジットカード(日本のクレジットカードもOK)や、トップアップカードを購入してできます。リチャージ用のトップアップカードは、スーパーマーケットなどでも購入できます。べルギーへ頻繁に行かれる方には便利かもしれません・・・

 http://www.base.be/en


 今回は、データ定額プラン、自分でやるつもりでしたので、SHOPの係員にお願いせず、下記の方法で、自分で設定しました。

 データ定額通信のオプションを申し込む場合、初期残高15€で賄うことが可能です。15€の範囲内、どのオプションに申し込むかを決めることになります。「surf & mail 25」など15€を超えるオプションを申し込む場合、事前にトップアップしておく必要があります。(トップアップ
は購入時にすることも可能です)オプションの手続きは、下記記載のとおり、SMSを送ればOKです。APNの設定は、自動設定されていましたが、APN: gprs.base.be、Username: base、Password: baseです。

 データ定額・メールのオプションは、 上記写真のとおりです。通常の旅行者なら、500MB/30日まで使える「surf & mail 10」 で良いのではないかと思います。また、50MB/5€というオプションも有り、この場合、「SURF5」というコマンドを1914宛てにSMSを送信すれば設定できます。

 今回、私は、デザリングにも使うので、「SURF10」 のオプションを選択し、1914 宛てにSMSを送りました。オプションが有効になりましたというSMSが来ますが、それが下記の写真になります。

 ただ、SMS、よく見たら、500MBではなく、30日間、1,024MB=1GB使えるようになっています。「SURF15」 ではなく、「SURF10」 なのに、どうしてなのか不明です、キャンペーンでもやっているのか?「My Prepaid」にログインしてみましたが、下記写真でも、残りは5€となっています。初期残高は、15€ですので、10€分差し引いてぴったりなんですが・・・
 

 ただ、SMSの宛先、オランダ語の場合、1912、フランス語の場合、1913、英語の場合、1914となっていて、外国人には多少わかりにくいですが、この国事情もあるようです。
 電源入れて立ち上げた場合、PINコードを入れて、スマートホンを使えるようにしますが、BASEのSIMの場合、ここで言語選択の画面が立ち上がります。これもユニークです・・・

 



 なお、オプションの有効期間は30日間ですが、下記WEB記載によれば、自動更新はしないようで、延長及びデータ量不足などの場合、再度手続きをすれば良いようです。

◎ if you have a BASE prepaid card

If you have a BASE prepaid card, the data transfer allowance (50 MB or 500 MB) is valid for 30 days. You are free to reactivate the option as many times as you like.



 

2012年12月6日木曜日

ドイツ・ベルリンでプリペイドSIMカード購入・開通~FONIC/データ定額


 ドイツ・ベルリンで、O2系列の格安SIMカード提供のFONIC/データ定額対応のプリペイドSIMカードを購入しました。ベルリンのアレキサンダー広場の家電量販店SATURNで、上記写真の「FONIC Classic Internet」という標準パッケージで、購入価格は、9.95€でした。スタートボーナスとして、10€付いていました。また、SIMカードは、マイクロSIM兼用ですので、iPhoneやスマートホンなら、どの機種でも問題なくそのまま使えます。

 FONIC/データ定額対応のプリペイドSIMカードは、O2のMVNOですので、O2の電波網を使います。O2の電波網、大都市、ベルリン、ケルン・ドルトムント、フランクフルト、ハンブルグ、ミュンヘンなどでは、高速データ「HSPA with up to 7,2 MBit/s supported」で安定して使えるようですが、それ以外、郊外や旧東ドイツ地域では、EDGE(最大で384kbpsの接続)対応となるところが多いようです。接続速度に拘るなら、T-mobileのMVNO、congstarの方がお薦めかもしれません。

 なお、ドイツのMVNOの情報は下記も参照してみて下さい。

◎ドイツ・携帯MVNO/格安SIMカードのお薦めは~データ定額・国際電話通話料「比較」
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/mvnosim.html
 FONIC/データ定額SIMカードについては、すでに下記に投稿していますが、最近の情報ということで書き込みます。また、FONIC/データ定額SIMカードは、ドイツでは、家電量販店やスーパーマーケットで気軽に買えますが、日本で、手に入れる場合、Amazon.deの通販で購入が可能です。1枚4.99€程度+送料がかかります。事前に手に入れておきたい方には選択肢の一つです。(通販利用は自己責任でお願いします)

◎ドイツのプリペイドSIMカード~FONIC/データ定額がお薦め
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/10/simfonic.html

  今回、購入した「FONIC Classic Internet」は、「Starterpaket」と表記されており、パッケージの裏に、電話番号も記載されていますから、気にいったものが見つかったら、レジへ持って行き、お金を払うだけで購入できます。

 今回は、「開通作業」で苦労しました。格安携帯電話会社の宿命ですが、「開通作業」は基本的に自分の力で、WEBからやるんですが、そのWEBのメンテナンスというか、改修作業で、夜中、ストップしていました・・・。不運!!仕方なしに、ベルリン出発間際に、「開通作業」をやるはめに・・・。



 結果は、上記写真のように、上手く「開通作業」が完了しましたが、ほとんど使う時間がなく、次回に向けて授業料という感じになりました。

 「開通作業」は難しくありませんが、ドイツ語の画面でやるわけなので、多少やりにくいかもしれません。外国語が苦手な方は、翻訳機能を使うと宜しいかもしれません。注意すべき点は下記の事項です・・・

① https://www.fonic.de/freischalten を開けば、見本付きで、「開通作業」の開始方法が記載されています。ここでは、上記写真のSIMカードの裏側に記載してある「電話番号」と「認証番号」を登録します。
② 次に、氏名、住所、メールアドレス、生年月日、電話番号などを登録します。住所、電話番号は、ドイツのホテルで構いません。(郵便番号も必要です)その他は、自分の情報を書き込みます。パスワードは、シンプルなものを入れた場合、警告がでますが、普段使っている使いやすいもので良いかと思います。
③ 作業の際、リチャージについて、銀行口座の登録がありますが、バウチャーを使う方を選択してやれば問題なく先へ進めます。
④ 上記画面まで来れば、「開通作業」は完了です。ただ、すぐには開通となりません。FONIC側の手続きが必要で、完了すれば、登録したメールアドレスへ開通連絡メールが来ますが、私の場合、3時間ほどかかりました。1時間くらいの時点で、SIMカードを挿してみたら、認識はしますが、チャージの残高はゼロになっています。開通連絡メールが到着すれば、その時点で使えるようになります。そして、チャージ残高、10€表示になれば、FONIC側の手続きも完了したことになります。
⑤ FONIC側の開通作業完了の確認ができたら、APN設定やデータプランの申し込み(SMS)などを行います。できれば、その前に、もう一度、*101#へ電話し、USSDコードで、残高を確認した方が良いかと思います。

 FONICのプリペイドSIMカードの場合、データ定額プランが2つあります。お薦めは、Handy Internet Flatrate プランで、9.95 €/月/500MBまでOKとなっています。使用量が500MBを超えても、速度制限(56Kbit/s)がかかるだけで、データ通信は利用できます。通常の旅行者なら、これで十分ではないかと思います。
 FONICの場合、初期残高が10€ありますので、データ定額しか使わないのであれば、リチャージしなくても、初期残高でこのプランが使えます。申請および取消の手続きは下記のとおりです。

 Month Flat with 500 MB = 9.95€ - lasts 30 days. (after 500MB, speed drops to 56Kbit/s)
 申請:36642へ 「START HANDYINTERNET」 取消:36642へ「STOPP HANDYINTERNET」


 もう一つのデータ定額プランは、「Internet-Tagesflatrate」というプランで、2.5€/日/500MBまでOK、ただし、月5GBまでという制約があります。デザリングや短期間にヘビーな使い方をされる方向きです。詳しくは、下記のWEBサイトで確認してください。

https://www.fonic.de/tarife/handy-internet-flatrate-sim-karte
https://www.fonic.de/tarife/prepaid-surf-stick-fuer-mobiles-internet

 今回、私の場合、使える時間がほとんどないので、後者(2.5€/日/500MB)のプランを1日だけ使いました。手続きは、SMSで、「START TAGESFLAT 」を 36642 に送信しました。取り消しの場合は、同じく「 STOP TAGESFLAT」です。今回は、列車がケルンを出発した時点で、取り消しのSMSを送信して手続きをとりました。

 ここで注意ですが、どちらの場合も、SMSでリクエスト→リクエスト受領の返信→しばらくしてプラン確認のSMSが送られてきます→ここで「YA」=YESの返事をこちらから送ります→そうしたら、しばらくして「プランが有効になった」の返信がきます。データ定額は、この作業を完了しないと有効になりませんので、それ以前は、データOFFにしておくことをお薦めします。下記に、SMSでのやりとりを載せておきます。いずれもドイツ語のSMSが戻ってきます。



 今回は、1日しか「Internet-Tagesflatrate」プランを使用していませんから、10€-2.5€=残高は7.5€になっています。残りは、次回、使います。私の場合、現在、下記の写真のように、チャージの残高7.5€有ります。WEBにログインするには、電話番号、最初に設定したパスワードが必要です。


 FONICに、直接確認していませんが、WEBサイトの下記の記載では、残高の有効期限が設定されていないようです。例えば、期限は切らないということで、1年後でも残高をそのまま使えると記載してあります。(何年まで大丈夫か不明ですが)ドイツの他社のような最終通話後60日まで有効など、旅行者に厳しい規制はないようです。年に、1回、2回の旅行者にはお薦めのSIMカードだと思います。(2012年12月13日補足)

 FONICの回線は、O2のものですが、都市部では、3Gの速度もそこそこ早いです。列車の移動中使いましたが、H→E→D表示などに何回も変わりました。郊外は、T-mobileと違い、電波状態はよくないようです。
 APNは、私の場合、自動設定され、O2の設定でOKでした。ちなみに、APN:internetです。追記ですが、APNの設定が変わっているようです。2012年12月ベルリンでは、上記設定で問題なく接続できたのですが、色々な情報では、APN: pinternet.interkom.de、ユーザー名・パスワード無しとか。2013年7月にドイツへ行きますので、確認して見ます。

 チャージは、damやRossmannなどのスーパーやドラッグストアで購入可能です。20€、30€のパッケージがあります。ベルリン、ケルンなどの駅でも売っていました。残高照会は、*101#。リチャージは、*103*12桁のリチャージ番号#。

 FONICのSIMカードなど格安携帯電話会社の回線を使う場合、自分でアクティベーションが必要になり、上記のように手続きに時間がかかります。ネット環境が無い方は、面倒なのが嫌な方は、T-mobile、vodafoneやO2など、ショップで購入する方がお手軽だと思います・・・。

 FONICのSIMカードですが、日本でも、3月12日に開通作業をやってみました。手順は、ベルリンでやったのと同じでした。
 下記、スクリーンショットの写真は、2013年6月8日に、*101#のUSSDコードを使って、残高確認したものです。残高は、10ユーロの初期残高がそのまま残っています。「Handy Internet Flatrate 」プランが9.95 ユーロで使えますという案内も付いています。
 なお、USSDコードは、電話発信のコマンドで、電話番号の代わりに*101#を入れて発信し、無料サービスです。SMSとは違いますので、誤解のないようお願いいたします。(2013年6月8日追記)
 

2012年12月3日月曜日

ハンガリーのデータSIMカード~Vodafone定額データサービスは使いやすい

 
ハンガリーのプリペイドSIMカードですが、簡単に手に入り、SIMフリーのスマホがあれば、気軽にデータ通信が楽しめます。ブダペストなど都市部では、高速3Gデータ通信に対応しています。
 ハンガリーの場合、T-Mobile、Vodafone、Telenorの3社が大手のようで、それぞれからプリペイドSIMカードが販売されています。T-MobileのSIMも購入していますので、そちらは下記ブログを参照して下さい。

◎ハンガリーのプリペイドSIM~データ定額対応/T-mobile
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/simt-mobile.html

 私は、ブダペストのホテル到着後、まずホテルに近い、繁華街ヴァーツィ通り近くのVodafone Shopへ行き、上記のプリペイドSIMカードを購入しました。

  http://www.vodafone.hu/english (Vodafone ハンガリーの英語WEBサイト)

 Vodafoneの場合、プリペイドSIMにも、上記写真のプリペイドSIMカード以外にも、iPadに使うような「Vodafone Netjegy」というデータプランが用意されています。 
 
 今回は、上記写真のSIMカード、500Ft(約190円)で購入しました。これにデータ定額プランを使うために、チャージが必要ですので、3,000Ft(約1,140円)チャージしました。
 このSIMカードには、もともと100MBのデータ定額がパッケージされています。これに3,000Ftチャージした場合、更に50MB+のボーナスが付くとのことです。ですから、3,000Ftチャージした時点で、150MBまで定額で使えるということです。
 

 Vodafoneのデータ定額プランは、上記写真のようになります。「NET100」「NET500」「NET1000」の3っです。いずれも30日間の定額プランで、容量が、100MB~1GBまであります。なお、一度設定したら、取り消し手続きをしない場合、自動更新されるので注意です。

 私の場合、お店で「開通作業やってね」と言ったのですが、男性職員、おしゃべりが好きで、手抜きは平気という感じでした。アクティブはやってくれましたが、データONにするのを忘れていて、「繫がらないよ」と言ったら、何とか対応してくれましたが、データプランの設定まではやってくれませんでした。後で、T-mobileの支店に行きましたが、こちらは無駄口もたたかず、淡々と、プラン設定までやってくれました。

 データ定額は、500MBコースを選択することにしましたので、SMSで、1270へ「NET500」を送信して設定しました。今回は、もともと付いている150MB+500MBということになりました。手続き完了のSMSが送られてきます。APNは自動設定でした。

 Vodafoneの回線ですが、ブダペスト市内を主に使いましたが、一部「3G」になりましたが、大体は「H+」表示で快適に使えました。鉄道で、スロバキアの国境まで移動しましたが、「E」表示に切り替わる所もありましたが、概ね、データ利用の支障も無く、便利に使わせて頂きました・・・
 

チェコO2プリペイドSIMカード~2012年12月最新情報

O2のSIM/500コルナチャージで有効期間1年後までOKに
チェコプリペイドSIMカード、O2の2012年12月の最新情報です。過去のチェコのプリペイドSIMカードの情報は下記に書き込みをしていますので、参考にしてください。

◎ チェコのプリペイドSIMカード~「O2 Karta」の2012年最新情報
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/07/simo2-karta.html
◎ チェコのプリペイドデータSIMカードの情報
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/06/sim_24.html
◎ チェコ/プリペイドSIM~830円でデータ通信可能
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2011/12/sim830.html
◎ チェコのプリペイドデータSIMカード~Vodafone/4GBまでOK
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/07/simvodafone.html

 2012年12月、今年2回目のプラハ行きでした。プラハへはブダペストからスロバキアを経由して、鉄道で移動しました。チェコO2のプリペイドSIMカード「O2 Karta」は、今年7月18日に購入し、有効期間は6ヵ月後の2013年1月18日、残高は288コルナとなっていました。

 列車がスロバキア国内を通過中に、SIMフリーのスマートホンの中に、プリペイドSIMカード「O2 Karta」を挿して、ローミング状態にしました。(ただし、データローミングはOFFに)
 チェコ国内に入ったら、スマートホンのローミング表示、Rが消えますので、その時点で、データ定額の申請をしました。
 データ定額設定の為、SMSで、999111に「IVM2」を送信。下記写真のように、リクエストOKのSMSが来ました。残高確認したら、75コルナ差し引かれていました。定額データ通信、問題なく使えるようになりました。

 

 この定額データ通信、3種類あるうちの一つですが、このプラン、1週間500MbまでOK/75コルナ=約300円です!プランの詳細は、下記のO2のWEBのとおりですので、参照してください。なお、プリペイドSIMとポストペイドSIMではプランが多少異なりますので、プリペイドの方を参照して下さい。
 ともかく、このプラン、1日あたり70MBまで使えますから、通常の使用なら問題ないと思います。なお、出国する前というか使用を止める時には、999111に「DIVM」を送信しておく必要があります。止めないと自動継続され、残高が無くなるようです。



* 2013年3月5日 追加

 チェコO2の上記写真のデータ定額プラン、変更になっているようです。旅行者に便利な「Internetu v mobilu+ Mプラン」(1週間プラン)ですが、容量500MB→1GB、料金75コルナ→90コルナとなっています。容量が倍に、料金も15コルナほど値上がりしています。それでも、1週間データ通信、1GBまで使えて、90コルナ=約450円ですから、まだまだ安いと思います・・・
 申請のSMSのコマンドも下記に変更されていますので、ご注意下さい。mobilu+ Mプランの場合、従来の「IVM2」→「IVMM」になっています。取消は上記記載の「DIVM」で変更はありません。下記、WEBサイトに詳細が記載されていますので、確認して下さい。

Internetu v mobilu+ SIVMS to 999 111
Internetu v mobilu+ MIVMM to 999 111
Internetu v mobilu+ LIVML to 999 111
Internetu v mobilu+ XLIVMXL to 999 111

http://www.o2.cz/osobni/en/internet/166095-internet_v_mobilu.html#d287623

* 2013年7月5日 追加

 チェコO2のデータ定額プラン、更に変更となっています。「Internetu v mobilu+ Mプラン」(1週間プラン)、容量250MB、料金90コルナになっています。その他のプランは下記写真の通りです。


 それから、有効期間とリチャージです。「O2 Karta」は、開通から6ヵ月が有効期間です。通常は、リチャージをすれば有効期間は延長されます。
 O2の場合、500コルナ以下のチャージのでは、チャージ日から6ヵ月有効、500コルナ以上のチャージでは、チャージ日から1年となります。つまり、初期の有効期間に加算されるのではなく、チャージ日を基準に、チャージ残高によって有効期間が延長される仕組みです。
 ですから、開通翌日にチャージした場合、1日しか有効期間は延長されないことになります。私は、ショッピングセンター内のO2ショップで、500コルナをチャージしました。最初の写真のように、有効期間、2013年12月2日までに延長されています。当初の有効期間は、2013年1月18日でしたが、加算はされていません・・・

ステータスマッチ~トルコ航空「Elite会員」ゲットに成功!

12/14到着した「エリート会員」カード
 
トルコ航空の会員ステータス種類
 
 トルコ航空は、スターアライアンス(☆組)加盟で、「Miles & Smiles」という会員制マイレージシステムがあります。
 トルコ航空の場合、「Classic Card 」「Classic Plus Card 」「Elite Card 」「Elite Plus Card 」の4種類があります。「Classic Card 」は一般の会員カード、「Classic Plus Card 」は、12ヵ月/25,000マイル以上搭乗、「Elite Card 」は、12ヵ月/40,000マイル以上搭乗、「Elite Plus Card 」は、12ヵ月/80,000マイル以上搭乗で獲得することができます。 
 
 この内、「Elite Card 」及び「Elite Plus Card 」は、スターアライアンスゴールド(☆G)の資格が付与されます。また、「Elite Plus Card 」の場合、コンフォートクラスに空席があれば、アップグレードされます。ANAと同じ運用ですが、トルコ航空の場合、ANAのDIA会員に相当する「Elite Plus Card 」だけが対象のようです。 
 
トルコ航空、最近、ステータスマッチをやっているという情報が流れていました。ステータスマッチは、他社の上級会員の資格があれば、自社の上級会員の資格を与えるという仕組みです。上級会員は、飛行機に沢山搭乗するということで、「引き抜き」の枠組みでもあります。
 同一アライアンスの上級会員の場合、すでにラウンジや優先カウンターの使用、優先搭乗などのサービスが受けられることも有り、ステータスマッチの対象にしないのが一般的なようです。他のアライアンスに所属する航空会社の上級会員が対象になるようです。トルコ航空は、スターアライアンス(☆組)加盟ですから、スカイチームの「エリートプラス」やワンワールドの「エメラルド」などが対象になっているようです。ただ、今回のトルコ航空のステータスマッチの場合、☆組他社の上級会員も対象にしている感じです。
 
 私の場合、JALのJGP会員ですが、ANAのDIA会員でも有り、スターアライアンスゴールド(☆G)になっています。それでも、トルコ航空に乗り始めたとはいえ、幾ら何でも、ANAのDIA会員資格でステータスマッチを申請してもと考えました・・・。

1.まず、最初に、申請の前に、「Miles & Smiles」に入っておく必要があるようで、トルコ航空のWEBサイトから、手続きをしました。「Classic Card 」への入会になります。(英語のページになります)

 https://www4.thy.com/tkmiles/newmember.tk?lang=en


そこで、JALのJGPの場合、ワンワールドの「エメラルド」資格があります。そこで、JAL/JGP資格を根拠に、トルコ航空へ下記の英文メールで、ステータスマッチを申請しました。メールに、JGPカード、JALのログイン画面、2枚の写真を添付しました
 申請する場合のアドレスは、現在変更されています。TKへの問い合わせやステータスマッチなどは、現在、下記のカスマスターセンターへ英文で連絡するように変更されています。従来のアドレス、customermiles@thy.comにメールしても対応してもらえませんので、要注意です。
https://www4.thy.com/customercontact/?lang=en


3.今回のステータスマッチの申請、10月20日(土)でした。1週間たっても、何にも返事がないという状況でした。トルコ航空も、最近というか、10月初め頃から、ステータスさえあればマッチするのを止めて、過去の搭乗実績などチェックし始めたようです。断られる人も結構出てきているとか・・・。  
 そこで、すでに送付したJALの搭乗実績だけでは、難しいかなと考え。ANAのステータス情報、搭乗実績も添付して、下記のメールで10月28日(日)に再申請をしました。

  
                

4.しかし、その後なしのつぶてでしたが、11月28日に、ステートメントを送れとのメールがきました。JALやANAの搭乗実績を送れということです。2回も送っているのにと思いつつ、これで最後という判断で、下記のメールで、11月29日、3回目のステートメントを送付しました。また、切り札になるかもしれないと思い、12月7日のTK便の搭乗予定を伝え、それまでに返事が欲しいとのリクエストもしました。(*メールやりとりの日付が不正確でしたので訂正しました)

Dear Turkish Airlines
 
 Thank you for your quick response. Thank you so, send, attach a
Gold memberhsip card and statement.

 Today, I go to Europe from Japan. Return the TURKISH Airlines  in 12/7,
and moves from Paris to Beijing via Istanbul. You must now register
mileage is by adding to the ANA. I want to get out early, conclusion of
status match.


Attachment:JGC PREMIER card. JAPAN AIRLINES.  statement.1Year.
                    ANA DIAMOND card. ANA.statement.


5.その結果、12月に入ったら、何も連絡無しで、トルコ航空の「Miles & Smiles」のステータスが下記写真のように「Elite」に変更されていました。変更は、11月28日付け、「Elite」資格の有効期限、2014年11月30日までです。


 

 恐らく、JAL及びANAの搭乗実績が有り、スターアライアンスゴールド(☆G)資格、目当てでないことが分かったので、すんなりマッチしてくれたのかもしれません。それに加え、実際、TKに搭乗することをアピールして、プッシュしたのが決定的かもしれません。TKだって、実際、自社便に乗って欲しいのですから。

 今回、JALでマッチしてくれたのか、ANAでマッチしてくれたのか不明です・・・。現在、このマッチの情報が広がり、特に、デルタ・アメックスの搭乗実績無し組が押しかけた影響で、搭乗実績のチェックも始まり、厳しくなったようです。お金でステータスをゲットしているデルタ組の余波は勘弁して欲しいですね。OWエメラルドの場合、別扱いにして欲しいですね・・・

 トルコ航空WEBサイトの表記は「Elite Card 」ホルダーに切り替わりましたが、カードの実物は、情報では、2~3週間後にキットで送られてくるようです。(「Classic Card 」の場合、搭乗実績がなければ送られてきませんが・・・)

6.WEBサイトは、「Elite Card 」ホルダーに切り替わましたが、TKからしばらく何の連絡もありませんでした。12月13日になって、下記のメールが送られてきました。ステータスマッチが成功したとの連絡ですが・・・。これから「Elite Card 」送ってくるなら、年内には届きそうもありませんね。ANAの国内線に加算しようかと思っていましたが残念。(2012年12月14日補足)


7.Elite Card 」ですが、メールを受領した翌日、12月14日夕刻、国際郵便で到着しました。手荷物タグが2つ付いていました。これで☆組他社の場合も、☆ゴールド会員として利用できます。(トップの写真参照)

 ステータスマッチの場合、概ね「Elite Card 」が出るようですが、「Elite Card 」の有効期間は、2年間です。更新は、取得基準よりハードルが低く、1年間で2万マイル搭乗、もしくは2年間で3万7500マイル搭乗でOKのようです。(変更されているよう)

 エリート会員の更新基準、1年間で2万マイル搭乗→2万5千マイルにいつの間にか下記のように変わっている!2年間3万7500マイル搭乗は変わっていないが、ハードルが高くなっている・・・

Members residing out of Turkey need to collect 25.000 Status Miles either within the first year or 37.500 Status Miles within 2 years of the Elite membership. Otherwise, the membership status will be renewed as "Classic Plus". (2013/01/01補足)

 しかも、トルコ航空の「Miles & Smiles」場合、ANAなどに加算するより基準が良いようで、シミュレーションしてみたら、以外と簡単に、Eliteステータス更新できるようです。トルコ航空の搭乗、ANAに加算する場合、コンフォートクラスでも、75%もしくは100%ですから・・・

 トルコ航空の場合、Y搭乗でも、積算率100%、コンフォートクラス125%、ビジネスクラス150%加算となっているようです。また、最低保証マイルという制度も有り、500マイル以下の場合、500マイル加算のようですが、ANAの国内線など☆組他社に適用されるかどうかは、調べて見る必要があります。私の場合、2014年11月30日までの2年間が、エリートステータスの期限になります。今年12月、来年3月、7月に、トルコ航空で、下記の3つ予約発券済みです。これ搭乗分を「Elite Card 」に加算した場合、次のようになり、それだけで更新基準をクリアします。

1.パリ→イスタンブール→北京 1,397マイル(100%)+5,483マイル(125%)=6,880マイル
2.プラハ→イスタンブール→成田 952マイル(100%)+7,192マイル(125%)=8,144マイル
3.成田→イスタンブール→プラハ 7,192マイル(125%)+952マイル(100%)=8,144マイル

 この3つのフライトでゲットできるマイルは、23,168マイルになります。このマイル、ANAへ加算予定でしたが、「Elite Card 」に加算すれば、これだけでステータス更新が可能です。

 下記写真は、パリ→イスタンブール(Yクラス)、イスタンブール→北京(コンフォートクラス)を搭乗したマイルが加算されたものです。
 

 現在、エリート会員カードは到着していません。今回、パリ・シャルルドゴール空港で、TKカウンターに行き、「エリート会員になったはずですが、会員カード無いのですが?」と申し出、TKの会員番号で確認して貰ったら、「エリート会員です」の返事。
 「マイレージ、ANA登録になっていますが、どちらにされますか?」と聞かれ、「TKにお願いします」で、TKのエリート会員デビューに。ラウンジ利用についても、ラウンジ券も頂き、パリもイスタンブール、両方のラウンジ使用OKの回答でした。搭乗券にエリート表示され、ANAの☆Gステータスを使わず済みました・・・


 2年間で、日本~ヨーロッパ1往復プラスアルファ程度で維持できそうです。ヨーロッパ発券や北京発券の安いコンフォートクラスが使え、更新マイルが足りなければ、ANAの国内線搭乗を「Elite Card 」に加算すればクリアする方法も有りそうです・・・。今年も、ANAのマイレージは、12万PPを超えて、DIA会員確定ですので、余分なマイルをこちらに加算すれば大丈夫ですね。

 スターアライアンスゴールド(☆G)資格はすでにあり、それだけを考えたら、ステータスマッチは不要です。ただ最近、トルコ航空に搭乗することが多いので、自社上級会員のメリットがあればという狙いや、ANAの SFCの場合、年会費が結構馬鹿になりませんが、トルコ航空の「Elite Card 」は、年会費不要ですから、結構重宝するかもしれないと思い、ステータスマッチの申請をしました。

  また、トルコ航空の「Elite Card 」ホルダーになれば、スターアライアンスゴールド(☆G)資格になりますので、☆組各社、ANA便搭乗(国際線・国内線)の際も、ラウンジ使用、優先搭乗などの特典を受けることができます。 
 
JALのJMB会員の方で、☆組のステータス、特にSFC会員の資格の欲しい方には、トルコ航空のステータスマッチが一番簡単かもしれません。ただし、JALのJMB会員でも、DIA会員、JGP会員、すなわち、ワンワールド・エメラルド会員は対象になっているようですが、その他のサファイア会員(ワンワールド・サファイア会員)などは対象になっていないようです。

 ステータスマッチではありませんが、☆組の他社修行の方法も残っています。☆組のスターアライアンス・ゴールド資格(☆G)を取るのに、ギリシャのエーゲ航空(A3)修行がはやったことがあります。エーゲ航空の場合、2万マイル搭乗で、☆G資格をくれるということで、日本人修行僧が「殺到」した時期もあったようです。エーゲ航空修行といっても、ANAやCAのCクラスなどで稼いでいて、エーゲ航空本体には1回も乗らないという不思議な修行だったようです。ステータスマッチ不可の方の場合、現在でも、お得と言えばお得な修行だと思います。ただ、先行き不透明なギリシャの航空会社ということはあります・・・

2012年12月1日土曜日

ハンガリーのプリペイドSIM~データ定額対応/T-mobile

 
購入したT-MobileのSIMカード
ハンガリーでも、データ定額のプリペイドSIMカードを購入しました。Vodafoneについては、別に投稿をしますので、ここではT-MobileのSIMカードについて説明します。

◎ハンガリーのデータSIMカード~Vodafone定額データサービスは使いやすい
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/simvodafone.html

 ブダペストには、市内全域、3G対応のようで、携帯電話会社は、T-Mobile、Vodafone、Telenorの3社が大手のようです。各社とも、英語のWEBサイトがあります。

◎ T-MobileのWEBサイト
http://www.t-mobile.hu/english

 T-MobileのSHOP、ブタペストの繁華街ヴァーツィ通り近くのお店に行きましたが、プリペイドSIMカードに在庫がないと言われ、モスクワ広場近くのショッピングセンターへ行き、購入しました。
 外国人の多い地域のようで、お店も手慣れた感じで、ここでプリペイドSIMカードが簡単に購入できました。
 ハンガリーでのSIMカード購入には、身分証明書(外国人の場合、パスポート)が必要です。価格は2,700Huf(約970円)。データ定額に申し込むことや音声通話にも使うことを考慮して、SIMカード購入に加えて、1,990Hufほどトップアップ(チャージ)しました。
 手続きそのものは、5分くらいで簡単に終わり、書類に何枚かサインをさせられます。日本のクレジットカードで支払いができます。 
 
 


 プリペイドSIMカードのデータ定額プランは、上記写真の3種類オプションが用意されています。有効期間は、30日間で、手続きをしないと自動更新されるようです。

・ Domino Go!Net S  30MB  600Huf(約215円)
・ Domino Go!NetM 100MB 1,000Huf(約360円)
・ Domino Go!Net L 500MB 2,000Huf(約720円)


 データ定額プランの手続きは、SMSからできます。まず最初に、1430あてに「+NETSTART」と記入して送信し、データ通信開始の手続きが必要です。
 その後、データ定額パックを選択します。上記から選択しますが、私の場合、Net Lの「500MBプラン」を申し込みましたので、1430あてに「+NET500」と記入すればよいとのことです。それで手続きはOKです。

 今回、私の場合、T-MobileのSHOPで、データ定額まで設定してもらいましたので、SMSは使いませんでした。T-MobileのWEBサイトの「Domino Go!Net L 500MB」のコピーを持参して、担当者に見せたら、一発で理解してくれました。2~3日の旅行滞在なら、NetMの「100MBプラン」で十分かもしれません・・・ 

 SIMカードは、スタンダードとマイクロSIMの兼用ですので、アンドロイドのスマートホン、iPhone4sまでならいずれにも対応しています。接続状況ですが、ブタペスト市内、+Hの表示が出て快適に接続できています。

 「T-Mobile」のAPNの設定は、自動設定で下記のとおりです。APN : wnw、ユーザー名:空白、パスワード:空白。