2015年6月13日土曜日

チェコ国鉄 国際線特急RJ(レイルジェット) ウイーン→プラハ間 最新車両のビジネスクラスに乗車~4時間ですが、ナカナカ快適な移動

チェコ国鉄・RJの「ビジネスクラス」シート
 5月に、ウイーン→プラハ間、チェコ国鉄の 国際線特急RJ(レイルジェット) で移動しました。RJ(レイルジェット)は、ÖBB(オーストリア連邦鉄道)が運行を開始した国際線特急列車です。
 2018年12月から運行が開始され、最高速度230km/hまで出るようで、ドイツ、スイス、ハンガリーへ乗り入れています。
 2014年12月から、ČD(チェコ国鉄)でも、RJ(レイルジェット)車両が導入され、プラハ→ウイーン間などで運行が開始されています。今回、この最新車両のビジネスクラスで移動しました。

チェコの鉄道情報・・・

◎チェコ国鉄 プラハ/オロモウツ間 SC(高速ペンドリーノ)で 片道2時間20分~2016年6月 オンライン予約 1等往復2千円で予約決済
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2016/07/sc-220-12.html

◎鉄道もLCCの時代?チェコの鉄道LCC「LEO EXPRESS」~オストラヴァ→プラハのビジネスクラスを350Kc=約1,800円で予約
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/lcclccleo-express350kc1800.html

 今回乗車したRJ(レイルジェット)、チェコ国鉄の新しい車両で、「ビジネスクラス」座席です。RJ(レイルジェット)は、2等、1等の他に、今回利用した「ビジネスクラス」が有ります。2等、1等の場合、任意予約制ですが、「ビジネスクラス」を利用する場合、予約と追加料金が必要です。
 座席のシートは、独立型で、飛行機のビジネスクラス並みですが、勿論、フルフラットにはなりませんが・・・。。
 切符は、OBB(オーストリア国鉄)のWEBサイトから予約し、ウイーン→プラハ間、通常の1等早割料金44ユーロでしたが、これに、上記写真のように、「ビジネスクラス」追加料金15ユーロが必要でした。

ウイーン中央駅のOBBラウンジ


 今回は、ウイーン中央駅から乗車しました。ウイーン中央駅、OBB(オーストリア国鉄)ラウンジが有ります。OBBの上級会員、1等・「ビジネスクラス」利用なら使えます。航空会社の国内線ラウンジの感じですかね。ソフトドリンクなど飲み物、パンなどが置いてあり、駅構内なら、50セントかかるトイレが無料で使えるのは有り難いです。


 ウイーン中央駅のインフォメーションへ行き、発着ホームを確認しました。乗車する列車、RJ72、プラハ本駅行き、定刻の運行で、プラットホーム12番とのことでした。インフォメーションの前に、上記写真の案内表示がされていて、ホームの乗車ポイントが分かります。今回は、27号車なので、12番ホーム、Cブロックで待てば良いということでした。

国際線特急RJ(レイルジェット) 「ビジネスクラス」のシート

 RJ(レイルジェット) の「ビジネスクラス」ですが、上記写真のシートです。今回は、チェコ国鉄の車両ですから、OBB車両のように、専用車両ではなく、1等車両の一部が、「ビジネスクラス」になっています。

 1等座席は、通路を挟んで、2-2の配列になっていますが、「ビジネスクラス」は、1-1の配列で通路が広く空いており、前後の間隔も広くなっています。電源も設置されており、WiFiサービスも有るようですが、未利用なので、詳細は不明です。今回、大きい荷物も上に上げないで、スーツケースなどを置くスペースも十分有って、助かりました。
 今回、2等車両は、結構、空席が有りましたが、1等は満席、「ビジネスクラス」も途中駅で満席になってしまいました。特に「ビジネスクラス」、15ユーロほど割高ですが、ゆったり移動できるので、人気が有るようです・・・。
 1等車両のトイレ、広くて綺麗でしたね。さすが、シャワートイレとまではいきませんが、従来の列車トイレのイメージを変える設備になっていました。
国際線特急RJ(レイルジェット) の速度ですが・・・



 RJ(レイルジェット)ですが、最高速度230km/hまで出ると聞いていましたが、今回、ウイーン→プラハの移動では、最高速度160km/h程度でした。

 オーストリア国内では、上記写真の120km/hが最高で、チェコ国内に入ってからは、速度がUPされ、130~160km/h程度で走行していました。その影響かどうかは不明ですが、プラハ着15分ほど遅れました・・・。

 ヨーロッパの場合、鉄道は広軌がほとんどですが、車両の性能と実際の速度は違うようですね。オーストリアとチェコの国境駅で運転手さんも交代していましたが、両国の速度の違い、線路の保守状況もあるのかもしれませんが、それぞれの国鉄で速度ルールが違うのかもしれません・・・。

国際線特急RJ(レイルジェット) の車内サービスは・・・



 RJ(レイルジェット)の車内サービス、「ビジネスクラス」の場合、ミネラルウォーター1本、コーヒーか紅茶のサービスが有ります。

 アルコールや食事は有料ですが、席まで注文を取りにきて、運んでくれます。簡単な食事も有りますので、何か食べたいときは便利です。前の席の叔父さんは、食事を注文していたり、反対側の4人は、スパーリングワインで「宴会」をやっていました・・・。

 私は、アテンドのお姉さんに、写真のチェコのビール「ピルスナー・ウルケル」を注文しました。チェコの気分、列車内から味わうという趣向で、1.2ユーロ=約150円で安かったです。ユーロ以外に、チェコ・コルナでも支払い可能です。

ウイーン中央駅に入線するプラハ行きRJ72

ウイーン中央駅列車案内版

2015年6月12日金曜日

ANA 「突然できた修行路線」=石垣・金浦タッチ 1泊2日 4月25日(土)~26日(日)に~足を痛めて一部区間放棄しましたが・・・

 
 ANAは、この間、沖縄・シンガポールタッチに使われていた海外乗継割引スペシャル運賃の廃止など、「マイレージ修行の道」を見直してきました。
 
 こうした中、ここ1~2年、ANAの上級会員(SFC資格など)の資格獲得が厳しくなっていました。こうした中、今年4月、発券期間及び路線限定で「修行路線」が復活しました。いわゆる、石垣・金浦タッチです。最近、ANAは、修行僧に対して、厳しい対応をしていましたが、珍しく温情をかけた制度運用になりました。詳細は、下記を参照してください。
 
 4月1日~11日発券限定なので、臨時修行ルートになりますが、私も、DIA資格キープ狙いで、今年度分として、12月までに4回、来年度分として、1月~3月搭乗分3回を発券してみました。
 
 次年度PLT資格でよければ、特別の修行しなくても到達予定でした。ただ、ANAが、特例で、今年度も、DIA資格を継続してくれたことも有り、もう少しDIA資格継続も悪く無いと考え、止めたANA修行を復活し、10年連続DIA資格を目指すことに。ANAに釣られてしまった形ですが・・・。
  
 この石垣・金浦タッチ、4月25日(土)~26日(日)の日程でやってみました。ただ、足を痛めて、羽田/石垣/羽田の一部放棄しましたが・・・今年は、この修行をやられる方も多そうなので、参考になればと思い、UPします。

石垣金浦タッチの概要

http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2015/04/ana-20154117137010928pp1pp653.html

① 羽田/石垣/羽田/金浦/羽田/石垣/羽田の1泊2日の旅程が基本
② 羽田/金浦往復の国際線に、海外乗継割引SP2区間+国際線接続国内運賃2区間を付加
③ このルートで、約1万1千弱PP獲得(PP単価、6円台)
④ 費用、諸税込み約7万円
⑤ 海外乗継割引SP廃止(4月11日)と国際線接続国内運賃新設(4月1日)のタイムラグを利用
  ~ 4月1日~11日まで、期間限定発券の臨時修行運賃 ~

4月25日(土)~26日(日)に石垣・金浦タッチをやってみた・・・


 
 今回、4月25日(土)~26日(日)の石垣・金浦タッチ、上記写真の旅程です。羽田/石垣/羽田/金浦/羽田/石垣/羽田のルートですが、羽田/石垣往復、機材はB787、羽田/金浦往復、機材はB77Wです。羽田/金浦のB77Wは、長距離国際線の間合い運航で、長距離線用のPY席(プレミアムエコノミー)付きです。
 
 座席指定は、国内線区間は、DIA会員の特典で、全て普通席の最前列を指定しました。国際線区間は、乗り継ぎを考え、前方通路側を事前指定しました。ANAの上級会員の場合、空席があれば、無償でPY席(プレミアムエコノミー)へ変更できます。
 
 今回の羽田/金浦往復フライトは、長距離線用のPY席(プレミアムエコノミー)付き機材なので、これを使って、往復とも、24時間前のオンラインチェックインで、PY席の通路側に変更しようかと思っていました。
  ただ、往路は、インボラ祭りで、オンラインチェックインの時点で、CクラスへUPグレード、復路は、PY席クローズで変更不可の状態でした・・・
 
まず、羽田空港国内線スイートラウンジからスタート
 
 
 
 羽田空港国内線ANAスイートチェックイン、午前9時頃到着しました。eチケット控えを出して、羽田→石垣、石垣→羽田の国内線2区間をチェックインしました。GHさんから、「石垣行、プレミアムクラス、奇跡的に2席空いてますが、いかがなさいますか?」の一言。当然の「成り行き」、9千円でUPグレードしました。羽田→金浦の国際線区間は、石垣空港ならチェックインできるそうですが、オンラインチェックイン済みなので、今回はパスです・・・。
 
 スイートラウンジ、今日のスープ、クラムチャウダーでした。 NH91便、石垣行き、今回は、「バレバレの修行フライト」なので、搭乗、普段は利用しないDIA会員の最優先搭乗でさっさっと搭乗しました。下記写真は、プレミアムクラスの食事、昼食です・・・。
 
 
 
石垣空港でのタッチ=乗り継ぎ
 
 
 
 石垣空港には、NH91便、ほぼ定刻に到着しました。石垣空港は、到着・出発分離式で、一旦セキュリティの外へ出て、再搭乗のスタイルです。
 係員に「乗り継ぎます」といえば対応してくれるようですが、乗り継ぎ時間というか、タッチの時間50分有るので、到着ロビーに出て、売店を探索。明日の買い物の下見をしてから、もう一度、セキュリティを通って、ゲートへ戻りました。
 
 
 羽田へ戻るNH92便ですが、往路NH91便と機材も乗務員も一緒です。座席も、PC席から、普通席の最前列へ移動しただけで、CAさんにも「修行バレバレ」の搭乗です。CAさんから、挨拶され、ニコッと笑われてしまいました・・・。乗り継ぎリストにもしっかり記載されていますので。
 
 往復とも、機材B788でしたが、石垣発の復路、家族連れが多く、トイレ待ちで大騒ぎになっていました。B788、トイレの数も少ないようで、この辺は改善が必要ではないかと感じました・・・。
 
羽田空港に戻って~国際線スイートラウンジ
 
 NH92便、石垣からほぼ定刻に到着しました。乗り継ぎ時間、1時間50分。国内線ターミナルから、国際線ターミナルへ「無料連絡バス」で移動しました。
 預託荷物はないので、優先セキュリティ、イミグレの自動化ゲートを通過して、本館のANAスイートラウンジに。移動時間、約30分でした。
 
 羽田空港国際線ANAスイートラウンジ、私一人の貸し切り状態、居心地が微妙でした。シャワーを浴び、搭乗前に、シャンパン、カレー、サラダで軽い夕食。カレーは、お姉さんが盛り付け、薬味もセットし、テーブルまで運んでくれました。(滅多にないサービスですが・・・)お約束の黒飴セットも頂きました・・・
 
 
  
 羽田空港ANA国際線スイートラウンジ、メニューがドンドン充実してますね。うどん、蕎麦、どんぶりだけかと思ったら、パスタも2種類、ハンバーガーも作るみたいです。スイーツも増えている感じ。ANAは羽田空港が基幹なので、力を入れてますね・・・ 。
 
 
 
羽田からソウル・金浦空港へ~インボラUP+F席開放に
 
 NH867便、金浦空港行き、機材、欧米線の間合い運用のB77Wです。このソウル・金浦行きの最終便、上級会員のインボラで知られている路線です。
 
 今回も、オンラインチェックインの時点で、CクラスへインボラUPされ、しかもF席開放でした。ANAのPLT・DIA会員なら、ほとんどインボラされていたようです・・・。
 
 最優先搭乗を利用して、最初に搭乗。ほぼ定刻に出発。ただ、NH867便、降機前、CAさんの強烈な一言がありました。挨拶に見えて、「明日の搭乗、私ども11人がお待ちしています」と。同一機材で戻るので、仕方ないのですが、ビックリ・・・。
 国際線、搭乗者リスト配布、当日の筈、翌日搭乗まで、事前チェックされているとは。黒飴といい、ANAに監視されているようで不気味・・・。
 
 
 上記写真、NH867便羽田→金浦、F席開放のシートです。インボラで、CクラスへUP。座席は1Aでした。機内食、下記写真のCクラスのものが提供されました。DIA会員ですが、ファースト席はご無沙汰しています。韓国線でなく欧米線で乗りたい、贅沢な注文ですね・・・
 
 
金浦空港到着~今宵のお宿は
 
 
 
 NH867便、ほぼ定刻に到着しました。ANAの最終便NH867便は、金浦空港22時20分に到着しますが、一晩どこで過ごすか、考えておく必要が有ります。金浦空港は、仁川空港とは違い、24時間オープンの空港になっていません。深夜1時頃、到着ロビーも閉鎖されてしまいますので、空港での夜明かしが不可です。
 
①安上がり簡単コース~24時間空港の仁川空港へ移動し、地下のサウナなどで過ごす方法が安上がりです。金浦→仁川の移動は、空港鉄道AREXが使えます。運賃は、片道3,550W、所用時間33分。仁川空港行きの最終列車は、23時59分で、23時台は8本有ります。朝は、仁川発ソウル駅行きの始発は5時24分で、午前6時頃、金浦空港に戻ってこれます。
 
②市内宿泊コース~ANAの最終便NH867便22時20分着でも、市内へ、AREX+地下鉄、6001バスなどで移動できます。ただ、市内のホテルに、0時前後に到着、朝イチ便で戻る場合、5時前後に出てくる必要があり、ほとんど寝る時間がなさそうです。
 
③優雅楽ちんコース~金浦空港の傍にあるホテルに宿泊するコースです。
 
 今回は、一番、高いのですが、楽ちんな③にしました。6時間くらい、ゆったり寝れますので。宿は、一度泊まってみたかった「ロッテシティーホテル金浦空港」で、1泊朝食付き1万6千円、金浦空港の真ん前、ロッテモールの一角に有り、金浦空港の到着ロビーから歩いて5分ほどでした。 
 
NH862便搭乗~金浦空港アシアナラウンジ
 
 ANA、金浦空港発初便、NH862便、07時50分発ですが、チェックイン開始は、午前6時です。 金浦空港の場合、オンラインチェックインしても、カウンターへ行き、紙の搭乗券が必要になります。ですから、まず、カウンターに行くことに・・・。
 
 NH862便、金浦→羽田の復路便、往路と同じ機材でしたが、インボラUPは有りませんでした。チェックインカウンターへ行ったら、お姉さんが「もっと前の良い席が有りますが、変更しますか?」と聞かれ、シートマップが示されました。PY席は、空港開放の扱いになっているようで、上級会員に、提供しているようでした。PY席の最前列、通路側をリクエストしたら、どこかに電話して確認した後、希望の席で搭乗券を発券してくれました・・・。
 
 エコノミークラスは搭乗半分くらい、PY席はほぼ満席でした。ビジネスクラス客は前方に集め、後方はクローズでした。
 同一機材、ANAの羽田発金浦行きの夜便は、ビジネスへインボラ祭りですが、同一機材の金浦発羽田行きの朝便は、インボラ無しの運用みたいです。定刻より、20分も早着しましたが・・・
 
 
 また、金浦空港には、ANAのラウンジはなく、同じ星組の「アシアナラウンジ」を利用することになります。この「アシアナラウンジ」は、セキュリティの外、一般区域に有り、早めに出て、セキュリティとイミグレを通過する必要が有ります。「アシアナラウンジ」の場合、軽食と飲み物しかないので、ここで朝食というパターンは難しい感じです・・・。
 
羽田空港~足の負傷でリタイア
 
 今回のANA、金浦・石垣タッチですが、途中で、右足を痛め、歩くのが大変になってきました。ということで、泣く泣く、最後の国内線、羽田/石垣/羽田の2区間、羽田の国内線乗り継ぎカウンターで放棄手続きをしました。GHさん「大丈夫ですか?」、温かい言葉に贈られ、羽田空港から、リムジンバスで帰宅しました。
 結局、今回の金浦・石垣タッチ、7,423PP、9,127マイル加算で終了しました。当初の予定からみたら、4,796PP損しましたが、無理をしないのも正解の選択だったかもしれません・・・ 
 
 

2015年6月11日木曜日

JALのビジネスクラス新シート「Sky Suite」搭乗記~JL46便 パリ→羽田線搭乗 「Sky Suite」の2-3-2設定 詰め込み過ぎかな? 2015年5月



 

 5月、プラハから、AF便→JAL便を乗継、羽田空港へ移動しました。パリからはJAL便で、JL46便、パリ発羽田空港行き、ビジネスクラス搭乗で、シートは、上記写真、JAL最新のビジネスクラスシート「Sky Suite」でした。

 日系のANAとJAL、ビジネスクラスのシート、新しく「スタッガードシート」と「Sky Suite」を導入して競い合っています。私は、ANAの「スタッガードシート」は10回近く利用していますが、JALの「Sky Suite」は初めての利用です・・・

 JALの「Sky Suite」、ANAの「スタッガード」、日系両社のビジネスクラスを乗り比べた感想ですが、座席は、ボックスの独立性や広さはANAが◎、シートの横幅、フルフラットの高さ設定はJALが◎という感じです。また、機内食(海外発ですが)は、ANAの方が◎、CAさんのサービスは、JALの方が◎という感想です。

 JAL派、ANA派で評価の分かれるところかもしれませんが、JALの「Sky Suite」は、圧迫感有りで、詰め込み過ぎを強く感じました。座席は悪くないのですが、2-3-2の配置、ボックスの遊びのスペースがほとんど無く、長時間フライトなら、ANAの「スタッガード」が落ち着くという感想です。

今回、プラハ→パリ→羽田と乗り継いで気になったことは・・・

1. iPhoneで、「WEBチェックイン」試みたら不可でした。AFとコードシェア便はともかく、パリ→羽田の自社便も対象外で駄目とは、ちょっとビックリしました。

2.  JAL便搭乗でしたが、プラハ、パリの空港で、搭乗券の「SKY PRIORITY」表記で、スカイチームにお世話になりました。JALは、OW加盟なのに、スカイチームのステータスで、ファーストトラック通過やラウンジ利用する不思議を感じました。JALは、スカイチーム加盟だったかと、錯覚しそうな気分に・・・。

新シート「Sky Suite」~座席は悪くないが、ボックスが狭ますぎ


 
 JALのB77W、ビジネスクラスの「Sky Suite」、写真は、JL46便、パリ発羽田行きです。ANAの「スタッガード」も同じボックスタイプの座席です。シート配列、ANAは、1-2-1、JALは、2-3-2となっており、機材幅が同じ、通路幅がほぼ同じなら、どうしても詰め込み仕様になりなります。

 その結果、「Sky Suite」の場合、出入り口が狭い、隣のボックス(座席)と距離感がない、座席以外の遊びのスペースがなく、狭いボックスに圧迫感を感じてしまいます。この点、ANAの「スタッガード」は、座席以外の横のスペースなどが確保され、余裕を感じさせます。「Sky Suite」の座席本体は、「スタッガード」に比べ、幅が若千広いことや、座席の高さもちょうど良いなどアドバンテージ部分も有るのに残念です・・・。


機内食はマアマア~ビジネスクラス

 
 JALの機内食、友人から、海外発は期待しない方が良いと言われ、更に、パリ発は、洋食の方がお薦めと事前に聞いてはいました・・・。ただ、ビジネスクラスの飲み物、「獺祭」が積んで有りましたので、『「獺祭」に洋食ではと?』、1食目のチョイスは和食にしました・・・ 。


 JAL46便、ビジネスクラス機内食の和食。「獺祭」と一緒に、「イカとカリフラワーのマヨネーズ味」のおつまみが出され、その後、和食の前菜「9つの小鉢膳」がサービスされました。JAL得意の小鉢スタイル、野菜、魚、肉とバランス良く食べられ、味付けも良く美味しかったです。おつまみ風が食べやすいですね・・・ 。


 和食のメインですが、鯛の煮物に牛蒡餡かけ、ごはん、お新香、味噌汁です。鯛の煮物、パサパサしていて、残してしまいました・・・。ただ、ごはんとお新香が美味しかったです。結局、お新香だけで、ごはん食べてしまいました。JALの炊き立てのごはん、相変わらず美味しいですね!

 
  2食目、羽田空港到着前の食事ですが、メニューから好きなものチョイス方式です。ANAも同じやり方ですね。1食目、和食のメインに懲りたので、洋食というか、イタリアンにしました。「牛ひき肉とまいたけのボロネーゼ」に、ビール。こちらは美味しかったです・・・。ヨーロッパ発は助言どおり、洋食にしておくのが無難だったかとチョィス反省です。

機内販売で~焼酎「森伊蔵」をゲット

 
  JAL46便、機内販売、搭乗して、すぐCAさんに、機内販売の焼酎「森伊蔵」をリクエストしました。F・Cクラス搭乗客限定のようですが、「ご用意できました」と言われホット、当然、1本だけです。
 JALカード割引で、2,880円でした。普段、焼酎を飲まないのに、買わねば損で買ってしまいます。個人的には、森伊蔵より、「獺祭」の機内販売をお願いしたいところですが・・・

JALの国際線WiFiサービス~ナカナカ快適でした


 JL46便、国際線の「JAL SKY WiFi」の有料サービス対応機材でした。シートに置かれているマニュアルを見て、iPhone6Plusで接続しました。
 料金は、「1時間プラン」、「フライトプラン(24時間)」の2種類でした。11時間近いフライト時間、価格的にも、「フライトプラン(24時間)」の方がお得ということで、18.80ドルで契約しました。JALカード決済なら、割引が有り、16.80ドルになるのですが、私のJALカード、JCB提携ですが、決済が上手くできず、VISAで支払いました。接続方法も簡単で使いやすい感じです・・・ 。


 今回のJALの国際線WiFiサービス。下り1.46Mbps程度出ていました。写真のUPなどは多少重たい感じでしたが、メールやSNSなどのチェックはサクサクでき、快適でした。
 国際線機内WiFiサービス、TK、LH、ANA、そしてJALと使いましたが、使いやすさ、条件、速度など、JALが一番かもしれません。

サービスも相変わらず「おもてなし路線」ですね・・・
 
  JALのサービスというか、気配り・おもてなしは、倒産前も、倒産後も、ナカナカ素晴らしいですね。今回、ビジネスクラス搭乗でしたが、頻繁に、「点検」に来て、声かけされました・・・。
 ANAのサービスも、レベルUPしてますが、JALとは、雰囲気がかなり違います。ただ、ほっておいて欲しい人には、ANAの「つかず離れず」のサービス、ちょうど良いのかもしれませんが・・・。

 下記の写真は、JL46便のトイレに貼ってあった紙ですが、気配りを感じます。以前、成田/パリ線に搭乗した時は、パリまでの飛行ルートを書いた手書きの地図が貼ってあった記憶も有ります。


 エンターテーメント、ANAに格差を付けられていた感じのJALですが、今回、プログラムを見たら、『Doctor-X 外科医・大門未知子』まで有りました。ANAの機内で見たものと同じでしたが、もう一回見てしまいました。JALも、意識的に拡充していますね・・・。

2015年6月10日水曜日

VodafoneIT(イタリア)のnanoSIMカード シチリアで購入~ヨーロッパデータローミング「Smart Passport」 1日定額500MB/3ユーロ  まだ使用可能です! 2015年5月

シラクーサで購入したVodafoneIT(イタリア)のnanoSIMカード
 ヨーロッパ周遊の旅をする人に、人気のSIMカードに、VodafoneIT(イタリア)のプリペイドSIMカードが有ります。VodafoneIT(イタリア)、2013年7月1日から、ヨーロッパ内各国で、データローミングが1日400円ほどで使える、「Smart Passport」プランを設定しています。ほぼ、ヨーロッパ全域の国で、1日定額500MB/3ユーロのデータ定額オプションが使えます・・・。

 EUは、「ネットの中立性」確保と併せて、ヨーロッパ内のローミング料金撤廃、2015年末を目途に行う予定でしたが、3月の欧州連合理事会で、2018年末まで、3年ほど延期が決められたとのことです。この結果、しばらくはデータローミング料金が必要ですので、オプション「Smart Passport」が使えるVodafoneIT(イタリア)のSIMカード、ヨーロッパ最強のデータSIMカードの座、当分変わりないようです。

 このVodafoneIT(イタリア)のSIMカードですが、一時は、日本から、国際通販で、ドイツの業者などから、手に入れることが可能でした。私のブログでも、下記のように紹介してきました。しかし、現在は、残念ながら不可となっています。

◎VodafoneIT(ヨーロッパ周遊旅行者最強のSIMカード) 1日3ユーロ/500MB~オプション設定・停止など「My Vodafone」の使い方
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/05/vodafoneitsim-13500mbmy-vodafone.html
◎EU周遊に最強データSIM? Vodafone IT(イタリア) のオプション「Smart Passport」は 1日定額/500MB/3ユーロ~ヨーロッパ・トルコを含め47ヵ国もOK! http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/10/eusim-vodafone-it-smart.html
◎VodafoneIT(イタリア) nanoSIMカード~SIMフリーiPhone5sでEUデータローミング/1日500MB/3ユーロ活用の準備完了
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/12/vodafoneit-nanosimsimiphone5seu1500mb3.html
◎VodafoneIT(イタリア) ヨーロッパデータローミングSIMカード 500MB/3ユーロ~上手な使い方とトラブル対策は?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/vodafoneit-sim-500mb3.html
◎トルコでもデータ定額の「Smart Passport」OKです!VodafoneIT(イタリア) の1日/3ユーロ/500MBのローミングはお得!!
http://tabitabi2400016.blogspot.com/2014/01/smart-passportokvodafoneit-13500mb.html

 現在、海外というか、通販業者からは買えませんが、旅行者として、イタリアへ行けば、Vodafoneショップで、簡単に購入可能です。必要なものは、外国人の場合、パスポートです。

 2015年5月、イタリア、シチリア・ラクーサのVodafoneショップで、VodafoneIT(イタリア)のSIMカードを購入してきました。nanoSIMカードに、イタリア国内のオプションを付けて、30ユーロです。勿論、「Smart Passport」のオプションを設定して貰いました・・・。

VodafoneIT(イタリア)のSIMカード~購入にあたっての注意 
 

1. 今回、イタリア・シラークサのVodafoneショップで、nanoSIMカードを購入しましたが、「Vodafone HOLIDAY」というイタリア国内のオプション付きです。30ユーロで購入しましたが、この「Vodafone HOLIDAY」というオプション、29ユーロもするので、初期残高1ユーロということです。

2. SIMカードの購入、知人に頼まれ、ヨーロッパデータローミング用に欲しかったので、イタリア国内のオプション不要でしたが、Vodafoneショップの店員さん、「オプション必要」と譲らず、私のつたないイタリア語ではどうにもなりませんでした。
 ちなみに、イタリア国内のオプション「Vodafone HOLIDAY」、30日間有効で29ユーロ、300分の無料通話、300通のSMS無料、データ定額2GB/4G対応ですが、「My Vodafone」等で取消をしないと自動更新されてしまうようです。
 自動更新されたら、29ユーロ差し引かれますので、日本に戻って、「My Vodafone」で取消を試みましたが、まだ30日の有効期限があるためなのか、現時点では取り消せてはいません・・・。

追記 イタリア国内のオプション「Vodafone HOLIDAY」ですが、「My Vodafone」から、取消ボタンを押しておいたら、30日の有効期限切れと同時に取り消されました。また、「Vodafone HOLIDAY」を取消して、イタリア国内のオプションがなくなった場合、イタリアでのデータ通信、1日6ユーロが上限のデータ定額が適用されるようです。国外のローミングで使う、「Smart Passport」より割高になりますので、ご注意を・・・。(2015年9月)

3. Vodafoneショップで、イタリア国内のオプションを付けないとまずいのかですが、イタリアに1週間とか中長期に滞在する場合は、オプションはは有った方が良いようです。ただ、2-3日の場合やデータローミング目的の場合、オプション不要です。
 VodafoneIT(イタリア)のSIMカード、基本オプションというかプラン、下記の「Vodafone 19」がセットされるようです。「Vodafone 19」でも、ちょっと割高ですが、1日4ユーロ/500MBまでのデータ定額が適用されます。以前は、「Smart Passport」のオプションを付けた場合、イタリア国内は、1日2ユーロというデータ定額が有ったのですが、現在はなくなったようです。
 ということで、イタリア国内のオプション、Vodafoneショップで付けないで購入すれば、安上がりに買えます。付けないで、15ユーロ程度で購入された方もいるようです・・・。
 
 
4. 今回、新規購入したSIMカードの場合、下記写真のように、4G対応の表示が出ており、イタリアを始め、プリペイドで4Gサービスを開始している国では、4Gサービスが使えるようです。
 実際、SIMカードを挿してみたら、端末のディスプレイに、4G表示がでました。ただし、以前に購入したVodafoneIT(イタリア)のSIMカード、2枚は、残念ながら、挿し替えて、テストしてみましたが、4G表示がです、3Gサービスでした。
 原因は、プランの設定なのか、SIMカードに制約があるのか不明です。仮に、後者だとすれば、4Gサービスを利用したい場合、SIMカードの交換が必要かもしれません。
 

「My Vodafone」の登録は~簡単になっていました
 

納税者番号などの登録情報/購入時にくれます
1. VodafoneIT(イタリア)のSIMカードを使いこなすには、「My Vodafone」へ登録が不可欠です。「My Vodafone」 では、残高、SIMカードの有効期限、オプションの設定・解除などができます。
 
2. 「My Vodafone」の設定ですが、以前は、納税者番号の取得など面倒でした。今回、シラクーサのVodafoneショップで、電話番号と納税者番号のくくり付けがされていたようで、簡単に設定ができました。
3. 「My Vodafone」の登録画面を開き、割り当てられた電話番号を入れて、クリックしたら、上記写真のように、携帯端末に、6桁の登録用の番号が届きます。登録画面に戻って、この番号を入れてやれば、ID、パスワードなどの設定画面に移り、必要事項を入れたら、登録完了です。納税者番号は、電話番号にくくりつけて有るので不要でした・・・。
 
残高確認とトップアップの方法・・・ 
 
 
1.  残高確認ですが、404へ電話発信すれば、日本でも可能です。404へ発信したら、すぐに電話が自動的に切れます。しばらくしたら、SMSが送られてきて、残高が記載されています。以前は、日本では不可でしたが、現在は可能になっています。日本では、docomoの回線に繋ぐようにした方かトラブルがないようです。 
 また、上記写真のように、「My Vodafone」にログインすれば、残高が確認できます。写真は、初期残高1ユーロ、チャージ10ユーロして、残高11ユーロになっています。
 
2. トップアップ(チャージ)は、イタリア国内なら、Vodafoneショップかタバッキオで可能です。日本など海外からは、オンラインチャージになります。チャージ方法は、クレジットカード、PayPal、チャージクーポンですが、クレジットカードはイタリア発行のもののみで、クーポンは、あらかじめイタリア国内で購入の必要が有ります。
 
3. ということで、PayPalを使うのが現実的です。PayPalを使うには、事前に登録しておけば、簡単に使えます。VodafoneITの下記サイトで、チャージを行います。チャージ方法で、PayPalを選択すれば、PayPalのID・パスワードを入れる画面に移行します。PayPalにログインしたら、日本語表示に切り替わります。
4. チャージの結果は、SMS及びメール(アドレスを登録した場合)ですぐに連絡がきます。上記写真は、チャージ完了のメールです。なお、有効期限ですが、チャージすれば、チャージ日から、11ヵ月延長されます。
 
「Vodafone Internet Passport」、1日定額1GB/6ユーロですが・・・

 

1.  VodafoneIT(イタリア)のSIMカードの場合、データローミングオプションは、「Smart Passport」以外に、「Vodafone Internet Passport」というものが有ります。こちらは、1日定額1GB/6ユーロとなっています。主に、WiFiルーターやタブレットの利用を想定したプランではないかと思います。スマートホンのデザリングにも対応しています。
 
2. 一方、 「Smart Passport」の場合、デザリング不可だけでなく、WiFiルーターの使用は基本的にできない設定になっています。「Smart Passport」と「Vodafone Internet Passport」の切り替えは、ユーザーが選択できるのではなく、APNの設定で切り替わる仕組みです。スマートホンなどの場合、デザリングをおこなうと自動的にAPNに切り替わり、「Smart Passport」→「Vodafone Internet Passport」へプランが強制的に変更されます。APNを固定できれば別ですが・・・
 iPhoneの場合、APNが自動設定されていますから、最初から、デザリング不可状態になっています。プロファイルなどを使って、APNを手動で変更すれば、デザリング使用OKになりますが・・・。その場合、プランは、「Vodafone Internet Passport」になります。
 
3.  今回、シラクーサで、VodafoneIT(イタリア)のSIMを購入した際、オプションの設定、「Smart Passport」と「Vodafone Internet Passport」の両方をお願いしたところ、「Vodafone Internet Passport」の設定はできないと断られました。後日、「My Vodafone」で確認してみたところ、上記写真のように、追加可能なオプションに、「Vodafone Internet Passport」が表示されませんでした。
 すでに手持ちのVodafoneIT(イタリア)のSIMカードについて、確認して見たら、「Smart Passport」と「Vodafone Internet Passport」の両方のプランが引き続き表示されています。新規登録の場合、規制がかかり、使えなくなっているのかもしれません・・・。