2010年11月30日火曜日

フランクフルト~空港から市内への移動(鉄道)

フランクフルト中央駅/地下S電ホーム
フランクフルトの空港、市内のアクセスは、Sバーン(鉄道)、シャトルバス(LHの運営)、タクシーの3通りあります。一番簡単なのは、鉄道利用です。

フランクフルト中央駅とフランクフルト国際空港を鉄道で移動する場合、二通りの方法があります。長距離駅を利用するローカル列車(REなど)を利用する方法、地下ホームのS電を利用する方法の二つです。間違いのないのは、S電、S8かS9のどちらかを利用する方法です。

フランクフルト中央駅/S電103番ホーム
フランクフルト国際空港駅の場合、S電の駅は地下ホームとなっています。フランクフルト中央駅の場合も、地下ホームになります。地下へ降りたら、空港方面と市内中心へ行くホームと分かれていますので、空港の絵マークの付いている方へ更に降りていけば迷うことはないと思います。

空港地下駅の場合、S電は、S8かS9しか走っていませんから、中央駅方面へ行くことだけ確認すれば間違えることはないと思います。また、中央駅地下ホームの場合は、空港方面へ行く、S8、S9以外のS電も走っていますから、電光掲示板を確認してから乗られれば迷うことはないと思います。上記の写真は、中央駅103番ホームですが、電光掲示板に到着予定のS電の番号、到着予定時間、行き先が表示されています。この電光掲示板には、S8が4分後、S2が8分後、S9が19分後に来ると表示されています。この内、S8とS9が空港駅まで行きますが、所要時間は約15分です。


自動券売機/中央上部にテンキー
空港と市内を移動する場合、一番面倒なのは、S電のチケットの買い方です。窓口があれば簡単なんですが、基本的に、上記の自動券売機で買うので、慣れないと迷うことが多いようです。

ドイツの鉄道切符、片道キップは当然として、1日券、グループ券、短区間券など種類があり、目的にあった切符をこの券売機で買うことになります。なお、フランクフルト中央駅~フランクフルト国際空港の運賃は、大人一人片道3.8ユーロです。人数が二人、三人や市内を多少観光する場合は、グループチケット、空港往復付き市内一日券などの選択肢もあります。

上記の自動券売機で買いますが、多少使い方が分かりにくいです。日本と違うのは、最初に、行き先、人数などを選択してから、料金が計算/表示されますので、その表示された金額を入れるシステムとなっていることです。紙幣も使え、お釣りもでます。


自動券売機/選択ボタン拡大画面


空港駅から市内中心部へ向かう場合、最初にテンキーで「50」を入力し、大人1人のボタン(上記写真、大人のマーク一番上の赤ボタン「Einzel-fahrkarte」)を押せば、3.8ユーロの表示が出ます。そこでお金を入れてやれば上記のような切符が出てきます。ユーロ紙幣を入れれば、お釣りが切符と一緒に出てきます。中央駅までではなく、市内中央部は同一料金のようです。

また、市内中心から、空港へ向かう場合、券売機、大人マークの上から8番目、赤い空港の絵マークが付いているボタン(「Einzelfahrkarte Frankfurt zum」)を押してやれば、3.8ユーロの表示が簡単に出ます。テンキーの操作は不要です。
なお、「Einzelfahrkarte Frankfurt zum」の空港行き切符ボタンの1つ上、「Einzelfahrkarte Frankfurt」の赤いボタンは、市内1回乗車券です。1つ下のグリーンのボタンは、「Kurzstrecke」で、短区間(2Km以内の区間)の場合の切符です。


星組/LX~チューリッヒ空港ラウンジ



今回のエジプト行き(2010年/11月)は、スイスのチューリッヒから、エジプトのカイロへLX(スイス航空)で入りました。チューリッヒ国際空港には、LXのラウンジ、シェンゲン協定国行き、シェンゲン協定外行きに分かれています。

今回、少しだけ利用したLXの「SWISS  LOUNGES」は、シェンゲン協定国行きのラウンジでした。チューリッヒ国際空港の場合、シェンゲン協定外行きの出発便、地下へ降りて、出国審査の後、シャトルで別のターミナルへ移動する必要がありました。何か、勘違いして、シェンゲン協定国行きのラウンジでノンビリしていたら、どうも様子が変。係員に聞いたら、別の「シェンゲン協定外行きのラウンジがあります」と言われ、慌てて移動するも、セキュリティチェックで20分以上並ばされ、時間切れとなって覗くことはできませんでした。

LXの「SWISS  LOUNGES」は、上記写真のような雰囲気です。結構広くて、LHのセネターラウンジより広い感じがしました。ソファーもゆったり、落ち着いた感じです。ビジネスコーナーには、Win、Macの両方のパソコンが置かれ、自分のラップトップでネットに接続していた方もいましたから、インターネットの接続は可能なようですが、時間が無く、試していません。


上記の写真2枚は、飲食コーナーです。飲み物の種類も、アルコール、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶など充実しています。食べ物は、パンやスナック類は沢山あり、チーズ、ハム、スープなどもありましたが、朝の時間帯なので、そんな感じでした。



日本などシェンゲン協定外へ行く場合、ターミナルE発になり、地下へ降りて、出国審査が行われます。出国審査を終えたら、上記写真のシャトル乗り場へ出ますので、シャトルに3分程度乗ったら、ターミナルEです。ターミナルEは、更にセキュリティチェックを行いますが、これが長蛇の列ですから、早めの移動が必要なようです。私も、カイロ行きのLX便、ファイナルコールで飛び乗る状況でした・・・。

2010年11月28日日曜日

LH~フランクフルト/セネターラウンジ(シェンゲン外フライト)

LHセネターラウンジ入口
LHのセネターラウンジですが、シェンゲン協定国行きフライト用のラウンジはすでに紹介させて頂きました。今回は、日本などシェンゲン協定外の国へ行く場合、利用するセネターラウンジの紹介です。ヨーロッパへ行かれる場合、フランクフルトを出入り口に使われる方も多いと思います。LHやANAを利用される場合、☆Gなどの方はここのラウンジを利用することになります。

このセネターラウンジは、B42番搭乗口の手前、階段かエスカレーターで上がれば、真っ直ぐ進んで右手にあります。このセネターラウンジが混んでいることも時々あり、その場合は、B45かB46あたりまで行けば、ビジネスラウンジがありますので、そちらを利用する方法もあります。


このラウンジを利用するのは6回目くらいだと思いますが、何時も混み合っていて、座る席も無いことがあります。ANA便利用時ですが、写真を見て頂けば分かるように、混み合っていて、何時も何とかならないものかと思いながら利用しています。

このセネターラウンジの場合、飲み物は、アルコール、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶など豊富に揃っています。ワインも何種類かあります。写真には写っていませんが、生ビールのビールサーバーも設置されており、美味しいドイツの生ビールも味わえます。食べ物は、パンやスナック類から、ハム、ソーセージ、パスタ、サラダや温菜もあり、軽い食事が摂れます。ドイツの熱々のソーセージも置いてあります。

上記写真は、セネターラウンジの奥にある「アジア・スープ・バー」で、5種類ほどの麺類がオーダー方式で作って貰えます。昨年来た時は、確か、「パスタバー」だったような気がしますが、今は、アジアの麺が頂けます。


セネターラウンジのシャワーブースです。ラウンジ、入って右奥に、トイレと隣合わせで、シャワーブースがあります。全部で8ヵ所(?)あったと思いますが、入口にノートがあり、そこに名前、搭乗便などを記載して、管理しているおばちゃんの許可を得て使います。タオル、バスタオル、シャンプーなども揃っています。ANA便の出発時間帯は結構混みますので、早めが宜しいかと思います。

LH~フランクフルト/セネターラウンジ(シェンゲン協定フライト)

A26搭乗口傍/シェンゲン協定フライト向けラウンジ
フランクフルト国際空港は、ターミナル1とターミナル2に分かれています。ターミナル1は、フランクフルトをハブにするLH(ルフトハンザ航空)のメインターミナルです。また、LHの参加する☆組(スターアライアンス)の航空会社もこのターミナルを利用しています。LH及び☆組各社のフライトを利用する場合、ラウンジは、LHの設置しているセネターラウンジもしくはビジネスラウンジを利用することになります。

ちなみに、LHのFクラスを利用する場合は、Fクラス専用ターミナルがあり、そこのターミナルラウンジを利用することになりますが、☆組他社Fクラス利用の場合、セネターラウンジ利用になります。また、セネターラウンジとビジネスラウンジの違いですが、ビジネスクラス利用の場合、ビジネスラウンジ、ファーストクラス利用及び☆G(スターアライアンス/ゴールド)の場合、セネターラウンジ利用となっており、一応、セネターラウンジの方が格上になっているようです。

更に、LHのラウンジは、シェンゲン協定締結国へのフライトで使えるラウンジ、協定外国(例えば日本線など)へのフライトで使えるラウンジと分かれています。当然のことながら、後者のラウンジは、イミグレーション通過後に設置されています。上記写真は、A26番搭乗口の傍にあるシェンゲン協定フライト向けラウンジの入口です。セネターラウンジとビジネスラウンジが併設されており、入って右手がセネター、左手がビジネスです。なお、トイレとシャワー設備は共用となっています。



上記3枚の写真は、シェンゲン協定フライト向けセネターラウンジの中です。飲み物は、アルコールも含め、一通り揃っています。食べ物は、短時間のフライト路線向けのラウンジということもあるのでしょうが、パンやスナック中心です。

食べ物は、軽い物しかありませんが、上記写真、下にサンドイッチを作ってくれる係員がいます。パンの種類を選んで、中に挟むものをチョイスすればオーダーで作ってくれます。私が作ってもらったのは、写真のとおりで、レバーペーストを塗ってもらい、その上に、トマトときゅりをマリネしたものを乗せてもらいました。とても美味しかったです・・・、これにリンゴの入ったヨーグルト、生のオレンジジュース、紅茶で充実した朝食を頂きました。

2010年11月27日土曜日

星組/OS~ウイーン国際空港ラウンジ


星組のOS(オーストリア航空)は、ウイーン国際空港で3ヵ所ラウンジを設置しているようです。セネターラウンジ、ビジネスラウンジと種類がありますが、私は、8回目の利用になりますが、何時も、中央部にある上記写真の「ビジネスラウンジ」です。ここは広いのと出たら周囲がショップで便利なのでもっぱらここのラウンジを利用しています。



OSのビジネスラウンジ、飲食コーナーは充実しています。飲食コーナーは2ヵ所あり、1ヵ所は滑走路やゲートの航空機の見える展望ラウンジの方に設置されています。飲み物は、ワインの種類が豊富で、ウィスキーを始め、アルコールの種類が豊富です。ソフトドリンクも豊富ですが、紅茶の種類も多く、テータイムも楽しめます。食事は、パン、スープ、パスタ、サラダ、温かいおかずなどが揃っており、朝、昼の食事なら十分楽しめると思います。


ビジネスコーナーも10ブース程度あり、備え付けのパソコンも自由に使えます。なお、インターネットの接続は、有線、WiFi接続のどちらも無料で可能です。セキュリティはかかっていません。



ラウンジの中は、上記写真のように、色んなスペースがあり、書棚で仕切られています。飛行機を見ながらノンビリするなら、展望ラウンジでゆっくりするのも楽しいかもしれません。



上記の写真は、「JET Lounge」で、OSのビジネスラウンジのすぐ近くにあります。OSのラウンジは、星組と提携航空会社しか使えませんが、他の航空会社の場合、この「JET Lounge」を使うことになるようです。スカイチームの場合、この「JET Lounge」利用になりますが、AFだけは、OSのラウンジ利用となるようです。また、プリオリティパスもOKのようで、「JET Lounge」オープン時間は、午前6時~午後9時までと表示されていました。

星組/MS~カイロ空港国際線ラウンジ

第3ターミナル中央/エジプト航空ラウンジ
11月中旬、エジプト旅行をしました。エジプトはカイロで出入国をし、インはLX(スイス航空)、アウトはOS(オーストリア航空)で、利用ターミナルは「ターミナル3」です。カイロ国際空港のターミナルは1から3まであり、エジプト航空の国内線も含め、星組各社の発着は、ターミナル3になります。ターミナル3は、比較的小さなターミナルですが、ラウンジは4ヵ所もあります。上記の写真は、ターミナル中央部左手(ゲートF寄り)にあるラウンジの入口です。


上記の写真は、ゲートFの入口、F1ゲートの正面にあるラウンジで、今回利用しました。ちなみに、エジプト航空の成田行きの出発時間帯でしたが、成田行きもF10ゲート搭乗で、このラウンジのすぐ傍からの出発でした。私も、最初、最初の写真のラウンジへ行ったら、ラウンジのお姉さんに、F1ゲートの前にラウンジがあるからそちらに行くように言われました。私の搭乗したOS864便、F1ゲート搭乗でしたので・・・。


エジプト航空のラウンジですが、上記写真のように、結構豪華な造りで、スペースも広く、ユッタリしています。ソファーも豪華で座り心地もとても良かったです。このエジプト航空ラウンジですが、日本の新聞が置いてありました。ただし、前々日の日経新聞やスポーツ新聞でしたが、日本人利用者を一応意識しているようです。パソコンを設置してあるビジネスコーナーもあります。インターネットは、WiFi接続が可能で、セキュリティがかかっておらず、無料で簡単に接続できました。

私が利用した時間帯、ちょうどMS(エジプト航空)の成田行きの出発時間帯でしたが、日本人は私一人・・・。もっとも広いラウンジに、私がいた時間帯、全部で3~6人程度しか人がいませんでしたから、閑散としていました。今回Cクラス利用でしたが、Yクラス☆Gでも利用できるので、利用可能な有資格者がいなかったんでしょうね?


エジプト航空のラウンジですが、飲食コーナーは上記写真のような感じです。ソフトドリンクの種類は沢山あり、コーヒー、紅茶類も充実していました。ただお国柄、国際線のラウンジでも、アルコール類は一切ありませんでした。(ノンアルコールのビールはありましたが・・・)食べ物の方は、軽食、パン、ケーキ、スナックという感じで、軽く食事が摂れるという雰囲気です。

2010年11月22日月曜日

機内食食べ歩き~星組Cクラス機内食

11月中旬、エジプトへ行きましたが、日本から、エジプトまでは、国際線Cクラスを利用、エジプトでも国内線Cクラスを利用しました。Cクラスの機内食の食べ歩きをしたわけではないのですが、一応、星組各社の機内食の写真を撮ってきましたので紹介します。Cクラスの機内食といっても、長距離線、中距離線、近距離線で、レベルや内容の違いがあります。

 ANA/Cクラス機内食    フランクフルト→成田

和食の前菜

洋食のメイン/ステーキとご飯

2食目/葱味噌ラーメンとイタリアンサラダ

デザート/アイスクリーム
 LH/Cクラス機内食    ウイーン→フランクフルト



ワンプレートの機内食。生ハム、トマト/ブロッコリーのマリネと柔らかいチーズ、パスタ風バケット、ケーキという簡単なものです。約1時間20分のフライトです。

 OS/Cクラス機内食    カイロ→ウイーン






OSの機内食、定評どおり、そこそこ美味しいです。カイロで積んだ機内食ですから、ウイーン搭載とは異なるようで残念でした。メインは、メニューにあるように、エビかチキンの選択で、私は写真のようにエビを選択しています。サラダとチーズも沢山付いてきて、特にサラダには、トマト、サラダ菜に、チキンをマリネ風に味付けしたものが入っており、それだけでも十分でしたが・・・。エビもスパイシーな味付けでマアマア美味しかったですから。デザートのリンゴのスフレも、生クリームがとても美味しい。写真以外に、オーストリアの白ワインが食前にサーブされ、カナッペも何種類か提供されています。3時間の中距離路線でした。

 LX/Cクラス機内食    チューリッヒ→カイロ





LX=スイス航空のカイロ行きCクラスの機内食。メインは3種類の中から、選択しますが、写真は選択したチキンのものです。デザートは、バニラクリームにビスケットが入ったもので、とても美味しかったです。スイスも白ワインの美味しい国ですが、何種類か、白ワインも積んでいて、ボトルでのワインサービスがあります。搭乗時間は、約3時間。

 LH/Cクラス機内食    フランクフルト→チューリッヒ
 
 


朝食時間帯、40分の短時間のフライトです。パン、サーモンと卵/タマネギのマヨネーズ和え、ヨーグルト、生クリーム付きのケーキ。
 
 MS/Cクラス機内食(国内線)    カイロ~アスワン
 
 


MSの国内線は、基本的に、CとYの2クラス制です。Cクラスは、上記のような、サンドイッチをメインにした簡単な機内食が提供されます。機内食は、カイロ搭載のみのようで、往復ともほぼ同じメニューです。なお、搭乗時には、ウェルカムドリンクが提供されますが、当然のことながら、アルコール類はありません。また、エジプトの国内線は、基本的にバスゲートで乗り降りしますが、降機の場合のみ、Cクラス搭乗客には専用バスが運行されています。
 
MS/Cクラス機内食(国内線)    カイロ~ルクソール
 
 


アスワン線との違いは、ケーキのみで後は全く同じです。搭乗時間帯に関係なく、このメニューがでるようです。今回、エジプトの国内線Cクラスに4回搭乗して、ウェルカムドリンクは違うものを飲みましたが、ピーチのジュースがとても美味しかったです。