2014年10月17日金曜日

ANAの国際線WiFiサービスの現実は?~B763 香港線 「5MB/6USドル」プラン利用、Mixiの検索・書き込みで終わり!



 10月の連休、ANAのNH912便(香港→成田)に搭乗しました。機材は、B763の新型機材で、エコノミークラスにも、電源が付いていました。

 今回の機材、国際線のWiFiサービス対応の機材で、搭乗後のアナウンスで、「上空1万メートルに到達したら、サービスを開始します。サービスを開始する際、改めてアナウンスいたします・・・」との案内がありました。
 今まで、TK(トルコ航空)、JALでは機内WiFiサービスを利用したことが有りますが、ANAでは一度も有りませんでしたので、「お試し利用」をやることにしました。当然、有償サービスです。

 以前、TK(トルコ航空)は、WiFiの無料サービスをやっていて、結構利用させて頂きましたが、今は有料になっています。ちなみに、現在のWiFi料金、1時間9.99USドル、24時間14.99USドルです。
 また、JALも、ANAに先行してWiFiサービス、国際線、国内線とも開始しています。JALの国際線のWiFi料金は、1時間10.15USドル(JALカード支払い9.15USドル)、24時間18.80USドル(JALカード支払い16.80USドル)となっています。

 今回のANAのWiFiサービス、OnAirという会社のシステムを使っているようですが、使用料金は下記の3つのプランが有ります。なお、プランへ申し込んだ場合、容量を使い切るか、残容量があれば、30日以内なら、再度、残容量まで使用可能とのことです。

 料金水準、例えば、TK(トルコ航空)やJALの場合、時間制で、容量制限は有りません。それに比べたら、ANAの場合、料金体系は違いますが、容量制限も厳しく、かなり割高に感じます。個人旅行者にも使って貰うには、容量UPや料金水準の引き下げが必要な感じがします。
 
使用料金 

① 5MBプラン/6USドル  ② 10MBプラン/12USドル  ③ 20MBプラン/24USドル

利用方法ですが・・・まず端末でWiFiへアクセス

 今回、アクセスに使った端末は、docomoのiPhone6です。機内モードに設定し、「設定」→「WiFi」を開いたら、「OnAir」が表示されます。「OnAir」をタップして、接続をします。

 
 「OnAir」にチェックが入ったら、「Safari」でブラウザを開きます。下記の「ANA WiFiサービス」の画面が表示されます。
 画面が開いたら、「機内インターネットへのサインアップ」を行います。具体的には、3つの料金プラン、「ANA Wi-Fi 20MBプラン」、「ANA Wi-Fi 10MBプラン」、「ANA Wi-Fi 5MBプラン」の中から、利用するプランを選択します。選ぶプランの「プランを選択」タブをタップして選びます。 今回は、お試しですので、「5MB/6USドル」プランを選択しました。

  


 
アカウントの作成が必要~サインイン

 「プランを選択」したら、下記の「サインイン」の画面が開きます。初めての場合、「アカウントの作成」を行い、すでに利用体験が有る場合は、「サインイン」でログインします。「アカウントの作成」は、eメールアドレスの登録、パスワードを設定が必要です。

 
 「サインイン」もしくは「アカウントの作成」が完了したら、下記のWiFiサービス利用料金支払いの画面に移動します。今回は「5MB/6USドル」プランを選択していますので、下記の表示になっています。ここで、決済に使うクレジットカード情報を入れます。


 クレジットカード情報を入れて、OKしたら、下記の「認証中」の画面に切り替わり、しばらくしたら、「ブラウジング開始」のボタンが表示され、このボタンをタップすれば、インターネットへ接続が開始されます。


メールチェック程度はOK~WEBアクセスまでは厳しいかな?

 無事に接続がされたら、下記のANAのトップページが表示されます。今回は、すぐに、メールをチェックしてから、Mixiのページを開き、検索し、書き込みをしようとしたら、もう5MB、使い切ってしまいました。速度は未計測ですが、メールのチェックなら、ストレスは感じませんでした。Mixiの書き込みの確認、写真表示までは上手くいったのですが、そこで終わりに。何せ5MBですから、どうにもならない感じです・・・


 「アカウントの作成」の際、メールアドレスを登録しますが、下記の「Internet OnAir ご購入の確認」及び「OnAirアカウント作成の確認」のメールが送信されてきます。

 
 今回、香港→成田のNH912便(香港→成田)ですが、機材は、B763の新型機材で、エコノミークラスにも、下記のような電源が付いていました。USB充電しか使いませんでしたが、コンセントも付いており、パソコンなども充電しながら使えます。


 

2014年10月15日水曜日

『中国移動香港』 LTE対応4G/3G Data SIMカード購入~中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」で接続 LTEデータ定額 1.5GB/5日間/48HKドル(約650円)


4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card~初期残高78HKドル  

 中国移動香港のLTE対応プリペイドSIMカード、「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」を香港国際空港到着階の両替所で手に入れました。価格は、定価どおりの80HKドル、初期残高は78HKドルです。(残高80HKドルのようですが、開通と同時に、行政服務費2HKドルが引かれますので)

 この中国移動香港の「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、4G=LTE回線に対応したプリペイドSIMカードです。今回、このSIMカード、中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」に挿して、ルーター使用のSIMとして使いました。

 何せ、香港のホテル、有線LAN、WiFiも有料でそれも高いので、WiFiルーター は役に立ちます。更に、今回は、docomoのiPhone6を持っていきましたので、SIMロックがかかっていて、現地のSIMカードが使えませんので、ホテルでは、ラップトップPCの接続、外では、iPhone6の接続と活躍しました・・・。

 勿論、通話も可能で、国際電話もできます。日本への国際電話、固定電話へ0.18HKドル/分、携帯電話へ3.28HK/分になります。


LTE対応周波数1800MHz/2600MHz~2100Mhzには未対応

この「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」の特徴は・・・  

◎SIMサイズ: 通常/マイクロ両対応のコンビSIMタイプ  
◎通信規格: LTE/DC-HSPA+/HSPA/W-CDMA/GSM  
◎周波数帯: 1800/2600MHz(LTE)、2100MHz(3G)、1800MHz(2G) 
◎通信速度(下り): 最大112.5Mbps(LTE)、最大42Mbps(DC-HSPA+)
◎有効期間: 180日
◎月額維持費: 2HKドル

 
データ通信~4G=LTEに対応/4Gが繋がらない時は3Gに

① データ定額を申し込まない時は、1日の上限28HKドルのデータプランが適用されます。その場合、1日のデータ容量1GBを超えた時点で、速度制限がかかり、128kbpsになります。

② 4G/3G Data のデータ定額プランには・・・

・ 速度制限無 1.5GB/5日間/48HKドルが有ります。短期旅行者向けのプランですね。
・ これ以外に、200MB/50HKドル、1GB/148HKドルというプランも有り、有効期限は、SIMカードと同じということで、180日間です。こちらは、時々、香港に来る人向きのようです。  
・ 速度制限有りなら、これ以外にも、データ定額プランは有りますが、割愛します。

開通作業とデータ定額の設定・・・

① 「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、開通作業が必要です。まず、SIMフリーのスマートホンに、SIMカードを挿して、開通作業を行いました。香港のどこかに電話すれば、開通しますので、フリーコールの193193へ電話して、繋がったら切れば開通しました。

② しばらくしたら、下記のSMSが飛んできて、電話番号、残高、有効期間が表示されました。

③ そうしたら、データ定額プランの申し込みです。USSDコールを使い、*103*100*07#を発信したら、下記のように、「1536.000MB・・・・・」というSMSが飛んできて、設定完了の連絡がきます。10月11日に設定しましたので、有効期限5日後の10月16日になっています。

④ ここまで終われば、SIMカードの設定は完了ですから、スマートホンの電源を切り、SIMカードを抜いて、今度は、WiFiルーター 「HUAWEI E5375」に挿し替えました。

 

中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」でLTE接続


 中国移動香港の場合、プリペイドSIMカードで利用可能なLTE周波数は、1800MHz/2600MHzのみとなっています。
 日本で発売のWi-Fiルーターの多くは、2,600MHz帯(Band 7)は未対応ですが、中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」は、中国本土のWi-Fiルーターですが、1800MHz/2600MHzに対応しています。

  「HUAWEI E5375」に、「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」を挿したら、自動的に、CMHKの表示が出ました。中国本土の中国移動通信=CMCCの場合、もともと専用ルーターで、標準設定がされていることも有り、自動的に接続開始するようです。
 今回の中国移動香港=CMHKのSIMも自動認識だけはするようです。ただし、中国移動香港のSIMは、そのままデータ通信開始とはなりません。

 そこで、docomoのiPhone6から、 WiFi設定で、「HUAWEI E5375」を選び、アクセスを開始したら、ルーターのログイン画面が自動的に開きました。ログイン(IDもパスワードもadmin)して、APN(APN:CMHKです)を設定すれば、簡単に、コネクティングになり、下記写真のように、WiFiが使えるようになりました。
 画面の表示、一番上、アンテナマークは「電波強度」で、5本立ってますから、最大です。4Gマークは「4G接続中」の意味です。その後のWiFiマークは「WiFi接続端末数」で、設定用のiPhone6だけ接続していて、1となっています。
 一番大事なのは、その後にある「地球マーク」が表示されているかどうかです。表示されていれば「インターネット接続中」で、消灯していれば「未接続」で、接続設定が再度必要です。
 今回は、iPhone6で、設定完了後、画面中央部のCMHKが消え、「地球マーク」が3回点滅して、上部に「地球マーク」が表示され、CMHKが元通り表示されました。
 「地球マーク」が表示され、接続設定が完了すれば、同じSIMカード(今回は中国移動香港)を使う場合、ルーターの電源を切って、再度電源を入れても、設定不要で、すぐに接続が再開されます。

 
 
中国移動香港のLTE回線の速度は・・・・
 
 中国移動香港の「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、LTE回線対応で、ルーターも4G表示が出ています。
 しかし、ホテルの部屋で、何回か速度計測しましたが、下りで、最高9Mbps程度でることも有りますが、平均的には、下のような速度です。ホテルの部屋は9階ということも有り、2,600MHz帯=Band 7では、ナカナカ速度が出ないようです。帰りに、香港国際空港では、下り12Mbps程度出ていました。香港のLTE回線、これから拡充されるのかもしれません・・・。

2014年10月6日月曜日

VodafoneIE(アイルランド) ヨーロッパ・北米データ定額「RED Roaming」1日200MBへ容量増~2014年10月 2.99ユーロ据置き


 VodafoneIE(アイルランド)プリペイドSIMカードですが、2017年6月、EU内のデータローミング料金が撤廃され、ヨーロッパ内の利用は大きく変わっています。「RED Roaming」は、ヨーロッパ以外では、引き続き、使用可能です。下記を参照してください。

◎VodafoneIE(アイルランド)プリペイドSIMカード~EU内のデータローミング料金撤廃後に使ってみた 2017年11月

 ヨーロッパを周遊する場合、データ通信可能なプリペイドSIMカード、VodafoneIT(イタリア)のSIMカードが価格、容量的には一番便利でお得です。1日500MB/3ユーロで、ヨーロッパ内のデータローミングが可能です。
 このVodafoneIT(イタリア)のSIMカード、これまでは海外通販で購入可能でしたが、代理店が取り扱いを止めていて、新規購入は、イタリアに行けば可能ですが、日本に居て手に入れることが困難になっています。
 こうした中、同じ、Vodafoneでも、VodafoneIE(アイルランド)プリペイドSIMカード、VodafoneIT(イタリア)と同様に、ヨーロッパを始め、北米も対象にデータローミング「RED Roaming」サービスを展開していました。しかも、このVodafoneIE(アイルランド)SIMカード、日本に居て、比較的簡単に手に入るので、ヨーロッパと北米のデータローミングSIMを探している人にはお薦めです・・・。

 この「RED Roaming」サービス、当初期間限定、それも50MB/3.99ユーロの料金からスタートしました。期間限定が外れ、100MB/2.99ユーロに変更され、そして、今年5月に、北米を対象にして対象国が拡大されました。
 2014年10月、今度は、料金、1日/2.99ユーロ=約410円を据え置いたまま、データ定額の容量だけ、100MB→200MBへUPし、更に使いやすくなりました。しかも、「RED Roaming」の場合、1日で複数の国を移動、例えば、フランス→オランダ→ドイツと移動しても、200MBまでなら、2.99ユーロポッキリの定額です。
 ちなみに、イギリスと北アイルランドだけは、特別扱いで、1日データ定額200MB/1.99ユーロになっています。
 また、今年5月から、ヨーロッパだけでなく、アメリカ・カナダが対象になっており、ハワイやグアム・サイパンなどリゾートへ行く時にも使えそうです。1日/200MBあれば、ビジネスでなければ十分な容量ですね。これで、日本・韓国も「RED Roaming」の対象になれば、北半球のマルチデータSIMになりますが・・・。
 docomoなど日本の携帯電話会社の海外ローミングサービスも有りますが、料金的にはかなり割高ですから、SIMフリーの端末があれば、このSIMカード、断然お得です。
 
「RED Roaming」の料金プラン
海外通販で購入可能/日本のクレジットカードでチャージ可能
 このVodafoneIE(アイルランド)プリペイドSIMカードですが、私も、マイクロSIMサイズと、nanoSIMサイズの2枚を持っています。
 このVodafoneIE(アイルランド)SIMカード、現在でも、日本から、下記のebayの海外通販で、送料込み10.5ユーロ程度で手に入ります。オンラインで申し込んで、7日~10日程度で、日本まで送ってくれます。(海外通販、トラブルも考えられますので、申し込む方は、自己責任でお願いします)

 なお私は、下記の一番上の商品、nanoSIMを追加購入しましたが、購入した業者の方で、、開通作業を送付前に済ませ、「My Vodafone」も登録して有りました。更に、オプション「RED Roaming」も登録して有り、すぐに使える状態でした。「My Vodafone」のパスワードもメールで送られてきました。(パスワードは、速攻で変更しましたが・・・)昔は、全部自分でやったものですが、最近は、業者の方で、手取り足取りサービスしてくれます。
 また、VodafoneIE(アイルランド)SIMカードの場合、スマートホンのデザリングやWiFiルーターに挿して使用が可能です。しかも、この「RED Roaming」料金でOKですから、海外旅行でも十分活用できます。

VodafoneIE(アイルランド)SIMカードの特徴及び使用方法・・・
① ebayなどの海外通販で、日本に居て簡単に手に入ります。
② 開通手続きは、基本的に、SIMカードを端末に入れればOKです。
(上記、通販業者へ購入を依頼した際、開通させ、「RED Roaming」も設定してくれていました)
③ 「RED Roaming」は登録が必要です。対象国で、SMSで50020へ「RED」と送信。
④ 残高確認は、日本でもSIMフリーのスマホなどで可能です。USSDコード発信=*174#。
*日本から、USSDコード発信及び残高表示は無料です。ちなみに日本では、ソフトバンクの回線に接続して下さい。また、iPhoneなどで、時々圏外表示になりますが、設定→「4G回線を使う」をOFFにしておけば、接続しやすいので、ご注意を。
⑤ 「My Vodafone」へ登録がお薦め。残高確認や「RED Roaming」の登録も可能。
⑥ データ通信に必要なAPNは自動設定されるはず。未設定の場合、APN=live.vodafone.com
⑦ チャージは、日本発行のクレジットカードで可能です。
 また、「RED Roaming」は、、エジプト、南アフリカ、インド、中国、香港、オーストラリア、ニュージーランドも対象にしていますが、こちらも、定額の容量、100MB→200MBにUPされ、料金は4.99ユーロ=約680円で据え置きとなっています。
 VodafoneIE(アイルランド)プリペイドSIMカード、グローバルSIMカード化し、一層使いやすいSIMになっています・・・。
日本でMVNOのSIMカードを使っている場合は~要注意(追記)

 iPhoneを使われる方で、データ通信が使えないという書き込みが最近よく有ります。その多くは、SIMフリー端末を使って、日本では、MVNOのSIMカードを使っている方が多いようです。MVNOで、データ通信をするためには、iPhone5/6などの場合、APNを設定するために「構成プロファイル」というものを入れているはずです。

 この「構成プロファイル」ですが、設定したままだと、日本のMVNOに、APNの設定が固定されたままになり、VodafoneIEなど他社のSIMカードでは、データ通信は不可になります。私の場合も、iPhone5s/iPhone6Plusに、それぞれIIJとmineoの「構成プロファイル」を設定しています。海外へ行く際、その都度、「構成プロファイル」の削除と再設定を繰り返しています。

 ということで、「構成プロファイル」を削除すれば、データ通信可能となります。日本に戻って、再度「構成プロファイル」を入れてやれば、日本のMVNOが使えるようになります。この点要注意です。 

 また、もう少し簡単に、「構成プロファイル」のアプリを使って、APNを切り替える方法も有るようですが・・・。
「RED Roaming」の対象国一覧です・・・

 下記の写真、上の方は、Europe、USA、カナダが対象となる1日定額/200MB/2.99ユーロの対象国リストです。下の方は、1日定額/200MB/4.99ユーロの対象国です。対象国の新たな変更はなく、100MB→200MBの容量UPのみのようです。



Vodafone Passportの料金プランです・・・

 VodafoneIE(アイルランド)の「RED Roaming」プランですが、対象外の国にも、下記の「Vodafone Passport Mobile Internet」というプランが有ります。こちらは、日本も対象になりますが、今回、内容的に変更はないようです。


【 EU関連情報 】

◎ヨーロッパ内 データ定額料金~ローミング料金撤廃+上限価格の規制~2022年1GB=2.5ユーロに

◎EU加盟国+EEAのプリペイドSIMカード~2017年6月15日以降、ヨーロッパ内ローミング料金撤廃

下記のブログも参照して下さい・・・

◎VodafoneIE(アイルランド)SIMカード 北米も「RED Roaming」(100MB/2.99ユーロ)の対象に!~ヨーロッパと北米のデータ定額が1枚のSIMカードでOKです
◎ヨーロッパ周遊データSIMカード/Vodafone IE~2013年7月オンラインチャージ引き続きOKです
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/07/simvodafone-ie20137ok.html
◎Vodafone IEの「RED Roaming」1日定額100MB/3.99ユーロ(続報)~ヨーロッパ漫遊に一番便利なSIM?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/07/vodafone-iered-roaming1100mb399sim.html
◎Vodafone IEのEUデータローミング最新情報~1日定額100MB/3.99ユーロが新設?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/07/vodafone-ieeu1100mb399.html ◎海外プリペイドSIMカードのオンラインチャージ~ヨーロッパ編「Vodafone IE(アイルランド)」10ユーロチャージ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/simvodafone-ie10.html
◎ヨーロッパ漫遊・データプリペイドSIMカード2.99€/50MB~Vodafone IE(アイルランド)
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/11/simvodafone.html



2014年10月4日土曜日

プラハ→ニュルンベルグ DB(ドイツ国鉄)高速バス 2014年9月 搭乗記~約3時間30分のバス旅 快適に移動できます!

DBバス/乗車手続き中
 ドイツ国鉄(DB)は、プラハからニュルンベルグ、ミュンヘンなどに、国境を跨ぎ、高速バスを走らせています。プラハからニュルンベルグやミュンヘンまで、鉄道も走っていますが、山越えのルートで曲がりくねり、時間がかかります。 

 これを補う形というか、肩代わりする形で、ドイツ国鉄(DB)は、プラハ本駅とニュルンベルグ中央駅、ミュンヘン中央駅の間に、高速バスを運行しています。本数も高速バスの方が多く、所要時間も、プラハからニュルンベルグの場合、高速バスの方が45分ほど短くなっています。

 2014年9月14日、この高速バス、BUS42009便/プラハ→ニュルンベルグに乗車しました。プラハ発10時35分、ニュルンベルグ着14時14分ですが、プラハ本駅は、ほぼ定刻発車ですが、ニュルンベルグ中央駅到着は、15分ほど早く着きました。
 私の場合、ニュルンベルグで、フランクフルト行きのICEに乗り継ぎました。乗り継ぎ時間46分ですが、実際は、1時間の待ち時間になり、時間を持てあましました・・・。

 今まで、この区間、3回乗車しましたが、何時も、10分~15分早く着いています。トランクルームに預けた預託荷物を受け取ったら、ちょうど定刻くらいになることが多いので、預託荷物がなければ、到着時間より早く解放されます・・・。

プラハ中央駅/DBバス乗り場
 このプラハ→ニュルンベルグ間の高速バスは、どちらも鉄道駅の構内から発着していますから、乗り継ぎも便利です。プラハ本駅は、3階までエスカレーターで上がり、道路へ出たら、下記写真のバス乗り場が有ります。ニュルンベルグ中央駅は、正面入口のすぐ左手に高速バス乗り場が有り、分かりやすい場所です。
 
 今回は、ニュルンベルグ行きに乗車しましたが、バスが到着して、乗車が始まるのは、大体、15分前からです。一番上の写真のように、バス中央の入口で、係員に、チケットを見せてチェックを受けます。
 私の場合、DBのWEBサイトで発券したオンラインチケットですが、係員は、バーコードを読み取り、チェックします。合わせて、決済に使ったクレジットカードの提示が求められます。それが終わったら、後方へ行き、預託荷物を預けます。

DBバス/2階席の最前方
DBバス/2階席
 私は、写真撮影もしたかったので、ほぼ最初に乗りましたので、写真ではガラガラですが、最終的には、2席程度しか空席は有りませんでした。プラハ→ニュルンベルグ間の高速バス、早割のチケットであれば、19ユーロから買えます。DBバスは、座席指定必須で、結構、人気路線です・・・。

 以前は、このDBバスは、1等が設置されており、1階が1等、2階が2等になっていました。何時の間にか、1等が廃止され、1階席も2等座席に交換され、詰め込みになっていました・・・。
DBバス/2階の座席
 私は、2階の前方、上記写真の座席を利用しました。座席の窓側には、電源もあり、充電可能です。座席は、当然ながら、リクライニングも可能で、標準的な日本人の体型なら、ゆったり座れます。乗車時間、3時間30分程度なので、それほど疲れないと思います。

 なお、トイレは、1階に設置されており、走行中も利用できます。また、トイレの脇に、コーヒー、ビールなどの自動販売機が設置されています。ユーロ、チェコ/コルナのどちらも使えます。

WiFiサービス
 なお、DBバスですが、車内のWiFiサービスも提供しています。私は、Vodafoneのヨーロッパデータローミングを使っているので、アクセスしませんでしたが、WiFiも可能なようです。

DBバス/1階席
 以前、1等が設置されていた1階席です。見た感じでは、2階席よりシートピッチが狭い感じがします。皆さん、窮屈そうに座っていました・・・。
 
チェコ・ドイツを結ぶDBバスの情報です・・・
 
◎ドイツ国鉄(DB)WEBサイトで予約~プラハ→ニュルンベルグ経由→フランクフルト 高速DBバス+鉄道ICE利用 39ユーロ
◎ドイツ国鉄(DB)高速バス~プラハ/ニュルンベルグ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2011/07/db.html

2014年10月1日水曜日

「iPhone6 」 ドコモ版64GB ゴールド 機種変更で購入 計測で下り92.00Mbpsも~SIMロックは残念! 完成度の高いスマホ!

 
 9月末、docomoのスマホをiPhone6に機種変更しました。今まで、docomoの「Samsung GALAXY Note Ⅱ」を使用していましたが、今回、iPhone 6へ乗り換えることにしました。iPhone6の4.7インチタイプ、カラーはゴールドで、64GBです。
 当然、購入端末、docomoのSIMロックがかかっています。これとは別に、アップルストアに、SIMフリーのiPhone6Plus 64GBを注文して有ります。こちらは海外で使う目的です。

 docomoの携帯は、アナログ時代から使用していて、北アルプスの奥穂高岳で、携帯が使えたのを感動したことも有ります。docomoの携帯、Fシリーズ→Nシリーズと乗り換えてきて、最近は、韓国のSamsung のGALAXYシリーズのスマホを2世代使っていました。
 また、SIMフリーの端末も、香港版のGALAXYシリーズ3台、SonyのXperia2台と持っていて、こちらも、アンドロイド端末派でした。iOSも、iPadも、SIMフリーのiPad miniも持っていましたが、どちらかといえばタブレット専門でした・・・

 昨年、海外用に、日本のアップルストアから、SIMフリーのiPhone5sを購入しました。海外では、現地のSIMカードを挿して使っていますが、実に、検索、地図、メール、Mixi、facebook、twitterなど、とても快適に使えることが分かりました。iPhoneの評価は色々有るようですが、完成度の高いスマートホンです。
 
 
iPhone6の端末代金 実質月800円×24回払い=19,200円也

  iPhone6の端末料金ですが、SIMロック有り、無しに関わらず、基本的に同一料金です。料金は、iPhone6/16GBは73,872円、iPhone6/64GBは86,832円、iPhone6/128GBは97,200円です。

 docomoだけでなく各社、これを利息無しの24回分割払いにして購入可能にしています。更に、「月々サポート」という還元金を付けて、16GBタイプなら、事実上、無償かそれに近い価格で手に入る仕組みを作っています。若い人には助かる仕組みと言われていますが・・・
 これが日本の「悪しき仕組み」で、その端末料金の負担、結局、通信料金に転嫁されて支払わされることになっています。日本の通信料金、国際的に高いと言われているのに、下がらない背景の1つですね。
   
docomoの場合、iPhone6の端末24回分割払いの料金は、16GBで3,078円/月、64GBで3,618円/月、128GBで4,050円/月となっています。これに対して、月々サポートという還元金は、16GBで2,592円/月、64GBで2,592円/月、128GBで2,538円/月になっています。
 ということで、実質、端末料金は、16GBで486円×24月=11,664円、64GBで1,026円×24月=24,624円、128GBで1,512円×24月=36,288円です。

 私の場合、iPhone6/64GBですから、端末料金は86,832円です。ただ、docomoのポイントが5,000ポイント強有ります。これを端末料金に充当できますので、これを差し引いてくれます。そして、約81,000円÷24月=3,375円/月が分割代金、これに月々サポートが2,592円/月ですから、毎月支払う端末代金は、783円です。800円計算で、19,200円になります。これが高いか安いか・・・ 
 
 
 
iPhone6の通信料金高いですね~毎月5,900円です

 docomoの限らず、キャリアの使用料金は高いですね。docomoの場合、端末料金は他社横並びですが、契約する料金、高いものしか選択肢がないのです・・・。端末は、月々サポートで、無償もしくはそれに近い価格に割り引く代わりに、通信料でその分負担して貰うという仕組みですね。

 iPhone6の場合、端末一括払いを除けば、通信プランの選択肢は無いですね。カケホーダイ2,700円➕データSパック(2GB)3,500円➕SPモード300円=6,500円が最低料金になります。
 今回は、私も、これで契約しましたが、私の場合、15年以上docomoと契約が有るので、「ずっとドコモ割」の対象となり、、600円割引きが有ります。
 結果として、毎月の通信料金、iPhone6契約としては、最低ラインの5,900円となりました。これに端末代金800円が加算されますから、毎月の料金6,700円ということになります。
 通話は、「カケホーダイ」なので定額になり、データ通信も「データSパック(2GB)」で、大体、この範囲に収まりますから、支払額は固定されると思います。

 iPhoneの場合、docomoの他の端末と違い、設定を自分でやらなければなりませんから、スマホ初心者向きでは無いかもしれません・・・。取りあえず、docomoショップで、連絡先のコピーだけしてきました。すでに、iPhone5s  が有るので、iTunesかiCloudを使って復元すれば良いのかもしれませんが、SIMフリー端末とは別の設定にしたいので、「新しいiPhoneとして設定」にしました。
 使い勝手は、メールの設定、FacebookやTwitterなどのアプリの導入をしたばかりで、何とも言えませんが、iPhone5sに比べたら、サクサク動く感じです。
 
 
 
「iPhone6」 計測では下り92.00Mbpsも~劇速の理由は・・・
 
  購入したばかりのdocomoのiPhone6で速度計測をしてみました。自宅で計測しましたが、何と、下り92.00Mbps、上り19.86Mbpsと驚きの速度で出ていました。翌朝、再計測しましたが、下記のように、下り80.39Mbps、上り25.45Mbpsとなり、何回か再計測をやりましたが、下り80Mbps台、上り20Mbps台が安定して速度がでます。
 
 
 
 今まで使っていた「Samsung GALAXY Note Ⅱ」の場合、下り30Mbps台、上り10Mbps台がやっとでしたから、iPhone6は2倍以上の速度です。これくらい速度がでるなら、WiFiルーターで使いたいところですが、iPhone6並の接続速度で対応してくれるルーターがあるのかどうか・・・。
  iPhone6の場合、LTEの対応バンドがマルチになったことも有りますが、LTEの「実効速度」は下記の5つの要素に左右されるようです。
 
1.周波数帯域幅
2.MIMOのタイプ
3.端末のカテゴリ
4.無線基地局から端末までの距離(無線品質)
5.同時通信ユーザー数

 docomoの場合、昨年2年契約縛りで購入の人が多いので、他社に較べ、iPhone6の購入は少ないです。同一周波数で、「同時通信ユーザー数」が少ない可能性は有ります。
 今回、docomoのiPhone6の場合、この5つの要素で検討してみたら、「同時通信ユーザー数」以外では、「周波数帯域幅」拡大は今後の予定のようです。恐らく、劇速の一番の要素は、「端末のカテゴリ」をUPではないかと思います。カテゴリー3→4に変更になったことが大きいのかもしれません。
カテゴリ4は、下り150Mbps、上り50Mbpsまでサポートしていて、特に、下りの高速化が大きいようです。下記のWEBを参考にして頂ければと思います。