2014年2月19日水曜日

TK(トルコ航空) ビジネスクラス搭乗記(ヘルシンキ→イスタンブール→東京)~2014年2月 シート・食事は日系と較べても悪くない!

イスタンブール→成田のCクラスシート
 2014年2月半ば、TK(トルコ航空)のCクラス=ビジネスクラスの航空券を使って、ヘルシンキ→イスタンブール→東京と移動しました。この搭乗レポートをします。日本からの往路は、ヨーロッパ発券のANAの航空券の残りを利用して移動しています・・・

 今回のこの航空券、ヘルシンキ発券で、ヘルシンキ発東京往復のCクラス(サブクラスJ)、諸税・サーチャージ込み、1,787ユーロでした。発券したのは、2013年9月でしたが、今は、大幅に引き上げられ、同じ旅程で購入するとすれば、2,351ユーロになり、30%近く値上げされています。

 TK(トルコ航空)のCクラスですが、昨年9月頃までは、ヘルシンキ発やスペイン発は、1,700ユーロ~1,900ユーロ台で安かったのですが、現在は、全て、2,000ユーロを超えており、円安が進んでいることも考慮すれば、あまりメリットはなくなっています。
 ただ、エジプト・カイロ発東京行きCクラス往復は、現在でも、1,350ユーロ(2014年1月末現在)で販売されています。片道、カイロまで行く必要がありますが・・・

 TK(トルコ航空)のCクラスのシートですが、各社競い合って最新のものにしているようですが、成田線のB773は、旧式のままですが、ほぼフルフラットになり、しっかり寝られます。ヘルシンキ線のビジネスクラスのシートは、成田線のコンフォートシートとほぼ同じレベルのシートでした。
 なお、このTKの成田線B773のビジネスクラスシート、ピッチ196㎝、幅55㎝です。コンフォートクラスの場合、シートピッチ116㎝、横幅49㎝となっています。

 日系、ANAのビジネスクラスの場合、シートピッチ111㎝~156㎝、幅50㎝~54㎝ですから、シートピッチ、幅とも、TK(トルコ航空)のビジネスクラスの方が広いです。
 しかも、ANAの最新の「STAGGERED」シートよりも、TKの方がシートピッチなどは広いのですが、シート設備はちょっと古く、ANAの方に軍配が上がりますが・・・。ANAやJALの旧シートなら、断然、TKの方がお薦めです。

 日系との比較、サービスの点は難しいですね。TK(トルコ航空)の場合、日系のような1人1人にきめ細かい「おもてなし」サービスは、最初から提供する雰囲気はありませんから、期待する方が無理かと思います。
 食事も、ビジネスクラスでも、洋食+トルコ料理をアレンジしたものになっていますから、日本線でも和食というサービスはありません。日系は、和食というジャンルが提供されますから、和食に拘るなら、日系しかないと思います・・・

 シートですが、実際、TK(トルコ航空)のCクラス、利用してみて、日系より広いので狭さは感じず、ゆったり寝れますが、ANAの「STAGGERED」などに較べ、シートや設備が古く、電源もACアダプターのみと改善が必要だと思います。コンフォートクラスのシートは後から導入したことも有り、USBポートも付いていて便利なのに・・・。

 またCクラスの予約をして、預託荷物の許容量40Kgと表示されていたので、これまでの予約をチェックしてみたら、コンフォートクラスの予約の場合、30Kg、エコノミークラスの予約の場合、20Kgとなっています。
 TKのエリート会員の場合、これに+20kgが可能ですから、合計60Kgまで無料ということのようです。ただ、実際、預けたのは、15Kg程度の荷物1個でしたが・・・。

 今回、イスタンブール→東京のTK50便Cクラス、日本のツアー客8人ほど乗っていましたが、バレンタインフェア、マイル50%UPなどのキャンペーン期間にも該当しており、ビジネスクラスの座席、メチャクチャ混んでいて、28席中、空席は3席のみでした。

◎ イスタンブール→東京 TK50便
 
 
シートの雰囲気・・・ 
 
 
TK50便 イスタンブール→成田 夕食メニュー
 
 ビジネスクラスには、下記の日本語メニューが有ります。ただし、コンフォートクラス、エコノミークラスには、トルコ語、英語メニューのみです。 朝食は、事前に欲しいものリクエストするシート方式で、こちらも日本語に対応しています。

 夕食ですが、前菜は、ワゴンサービスで好きなものをチョイスできます。前菜の後は、スープがサービスされます。
 メインは、子羊のグリル、黒海産のスズキのグリル、トマトソースのリガトーニ(パスタ)の3種類からのチョイスです。日本人は、お魚=スズキのグリルを選ぶ人が多いようですが、トルコはお肉が美味しいので、迷うことなく「子羊のグリル」にしました・・・
 デザートは、種類が沢山有り、チーズ、フルーツ、ムース、チョコレートなどのワゴンサービスです。メインまで食べてしまうとお腹一杯で、適当に盛り合わせしてもらいました。食事が足りなければ、クラブサンドも用意されているとのことです・・・

 TK(トルコ航空)では、フライイングシェフが乗っており、食事サービスはこのシェフが中心になり、サービスをしています。今回は、シェフとその助手、2人とも女性でした・・・
 
 
カナッペの盛り合わせ=おつまみ
 

前菜のワゴンサービス/種類は沢山有り、希望のものをよそってくれます
 
ワゴンサービスを取り分けて貰ったもの/好きな物をちょこっとだけ頂きました
 
ひよこ豆とカボチャのスープ

メインの子羊のグリル/白インゲン豆のトマト煮にバターライス


デザート/果物とケーキを適当に盛ってもらいました~半分しか食べられなかった
 
一応、シャンパンも有りましたが・・・

 下記がドリンクメニューですが、シャンパンも有るということなので、味見に頼んでみました。味はマアマアでしたが、グラスは、ワインと一緒のものです。雰囲気ゼロということや、メインに子羊のグリルを頼んだことも有り、トルコの赤ワインに切り替えてしまいました・・・。
 
 
 
TK50便 イスタンブール→成田の朝食・・・

 朝食は、寝る前に、リクエストシートにチェックを入れておいて、それに基づきサービスがされます。今回は、オレンジジュース、レモンティー、オムレツとハム、ポテトとトマト添えにしました・・・
 
前菜

オムレツ
 
◎ ヘルシンキ→イスタンブール TK1762便

 ヘルシンキ国際空港、TKビジネスクラスカウンターでチェックインしました。係員のお姉さん、パスポートとエリート会員カードを渡したら、端末叩き、開口一番、「ボランティアはいかが?」、夜便に変更して貰えないかという話です。オーバーブックしているようです。

 恐らく、乗り継ぎが翌日なので、私に説得を試みたようです。TK、ヨーロッパ線、バレンタインフェアやマイル50%のキャンペーン中で、混んでいるようです。私は、「予定通り乗りたい」とお返ししましたが、お姉さん「イスタンブールのホテルを用意する」など新手の条件を次々に出してきて、5分程押し問答しました。最終的に、諦めてもらい、予定通りでOKにさせました・・・。

 ヘルシンキからイスタンブールまで、予定通り、TK1762便のCクラスで移動しました。予想通り、満席でした。シートは、ヨーロッパ域内でよく使われるエコノミークラスシートの中1席空けるタイプではなく、長距離線のコンフォートシートとほぼ同じレベルものが使われています。

 機内食も、フライイングシェフが乗っていて、CAさんではなく、シェフが注文を聞き、サービスをする方式です。メインは、ケバブ、チキン、パスタの3種類からの選択となっていました。
 
ヘルシンキ→イスタンブール/ビジネスクラスシート
 

ビジネスクラスメニュー
 
シャンパンも搭載していますが、今回はスペイン・トーレスのワイン
 
前菜
  
メイン/ケバブのなす包み

 
トルコ航空の最新情報です・・・

◎TK(トルコ航空) 「マイルでビジネスクラスへUPグレード手続き」完了~イスタンブール→成田22,500マイルでCクラスへアップOKに
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tkup22500cok.html
◎TK(トルコ航空) コンフォートクラス有償UPグレード 海外発もOK~プラハ・ハヴェル空港の発券カウンターで手続きができました!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tk-up-ok.html
◎トルコ航空(TK)の特典航空券 「ゾーン制」は魅力的ですね!~日本/ヨーロッパ・北方中央アフリカ往復Cクラスがお得!
 http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tkc.html
◎トルコ航空(TK) お得情報そのⅡ 2014年1月~コンフォートクラスUP40,200円/預託荷物の重さ/リコンファーム・事前座席指定は?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tk-20141up40200.html
◎TK(トルコ航空)利用で知っていてお得情報~当日の有償UP、ファーストトラック利用、WiFi・無料ホテルサービス 2013年10月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tkupwifi201310.html
◎TK(トルコ航空)のアタテュルク空港 TKラウンジ~☆組 世界トップレベルラウンジの今 2013年10月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tktk201310.html
◎イスタンブール・アタテュルク国際空港「入国審査優先レーン」~トルコ航空搭乗は☆ゴールド・Cクラスが対象
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/c.html
 

2014年2月16日日曜日

フィンランドのプリペイドSIM「Saunalahti」4.9ユーロ~データ定額手続き不要!1日1.9ユーロでOK キオスクで簡単に買える

 フィンランドは、NOKIAという携帯電話会社があることで有名です。このフィンランドには、通信事業者は3社あります。W-CDMA(3Gサービス)に加え、LTEサービスも展開しているようですが、プリペイドSIMカードの場合、LTE対応はしていないようです・・・。

 最大手のキャリアは、ElisaのプリペイドSIMカードは「Saunalahti」という名称でサービスを行っています。ローミングでは、Vodafoneと提携しているようです。キオスク「R-Kioski」でもElisaではなく、「Saunalahti」の名前の表示になっていました。
 そして、スウェーデンとフィンランドの合弁の「Sonera」、地元企業の「Dna」となっています。今回、ヘルシンキでは、「Saunalahti」のプリペイドSIMカードを手に入れました。ヘルシンキ中央駅にあるキオスク「R-Kioski」です。

 キオスク「R-Kioski」には、各社のプリペイドSIMカード、USBモデムセットなどが置いてあります。お店の人に、英語で「プリペイドSIMカードください」というと「どれにする?」と聞かれ、簡単に買えます。チャージクーポンも、ここで買えます・・・。購入には、身分証明書は不要で、お金さえ払えばOKです。
 フィンランドの場合、各社のデータ定額料金、1日定額/1.9ユーロ(約270円)となっており、基本的に横並びの料金となっています。正確にいうと、1日に、データ通信を何MB利用しても、課金の限度が1.9ユーロということのようです。各社横並びですので、旅行者の場合、手に入りやすい、最大手のプリペイドSIMカードElisaの「Saunalahti」が便利かもしれません。


SaunalahtiプリペイドSIMカードは4.9ユーロに値下げされてた!
 
 ElisaのSaunalahtiプリペイドSIMカードは、4.9ユーロ=約980円です。事前情報では、6.9ユーロと聞いていたのですが、なんと2ユーロも安くなっていました。初期残高、6ユーロと変わっておらず、1.9ユーロ/日のデータ定額プランが自動設定されますから、チャージしなくても3日分の利用ができます。短期滞在の旅行者なら十分です・・・。

 実は、ヘルシンキ国際空港のキオスク「R-Kioski」では、「Dna」 のSUPER PREPADというSIMカードを手に入れたのですが、こちらのSIMカード、定価7.9ユーロをディスカウントしていて、3ユーロ引きの4.90ユーロで購入しました。価格競争が展開されているのかもしれません・・・。


 また、SIMカードのサイズなんですが、「Saunalahti」と「Dna」しか確認していませんが、nanoSIMサイズは有りませんでした。キオスク「R-Kioski」には、標準とマイクロ兼用のコンビSIMサイズしか有りませんので、nanoSIMが必要な場合は、直営ショップへ行くか、SIMカッターで切るしかないようです。(直営ショップに、nanoSIMがあるかどうかは未確認です。無い場合でも、SIMカッターでカットはしてくれるはずです)


開通作業は・・・

 
基本的に不要です。ただし、端末に、「Saunalahti」のSIMカードを入れ、電源を入れたら、PINロックがかかっていますので、1234を入れてやれば解除されます。そして、電波をつかむと、開通完了の旨のSMSが届きます。
 なお、SMSの送信メッセージは、フィンランド語になっていますから、英語に切り替える場合、SMSで、18258に、「ENGLISH」に送信すれば、しばらくすると変更完了を知らせるSMSが英語で届き変更されます。

APNの設定は・・・

 APN設定は、機種によっては、自動設定されます。APNは、下記の通り、internetです。ユーザー名、パスワードの設定は不要です。





データ定額の設定は・・・
 Elisaの場合、データ定額プランですが、7日定額(最大4Mbps)、31日定額(最大1Mbps)、31日定額(最大4Mbps)、3タイプのプランがあります。ただし、上記にも記載してありますが、データ使用の場合、1日/1.9ユーロのデータ定額プランが自動的に適用されますので、3日以内の滞在なら、申請しなくても問題ないと思います。下記のデータ定額プランは、初期残高では申し込めませんので、チャージが必要です。
◎ 7日定額(最大4Mbps) 6.9ユーロ
◎ 31日定額(最大1Mbps) 19.8ユーロ
◎ 31日定額(最大4Mbps) 29.8ユーロ
 データ定額プランの申し込みは、SMS「15020」宛に、7日定額は「data7」、31日定額(最大1Mbps)は「datamega」、31日定額(最大4Mbps)は「data31」と記載して送信すれば手続きができます。


チャージについて・・・


チャージクーポン



 



 チャージは、基本的に、クーポンを購入してやることになります。クーポンでの残高追加は、SMSで「18258」宛に本文「Load 空白(バウチャーカードに記載される15ケタの数字)」を記入して送信します。クーポンは10ユーロから購入できます。上記のクーポン、ヘルシンキ中央駅にあるキオスク「R-Kioski」で、SIMカードと同時に購入しました。
 なお、残高及び有効期限の確認は、SMSでできます。SMSで「18258」宛に本文「CREDIT」を記載して送付します。下記写真のように、SMSで残高、有効期限が送られてきます。

SIMカードの有効期限・・・


 SaunalahtiプリペイドSIMカードの有効期限ですが、開通から90日となっています。ただし、チャージをすれば、有効期限はそれから更に10ヶ月延長されます。開通とチャージを同時にすれば、13ヵ月有効となるようです。この有効期限、開通やチャージから1年という情報も有りますが、現在(2014年2月)は、上記のようです。
 今回、SIMカードは、2月15日に購入し、10ユーロチャージしました。チャージ前の有効期限は、90日後の5月19日、10ユーロチャージしたら、2015年3月18日まで、更に10ヵ月延長されています。

 チャージクーポンは、SIMカードと同様に、キオスク「R-Kioski」などで手に入ります。最低は、10ユーロからです。クーポンからチャージの方法は、SMS「18258」へ、「Load(空白)チャージ番号を記入」を記載して送信すればOKです。完了したらSMSで、上記写真のように残高、有効期限の連絡が来ます。

◎ チャージ残高・データ定額契約内容確認
 SMS宛先 18258
 SMS 「CREDIT」と記載


接続速度は・・・

 SaunalahtiプリペイドSIMカードの接続速度ですが、ヘルシンキ中央駅周辺で計測したところ、下り  3.12Mbps、上り 1.08Mbpsの速度が出ていましたから、3Gとして、そこそこだと思います。

  





2014年2月15日土曜日

ANA(全日空)国際線Cクラス 成田/パリ線 機内食レポート~ご飯で洋食/一風堂ラーメンを頂きました・・・

 2月14日、NH205便のCクラスを利用して、成田からパリまで移動しました。フランス発券の航空券(1年有効)を使い、DIA会員のUPグレードポイントでCクラスへUPしました。チェックインは、成田空港のZカウンター=スイートチェックインを利用し、乗り継ぎ便、SKのコペンハーゲン行きも搭乗券を頂きました・・・
 機材は、B777-300ERなんですが、パリ線は、「 BUSINESS STAGGERED」というフルフラットになる最新機材ではなく、 旧機材のシートで残念です。3月末からは、羽田線の就航と併せて、元のシート「 BUSINESS STAGGERED」に戻るようです。
 今回は、機内食のレポートです。日系の売りは、機内食ですが、最近は、コスト削減の影響なのか、レベルが下がっているように感じますが・・・

 NH205便のCクラス、機内食ですが、1食目は、洋食と和食のチョイスです。洋食は、更に、メインの料理、肉と魚からチョィスができます。今回、洋食は、「Restaurant Ryuzu」というミシュランガイド2つ星のシェフ考案メニューということで、洋食にしてみることにしました。なお、和食の場合、メインは、「ぶり大根」です・・・
ドリンク
 ドリンクは、シャンパンからスタート、ドリンクサービスには、簡単なおつまみが付いてきます。今回は、シャンパンの次は、白ワイン、日本酒と少しずつ頂きました。
シャンパンは、「シャンパーニュ・モントードン・ブリュット・レゼルブ・プルミエール」、白ワインは、ブルゴーニュの「サン・ヴェラン 2011 アルベール・ビショー」、日本酒は、宮城の「綿屋“ 幸之助院殿” 特別純米 」というのを頂きました。院殿という日本酒が一番美味しかった感じです・・・

前 
「ズワイ蟹とクミンの香る長茄子のアンサンブル」
「葱を巻いた鴨の燻製と椎茸のマリネ」
メ イ ン
今回は、洋食、お魚にしました。「 ヒラメに帆立貝のムースを乗せてグラティネに
オレンジ風味のアンディーブを添え」
ご飯・パン
洋食なので、通常はパンなのですが、御飯、味噌汁、お新香に変更していただきました。
デザート
2月のデザートは、「フルーツロール」ということでしたが、チーズの盛り合わせ、チョコレートの入ったデザートの2品頂きました。


2食目というか、軽食ですが・・・
到着前に、2食目がサービスされますが、ビジネスクラスの場合、「お好きなものをお好きな時間」にというサービスになっています。和食、洋食、アラカルトのメニューが有りますが、今回は、博多の『一風堂』ラーメン、サラダを頂きました。

ANAのアメニティ
ANAは、昨年の途中から、ビジネスクラスにもアメニティを配布するようになりました。下記写真のものですが、アイマスク、コットンセット、耳栓、ティッシュペーパー、歯ブラシセット、ハンドクリーム、リップクリームが入っています。それほど魅力的なものではありませんが・・・


2014年2月13日木曜日

JALの「当日シルバー割」を利用 「初回搭乗ボーナスマイル」に釣られて?~羽田→沖縄 12,000円+170円(羽田空港施設使用料)

 
JALの「当日シルバー割」~羽田/沖縄 12,170円
 
 2014年2月、JALの「当日シルバー割」を使って、JL903便で羽田→沖縄を飛びました。今回、沖縄行きは、事前予約無しで、65歳以上に適用されるシニア割を使っています。空席がないと乗れませんが・・・。超繁忙期を除けば、JALもANAも、大体、空席が有りますね・・・。JALの「当日シルバー割」は、満65歳以上の高齢者を対象にした運賃です。

 前日の夜の状況では、翌朝の沖縄行き、ANAが混んでいて、JALの方が空席が有ったので、羽田空港に到着したら、真っ直ぐ、JALのJGCカウンターへ行きました。
 「当日シルバー割で、沖縄まで」「8時の便が用意できます」で、12,000円+空港施設使用料170円を決済し、搭乗券を発券して貰いました。マイルも、75%加算の対象です。
 
 次に「Jシートの空席待ちをお願いします」とリクエストしたら、「今1席空席が出ました」で、ポイントでJシートにUPして貰いました。3分程度で手続き終了、JGCカウンターのGHさんのスキルは高いです! 「当日シルバー割」は、4回目の利用ですが、何故か、毎回JシートUPは上手く行ってます・・・
 
 
 ちなみに、この便は、ファーストクラス未設置機材ですが、ファーストクラスに空席があれば、こちらもUP可能です。(有償なら8,000円)ファーストクラスのUPグレードクーポン2枚残っているので、使いたいところですが、設置便まで、3時間も有り、時間的に待てないですから・・・
 
 当日、往復なり、乗り継ぎなりするのであれば、出発空港でまとめて手続きが可能です。今回は、「当日シルバー割」は片道だけの利用で、沖縄から羽田への復路は、ANAのフランス発券・国内線切り込み区間が残っているので、ANA便を使いました。
 
 今回は、JALの「当日シルバー割」を使いましたが、ANAも、満65歳以上の高齢者を対象に、ANA「シニア空割」という運賃を設定しています。
  JAL、ANAともルール、運賃もほぼ同じです。要件は、①JALは、JMB会員かJALカード会員、ANAは、AMC会員、②事前予約不可、当日空席があれば利用可、となっています。
 運賃は、通常期の場合、一部の区間を除いて、現在12,000円の定額で、これに空港施設使用料が必要な空港は加算されます。繁忙期などは、13,000円とか16,000円などにUPされます。
 
「当日シルバー割」「シニア空割」~空港施設使用料が別切りに
 
 国際線は、空港施設使用料が徴収されるところがほとんどですが、国内線の場合も、空港施設使用料を徴収している空港が有ります。羽田空港、中部空港、北九州空港発着便が該当します。通常、この空港施設使用料は切り込みになっていて、航空運賃と一緒に支払われています。 

 しかし、「当日シルバー割」や「シニア空割」の場合、別切りになっていて、航空運賃とは別に徴収されます。羽田空港の場合、3月31日までは170円、4月1日から290円になります。詳しくは、下記写真のJALホームページを参照して下さい。 


運賃水準 4月から値上げ+JAL・ANAの横並びが崩れるよう

 JAL、ANAの満65歳以上の高齢者を対象運賃、「当日シルバー割」や「シニア空割」は、2014年3月までは横並びでしたが、消費税増税の4月以降、微妙に違ってくるようです。

 どちらも消費税増税相当分を引き上げるのは同じで、ANAの場合、通常期12,000円→12,300円になります。ただし、JALの場合、通常期12,000円でなく、13,000円に引き上げられるようで、12,000円→13,300円と1,300円値上げになり、横並び崩れるようです。

 この結果、ANAは、12,300円/13,300円/14,400円/16,500円の4区分、JALは、13,300円/14,400円/16,500円の3区分になるようです。下記のANAのホームページを参考にして下さい。

 
初回搭乗ボーナスマイルに釣られて~今回はJAL便を選択
 
 マイレージの加算ですが、JALとANAの対応は違います。JALの場合、75%加算、Jクラス利用85%加算、ファーストクラス利用125%加算となっていますが、ANAの場合、50%加算で、プレミアムクラス利用100%加算となっていて、JALの方がお得です。
 
 今回、同一時間帯、羽田から沖縄行き、ANAが混んでいたことや、JALの場合、初回搭乗のボーナスマイルが有りますから、これを頂くためです。ANAは、すでに復路の予約もありますが、JALは今のところ皆無なので・・・。
 
 JALは、今、「FLY ONポイント 50%UPキャンペーン」などで、FLY ONポイントをばらまいています。私にも、このキャンペーン以外にも、JALカード会員の初回搭乗FLY ONポイントが5,000ほど付きますが、「修行しない人」には、是非、FLY ONポイントの代わりに、ボーナスマイルの方を付けて欲しいですね・・・
 
 ただし、今回の搭乗、JALの初回搭乗のボーナスマイルは付きます。通常の搭乗マイルに加え、JGC会員対象の「初回搭乗ボーナスマイル」=3,000マイル+「JALカード会員搭乗ボーナスマイル」=2,000マイル、合計で5,000マイルが頂けるので結構美味しいサービスです・・・ 


ANA(全日空) 「プレミアムエコノミー席に無償変更」をやってみました!~プレミアム会員/オンラインで24時間前から手続きOK

今回のプレミアムエコノミーの座席選択変更画面
ANA(全日空)は、プレミアム会員に対して、チェックイン時に、プレミアムエコノミー(PY席)に空席があれば、無償でUPグレードというか、変更してくれるサービスをおこなっています。JALの場合は、ステータスに関係なく、有償UPになっています。

 ANAの場合、プレミアムエコノミーシートを最初から予約する人は少ないようです。海外発のプレミアムエコノミー運賃は割安なものがありますが、日本発は高いのとビジネスクラスへUP可能な運賃なので、ポイントやマイルでUPする人も多いようです。
 そんなこともあり、繁忙期や特定路線を除いて、プレミアムエコノミーシートに、ほぼ空席が有り、プレミアム会員なら変更できる可能性が高い状況になっています。

 今回も、成田→パリ線、エコノミーからプレミアムエコノミーシートへ変更を行いましたが、指定済みの座席は1席のみで、私が指定しても、合計2席のみという具合でガラガラのようです・・・

 私の場合は、DIA会員ですが、PLT会員、SFC会員も含めプレミアム会員は、全てこのサービスの対象になります。
 ANAの下記WEB、DIA会員向けの案内ですが、『ご搭乗手続き時に空席がある場合には、対象運賃以外でご搭乗の場合でも、追加料金なくANA国際線「プレミアムエコノミー」をご利用できます』となっていて、UPグレードという表現は使っていないようです。


手続きの方法ですが・・・

① 出発24時間前~75分前にオンラインチェックインする場合

 手続きの方法は、3通りありますが、今回はこの方法を利用しています。最初の上記写真は、ANAのモバイルサイトから、「オンラインチェックイン」へアクセスして、エコノミーから、プレミアムエコノミー(PY席)に座席指定を変更したところです。17Hを選択して、これからその変更を確認する画面です。
 プレミアムエコノミーに変更する場合、まずエコノミーの座席指定を取り消して、新しくプレミアムエコノミーの座席を選択する手順になります。今回は、23C→17Hに変更しました・・・

 オンラインチェックインは、24時間前から開始されます。この変更手続きした便は、NH205便で成田発11時50分のフライトです。12時21分という時間表示が有りますが、搭乗前日の時間です。約23時間30分前に手続きをしています。

 なお、今回は、オンラインチェックイン機能を使いましたが、座席指定の変更のみで終わらせました。ビジネスクラスへUPグレードをかけている関係も有り、取りあえず、プレミアムエコノミー席を確保しておき、最終的には、UPの可否も有り、成田空港でチェックインする予定です。この機能は、このようにチェックインを完了せず、座席指定の変更だけに使うことも可能です。 
 
② オートチェックイン機能を利用する場合

 オートチェックイン利用の事前登録が必要です。登録してある場合、プレミアムエコノミーが利用可能な場合、「チェックイン案内メール」でその旨連絡がきます。オンラインチェックインの「チェックイン状況確認」画面を使い、座席指定の変更手続きをする必要があります。

③ チェックインカウンターで搭乗手続きの際にリクエストする場合

 従前のように、空港のチェックインカウンターで、プレミアムエコノミーへ変更をリクエストすることも可能です。ただ、すでに上記の方法で、ほとんどの方は事前に変更していますから、混んでいる場合など、空席がなくなる可能性があります・・・。

プレミアムエコノミーへ変更の手続き方法の解説
  オンラインチェックインの場合 ~モバイルサイト

 ◎ まず、ANAのモバイルサイトを開き、ログインし、下記の画面を開きます。

 
◎ 次に、上記画面から、「My Booking」か「オンラインチェックイン」を開き、次に、「座席指定の確認・変更」の画面を開きます。そして、下記の「プレミアムエコノミーシートを表示」をクリックすれば、最初のプレミアムエコノミーの座席選択画面が表示されます。
 
 

2014年2月8日土曜日

SQ(シンガポール航空)の乗継ぎ客対象の 「チャンギ・トランジット・プログラム」 を延長 ~20SGDの商品券/トランジットラウンジが 3時間無料で使えます!

日本発のシンガポール航空航空券をご購入され、シンガポール航空またはシルクエアー運航便にチャンギ空港でお乗り継ぎのお客様に商品券をプレセント。この商品券はシンガポール・チャンギ空港内の450店舗のショップやサービス施設にてご利用いただけます。

 SQ(シンガポール航空)は、日本発で、シンガポール・チャンギ空港の乗継ぎ旅客を対象に「チャンギ・トランジット・プログラム」キャンペーンをやっています。当初、3月末までの予定でしたが、2014年9月30日まで延長されました。シンガポール航空、シルクエアを利用する乗継旅客が対象になっています。

 私も、3月にSQ利用で、バンコク行きの予約が有り、シンガポール・チャンギ空港で乗継ぎますので、このキャンペーンの対象になります。しっかり、この20SGDの商品券を頂いてくるつもりです。

 商品券は、ターミナル2・3の「iSHOP CHANGI」のカウンターで受け取ることになります。航空券(Eチケットの控え)とチャンギ空港到着便の搭乗券の提示が必要です。このカウンターは24時間オープンです。

 この20SGDの商品券は、シンガポール・チャンギ空港内のショップやサービス施設で、利用できますから、買い物などにも使えます。

 ただ、SQ(シンガポール航空)の乗継ぎ旅客を対象にしていますので、乗継ぎサービスに活用できれば一番ですね。この商品券、トランジットラウンジの利用券として、3時間利用できるのが一番の魅力かもしれません。
 「アンバサダー・トランジットラウンジ」の場合、シャワー、軽食、ソフトドリンク、雑誌・新聞、無料のWiFiの設備が有り、シャワー利用で、気分転換ができそうです。私は、短距離の乗継ぎですが、ヨーロッパや中近東など中長距離の乗継ぎ客には特に嬉しいサービスかも・・・

 スターアライアンスゴールドメンバーなら、SQ(シンガポール航空)のクリスフライヤーラウンジが無料で使えますが、ステータスが無い場合、この商品券を使って、乗継ぎラウンジが無料で使えるのは魅力だと思います。

SQ(シンガポール航空)関連情報です・・・

◎SQ(シンガポール航空)のプリファードシート(有料座席)を予約~非常口席はLCC並に追加料金が必要 SIN/TYO間は40USドル
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/02/sqlccsintyo40us.html 

チェコのSIMカード プリペイドSIMカードの最新情報です! ~チェコO2・Vodafone・T-mobile 2014年2月現在

 

 チェコには、年に1~2回通っている国です。チェコのプリペイドSIMカードを購入し、SIMフリーのスマートホンやiPhone、タブレットなどに挿して、データ通信などをしています。

 チェコのSIMカードの情報ですが、下記のブログにまとめましたが、その後の変化が激しく、実情に合わなくなっています。

◎チェコのプリペイドデータSIMカードの情報~2012年6月現在
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/06/sim_24.html

 今回、2014年2月現在ということで、情報を整理してみました。チェコの場合、大手キャリアは3つで、O2、Vodafone、T-mobileです。これ以外にもテスコなどのMVNOが有ります。

 チェコの場合、プリペイドSIMカードは簡単に購入でき、身分証明書なども不要です。プラハなどでは、直営の営業所が各所に有り、ここで購入可能です。また、市内各所に有るショッピングセンターは、土・日・祭日も営業していますが、ここには3社の直営ショップが入っていますから、休日・夜間でも、SIMカードが購入できます。
 購入価格も、200コルナ=約1,000円が相場で、購入価格=初期残高ですので、1週間程度の滞在なら、これでまかなえると思います。

大手キャリアの特徴ですが・・・

◎ O2・・・旧国営電話会社で、電波網は一番広いようです。その一方、加入者も多く、データ通信 
は速度が遅い感じですが、安定して使えます。標準的なサービスを期待する旅行者向きです。ただ、LTE接続のサービスも開始しており、データ通信も充実してくるかもしれません・・・。
プラハ本駅のVodafoneショップ
◎ Vodafone・・・データ接続の速度、プラハなどの都市部ではピカイチのようです。都市部以外の  
辺鄙な場所はO2に較べて若千守備範囲が狭いようです。ただ、プラハ・ハヴェル空港やプラハ本駅に直営の営業所が有り、チェコ到着と同時に、SIMカードが手に入る便利さが有ります。プラハでは、データ通信の接続速度、一番速いと思います。都市部を中心に旅行をする、かつデータ通信中心の使い方をする場合お薦めです。
◎ T-mobile・・・3社の中で、一番中途半端な感じです。合併吸収して大きくなったようですから、そ
の影響も有りそうです。プリペイドSIMと回線契約の場合、データ定額プランに大きな違いがあり、従量制を使った方がお得という会社です。ただ、データ通信に力を入れているようで、データオンリーならお薦めかもしれません。

 私のお薦めは、スマートホン・iPhoneなどを使いこなす方は、Vodafone、音声通話中心の方なら、O2という感じになります。下記は、3社のデータ通信接続速度、プラハ市内の民宿「桐淵」で計測したものです。

 
 
携帯電話会社


下 り


上 り


民宿近くのTESCOの前


O 2


0.96Mbps


0.94Mbps


 


Vodafone


5.80Mbps


3.86Mbps


 


T-mobile


2.90Mbps


1.59Mbps


下り8.90Mbps/上り1.94Mbps

O2の最新情報・・・・

◎プリペイドSIMカードの価格

 購入価格は、150コルナから200コルナへ値上げされています。初期残高は、200コルナです。SIMカード及び残高の有効期間は開通日から、6ヵ月です。
 SIMカードのサイズですが、標準サイズは有りますが、nanoSIMカードはなさそうです。直営ショップでは、SIMカッターが置いて有り、iPhone5などを使う場合、店員さんがカットしてくれます。

◎チャージ(残高の追加)

 直営ショップ、郵便局などあちこちでチャージ可能です。オンラインチャージも可能ですが、クーポンかクレジットカードなどの利用になります。以前は、日本発行のクレジットカードでチャージできましたが、現在は、チェコ発行のもの限定に変更されています。

 なお、SIMカードの有効期間は、6ヵ月ですが、チャージした場合、500コルナ以上チャージした場合は1年延長、それ以下の場合は6ヵ月延長になります。ただし、延長は、延長手続きした日が基準で、チャージ前の有効期間に更に加算されるわけではありません。

◎データ定額プラン

 O2の場合、現在、データ定額プラン「Internet V mobilu 」というのが有ります。「Internet V mobilu 」には、S、M、L、XLの4種類有ります。

 プリペイドSIMカードの場合、モバイルデータ通信は、データ定額プラン「Internet V mobilu +S」「Internet V mobilu +M」の二つになります。残りは、タブレットやラップトップなどに向けのプランになります。
 「Internet V mobilu +M」は1週間/375MB/90コルナ、「Internet V mobilu +S」は1週間/50MB/50コルナとなっています。通常の旅行者なら、「Internet V mobilu +M」プランで十分ではないかと思います。

 購入したSIMカードの初期残高は、200コルナですので、その中から、「Internet V mobilu +S」「Internet V mobilu +M」の二つとも、データ定額の設定が可能です。
 
 このデータ定額プラン、直営ショップで設定して貰えます。また、SMSでも、簡単に登録及び解除可能です。「Internet V mobilu +M」の登録は、999111へ「IVMM」を送信します。解除は、999111へ「DIVM」を送信します。登録したままにしておいたら、自動更新されてしまいますから、使い終わったら、キャンセルを忘れずに・・・。
 
O2のモバイルデータ定額プラン
◎チェコ・O2プリペイドSIMカード「iPhone5s」でデータ定額使ってみた~接続速度速くなり快適に使えます!
◎チェコO2でもnanoSIMカードを購入~iPad mini対応1GB/90コルナ
◎海外プリペイドSIMカードのオンラインチャージ~チェコ編・O2のnanoSIM/200コルナ
◎チェコ・O2プリペイドSIMカード「O2 Karta」~日本でオンラインチャージ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/03/o2simo2-karta.html
◎チェコO2プリペイドSIMカード~2012年12月最新情報 http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/o2sim201212.html
◎ チェコのプリペイドSIMカード~「O2 Karta」の2012年最新情報
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/07/simo2-karta.html
◎ チェコのプリペイドデータSIMカードの情報
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/06/sim_24.html
◎ チェコ/プリペイドSIM~830円でデータ通信可能
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2011/12/sim830.html
 
Vodafoneの最新情報・・・
 
◎プリペイドSIMカードの種類と有効期間
 
 チェコのVodafoneの場合、音声通話+データ通信対応のSIMカードとデータ通信専用のSIMカードと2種類有ります。一応、SIMカードのサイズは、nanoSIMカードも用意されており、在庫がなければ、通常のSIMカードをカッターで切って対応してくれます。
 
 音声通話+データ通信対応のSIMカードは、「Tailor-made card」というプリペイドSIMカードになります。データ通信は、データ定額のオプションで利用することになります「Tailor-made card」は、通常、200コルナ(初期残高200コルナを含む)で、残高の有効期間は10ヵ月です。
 
 データ通信専用のSIMカードは、「Internetem v mobilu zdarma」というプリペイドSIMカードになり、価格は300コルナです。150MBのデータ定額と300コルナの初期残高が有ります。チャージ残高の有効期限は、「Tailor-made card」と同様に、10ヵ月、SIMカードそのものの有効期限は13ヵ月ほどあります。
 このSIMカード、データ通信専用なのですが、「Tailor-made card」にオプションを付けた形になっていて、音声通話可能な端末なら、音声通話も可能です。
 
 また、VodafoneCZの場合、旅行者向けのプロモーションを頻繁にやっていて、プラハ・ハヴェル空港やプラハ本駅に直営ショップで聞いてみた方が良いかもしれません・・・
 
◎データ定額プランとお薦めのSIMカード

 チェコで、データ定額をメインに使い、音声通話は、国際通話をちょこっとする程度なら、データ通信専用のSIMカード「Internetem v mobilu zdarma」がお薦めです。

 私は、「Internetem v mobilu zdarma」のSIMカード、現在、iPhone5sに挿して使っています。このSIMカードは、無料のデータ定額プラン150MB/月が無料で付いていて、4~5日の滞在なら、追加料金がかからず、この2年ほど無料のデータプランが使えています。もともとは、iPad miniに挿して使っていましたが・・・
 データ通信専用ですが、実は、音声通話もOKで、日本への国際電話は、11.50コルナ/分、SMSは、2コルナ/1通となっていますが、それほど割高ではありません。

 勿論、有償のデータ定額プランが有りますが、下記の写真を参考にして下さい。音声通話+データ通信対応の「Tailor-made card」を使う場合、データ定額のオプションを設定する必要があります。オプションの設定は、直営ショップで可能ですが、「MY Vodafone」に登録したら、設定・変更は自分でも可能です。

 ヘビーユーザーでなければ、データ定額プランは「Connection for a day」=25MB/25コルナ/24時間、「Connection for two day」=500MB/75コルナ/48時間、「Connection for a week」=60MB/49コルナ/7日間の中から選択することになります。いずれも、「Tailor-made card」の初期残高200コルナの範囲内に収まりますので、追加料金なしでデータ定額が使えます。
 また、「Tailor-made card」の場合、初期設定で、「Connection for a day」が設定されていることが多いので、購入の際、確認した方が良さそうです。

 一番のお薦めは、「Connection for two day」=500MB/75コルナ/48時間です。4日間滞在なら、このプラン、2回使っても、初期残高の範囲内です。1回途中で手続きをする面倒さはありますが。また、滞在期間、2日以内で、WEBやメールの確認程度なら、「Connection for a day」プランで十分かと思います。

 更に、ヘビーユーザーや途中で手続きが面倒という方の場合、容量制のプランも有ります。こちらのプランは、「Mobile Connection 500MB」=500MB/249コルナや「Mobile Connection 1.5GB」=1.5GB/399コルナなどです。
 これらのプランを申し込みは、初期残高では不足しますので、VodafoneCZの直営ショップで、SIMカード購入と同時に、チャージ、プランの設定をしてもらう必要があります。

◎チャージ(残高の追加)

 VodafoneCZの場合、残高の有効期限は10ヵ月、SIMカードの有効期限は13ヵ月になっています。有効期限内に、チャージすれば、チャージ日を基準に、残高の有効期限は10ヵ月、SIMカードの有効期限は13ヵ月延長されます。加算方式ではありませんので、注意が必要です。
 また、チャージも「MY Vodafone」からクレジットカードを使えますが、日本のクレジットカードの使用不可です。現地の直営ショップなどでチャージするか、あらかじめチャージクーポン(200コルナから)を購入しておけば、日本からオンラインチャージ可能です。

Vodafoneのモバイルデータ定額プラン
 

◎チェコVodafoneプリペイドSIMカード/データ定額対応~プラハ国際空港直営店で購入
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/03/vodafonesim.html
◎チェコ・VodafoneでプリペイドnanoSIMカード購入~iPad mini対応150MB/300コルナhttp://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/03/vodafonenanosimipad-mini15gb300.html
◎ チェコのプリペイドデータSIMカード~Vodafone/4GBまでOK
http://tabitabi2400016.blogspot.cz/2012/07/simvodafone.html
 
T-mobileの最新情報・・・
 
 T-mobileの場合、データ通信を使う場合、選択肢はあまり有りません。契約回線=ポストペイドの場合は、月1GB/199czkなどのデータ定額システムが有ります。しかし、プリペイドSIMカードの場合、お得なデータ定額プランは見当たりません。
 
 T-mobileのプリペイドSIMカードのモバイルプラン、スマートホンやiPhoneなどを使い、音声通話+データ通信を使うプランは、1日/25MBなどのデータ定額プランが一応有ります。
 データ通信をメインに使う場合、T-mobileにも、タブレット用SIMカード「Předplacený internet s tarifem Twist Online」というものが有ります。SIMカードは、200コルナ(初期残高200コルナを含む)です。こちらには、「従量制」の安いデータプランが有り、1MB=0.4コルナとなっています。
 つまり、このSIMカードの初期残高は200コルナですので、初期残高で500MBまで使えることになります。チャージすれば、例えば200コルナチャージで、1GBまで使えることになります。従量制ですが、チェコ他社のデータ定額プランにひけは取りませんね・・・。SIMカード及び残高の有効期間は、1年です。 
 
T-mobileのモバイルデータ定額プラン
◎チェコ・T-mobileデータSIMカード/200コルナを購入~1MB=0.4コルナ 安くて速い!