2011年10月2日日曜日

ANA~SINタッチの予約方法

 

  10月から、日系航空会社のサーチャージが引き下げとなりました。12月には、再度改訂がある見込みですが、シンガポールケロシンが思ったほど下がっておらず、このままいけば据え置きの可能性が大きいと思われます。

 そんなこともあり、来年1月以降の予約を入れ始めた方も多いのではないかと思います。私も、1月の週末、HND-OKA-NRT-SIN-NRT/HND-OKA-HND、ANAで予約をしました。サーチャージ・諸税込みで、総額87990円でした。再来年のDIA資格維持に向けて、スタートになる予定です。

 上級会員資格をゲットするには、ANAの場合、PP(プレミアムポイント)を貯めることになります。これはマイル貯める基準とは違いがあります。ANAの場合、回数による基準が廃止されていますので、PP(プレミアムポイント)を5万PP(PLT会員)、10万PP(DIA会員)と貯めていくことになります。
 そこで、社用や旅行だけで貯められれば良いのですが、不足する場合、修業ということで、効率よくPP(プレミアムポイント)を稼ぐ旅にでることになります。それが修業なんですが・・・。

 今、その修業の一番人気(?)といわれているのが、私も予約した「SINタッチ」なんです。羽田発で、沖縄を経由して、シンガポールへ1泊2日で往復してくるルートです。便を選べば、土日の週末だけで、修業が完了するというお得なコースです。
 PP(プレミアムポイント)は、12,508ポイント貯まります。PP単価は、7.03円です。更に当日、東京/沖縄間のフライト、プレミアムクラスへ、1区間6,667円(消費税免除)でアップしたら、最大で16,444PPまで稼ぐことができます。

 このお得な修業コースの予約は、ANAのWEBサイトから、簡単にできます。運賃は「スーパーエコ割3WEB」+「海外乗り継ぎ割引きスペシャル」を合わせて使うので一工夫必要です。「スーパーエコ割3WEB」で、OKA-TYO-SIN-TYO-OKAを予約し、これに「海外乗り継ぎ割引きスペシャル」で、TYO-OKA、OKA-TYOの2区間を繋げて予約し、発券する仕組みになります。
 初めての方向けに、予約方法の詳細を説明しておきます。初めての場合、「海外乗り継ぎ割引きスペシャル」への切替にとまどう方がいるようです。今回の表示は、旅程、運賃は、1つの例ですので、便の組み合わせなどは実際に工夫してみて下さい。BKKタッチなどでも使えます。

< ANAのSINタッチ予約方法 >

ANAの「国際線」の画面を開く 

左下の「予約」の画面、 Step1で「航空券」、Step2で「片道旅程や複数都市滞在など」、Step3で  
日本国内での接続がある場合の検索」にクリックを入れ、「次へ」のボタンを押す。

.「往復旅程の空席紹介」が開いたら、3番目のタブ「自由に旅程を検索」をクリックする。

.「自由に旅程を検索」が開いたら、Step1「搭乗日と旅程を選択してください」の右手にある「区間数の追加」のタブをクリックする。

.区間数が追加されたら、Step1「搭乗日と旅程を選択してください」に、搭乗日、出発地、到着地を下記写真のように入れていく。


  < 上記の場合、下記の搭乗日、出発地、到着地を6区間入れています >
        ①第1区間: 1月14日(土) 羽田→沖縄
        ②第2区間: 1月14日(土) 沖縄→東京(成田・羽田)
        ③第3区間: 1月14日(土) 東京(成田・羽田)→シンガポール
        ④第4区間: 1月15日(日) シンガポール→東京(成田・羽田)
        ⑤第5区間: 1月16日(月) 羽田→沖縄
        ⑥第6区間: 1月16日(月) 沖縄→羽田

.Step2「人数とクラスを選択してください」の内容を確認し、「運賃と空席を確認する」という黄色のタブをクリックする。

.そうしたら「区間空席照会結果」が表示される。第1区間から、第6区間まで、選択する便名にクリックを入れ、黄色の「選択」ボタンを押して、順次、便を選択する。今回は、下記の便を選択しています。
        ①1区間目: 1月14日(土) NH127便(羽田→沖縄)
        ②2区間目: 1月14日(土) NH2158便(沖縄→成田)
        ③3区間目: 1月14日(土) NH901便(成田→シンガポール)
        ④4区間目: 1月15日(日) NH112便(シンガポール→成田)
        ⑤5区間目: 1月16日(月) NH129便(羽田→沖縄)
        ⑥6区間目: 1月16日(月) NH128便(沖縄→羽田)

.最後の第6区間に来たら、「選択」ボタンが「運賃選択へ」に変わり、そのボタンを押したら、下記写真の「運賃選択」の画面が表示される。今回の場合、結果として「スーパー エコ割3 WEB」しか選択出来ませんが・・・ 


.「運賃選択」の画面を確認し、間違いがなければ、右下の黄色「選択内容の確認へ」のボタンを押して、下記写真の「選択した内容の確認」画面を開きます。


10.この「選択した内容の確認」画面では「お支払い総額157,482円」となっています。これは第1区間羽田/沖縄及び第6区間沖縄/羽田が「国内線普通運賃」になっているので、高い運賃が表示されています。

11.「国内普通運賃」の下に「運賃切替」のタブがありますから、まず第1区間で「運賃切替」タブを押せば、「海外乗り継ぎ割引スペシャル」に切り替わり、「お支払い総額123,582円」に下がります。そして、第6区間で「運賃切替」タブを押せば、ここも「海外乗り継ぎ割引スペシャル」に切り替わり、トップの写真のように、「お支払い総額87,990円」 なり、「上記の旅程、適用条件ならびに下記のご注意、ご案内内容を確認しました」にクリックを入れて予約を完了させます。

 なお、「海外乗り継ぎ割引きスペシャル」の使い方、ルールなどについては、昨年8月のブログに掲載した下記を参照して下さい。

◎「海外乗継割引スペシャル」~ANA修行僧/待望の運賃登場
  http://tabitabi2400016.blogspot.com/2010/08/ana_19.html

 また、SINタッチは、1泊2日で、NH901便/NH902便のような組み合わせなら、機内泊でタッチが完了します。ただし、NH901便/NH112便のように、深夜着早朝発の場合、トランジットホテルを利用することもできます。これについても、昨年9月のブログに掲載した下記を参照して下さい。

◎SIN/チャンギ空港~アンバサダー・トランジット・ホテル
 http://tabitabi2400016.blogspot.com/2010/09/sin.html

7 件のコメント:

  1. 沖縄発+海外乗り継ぎすスペシャルのSINタッチを体系的にわかりやすく手順を書いていただきましてありがとうございました。
    私はSINタッチはしたことがないのですが、いつかやりそうな気がします。
    そのときにこのページを見ながら発券しますね。

    こっそり作っているブログのURLも入れておきます。

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  2. シニア旅人2011年10月3日 4:59

    しょじさん、ご覧頂き有り難うございました。

    SINタッチについては、1度、ブログにアップしていますが、問い合わせが来ていましたので、それなら予約の方法を詳細に解説しようかと思い、アップしました。

    SINタッチは、PLT資格を初めて取る場合や、DIA資格のキープなどに活用されているようです。必要性と機会がありましたら、1度是非どうぞ。私の例は、軟弱路線ですが、NH901便/NH902便、NH151便/NH112便というSIN滞在1時間、2時間のそれこそタッチの組み合わせもあります。NH901便/NH902便の場合、復路早朝着ですので、成田から羽田へ陸路移動し、沖縄往復すれば、土・日だけでSINタッチは完了します。

    最初にアップしたものは、多少、説明が荒っぽいところもありましたので、加筆しました。一人でも二人でも役立つ人があればという思いです。

    ご意見、ご指摘があれば遠慮無くお願いいたします。

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  3. 来年度のPLT防衛に初の修行に行ってきます。
    11月11日NH137+NH136+NH151
    11月13日NH902+NH135+NH134

    いろんな意味でドキドキしています。

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  4. シニア旅人2011年10月4日 5:54

    GTクマさん

    書き込み有り難うございます。

    >来年度のPLT防衛に初の修行に行ってきます。
    >11月11日NH137+NH136+NH151
    >11月13日NH902+NH135+NH134

    初修業、ドキドキするものかもしれませんが、ワクワク感もあったりするのではないかと思います。修業を楽しんで、良い旅にして下さい!

    往路、NH151便への乗り継ぎの国内線ですが、時間に余裕があるなら、当日、それぞれ1便ずつ前倒しされても良いかと思います。ラウンジで、シャワーしたり、食事したりする時間が作れますから。

    また、13日の復路、国内線乗り継ぎで、成田→羽田への移動ですね。予約されているNH135便13時35分発より前倒しが可能ではないかと思います。成田へ着いて、リムジンで羽田へタッチアンドゴーで移動すれば、上手くいけば、NH129便(10時30分)、悪くてもNH131便(11時15分)に乗れる可能性があります。そうすればNH134便もNH128便とかNH130便へ前倒しが可能となり、早く帰れます。

    航空券がスーパーエコ割+海外乗り継ぎ割引きスペシャルの組み合わせであれば、国内線区間、当日、予約便の前の便に空席があれば変更可能ですので、上手にこのルールを使ってみたらいかがでしょうか?(ご承知なら失礼な話になります、ご容赦下さい)

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  5. アドバイス有り難うございます。
    当日早めに行って変更してみたいと思います。

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  6. 初めまして。janと言います。
    海外乗り継ぎ割引スペシャルの場合、当日予約便の前の便に空席があれば変更可能というのはanaのhpに載っている情報でしょうか?見つからなかったので教えて頂けると助かります。よろしくお願いします。

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  7. シニア旅人2011年12月3日 9:35

    janさん、書き込み有り難うございます。

    海外へ出かけている最中なので、返事がおそくなり失礼いたしました。

    お尋ねの件ですが、ANAのHPなどにはこの取り扱いについて掲載されていません。国際線航空券へ国内線を切り込んだ場合、こうした運用がされています。恐らく、スーパーエコ割+海外乗り継ぎ割引スペシャルという場合を想定したお尋ねかと思いますが、スーパーエコ割へ切り込んだ国内線区間も含め、空席があれば前倒しが現状では可能だと思います。

    ANAの場合、海外発券も含め運賃の種類に関係なく、国際線運賃の国内線切り込みについて、現時点では、同じ運用がされていると思います。私も、何回か活用させて頂きました。

    ANAで修行されている方は、これを上手に使っておられる方もいるようです。ただ、この話は、この辺で止めておいた方が無難だと思います。空港カウンターで「前の便に変更していただけませんか?」とスマートにお聞きになれば、現状では、対応して貰えるはずです。

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