2012年2月1日水曜日

タイ・DTACのプリペイドSIMカード~定額データ通信もOK

Happy Tourist SIM/99B
海外へ出かけて、現地のSIMカードを使えば安上がりですね。タイでも基本的に同じです。1月下旬、バンコクへ行きましたが、スワンナプーム国際空港の到着ロビーで、上記の現地SIMカードを手に入れました。

 スワンナプーム国際空港の到着ロビーに出たのは、午後11時すぎでしたが、携帯電話会社のブースは開いていて、「AIS」「dtac」の2社が隣合わせでした。今回、3G対応のSIMカードは、別途購入する予定でしたので、2.5G世代のE(EDGE)対応で、一番電波が安定している「dtac」のSIMカードを購入しました。

 「dtac」のSIMカードについては、下記ブログも参照して下さい。(2013年4月12日追記)

◎タイ・DTACのプリペイドSIMカード~データ定額7日間/299B
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/12/dtacsim7299b.html
◎ タイ・DTACプリペイドSIMカードの有効期間延長サービス~「Day Giveaway Service」便利!
◎タイ・DTACプリペイドSIMカードのサービス~「e-service」・オンラインチャージ
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/04/dtacsime-service.html

 「Happy Tourist SIM」という旅行者向けに販売しているSIMカードで、99バーツ=約250円です。有効期間は、開通日から35日、リチャージカードでチャージすれば1回90日間、期間が延長されます。リチャージカードは、300バーツがお薦めですが、50・100バーツというのもあり、セブンイレブンなどコンビニで簡単に購入できます。

 < リチャージカードでのチャージ方法 > *100*Serial NO(9桁) ID NO(6桁)#  発信


 私は、SIMフリーのAndroidスマートホン、ソニーエリクソン「XPERIA neo(MT15i)」を持っていますので、それに上記の「Happy Tourist SIM」を挿して利用しました。SIMカードを挿して、音声通話もしくはデータ通信の発信をすれば開通します。
 このSIMカードは、2.5G世代のGSM1800MHz対応ですから、SIMフリーのGSMに対応している携帯電話なら、スマートホンに限らず使えます。
 音声通話は、国際電話も含め、簡単に使えます。日本へ、横浜なら、+81-45-***-****で繋がります。安く利用したい場合、009-81-45-***-****という具合に009発信がお薦めです。

 次に、データ通信です。スマートホン利用の場合、データ通信利用が不可避です。データ通信の場合、最低でも3Gサービスでないと・・・。「dtac」のSIMカード、3Gに対応しているのですが、ヨーロッパや日本、香港などが使っている周波数2100MHzではなく、850MHzなので、私のスマートホンで3G機能が使えないのです。最近は、マルチ周波数対応のスマートホンやiPhoneなどが増えていますから、周波数850MHz対応であれば、高速の3Gデータ通信が使えます。

 そこで、今回は「dtac」のSIMカードを挿しても、2.5G世代のGSM機能を使うことになり、E(EDGE)対応のデータ通信となります。EDGEの場合、128kbpsまでしか接続速度はでないのです。メール、twitter、Mixiなどの閲覧、書き込み程度なら十分使えますが・・・

 「Happy Tourist SIM」の場合、購入価格、99バーツですが、データ通信は1日49バーツ(上限定額)です。しかも、上記写真の右下に記載があるように、最初の1日はフリー(無料)なのです。3日間滞在の旅行者で、音声通話をしないなら、フリー+98バーツで、3日間データ通信が使えます。AISにも、同じようなツーリストSIMがあるようで、価格はほぼ同じです。ただ、データ通信の課金の単位は、曜日単位ではなく、24時間単位のようです。

 「dtac」のSIMカードで、定額データ通信をする場合、登録が必要です。下記の番号へ電話すれば登録されます。

 <  1日定額      49バーツ  >  *104*29*1009694#  発信
 <  1週間定額  299バーツ >    *104*28*1009694#  発信

 現在は、定額データ通信の「インターネットパッケージ」は下記の通りです。1週間のデータ定額プラン、1GB/199バーツとなっており、*104*28*9*#発信となっています。その他のUSSDコードは下記写真参照。最後の9は英語表示の選択のようです。(2013年4月11日修正)


 スマートホンで、データ通信をする場合、「APN設定」が必要です。APNは、各携帯電話会社で異なります。「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク設定」→「APN」と開いていき、「新規APN」を設定して、保存すれば利用可能となります。
 「dtac」のSIMカードの場合、APN=www.dtac.co.th、ユーザー名=なし、パスワード=なし で、その他の設定項目はいじらずそのままで、保存をすればOKです。

8 件のコメント:

  1. DTACのsim関連で探していましたところこちらのブログを見つけ質問させていただきました。

    リチャージカードでチャージをし

    定額データ通信を、1日おきに利用する場合、*104*29*1009694# 発信
    を毎回やればいいんでしょうか??

    10日間ほどバンコクへ行くのですが、
    最初にHappy Tourist SIM 99バーツを購入し
    1日目無料
    2~3日目を1日定額 49バーツ×2
    4~10日目を1週間定額で利用しようと思っているのですが。

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    1. 書き込み有り難うございます。

      「Happy Tourist SIM」ですが、9月3日、スワンナプーム国際空港到着ロビー、DTACショップで、99バーツでまた購入しましたので、金額に変更はありません。

      定額プランの設定ですが、下記の番号に変わっているようです。1日定額は、毎日、0時過ぎに設定すれば問題ないと思います。

      ◎1日定額 49B/DAY 3G/150MB *104*29*9#
      ◎1週間定額 199B/WEEK 3G/1GB *104*28*9#

      上記、2つともデータ使用量制限無しの「Unlimlted Packages」ですが、150MB/1GBを超えた場合、接続速度が3Gから384KBPSへダウンします。

      なお、キャンセル手続きは、多少面倒なようです。私は、*10041に電話し、女性の音声が聞こえたら、9を押し、音声が切り替わったら、もう一度9を押しています。うまくいく時とそうで無いときがあります・・・。1週間定額プランの場合、自動継続になりますので。

      それでは、楽しい旅を。

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  2. 回答ありがとうございました。助かります。
    これからも参考にさせていただきます。
    では行ってきます

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  3. スワンナプーム空港の地下にあるAirport Linkスワンナプーム空港駅でDTACのSIMカードを無料配布していました。
    以前は空港ビル2階の到着階にあるTrueショップでTrueが無料SIMを配布していましたが、今回は配布していなかったのでガッカリしてりたところ、偶然、地下でDTACの無料SIMを見つけたので貰って来ました。
    DTACの無料SIM配布がいつまで続くか分かりませんので、見つけたら貰っておくのがいいですね。

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  4. タイ在住の友人から聞いたことですが、タイのプリペイドsimmは7月31日までに名前等の登録をしないと、これまで使用してきたsimmは無効となってしまうようです。
    その登録について調べるには *151# を発信すればいいそうですが、発信すると全てタイ語での応答で、タイ語のできない友人は理解できないと言っています。

    このことについて何か情報がありますか。
    よろしくお願いします。

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    1. AISの場合ですが、*151#を発信してみたところSMSは英語で飛んできました。
      もちろん、SMSの言語設定は、最初に「英語」を選んでAISに登録してあります。(ちなみに、SMSの選択言語を「英語」にしてあっても、AIS側から勝手に飛んでくるキャンペーンのお知らせなどはタイ語のSMSですが、こちらからUSSDコードを発信した場合に返って来るSMSはすべて英語表示です。)
      DTACの場合はAISと違い、SMS言語登録をしていてもタイ語のSMSしか飛んでこないのですか?

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    2. DTAC なら「*102*9#」へ発信すれば、英語で、そのSIMカードを初めて使用開始してからの今までの経過期間(数字とY、M、Dの組み合わせで何年何か月何日使用しているかが表示される)と、登録済みの場合はその旨と登録しているID番号が送られてきます。
      未登録の場合は使用経過期間と、未登録(not resistered)の旨が送られてきます。すべて英語です。

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  5. バンコクのセブンイレブンでDTACのTrinet 4G/3G Smart Phone SIMカードを49バーツで購入。(SIMカードは円換算して200円もしないのですから、日本と比べて圧倒的な安さです)
    購入したSIMカードをスマホに挿してアクティベート後、4G通信利用可能な料金プランの申込みに必要な金額をセブンイレブンにてトップアップ。
    日本出発前にあらかじめ調べておいた「4G Ready」の料金プランのUSSDコマンドをスマホから発信。
    これだけでアンテナが「LTE」表示になり、4G通信が開始されたことがわかりました。極めて簡単に、しかも日本よりもはるかに安くLTEが使用可能になります。
    バンコクでは、BTS、MRT内を含め、どこに移動しても常にLTE通信でつながり、今のところアンテナ表示が、3G通信を示す「H」や「H+」に変わることはないです。
    肝心の通信速度ですが(測定場所、測定時間により異なるとは思いますが、)スクンビット通りのアソーク駅近くで夜11時頃に通信速度を測定した結果は、上り24.4MBps、下り9.8MBpsと予想をはるかに上回るスピードが出ていました。
    バンコクでは、DTACのLTE通信の利用について、何の不満も感じません。

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