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【 追加・修正情報 】
◎ANA ヨーロッパ発券プレエコ運賃〜「燃油サーチャージ66ユーロ値上げ」だが、運賃総額「逆に1,550円引き下げ」というマジックも発生(追加情報)・・・
https://tabitabi2400016.blogspot.jp/2018/02/ana-661550.html
2018年2月1日から、燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）が引き上げられました。日本発の欧米線、1区間片道当たり、7,000円→10,500円になり、往復で7,000円の値上げとなります。
海外発も値上げされ、ヨーロッパ発日本行きも、1区間片道当たり、34ユーロ→67ユーロになり、往復で66ユーロ=8,950円の値上げとなります。
日本発の場合、燃油サーチャージが引き上げられた場合、その分を単純に上乗せすることが多いので分かりやすいです。ただ、時々、値上げのドサクサ紛れに運賃本体の値上げをやる例外もありますが・・・
ヨーロッパ発券の場合、日系でも、日本発とは違い、メイン顧客がインバウンド客です。しかも、運賃設定の主導権は、ヨーロッパのキャリアが握っています。
そんなことも有り、燃油サーチャージが変動した場合、運賃本体の設定を変えることが頻繁にあります。それも、燃油サーチャージ変動前に、「先取り」変更が結構あります。なので、燃油サーチャージが引き上げの結果、それがどうなるのか、検証してみないと分からないことが多いですね。今回の値上げを検証してみました・・・
マドリッド発券 復路プラハのオープンジョー旅程～プレエコ運賃で7,350円UP
2017年10月半ば、ANAのWEBサイトから、プレエコ運賃「Special Plus」で、マドリッド発券をおこなっています。
その旅程は、マドリッド→フランクフルト→羽田//羽田→ミュンヘン→プラハです。サブクラス、ANAの国際線区間E、コードシェアのLH区間Bとなっています。LHとのコードシェア区間も含め、マイル・PPが100％加算の運賃です。PPは、＋400の対象です。
航空券の有効期限、6日以上12ヵ月です。ただし、払い戻し不可、変更は何回でも可能ですが、1回に付き、手数料25,200円かかります。
燃油サーチャージ引き上げ後、同一旅程、サブクラスで検索をしてみました。上記写真の通り、運賃本体120,400円、諸税・サーチャージ36,560円で、総額156,960円となっています。～【 追加・修正情報 】を参照してください
2017年10月半ばの同一旅程の検索では、海外発、日本～ヨーロッパ区間はサーチャージ適用無しで、運賃本体132,000円、諸税17,610円で、総額149,610円でした。当然、搭乗日で、運賃本体にも多少の違いが有ります・・・
今回、比較してみたら、運賃本体132,000円→120,400円へ、11,600円の引き下げの一方で、諸税・サーチャージ17,610円→36,560円へ、18,950円の引き上げとなっています。総額ベースでは、149,610円→156,960円へ、7,350円の値上げとなっています。
今回、ヨーロッパ発券でも、燃油サーチャージが往復で66ユーロ=8,950円の値上げされています。その金額相当の値上げにはなっていませんから、ヨーロッパ域内の燃油サーチャージの動きなども絡め、運賃本体を引き下げ、色々調整したことが考えられますね。
このプレエコ運賃の修行単価は 1PP当り 10.35円～10.86円程度です・・・
この旅程で、稼げるPPは、各区間、下記の通りで、14,448 PPです。1PP当りの単価は、2017年10月発券で10.35円です。2018年2月、燃油サーチャージの値上げ後は10.86円です。
1. マドリッド～フランクフルト 884 PP＋400 PP
2. フランクフルト～羽田 5,928 PP＋400 PP
3. 羽田～ミュンヘン 5,866 PP＋400 PP
4. ミュンヘン～プラハ 170 PP＋400 PP
ANA、日本発でも、下記の通り、GWなどに、プレエコのヨーロッパ線キャンペーン運賃を販売していますが、価格は、19万円～21万円程度です。運賃総額、PP単価や、有効期間と変更可能など、断然、海外発券の方がお得です・・・
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