国際線の航空券を購入する場合、現在、発券時に、「燃油特別付加運賃」と「航空保険特別料金」が徴収されます。「航空保険特別料金」の方は、1区間300円ですので、それほど負担の多い金額ではありません。
しかし、「燃油特別付加運賃」=サーチャージは、日系航空会社の場合、現在、欧米線で、片道29,000円、往復で58,000円も徴収されており、「第2の航空運賃」のような存在となっています。
日系航空会社の場合、2ヵ月単位に、「航空燃油(シンガポールケロシン)の各日のスポット価格の2ヶ月平均」によって金額を確定しています。
ANAもJALも、現在、8月1日~9月30日まで、4月/5月のシンガポールケロシン平均値133.2ドルに基づいて、サーチャージを徴収しています。
10月1日以降のサーチャージ徴収の基準となる6月/7月のシンガポールケロシン平均値は、130ドルを切って、128ドル程度で収まったようです。この結果、サーチャージの適用額はワンランク下がることになります。(ANAもJALも正式発表はしていませんが・・・)
6月/7月のシンガポールケロシン平均値をもとに、10月以降のサーチャージを推測した場合、下記のとおりとなります。
◎ 日本~欧米線 片道25,000円 (4,000円引き下げ)
◎ 日本~東南アジア線 片道13,000円 (2,500円引き下げ)
◎ 日本~中国線 片道7,000円 (1,500円引き下げ)
◎ 日本~韓国線 片道2,500円 (500円引き下げ)
結果として、6月1日~7月末日までのサーチャージと同額に戻ることになります。12月以降はどうなるのか、大変興味あるところで、もう一区分くらい下がって欲しいと思っていますが、どうなることやら・・・。
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