JAL(日本航空)は、「倒産さわぎ」がありましたが、何とか「救済」されて運航は継続しています。
ところでJAL(日本航空)は「倒産さわぎ」の後、顧客へのキャンペーン三昧となっているようです。
ライバルのANA(全日空)の幹部は、国が救済している企業がこうしたキャンペーンを展開するのは、「いかがなものか」とクレームも付いているようです。
JALとANAは、4月~5月とすざましいキャンペーン合戦を展開しました。上級会員へのダブルボーナスマイル、全会員に搭乗マイルのダブルマイル、上級会員ステータス(PP、FOPポイント)の割り増しなど・・・。
JALが仕掛けたと感じていますが、JAL、ANA両社ともDIA会員の顧客の一人ですが、呆れるほどのキャンペーンです。一部のキャンペーンは、9月末まで、JALの上級会員ステータス(FOPポイント)の割り増しは12月まで続きます。
このキャンペーンで稼ぐというか、修行目的で、東南アジア、北米へ飛ばれたJAL、ANAの修行ユーザーも多かったようです。
私も、このキャンペーンに便乗して、5月末、JALを利用して、シンガポールへ2泊の旅をしてきました。ホテルも、アコーグループの半額キャンペーンを活用させて頂きました。
旅行ルートは、羽田ー札幌ー成田ーシンガポールー成田/羽田ー那覇ー羽田のルートです。かかった費用は、航空運賃(諸税込み)約8万円、ホテル代約1万2千円(2泊分)です。成田ーシンガポールー成田の国際線は、すでにDIA会員になっていることもあり、プレミアムエコノミー席(PY席)を利用できました。
この旅行で稼いだマイルは、この1回で、41,993マイル。(嬉しいといえばその通りですが・・・)上級会員資格を得るための基礎となるFOPポイントは13,798FOPを稼いでしまいました。1回のシンガポール行きで、東南アジア行きの特典航空券と交換してもオマケが出るという具合です。マイルのたたき売りという感じで、JALの経営状況を考えればいかがなものかとも思ってしまいます。
日系航空会社の場合、Yクラスの運賃、割引運賃や格安航空券だと、マイルは通常70%とか50%しか加算されません。その一方、デルタやUAなど米系は100%加算で、お得なはずなんですが、日系は、こうしたキャンペーン、2~3年ラッシュで行われていることもあり、実質日系の方がマイル集めはお得な感じになっています。
今年の夏から秋にかけて、JAL便利用で、沖縄ー成田ーフランクフルトの往復をしますが、この旅だけでも約5万マイル、JALのマイルが貯まります。ANAも、ヨーロッパ行きの予定があり、JALに比べれば貯まるマイルは多少少ないですが、結構貯まる予定です・・・。
個人的には、マイルが貯まれば、特典航空券やアップグレートに使えて嬉しいのですが、こんなことばかりで持たなくなるのではと気になります。最近、マイレージ、どこで貯めるのがお得なのか難しい時代になってきているようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿