2013年4月25日木曜日

香港版SIMフリー・Sony Xperia V LT25i を購入~docomoのLTE網にも接続OK

 
 
 
 SIMフリーのアンドロイドのスマートホン、すでに2台持っていますが、いずれもLTEには未対応なので、LTE対応のものが欲しいということで、上記写真、SIMフリーの「Sony Xperia V LT25i」 香港版を購入しました。Windows Phone 8搭載の「Nokia Lumia 920」がサクサク使え、音質もかなり良いという情報もありましたが、それは次回にして、Android OS搭載機でLTEを試してみることにしました・・・
 
 「Sony Xperia V LT25i」 香港版のOSですが、初期設定は、Android 4.0.4となっています。しかし、すでに、Android 4.1.2の Jelly Bean へのバージョンアップが提供されており、私も、購入後、「ソフトウェア更新」から、バージョンアップ済みです。

 「Sony Xperia V LT25i」 香港版は、下記の周波数に対応しています。しかも、LTEの周波数も、docomoの通常周波数2,100MHzだけでなく、docomoが山間部など繋がりにくい場所対策に導入している800MHzにも対応しています。日本でも役立ちそうですが・・・。HSDPA=3Gもマルチバンドに対応していて、海外ローミング用としても十分な機能です。

   < 対応ネットワーク >

   GSM     850/900/1800/1900MHz
   HSDPA    850/900/1700/1900/2100MHz
   LTE           800/850/1800/2100/2600MHz

 「Sony Xperia V LT25i」 香港版は、docomoの「Xperia AX SO-01E」の海外版バージョンといえる機種です。docomoのSO-01Eに付いているワンセグ機能、おサイフ携帯の機能は有りませんが、それ以外の機能はほぼ同じで、防水・防塵機能もdocomo版と同じです。スクリーンプロテクターやケースは、docomo対応のものがそのまま流用できますので、私もヨドバシカメラに行き、「Xperia AX SO-01E」対応のものを購入して使っています。
 性能的には、1.5GHzデュアルコア搭載でクワッドコアでないのは多少もの足りませんが、画像は、mobile BRAVIAエンジン2と「HD Reality display」の4.3インチ液晶でとても綺麗です。カメラも、1,300万画素オートフォーカスカメラ搭載で、デジカメ代わりに十分使えます。
 まだ「Sony Xperia V LT25i」 は、少ししか利用していませんが、Sonyのスマートホンは、オーディオの音質、カメラの性能が良いのが実感できます。
 難点をいえば、今、「Galaxy Note II」(N7100) 」を使っているので画面が小さく感じることや、バッテリー容量1,700mAhということで、バッテリー持ちが1日が限度ということでちょっと厳しい・・・

  ◎docomoの「Xperia AX SO-01E」
 http://www.nttdocomo.co.jp/product/with/so01e/index.html

 今回購入したのは、「EXPANSYS JAPAN」という香港の会社です。以前、iPad mini香港版もここから購入していますが、対応を含めて問題なかったので、今回、再度購入を依頼しました。
 価格は、33,104円+送料1,950円=35,054円で、日本発行のクレジットカードで決済しています。発売当初よりかなり価格下がっています・・・
 月曜日の朝に、WEBから注文しました。FedExの国際宅配便で、火曜日夕刻発送、水曜日の夕刻に、横浜の自宅に到着しました。
 これに個人輸入ですので、iPad miniの例からみて、後日、消費税1,000円程度+通関手数料500円の請求が来るのではないかと思います。下記を参考にしてみて下さい。FedExから、消費税800円+手数料500円=1,300円の請求がきました、予想より多少安かったです。(2013年5月8日追記)

  ◎iPhone・スマホ・iPadの輸入関税はゼロ~個人輸入/消費税課税だけ!
 http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html

 「Sony Xperia V LT25i」 香港版、電源を入れたら、言語設定の画面に、初期設定は中国語ですが、「日本語」の選択が用意されており、「日本語」をタップし、完了で、スマートホンの表示、日本語に切り替わります。

 その後、googleアカウントへログインして、同期をかけ、facebook、twitter、mixiなどのアカウント登録し、設定を完了しました。
 日本語のアプリですが、「POBox Touch(日本語)」が標準設定で用意されています。私の場合、「日本語-ATOK」をGoogleマーケットから有償購入済みですので、「マイアプリ」から復元し、現在は、ATOKを使用しています。日本語アプリは、これ以外にも、「Google 日本語入力」、「Simeji 日本語入力キーボード」などが、マーケットから無料で購入できます。

 
  SIMフリーの「Sony Xperia V LT25i」 香港版、下記のdocomoのMOVE「楽天ブローバンドLTE」のLTE対応SIMカードが有りますので、LTEの使い勝手、試してみました。(使えるかどうかのテストだけですので・・・)
 
 
 ちなみに、日本で、海外版の携帯電話・スマートホンを使う場合、「技適」というお墨付きが必要です。この規制があるのは、日本の契約SIMカードを使う場合が対象のようで、海外のSIMカードでローミングする場合は「技適」が無くても問題ないようです。iPhoneやiPadは海外版も「技適」を取得して有りますが、大半のアンドロイドのスマートホンは技適マークが無いようです・・・。
 私が今回購入した香港版「Sony Xperia V LT25i」は、EUなどの認証マークは付いていますが、いわゆる「技適」マークはありません。
 ただ、docomoが日本で販売している「Xperia AX SO-01E」と基本性能は一緒です。「技適」は、性能を付加したり、削ったりしたら、1台1台取得が必要なようで、お金のかかる「技適」をわざわざ取らないだけと思いますが・・・ 
 このグローバル化の時代、しかも、同じ機種で、海外のSIMを入れて、日本で使う場合は「適法」なのに、日本の契約SIMを使う時だけ「違法」なんていうのは理解に苦しみます。海外のSIMを使う場合も、docomoやソフトバンクの回線なんです。利用者のSIMカードだけで区分けするなんて・・・
 
 前書きが長くなりましたが、私は、docomoのMOVE「楽天ブローバンドLTE」の「エントリープラン」というのを契約しています。月額980円、200MBまでLTE回線が使えます。LTEサービス対象外の地域は3G回線が使えます。スマートホンなど、自宅ではWiFiが使えますので、普通の使い方なら十分な量かと思います・・・
 
 香港版「Sony Xperia V LT25i」に、「楽天ブローバンドLTE」のマイクロSIMカードを挿しこみテストをしてみました。結果、下記の写真の通り、簡単に、docomoのLTE回線を掴みました。
 自宅でテストをしましたが、LTEの電波状況は3Gに毛の生えた程度の速度で、あまり良くないですね。docomoのLTE対応のスマートホンを持っていますが、大体、それと同じ速度です・・・
 
 
 「モバイルネットワークの種類」で「LTE:13」の表示が出ています。 右上の電波状態の表示にも、「LTE」が表示されています。
 
 
 接続速度ですが、何回かやってみましたが、上記が標準的な速度のようです。下り4.51Mbps、上り 3.31Mbpsということで、速度的には使えるものが出ています。
 日本では、プリペイドのLTEサービスが始まっていますが、海外では、香港などを除いて、まだ3Gを普及させている国が多く、LTE対応のスマートホンがどこまで活躍できるのか、未知数です・・・
 
 
 docomoのスマートホンを持っていて、LTE対応の契約を持っています。そのdocomo契約のマイクロSIM カードをdocomo購入のスマートホンから外して、「Sony Xperia V LT25i」 香港版を挿して、速度計測をやってみました。下りは、何回やっても、20Mbps前後出て高速です。上りは3Mbps前後とかなり遅いですが、問題なく使えます。(2013年4月29日補正)
 
 SIMフリーのスマートホンの場合、アクセスポイントは、spモードでなく、「mopera U」を使います。ですから、docomoのSIMカードを使う場合、契約はSPモードの契約だけでなく、mopera Uの契約も必要です。私の場合、もともとSPモード+mopera U(毎月525円)を両方契約していますので、APNの設定だけで簡単に接続できました。
 通常、docomo契約のスマートホンの場合、APNは、①spモード、②mopera U、③mopera U設定の3つが自動表示され、データ通信には、①のspモードを使います。
 SIMフリーのスマートホンの場合、上記の自動表示がされませんので、自分で「新しいAPN」を設定する必要があります。APNの設定は、「設定」→「モバイルネットワーク」→「モバイルネットワーク設定」→「アクセスポイント名」→「新しいAPN」で、②の「mopera U」のAPNを設定・保存し、これをデータ通信に使います。設定内容は、APN:mopera.net、その他の項目は初期設定のままでOKです。(2013年4月29日補正)

1 件のコメント:

  1. シニア旅人様 いつも楽しく拝見させて頂いていまして、有益な情報をありがとうございます。 私は昨年4月にタイDTACのDay Give-away について紹介させて頂いた者です。
    お久しぶりです。
    最近も年4~5回ペースでバンコクを訪問していますが、新しい携帯電話を検討していましてXperia V を第一候補でXperia SPを第二候補で検討しています。
    今更ですがXperia V はその後如何でしょうか? 何か追加の感想がありましたら宜しくお願いします。 それとDTACですと4G LTEに対応するSimは何になるのでしょうか?
    ここ数年間はHappy Smartphone sim で同じ携帯番号を継続していますので4G LTEに対応させる為に電話番号を変えたくない気はありますが仕方ないですよね?
    急ぎませんので返信を楽しみにしています。

    返信削除