4月になり、ANA修行される方に、大きな影響が出ています。
ANAで、上級会員を目指して、修行する場合、50,000PPをゲットする必要があります。JALとは違い回数制は無いので、「いかに効率よく」PPを稼ぐかがポイントになります。
3月末までは、縄新タッチ、東京発なら、東京~沖縄~東京~シンガポール~東京~沖縄~東京というルートが、1回で、12,508PP稼げ、土・日で修行ができる効率の良い選択でした。(国内線区間、当日、プレミアムクラスへ1区間6,667円でアップすれば、+984PP増えます・・・)
この縄新タッチは、「スーパーエコ割」+「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせたもので、第一区間と第六区間の国内線が、「海外乗継割引スペシャル」となり、「スーパーエコ割」の運賃に、1区間5千円、往復で1万円を加算したものが総費用となります。諸税込みで、約8万円前後でした・・・
この縄新タッチは、国内線区間が全部で4区間有り、第一区間と第六区間が「海外乗継割引スペシャル」ですが、第二区間と第五区間は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃になっています。
「海外乗継割引スペシャル」の場合、同一空港往復(NRTとHNDは同一空港扱い)は禁止されていますが、東京~沖縄~東京往復は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃と「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせることで、このルールからすり抜け、OKとなっていました。
ANAは、4月からルール改正し、①東南アジア線の場合、「スーパーエコ割」が「エコ割5」に変更され、最低滞在日数が導入、②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。
①「エコ割5」に、最低滞在日数2日以上が導入された結果、今までのように土・日のみで修行することが不可能になり、夜行も含め、現地滞在が2晩必要となりました。その結果、最低でも、3日は必要となっています。シンガポールの場合、ホテル代が高いので、PP単価は落ちますが、ホテル代が安く、観光も充実しているバンコクやホーチミン修行も増えそうです。
この最低滞在日数2日以上の導入に伴い、どうしても土・日で修行したい人には、BtoBを利用する方法があります。BtoBを分かりやすくいうと、ANAの日本発の航空券とANAのシンガポール発の航空券を組み合わせて、この最低滞在日数の規制をクリアする方法です。ANAのシンガポール発の航空券は、日本発と同様に、ANAシンガポールのWebサイトから購入可能です。欧米やアジアの航空会社では、禁止している場合が多いのですが、ANAは今の処、禁止していませんから、ルールに違反してはいません・・・
BtoBを使えば、シンガポール到着後、直ちに折り返す、シンガポールタッチが可能です。「エコ割5」の有効期間は、2ヵ月あり、シンガポール発の航空券、エコノミーの場合、1ヵ月/3ヵ月の有効期限のものがありますので、この2つを組合せれば、BtoBが2回可能です。
3ヵ月有効のHクラス(東京経由沖縄行き)は、諸税込みで約10万円前後ですが、マイルやアップグレードポイントで、Cクラスへアップ可能です。東京行きなら、1万円近く安くなり、私も、以前から、このHクラス何回か利用していました。
ただ、シンガポール発券の航空券との組合せ、縄新タッチを2回やるより、割高で、沖縄行きなら、これに東京~沖縄往復の運賃が必要になります。それならCAのCクラスのSINタッチ、約13万円の方がお得かもしれません・・・
②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。この件については、3月30日に、ANA/DIAデスクへ電話して確認。今回の変更内容について問い合わせ、内容は『「海外乗継割引スペシャル」が4区間→2区間に変更のみで、「エコ割5」の国内線接続運賃との併用は引き続きOKかとうか』でした。
例として、来年1月の東京/沖縄往復を付けたバンコク行でしたが、「確認します」としばらく待たされ、結果「OK」とのことでした。4月からサーチャージが引き下がるので、「4月以降発券した方がお得ですよね」と聞いたら、「そうなります」との返事でした。しかし、実際は、下記のようになってしまいました。
今何が起きているかですが、東京ー沖縄ー東京ーSINやBKKなどー東京ー沖縄ー東京のルート、3月末までは、Web上で予約出来たのに、4月からは出来なくなっていることです。
システム上のハグなどではなく、「特別なケース」というか、例外扱いで、システム上不可になっているようです。要は、こんなルートは、修行以外はあり得ませんので。修行僧のやりたい放題に、ANAもチェックを入れ始めたのかもしれません・・・
では、予約できないのかと言ったら、ANAのデスクへ電話して、海外乗継割引スペシャルの適用をお願いすれば可能です。ただ「修行運賃でお願いします」と言って予約した方もあるようですが、ちょっと辛いかもしれませんが、修行であることを自己申告することになります。デスクへ電話で予約を入れて、その後、Webで、クレジットカードやeクーポンで決済できます。
また、このお願いをした場合、ANAからリマーク扱いされることが想定され、キャンペーンの対象外など不利益は、それなりに覚悟が入りそうです。
実は、Web上での予約は、仙台~沖縄~東京~SINとかBKK~東京~沖縄~東京なら、現在でも可能で、BKK行きなら、諸税込みで83,840円程度です。海外乗継割引スペシャル+「エコ割5」の国内線接続運賃との併用はシステム上認めています。この場合、出発都市と到着都市の入れ替え、仙台の代わり、大阪、福岡などもOKです。
何が駄目かというと、出発地と到着地、同一空港の組合せなんです。3月まで、海外乗継割引スペシャルが片道2区間認められていましたが、同一空港の往復は目的外使用ということで、禁止されていましたが、今回、海外乗継割引スペシャル片道1区間に削減された影響なのでしょうが、併用の場合でも、駄目という流れになってきています。
とにかく、東京発/東京着など同一空港発着の沖縄経由、今は、「恥を偲んで」修行申告をすれば、OKになっていますが、そのうち駄目になる可能性は高いかもしれません。
駄目になれば、海外乗継割引スペシャル区間、「旅割55」や株優に振り替えて利用するとか、出発地あるいは到着地のどちらかを東京以外の、仙台とか、大阪に変えて、そこまで別切りや陸路で行く方法もあります。ただ、どちらにしてもコストがかかり、ご予算に余裕がなければできなくなります・・・
< 補足 2012/04/10 >
SIN行、BKK行など東南アジア線、沖縄経由にして、「海外乗継割引スペシャル」と「エコ割5」の国内線接続運賃の併用は、当面認めるようです。ANAのDIAデスクに聞いた話では、システムを修正することで対応するようです。
私の場合、年内旅程で、予約・発券の必要がありません。来年1月以降の予約ですが、早く修正して欲しいです。サーチャージは、5月まで下がっていますから、それまでに。ご紹介ネットからの予約も一緒に修正して欲しい・・・
< 補足その2 2012/04/11 >
BtoBですが、「同一航空会社を利用」して、最低滞在日数の網をくぐり抜けるなどで、他社便を組み合わせた場合は、BtoBとは別の話になります。ANA便で、SIN行き、BKK行きの航空券を発券し、JAL便で、SIN発やBKK発の航空券を発券し、組み合わせて使う場合は、BtoBになりません。航空会社毎に、運賃ルールが異なるからです。
他社便を組み合わせて、一旦戻って来るやり方は、BtoBを禁止している欧米の航空会社も認めていて、問題無く使えます。例えば、UAやDL便の往復チケットを購入し、ANAのSIN発券の航空券で組み合わせて使う方法です。UAもDLも他社便を使うことを禁止していません。
ANAで、上級会員を目指して、修行する場合、50,000PPをゲットする必要があります。JALとは違い回数制は無いので、「いかに効率よく」PPを稼ぐかがポイントになります。
3月末までは、縄新タッチ、東京発なら、東京~沖縄~東京~シンガポール~東京~沖縄~東京というルートが、1回で、12,508PP稼げ、土・日で修行ができる効率の良い選択でした。(国内線区間、当日、プレミアムクラスへ1区間6,667円でアップすれば、+984PP増えます・・・)
この縄新タッチは、「スーパーエコ割」+「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせたもので、第一区間と第六区間の国内線が、「海外乗継割引スペシャル」となり、「スーパーエコ割」の運賃に、1区間5千円、往復で1万円を加算したものが総費用となります。諸税込みで、約8万円前後でした・・・
この縄新タッチは、国内線区間が全部で4区間有り、第一区間と第六区間が「海外乗継割引スペシャル」ですが、第二区間と第五区間は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃になっています。
「海外乗継割引スペシャル」の場合、同一空港往復(NRTとHNDは同一空港扱い)は禁止されていますが、東京~沖縄~東京往復は、「スーパーエコ割」の国内線接続運賃と「海外乗継割引スペシャル」を組み合わせることで、このルールからすり抜け、OKとなっていました。
ANAは、4月からルール改正し、①東南アジア線の場合、「スーパーエコ割」が「エコ割5」に変更され、最低滞在日数が導入、②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。
①「エコ割5」に、最低滞在日数2日以上が導入された結果、今までのように土・日のみで修行することが不可能になり、夜行も含め、現地滞在が2晩必要となりました。その結果、最低でも、3日は必要となっています。シンガポールの場合、ホテル代が高いので、PP単価は落ちますが、ホテル代が安く、観光も充実しているバンコクやホーチミン修行も増えそうです。
この最低滞在日数2日以上の導入に伴い、どうしても土・日で修行したい人には、BtoBを利用する方法があります。BtoBを分かりやすくいうと、ANAの日本発の航空券とANAのシンガポール発の航空券を組み合わせて、この最低滞在日数の規制をクリアする方法です。ANAのシンガポール発の航空券は、日本発と同様に、ANAシンガポールのWebサイトから購入可能です。欧米やアジアの航空会社では、禁止している場合が多いのですが、ANAは今の処、禁止していませんから、ルールに違反してはいません・・・
BtoBを使えば、シンガポール到着後、直ちに折り返す、シンガポールタッチが可能です。「エコ割5」の有効期間は、2ヵ月あり、シンガポール発の航空券、エコノミーの場合、1ヵ月/3ヵ月の有効期限のものがありますので、この2つを組合せれば、BtoBが2回可能です。
3ヵ月有効のHクラス(東京経由沖縄行き)は、諸税込みで約10万円前後ですが、マイルやアップグレードポイントで、Cクラスへアップ可能です。東京行きなら、1万円近く安くなり、私も、以前から、このHクラス何回か利用していました。
ただ、シンガポール発券の航空券との組合せ、縄新タッチを2回やるより、割高で、沖縄行きなら、これに東京~沖縄往復の運賃が必要になります。それならCAのCクラスのSINタッチ、約13万円の方がお得かもしれません・・・
②「海外乗継割引スペシャル」は、片道あたり2区間、往復4区間までOKだったものが、往復2区間までに変更されました。この件については、3月30日に、ANA/DIAデスクへ電話して確認。今回の変更内容について問い合わせ、内容は『「海外乗継割引スペシャル」が4区間→2区間に変更のみで、「エコ割5」の国内線接続運賃との併用は引き続きOKかとうか』でした。
例として、来年1月の東京/沖縄往復を付けたバンコク行でしたが、「確認します」としばらく待たされ、結果「OK」とのことでした。4月からサーチャージが引き下がるので、「4月以降発券した方がお得ですよね」と聞いたら、「そうなります」との返事でした。しかし、実際は、下記のようになってしまいました。
今何が起きているかですが、東京ー沖縄ー東京ーSINやBKKなどー東京ー沖縄ー東京のルート、3月末までは、Web上で予約出来たのに、4月からは出来なくなっていることです。
システム上のハグなどではなく、「特別なケース」というか、例外扱いで、システム上不可になっているようです。要は、こんなルートは、修行以外はあり得ませんので。修行僧のやりたい放題に、ANAもチェックを入れ始めたのかもしれません・・・
では、予約できないのかと言ったら、ANAのデスクへ電話して、海外乗継割引スペシャルの適用をお願いすれば可能です。ただ「修行運賃でお願いします」と言って予約した方もあるようですが、ちょっと辛いかもしれませんが、修行であることを自己申告することになります。デスクへ電話で予約を入れて、その後、Webで、クレジットカードやeクーポンで決済できます。
また、このお願いをした場合、ANAからリマーク扱いされることが想定され、キャンペーンの対象外など不利益は、それなりに覚悟が入りそうです。
実は、Web上での予約は、仙台~沖縄~東京~SINとかBKK~東京~沖縄~東京なら、現在でも可能で、BKK行きなら、諸税込みで83,840円程度です。海外乗継割引スペシャル+「エコ割5」の国内線接続運賃との併用はシステム上認めています。この場合、出発都市と到着都市の入れ替え、仙台の代わり、大阪、福岡などもOKです。
何が駄目かというと、出発地と到着地、同一空港の組合せなんです。3月まで、海外乗継割引スペシャルが片道2区間認められていましたが、同一空港の往復は目的外使用ということで、禁止されていましたが、今回、海外乗継割引スペシャル片道1区間に削減された影響なのでしょうが、併用の場合でも、駄目という流れになってきています。
とにかく、東京発/東京着など同一空港発着の沖縄経由、今は、「恥を偲んで」修行申告をすれば、OKになっていますが、そのうち駄目になる可能性は高いかもしれません。
駄目になれば、海外乗継割引スペシャル区間、「旅割55」や株優に振り替えて利用するとか、出発地あるいは到着地のどちらかを東京以外の、仙台とか、大阪に変えて、そこまで別切りや陸路で行く方法もあります。ただ、どちらにしてもコストがかかり、ご予算に余裕がなければできなくなります・・・
< 補足 2012/04/10 >
SIN行、BKK行など東南アジア線、沖縄経由にして、「海外乗継割引スペシャル」と「エコ割5」の国内線接続運賃の併用は、当面認めるようです。ANAのDIAデスクに聞いた話では、システムを修正することで対応するようです。
私の場合、年内旅程で、予約・発券の必要がありません。来年1月以降の予約ですが、早く修正して欲しいです。サーチャージは、5月まで下がっていますから、それまでに。ご紹介ネットからの予約も一緒に修正して欲しい・・・
< 補足その2 2012/04/11 >
BtoBですが、「同一航空会社を利用」して、最低滞在日数の網をくぐり抜けるなどで、他社便を組み合わせた場合は、BtoBとは別の話になります。ANA便で、SIN行き、BKK行きの航空券を発券し、JAL便で、SIN発やBKK発の航空券を発券し、組み合わせて使う場合は、BtoBになりません。航空会社毎に、運賃ルールが異なるからです。
他社便を組み合わせて、一旦戻って来るやり方は、BtoBを禁止している欧米の航空会社も認めていて、問題無く使えます。例えば、UAやDL便の往復チケットを購入し、ANAのSIN発券の航空券で組み合わせて使う方法です。UAもDLも他社便を使うことを禁止していません。
管理人様限定
返信削除あらまです。
いつも詳細なレポートありがとうございます。
修業もだんだんやりにくくなって来ましたね。
4/2のBKK発NH174で同行者の母だけwアップグレードポイント利用でC席アップしました。
C席の余はあったようで、カウンターで「一人分だけのアップグレードで良いのか」と念押しされましたが、まだ年度が始まったばかりなので辞退。バルクヘッド席で深夜飛行してきました。
Y席はほぼ満席でしたので今後はインボラ期待できなさそうです。
ご無沙汰しております。修行も規制が厳しくなり、段々難しくなってきましたね、早速、DIA会員の特典、wアップグレードポイントを使われましたね。どんな感じだったか、宜しければ直メールで情報頂ければ有り難いのですが・・・。
削除私も、今年の残りは、CAのCクラス、TKのコンフォートクラス、ANAの海外発券でCクラス利用となり、Yクラスの搭乗は、BKK行きの2回往復だけです。Wアップグレードポイントを使うとすれば、そこしかないのですが・・・。どちらにするか難しいですね!
6月からサーチャージ上がるね。
返信削除書き込み有り難うございます。
削除6月から、東南アジア線の場合、3月水準に上がりますね。ANAの予約のハグ、5月中に解消して欲しいです。そうすればWEBで簡単に予約できると思います。