ANA「BUSINESS STAGGERED」～B773新造機/FRA線Cクラス搭乗

B773新造機/FRA線のCクラス席

ANAは、今年の春から、欧米線に、B777-300の新造機を投入しています。私が時々行くヨーロッパの場合、現在、フランクフルト線、ロンドン線に導入されています。今年は、ANAの場合、すでにミュンヘン線、パリ線を利用していますが、いずれも旧機材の路線でした。今回、エジプト旅行の帰り、念願のB773新造機に、フランクフルト→成田間、Cクラス、「BUSINESS STAGGERED」に搭乗しました。

　B773新造機、今回の搭乗はCクラスで、「BUSINESS STAGGERED」の場合、座席配置は、1-2-1ということで、全ての座席が通路に面しています。上記の写真は、5Aの座席で、Cクラス最前列、窓側の席です。窓側ですが、他の乗客が入ってこない独立したスペースになっています。

　上記の写真は中央の正面がタッチパネルで、テレビ画面のように大きなものです。タッチパネルの左下、長方形は電源カバーで、開けると通常の電源、iPad用、USB用と3種類が出てきます。電源カバーの下にある赤いバーは、テーブルのストッパーで、このストッパーを下に倒せば、テーブルが引き出せます。テーブルも、引き出した後、更に広げることができますのでかなり広く使えます。

　テーブルの下に、ソファーのような青い色のスペースが見えますが、ここは座席をベットにした場合、足を突っ込んで、フルフラットで寝るときなどに使います。その下のスペースは、収納スペースになっています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　上記の写真、、「BUSINESS STAGGERED」の正面からみたもので、タッチパネルがあり、その下の上段が、フルフラットの際のベットスペース、下段が収納スペースが見えます。収納スペースには、靴や荷物が置けます。

　タッチパネルの表示です。下記のリモコンでも、操作可能ですが、タッチパネルの機能も使えます。例えば、真ん中の写真、左上にある「地図」「フライト」「オートプレイ」の選択肢が表示されていますが、このどれかを指でタッチしてやれば、画面は切り替わります。

　座席シートの右手にある「座席コントロールパネル」と「リモコン」です。左手の「座席コントロールパネル」は、4種類の機能が選択ができるようになっていますが、シンプルで使いやすいです。便利だと思ったのは、シンプルに座席を前後にだけ移動する機能です。タッチパネルで、映画やビデオを見るとき、座席の位置を前後に調整できます。右手がリモコンで、裏側はゲーム用のリモコンになっています。

　座席の右手(座席によっては左手)に、上記のようなテーブルスペースが設けられています。iPadが置いてありますが、消灯時なので、ブルーのナイトライトがテーブルスペースを照らしています。水などのペットボトルの置き場、その右手に、蓋の付いた物入れも設置され、右端に、機内誌、メニューなどの雑誌が置かれています。

Cクラスのトイレは、2ヵ所ありますが、いずれもウォシュレット付きです。SIN線に投入の767の新造機へのウオシュレット設置が最初かと思っていましたが、すでに欧米線の新造機に設置されていました。恐らく、ウオシュレットは、Fクラスも設置されていると思いますが、Yクラスのトイレは未確認ですが、設置されていないような気がします。上記の写真、上がトイレの全体像、左手にウオシュレットのリモコンが付いており、下にリモコンだけ拡大した写真を掲載しておきます。