国際線燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)について、ANAは、8月17日に、10月・11月分の引き下げを発表、JALは、8月20日に、同額で継続することを発表しました。これは改訂の指標となる5月から7月までのシンガポールケロシン市況価格の3ヶ月平均は、1バレルあたり86.84米ドルだったため、現行のゾーンCを適用となるためだそうです。
国際線燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は、ANAの場合、欧米線で、現行徴収額片道1万4千円、往復で2万8千円と馬鹿にならない金額ですので、このサーチャージの改定を睨みながら、発券する方も多いと思います。
ANA「燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について」
https://www.ana.co.jp/int/unchin/info.html
JAL「国際線『「燃油特別付加運賃』『航空保険特別料金』のご案内」
https://www.jal.co.jp/other/info2006_0714.html
国際線燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)については、日系2社で改訂時期が異なり、JALは3ヵ月単位、ANAは2ヵ月単位で変更されています。ですから、日系でも、サーチャージの金額が異なる月もあります。
今回、JALは、10月1日から12月31日発券分までの国際線燃油サーチャージ額を現行と同額に据え置くことを発表し、ANAは、10月から11月発券分まで、JALと同額の水準に引き下げることを発表したため、日系両社は、2ヵ月間同額となることになりました。
ANAの場合、欧米線で片道3,500円往復7,000円、東南アジア線で片道2,000円往復4,000円の引き下げになりますから、10月まで待って発券というケースも出てきそうです。
◎ ANA、JAL(10月~11月発券分燃油サーチャージ額)
*JALは12月発券まで同額
(方面/サーチャージ額)
韓国/500円
中国、台湾、香港/2500円
グアム、フィリピン、ベトナム/3000円
タイ、シンガポール、マレーシア/4500円
ハワイ、インド、インドネシア/6000円
北米、欧州、中東、オセアニア/1万500円
シニア旅人さん
返信削除こんばんは。まさじです。
サーチャージはドンドン下がってほしいものですね。昔は一時、航空運賃よりもサーチャージのほうが高い路線もありましたから。。。
ANAはサーチャージを8月9月発券分を値上げしましたが、例の運賃の影響で修行路線は激込か?と思って何日か空席照会をしていたのですが、10月11月とTYO-SIN間は往復ともにタイプBで予約が入るようです。
一週間前くらいは往路はタイプAがほとんどだったんですが。。。
もしかすると例の運賃はそれほどまだ広がっておらず、サーチャージの値下げを待ってからという人が多い、ということなのかもしれません。
まだ値下げまで1ヶ月弱ありますが、安いにこしたことはないので、暫く空席照会で様子を見ながら11月のOKA-SINタッチの予約を入れようかなと考えています。
それでは、また。
まさじ
まさじさん、こんにちは。
返信削除コメント頂き有り難うございます。
サーチャージの基準となる「シンガポールケロシン」の動向はどうなるんでしょうかね?
JALのWEBサイトの情報によれば、「2010年5月~2010年7月の3ヶ月平均値86.84米ドル (確定値)」で、10月~11月のサーチャージの据え置きが決まったようです。次回は、2010年8月~2010年10月の3ヶ月平均値で決まることになっていますが、8月の平均値は87.21米ドルとのことですから、このままで行けば、1月以降も変わりそうな感じはありません。ANAの場合は、12月以降となるようですが・・・。
来年のサーチャージ改訂の見通しは、10月半ばまで待つ必要がありそうですね。お得な運賃の空席がそれまで残っていれば一番ベストだと思います。JALの下記サイトで、毎週金曜日に平均値の動向が更新されています。
https://www.jal.co.jp/other/info2006_0714_3.html
それでは、また。