2015年6月13日土曜日

チェコ国鉄 国際線特急RJ(レイルジェット) ウイーン→プラハ間 最新車両のビジネスクラスに乗車~4時間ですが、ナカナカ快適な移動

チェコ国鉄・RJの「ビジネスクラス」シート
 5月に、ウイーン→プラハ間、チェコ国鉄の 国際線特急RJ(レイルジェット) で移動しました。RJ(レイルジェット)は、ÖBB(オーストリア連邦鉄道)が運行を開始した国際線特急列車です。
 2018年12月から運行が開始され、最高速度230km/hまで出るようで、ドイツ、スイス、ハンガリーへ乗り入れています。
 2014年12月から、ČD(チェコ国鉄)でも、RJ(レイルジェット)車両が導入され、プラハ→ウイーン間などで運行が開始されています。今回、この最新車両のビジネスクラスで移動しました。

チェコの鉄道情報・・・

◎チェコ国鉄 プラハ/オロモウツ間 SC(高速ペンドリーノ)で 片道2時間20分~2016年6月 オンライン予約 1等往復2千円で予約決済
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2016/07/sc-220-12.html

◎鉄道もLCCの時代?チェコの鉄道LCC「LEO EXPRESS」~オストラヴァ→プラハのビジネスクラスを350Kc=約1,800円で予約
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/lcclccleo-express350kc1800.html

 今回乗車したRJ(レイルジェット)、チェコ国鉄の新しい車両で、「ビジネスクラス」座席です。RJ(レイルジェット)は、2等、1等の他に、今回利用した「ビジネスクラス」が有ります。2等、1等の場合、任意予約制ですが、「ビジネスクラス」を利用する場合、予約と追加料金が必要です。
 座席のシートは、独立型で、飛行機のビジネスクラス並みですが、勿論、フルフラットにはなりませんが・・・。。
 切符は、OBB(オーストリア国鉄)のWEBサイトから予約し、ウイーン→プラハ間、通常の1等早割料金44ユーロでしたが、これに、上記写真のように、「ビジネスクラス」追加料金15ユーロが必要でした。

ウイーン中央駅のOBBラウンジ


 今回は、ウイーン中央駅から乗車しました。ウイーン中央駅、OBB(オーストリア国鉄)ラウンジが有ります。OBBの上級会員、1等・「ビジネスクラス」利用なら使えます。航空会社の国内線ラウンジの感じですかね。ソフトドリンクなど飲み物、パンなどが置いてあり、駅構内なら、50セントかかるトイレが無料で使えるのは有り難いです。


 ウイーン中央駅のインフォメーションへ行き、発着ホームを確認しました。乗車する列車、RJ72、プラハ本駅行き、定刻の運行で、プラットホーム12番とのことでした。インフォメーションの前に、上記写真の案内表示がされていて、ホームの乗車ポイントが分かります。今回は、27号車なので、12番ホーム、Cブロックで待てば良いということでした。

国際線特急RJ(レイルジェット) 「ビジネスクラス」のシート

 RJ(レイルジェット) の「ビジネスクラス」ですが、上記写真のシートです。今回は、チェコ国鉄の車両ですから、OBB車両のように、専用車両ではなく、1等車両の一部が、「ビジネスクラス」になっています。

 1等座席は、通路を挟んで、2-2の配列になっていますが、「ビジネスクラス」は、1-1の配列で通路が広く空いており、前後の間隔も広くなっています。電源も設置されており、WiFiサービスも有るようですが、未利用なので、詳細は不明です。今回、大きい荷物も上に上げないで、スーツケースなどを置くスペースも十分有って、助かりました。
 今回、2等車両は、結構、空席が有りましたが、1等は満席、「ビジネスクラス」も途中駅で満席になってしまいました。特に「ビジネスクラス」、15ユーロほど割高ですが、ゆったり移動できるので、人気が有るようです・・・。
 1等車両のトイレ、広くて綺麗でしたね。さすが、シャワートイレとまではいきませんが、従来の列車トイレのイメージを変える設備になっていました。
国際線特急RJ(レイルジェット) の速度ですが・・・



 RJ(レイルジェット)ですが、最高速度230km/hまで出ると聞いていましたが、今回、ウイーン→プラハの移動では、最高速度160km/h程度でした。

 オーストリア国内では、上記写真の120km/hが最高で、チェコ国内に入ってからは、速度がUPされ、130~160km/h程度で走行していました。その影響かどうかは不明ですが、プラハ着15分ほど遅れました・・・。

 ヨーロッパの場合、鉄道は広軌がほとんどですが、車両の性能と実際の速度は違うようですね。オーストリアとチェコの国境駅で運転手さんも交代していましたが、両国の速度の違い、線路の保守状況もあるのかもしれませんが、それぞれの国鉄で速度ルールが違うのかもしれません・・・。

国際線特急RJ(レイルジェット) の車内サービスは・・・



 RJ(レイルジェット)の車内サービス、「ビジネスクラス」の場合、ミネラルウォーター1本、コーヒーか紅茶のサービスが有ります。

 アルコールや食事は有料ですが、席まで注文を取りにきて、運んでくれます。簡単な食事も有りますので、何か食べたいときは便利です。前の席の叔父さんは、食事を注文していたり、反対側の4人は、スパーリングワインで「宴会」をやっていました・・・。

 私は、アテンドのお姉さんに、写真のチェコのビール「ピルスナー・ウルケル」を注文しました。チェコの気分、列車内から味わうという趣向で、1.2ユーロ=約150円で安かったです。ユーロ以外に、チェコ・コルナでも支払い可能です。

ウイーン中央駅に入線するプラハ行きRJ72

ウイーン中央駅列車案内版

0 件のコメント:

コメントを投稿