ANAの「Million Miler Program」サービス～「ミリオンマイラータグ」配布 特典は?

 

　ANAの「ANA Million Miler Program」サービスが開始され、該当者に、8月中旬から、ミリオンマイラータグが送付されています。

 

　「ANA Million Miler Program」サービスは、「ライフタイムマイル」が、ANA便搭乗分50万マイル以上で、3区分(「50万マイル」、「100万マイル」、「200万マイル」)、ANA＋パートナー航空会社搭乗分100万マイル以上が対象となります。

 

　私の場合、「ライフタイムマイル」、ANA搭乗分=約70万マイル台、ANA搭乗分＋提携航空会社分=約80万マイル台です。ということで、ミリオンマイラータグは、半ミリオンタグになり、上記写真の「漆と蒔絵を使ったタグ」が到着しています。 表側は、写真の通りですが、裏側には、本人の名前が刻まれています。

 

「ANA Million Miler Program」サービス・・・

 

①　「ANA Million Miler Program」サービスでは、ANA搭乗分の「ANAライフタイムマイル」は、「50万マイル」、「100万マイル」、「200万マイル」に到達したAMC会員へ、到達マイルに応じてオリジナルネームタグ「時の証」をプレゼントされます。

　各基準の到達月の翌々月に、オリジナルネームタグが発想されます。オリジナルネームタグ「時の証」は、「これまでの感謝の意」と「これからの思い」を「カタチ」で伝えるとして、歴史を感じるデザインに日本の伝統工芸技術と品質を織り混ぜたオリジナルのネームタグとのことです・・・。

　また、 「ANA＋パートナー航空会社ライフタイムマイル」に到達したAMC会員にも、白い螺鈿のネームタグがプレゼントされます。

 

②　これに加え、「ANAライフタイムマイル」は、「100万マイル」、「200万マイル」に到達したAMC会員には、特典があります。

　「100万マイル」の場合、1.マイル口座に積算されている未使用分のマイルの有効期限がなくなります(2014年4月1日実施)、2.ANAスーパーフライヤーズカードに何時でも入会可能になります。

　「200万マイル」の場合、「100万マイル」の特典に加え、ANAスイートラウンジを利用できる「ラウンジ入室専用カード」が配布されます。本人＋同行者1名までOKで、2013年12月1日からサービス開始となります。

 

③　ライフタイムマイル、「50万マイル」の場合、及び「ANA＋パートナー航空会社ライフタイムマイル」の場合は、オリジナルネームタグ「時の証」をプレゼントされるだけで、他に特典はありません。

 

ライフタイムマイル（LTM）とは・・・

 

ライフタイムマイルとは、ANAマイレージクラブの入会から現在までマイル口座に積算された総飛行マイル=搭乗の区間基本マイレージの合計です。ANAグループ運航便のほか、スター アライアンスを含めた提携航空会社便にご搭乗された場合も、ライフタイムマイルとしてカウントされています。(1997年4月1日以降にマイル口座に積算されたマイル実績で、ANA搭乗でも、他航空会社に積算した分は、ライフタイムマイルとしてカウントされない)

 

 

豪華なオリジナルネームタグ「時の証」ですが・・・

 

　今回、上記写真のケースに入れられて、クロネコヤマトの宅急便で届けられました。ケースも、オリジナルネームタグ「時の証」も手作りでそこそこ豪華な物ですが・・・ 

 

　正直言って、嬉しいと言うより、ANAは、何で費用をかけてこんな無駄なことをしたのかという感じです。JALにも「亀タグ」の仕組みが有り、それに対抗したのかもしれませんね。私も探せばどこかにJALの緑色タグが有りますが・・・。

 

　今回、一番該当者の多い、ANA便搭乗分「50万マイル」区分は、特典はなく、ミリオンマイラータグだけですね。「100万マイル」以上の特典も、①未使用マイルの有効期限の撤廃、②SFC入会資格、③スイートラウンジ利用資格付与ですから、正直、ほとんどお金を新たにかけないものです。一番お金がかかっているのは、オリジナルネームタグ「時の証」でしょうか？

 

　このオリジナルネームタグを付けて歩く人は恐らく少数派だと思います。すでにオークションで売られていて、10万円以上の値段が付いていたとの情報も有ります。お金をかけるなら、使うか使わないか分からない物にかけるより、搭乗客のサービス、例えば機内食の拡充などに使って欲しいと思うのは私だけでしょうか・・・。