2013年3月2日土曜日

JAL・ANAの社員「紹介サイト」改悪?~ついにJALも「見直し」

4月から「改悪」されたJALのボーナスマイル
   JALやANAの社員「紹介サイト」で、登録や予約した場合、ボーナスマイルの提供などのサービスがあります。それぞれWEBがあり、そこから登録や予約する仕組みになっています。

◎JALの「ご紹介サイト」
http://www.jal.co.jp/shain/bonusmile/index03.html
◎ANAの「ご紹介ネット」
http://www.ana.co.jp/shain/int/index.html

 社員「紹介サイト」ですから、 JALやANAの社員紹介が必要です。JALの場合、「会社略称」「組織略称」「社員番号」「氏名」、ANAの場合、「紹介番号」「紹介者名」の個人情報がないと、登録やこのサイトからの予約はできないようになっています。この社員「紹介サイト」については、下記の投稿を参照して下さい。

◎日系航空会社「社員紹介」のお得度・・・・
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2012/01/blog-post_11.html

 JALやANAの社員「紹介サイト」ですが、昨年秋(10月)、ANAの「ご紹介ネット」の特典が改悪され、ボーナスマイル→SKYコインに変更されるなど見直しがされています。今回、JALも、半年遅れで、2013年4月から、国際線で「通常マイルと同数マイルのボーナス」→固定マイルへ削減など、ボーナスマイルを残したものの、改悪を発表しました。
 JALの「ご紹介サイト」の見直し、国内線は、「1区間あたり300マイル」ボーナスマイル加算という基本は変えていません。しかし、国際線は、固定マイルになり、今まで「フライトマイルが2倍」になっていましたから、かなりの改悪になります。
 国際線の固定マイル、欧米線Fクラス10,000マイル、Cクラス5,000マイル、Yクラス2,000マイル~3,000マイルとなり、Cクラス利用、Yクラス利用の場合、ボーナスマイルが削減されます。
 例えば、成田→パリでみてみたら、3月までのボーナスマイル、Fクラス9,291マイル、Cクラス7,742マイル、Yクラス(70%加算運賃)4,335マイルです。Fクラスは若千増えますが、Cクラスで3割削減、Yクラス(70%加算運賃)で半分以下に減ります・・・(路線によって多少違いはありますが)

ANAのご紹介ネット特典一覧
  
  ANAの「ご紹介ネット」の特典、昨年10月から見直されていますが、一番の問題は、ボーナスマイル付与を止めて、SKYコインに切り替えたことです。マイルより使い勝手が悪いのです。
 SKY コインは、ANAホームページで航空券や旅行商品のお支払いに利用できる電子クーポンですが、マイルと較べて使い方、範囲が限定されています。

 「ご紹介ネット」の特典ですが、国内線は、1区間あたり100マイル加算→100SKYコインと水準横引きの置き換えです。国際線も、固定マイル→固定SKYコインに置き換えるだけで、ボーナス水準は据え置いています。

 今回、JALの「ご紹介サイト」の見直しが行われた結果、 国際線は、欧米線の場合、Fクラス、ANA15,000SKYコイン/JAL10,000マイル、Cクラス、ANA10,000SKYコイン/JAL5,000マイルなど、JALとANAで大きく較差が付くことになりました・・・(マイルとコインの違いはありますが) 
 ただ、Yクラスの場合、JALは、欧米線で2,000~3,000マイル、その他の路線で1,000~1,500マイル、ANAは、欧米線で2,000~4,000SKYコイン、その他の路線で1,000~2,000SKYコインとそれほど大きな差がありません。
 国際線のボーナス目当てで、Fクラス、Cクラスに搭乗する人は、JALよりANAの「紹介サイト」を使った方がお得になってしまいました・・・(マイルではなくコインですが) 
    

1 件のコメント:

  1. キャリアペックス運賃の一部が積算率70→50%になるので、紹介サイトでのボーナスマイルがどうなるのか気にはなっていましたけれども、固定制になるとは・・・。

    このようなサイトに登録してある人のほとんどはステータス持ちだと思います。Yメインだと、厳しいですね。JALはツアープレミアム制度があるので、まだ多少はマシかもしれません。

    実際にどれだけ減るか、
    サファイアで、安価なPEXの場合

    東京/ロンドン=6,220マイル
    <今まで>
    ・基本70% 4,354
    ・ツアープレミアム30% 1,866
    ・サファイア100% 6,220
    ・紹介ボーナス 4,354
    合計 16,794(基本マイルの2.7倍)

    <来年以降の改悪>
    ・基本50% 3,110
    ・ツアープレミアム50% 3,110
    ・サファイア100% 3,110
    ・紹介ボーナス 2,000
    合計 11,330(基本マイルの1.8倍)

    プレミアム会員のボーナスマイルが、基本マイルに連動するようになったのが、特に割り引きYの利用客には痛いところ、逆にCやFの場合は増えることですが、利用客の大多数は減ると言うことですね。

    一方で、アジア近距離路線では、最低でも1,000マイルもらえるので今までよりは増えると言えますけれど、前述の会員ボーナスが減りますから獲得するマイル数が結果として減ってしまいます。

    キャリアペックスで片道2.7倍のマイルは魅力だったので、甚だ残念ではあります。本来の搭乗以外でのマイル獲得機会(例えば、飲食店でのマイル獲得、ショッピングでのマイル獲得とか)を増やすことを大きく宣伝したりしていますが、本末転倒ではないでしょうか。

    国際線の割引運賃積算率30%っていったい何なの、と言いたくもなります。

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