2014年4月11日金曜日

TK(トルコ航空) 2014年4月のマイレージ改悪情報その2~ ステータス会員資格?ステータスマッチ?特典航空券サーチャージ?


トルコ航空イスタンブールラウンジ/新装オープン1階への階段
 
2014年6月以降のTKマイレージ加算率一覧
トルコ航空のマイレージ改悪・・・ステータス会員制度どうなる?

 TK(トルコ航空)は、2014年4月4日、マイレージの見直しを発表しました。内容は、マイル加算を引き下げ、アワード(特典)の必要マイル数の引き上げなどです。下記も参照して下さい。

http://www.new-milesandsmiles.com/index_en.html
 

 今回の見直し=改悪、詳細不明なところもあります。噂されていた、エリート会員、エリートプラス会員のステータス基準の見直し、コンフォートクラスの廃止などは、今のところは具体的に出ていないようです。
 ただ、会員制度に関連して、Classic Plus会員について、ステータス加算率で、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更されていることや、ビジネスクラス搭乗の場合、エリート会員・エリートプラス会員はダブルマイル加算でしたが、これも剥奪変更されているようです。
 会員制度そのものの変更コールは有りませんが、じわっと外側から見直しが行われている感じです。会員制度も、これだけで済むのかどうか・・・。

 更に、新造機導入から、コンフォートシートを廃止するという情報も流れています。今年秋から、コンフォートクラスの廃止、上海・浦東、ヒューストン、ブェノスアイレスあたりから始まるとのことですが・・・。
 すでに、予約を検索したら、上記路線、9月以降、コンフォートクラスで予約を検索したら、ビジネスクラスの空席状況へジャンプ表示になります。ということで、予約上も、9月以降、コンフォートクラスの予約は不可になっています。
 ただ、現時点で明らかになっている範囲では、TKのエリート会員などになっても、スターアライアンスゴールド(星G)資格以外、従来のようなメリットは期待できないと思います。マイルの加算率も、Classic Plus会員と同じですから、他社からの乗り換えのメリットはあまりなさそうです。ステータスマッチで、エリート会員を取得、1~2年、スターアライアンスゴールド(星G)資格を活用する程度なら悪くないと思います・・・。
 
 
 
 スターアライアンスゴールド資格は、ANA、UA、A3などスターアライアンス(星組)加盟の航空会社で、それぞれ取得可能です。スターアライアンスゴールド(星G)資格があれば、星組加盟航空会社便に搭乗する場合、優先チェックイン、搭乗、ラウンジの利用などのサービスが受けられます。

 TK(トルコ航空)は、ANAと同じ、スターアライアンス(星組)加盟の航空会社です。スターアライアンス(星組)には、プレミアム会員資格として、スターアライアンスゴールド(星G)資格があります。TK(トルコ航空)の場合は、マイレージ「Miles&Smiles」に、4つの会員資格が有りますが、その内、現在は、エリート会員及びエリートプラス会員が、スターアライアンスゴールドになります。

 このスターアライアンスゴールド資格ですが、上記のサービスを受けるために、修行する人も沢山います。日本人の場合、ANAやUAの会員で、星G資格を持っている人が多いようです。ただ、この両社でスターアライアンスゴールド資格を取るのはナカナカ大変で、お金もかかります・・・

 そこで、人気なのは、A3(エーゲ航空)です。A3(エーゲ航空)は、ギリシャの航空会社ですが、スターアライアンスの上級会員ゴールド資格が簡単に取れるとして、日本人の修行僧が群がっています。エーゲ航空の場合、スターアライアンス・ゴールドのステータス取得基準、2O,OOOTier Miles、つまり2万マイルとハードルが低いんです!しかも、他社便搭乗でも、Cクラスは200%加算、Fクラスは300%加算など大盤振る舞いの加算基準なので、簡単にマイルが貯められます・・・

 こうした中、TK(トルコ航空)のマイレージ「Miles&Smiles」は、格安航空券でも、100%加算してくれ、アワード(特典航空券)、UPグレードなど取りやすく、使い勝手も良かったので、スターアライアンス(星組)加盟の航空会社として、お薦めの一つでした・・・。
 そうした中での改悪です。改悪の中身は、マイル加算率の見直し、特典必要マイル数の引き上げ、他のキャリアのマイレージ改悪の趨勢を反映したもので、仕方ないのかもしれませんが・・・。
 ただ、今回の改悪で、格安運賃でも、マイルがしっかり貯まるというTK(トルコ航空)の最大の魅力が無くなり、日本の「Miles&Smiles」会員のTK離れが起きそうです・・・。
 

トルコ航空(TK)~Classic Plus会員の扱いがどうなるのか?

 
 TK(トルコ航空)の「Miles&Smiles」会員ステータスには下記の4種類が有ります。今までは、上級会員、「エリート会員」と「エリートプラス会員」で、スターアライアンスのゴールド資格が付与されていました。しかし、今回、Classic Plus会員が、ステータス加算率で、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更されています。

 今後、このClassic Plus会員の扱いがどうなるのか、今回の加算率区分の変更で、Classic Plus会員は、EliteやElite Plus と同等の扱いになっていますから、例えば、Elite会員と同様に、スターアライアンスゴールド資格が付与されるとか?。
 マイレージ加算率の改悪で、マイルの積算、従来より困難になっていますから、スターアライアンスゴールド資格も、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更することも考えられなくは有りません。対象を広くして、サービスは薄くするやり方ですが・・・。

 「エリート会員」と「エリートプラス会員」の仕組みも見直されるとの話も聞こえており、現在は、下記の表の基準になっていますが、それぞれの必要マイル、特典内容などがどうなるのかも、注目しているところです・・・
 

会員ステータス


必要Status Miles


期間


ステータス有効期間


Classic Card




——


——


Classic Plus card


25.000


12ヵ月


2


Elite Card


40.000


12ヵ月


2


Elite Plus Card


80.000


12ヵ月


2


TKのWEBにログインすれば、上記写真のマイレージの実績が表示されます
 
 トルコ航空の場合、マイルには、「ステータスマイル」と「搭乗マイル」の2種類有りますが、上級会員の資格要件は、「ステータスマイル」(Status Miles)が基準になります。
 
 トルコ航空の場合、ステータス獲得の基準と更新の基準を比較したら、更新の方が緩くなっています。例えば、Elite Cardの場合、新たに資格を獲得するには、1年/4万マイル必要ですが、更新の場合、トルコ在住者3万マイル、海外在住者2万5千マイルとなっています。

 また、更新基準の場合、ステータスの有効期間が2年間ということも有り、「最初の1年間」と「2年間合計」の2通りの基準が設けられています。
 例えば、Elite Cardの場合、上記写真は私の1月時点のデータですが、一番上に、「最初の1年間」基準は2万5千マイル、「2年間合計」基準は3万7千500マイルという表記があります。
 この場合、実績マイル、27,140/4,6304という記載が有るように、私の場合、1年基準、2年基準の両方の更新基準をクリアしています。また、ステータスマイルが更新基準から不足する場合は、1万マイルを限度に有償で購入する仕組みも有ります。

 この「エリート会員」の資格を獲得する方法は二つあります。一つは、トルコ航空などに搭乗し、「ステータスマイル」を貯める、もう一つは、「ステータスマッチ」で取得するです・・・。
 マイレージ制度が改悪される中、これからTKに搭乗して、ステータスを取得するのは大変かつメリットもなさそうですから、参考までに、私も過去に取得した後段のステータスマッチだけ紹介しておきます・・・。
 

「ステータスマッチ」で TKのエリート会員を取得・・・

 
 ステータスマッチには、他社のエリートステータスが必要です。TK(トルコ航空)の場合、「エリート会員」資格を簡単に取得できるステータスマッチ、通年でやっています。ステータスマッチは、他社のエリートステータスを持っている会員に、自社のエリートステータスを付与する制度です。

 TK(トルコ航空)のステータスマッチの対象は、他社スターアライアンスゴールド会員、ワンワールドエメラルド会員、スカイチームエリートプラス会員となっています。ですから、ANA、UAなど同じスターアライアンスゴールド会員からも、ステータスマッチが可能です。


注意事項ですが・・・

① 以前は、他社の上記エリートステータスがあれば、無条件でステータスマッチをしてくれましたが、最近は、搭乗実績を見ていますから、国際線の搭乗実績がある程度必要です。

② 他社のDIA会員などで、「エリートプラス会員」へステータスマッチをかけている方もいますが、今のところ、それは難しいようで、「エリート会員」どまりになるようです。

③ 付与される、「エリート会員」の期間は、承認された日の翌月から、2年間が一般的ですが、最近1年など短いものも有るようです。「エリート会員」の更新は、2年単位となっており、ステータスマイルで、最初の1年に25,000マイルを加算するか、2年間合計で37,500マイルを加算するか、どちらかが必要です。


手続きは、この方法になります・・・

1.トルコ航空のマイレージ「Miles&Smiles」に入会します→すでに会員の方は不要です。
2.下記のカスタマーセンターのWEBにアクセスして、必要事項を記入、搭乗実績などを添付して申請します。



 TK・特典航空券のサーチャージ高い~ダブルパンチ!

TKのWEBサイトに掲載されているサーチャージ値上げの案内
 

 TKのマイレージ制度改悪で、6月1日から、特典航空券の必要マイルが大幅に増えます。これを受け、手持ちのマイル、早めに特典発券する人が増えるはずです。とりわけ、日本~ヨーロッパ往復、コンフォートクラス6万マイル→7万5千マイル、ビジネスクラス7万マイル→9万マイルと大幅にUPされますから・・・。

 発券しようと検索してビックリするのが、サーチャージの高さ!TKは4月から、サーチャージを引き上げており、特典航空券も、有償航空券と同額のサーチャージが徴収されます。
 
 例えば、12月、TYO/FRA往復のエコノミークラス、まだ5万マイルで発券OKですが、サーチャージ・諸税、何と65,380円かかります。同じ、スターアライアンス、ANAの特典の場合、必要マイル5万5千マイルですが、同日程で、発券に必要なサーチャージ・諸税は64,820円です。

TK/下記特典航空券のサーチャージ・諸税



ANA/上記特典航空券のサーチャージ・諸税

 TK、ANAのどちらも4月から、サーチャージを値上げしていますが、まさかTKの方が高いとはビックリです。乗り継ぎで、区間数が多いとはいえ、これじゃ、エコノミーで特典航空券を発券する意欲なくなります・・・。マイレージ改悪に続く、ダブルパンチという気分になります。 

ビジネスクラスへ無償UP 年間2区間OK~エリートプラス会員

 ステータス会員の最上位、エリートプラス会員(他社DIA会員相当)のメリットの一つに、ビジネスクラスへの無償UPグレードが有ります。
 今のところ、今回のマイレージ制度改悪では、ビジネスクラス搭乗時のダブルマイル付与は剥奪のようですが、無償UPグレードの見直しはふれられていませんから、このまま残れば、最大のメリットが温存されます。参考までに、仕組み、手続きを紹介しておきます。

 エリートプラス会員は、1年間、任意の2区間、無償で、それも格安航空券からでも、ビジネスクラスへUPグレード可能です。下記は英文ですが、その説明です。
 
2 Complimentary Upgrade  on any Turkish Airlines flights:
As an Elite Plus card holder, your loyalty will be granted with 2 upgrades within each Elite Plus membership year without redeeming your miles from your account. You may use this privilege on any Turkish Airlines flights you wish, to upgrade your paid Turkish Airlines Economy Class or Comfort Class flight to Business Class. Please keep in mind that the upgrades cannot be used by other persons except the Elite Plus card holder. Upgraded flights will earn paid Economy Class miles.
The validity of the unused free upgrades will not be extended for the next membership year.
 
 
 エリートプラス会員期間は2年間ですが、無償UPグレードを使えるのは、1年間、2区間となっていますから、短距離区間は得策ではないと思います。
 例えば、格安チケットで、東京~イスタンブール~パリを往復する場合、東京~イスタンブール往復2区間をビジネスクラスへ無償UPグレードして、イスタンブール~パリはエコノミーで移動するなどが一番上手い使い方だと思います。
 
無償UPグレードサービス~格安運賃でもOK
 
 ちなみに、この無償UPグレードサービスは、エコノミークラス、コンフォートクラスから可能です。マイルで、ビジネスクラスへUPグレードする場合、サブクラスの制約が有りますが、この無償UPグレードの場合、有償航空券であれば、サブクラスの制限は有りません。トルコ航空東京営業所に、電話で、有償航空券であれば制限がないことを確認済みです。

 日本発のプロモーション運賃は、サブクラスP=諸税込み7~8万円、ヨーロッパ発のプロモーション運賃W=500~600ユーロ台などの格安運賃が有りますが、これを購入して、この無償UPグレードサービスを利用することが可能です。なお、UPグレードしても、マイルは、元のエコノミークラス搭乗として、区間マイルが計算されます。

 ANAの場合も、DIA会員なら、ビジネスクラスに当日空席があれば、格安運賃でも、ダブルUPグレードポイントでUP可能な仕組みが有ります。
 2014年4月以降、ANAの日本~ヨーロッパ搭乗の場合、ダブルポイントなら、10ポイント×2=20ポイントが必要になります。DIA会員に付与されるUPグレードポイントは、40ポイント程度ですから、2回搭乗分になります。
 どちらも大体同じような仕組みです。ただ、TKは、ステータス継続要件が緩い、かつ期間2年ということになっていますが、ANAの場合は、TKとは違い、事前予約ができないことや、マイレージ制度の改悪で、TK以上に、DIA会員の獲得・維持のハードルが高くなっており、お得感がだいぶ違うかもしれません・・・
 
無償UPグレードの手続きは・・・
 
 このビジネスクラスへの無償UPグレードは、TKの営業所かオンラインで事前手続きをすることになります。日本の会員なら、東京か大阪の営業所に電話して手続きができます。

 TKの営業所に電話した場合、すぐにメールかFAXで、下記の手続き書類が送られてきます。そして、送られてきた、下記写真の「アップグレード・リクエストフォーム」=申請書をプリントアウトし、必要事項を記入、サインをし、返信する必要があります。なお、パスポート及びエリートプラスカードのコピーを添付する必要があります。

 記入内容は、下記のフォームに、まず、SURNAME/NAME=姓名、MEMBERSHIP NUMBER=マイレージ「Miles&Smiles」の会員番号、TRIH=搭乗便、DATE=搭乗日を記入し、REQUIRED MILESの「Business Ticket」にチェックを入れます。そして、REQUIRED AWARDの下の方にある「Free Upgrade (Elite Plus Card)/Ticket Number」の項目に、チェックを入れ、17桁の航空券番号を記入します。
 更に、この特典は本人しか利用出来ませんので、その下に有る「FOR WHOM」の「The Member」にチェックを入れます。最後に、「SIGNATURE」の後に、サインをします。最後のサインは、パスポート同じ、日本語で問題有りませんが、その他はローマ字及び数字になります。

 この書類は、3日以内(指定の日時まで)に送り返さないと、このUPグレードの手続きが無効になるようです。

 この申請書類には、必ずサインが必要です。書類をFAXもしくはメールで送り返し、航空券再発行の手続きが完了したら、再度、メールで、UPグレード済みの航空券(eチケット控え)が送付されてきます。なお、この航空券の変更なんですが、今回のように営業所でお願いしても、発券手数料などは一切不要です。
UPグレード申請書
TK(トルコ航空)の最近の情報です・・・

◎TK(トルコ航空)のマイレージ 「MILES&SMILES」改悪!~6月からマイル加算率見直し・特典必要マイル数引き上げなど実施
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/tkmilessmiles6.html
◎TK(トルコ航空) 機内WiFi無料サービス~有料化の動き?その前に中国上空の接続可能にしてくれなければ・・・ 2014年6月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-wifi.html
◎TK(トルコ航空) 2014年6月23日 最上級「エリートプラス会員」資格獲得~8万Status Miles 不足分1,000マイルはBuyマイル!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-2014623-8status-miles1000buy.html
◎TK(トルコ航空) 6月実施「Miles&Smiles」改悪~東京/イスタンブール サブクラスP・W→25%加算で往復2,876マイルに激減! 2014年6月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk6miles-pw252876.html
◎TK(トルコ航空)のSTPC=ホテル無料提供サービス 日本発着は事実上廃止ですね!~「最短接続時間のフライト選択」厳格運用 2014年6月 
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tkstpc.html
◎TK(トルコ航空) 2014年4月のマイレージ改悪情報その2~ ステータス会員資格?ステータスマッチ?特典航空券サーチャージ?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/tk201442.html
◎TK(トルコ航空) イスタンブール・アタテュルク空港乗継ぎサービス「無料市内観光ツアー」~「Touristanbul」は送迎・ 食事付き、入場料無料でお得なツアー!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/tk-touristanbul.html
◎TK(トルコ航空) 「マイルでビジネスクラスへUPグレード手続き」完了~イスタンブール→成田22,500マイルでCクラスへアップOKに
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tkup22500cok.html
◎トルコ航空(TK) お得情報そのⅡ 2014年1月~コンフォートクラスUP40,200円/預託荷物の重さ/リコンファーム・事前座席指定は?
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tk-20141up40200.html
◎TK(トルコ航空)利用で知っていてお得情報~当日の有償UP、ファーストトラック利用、WiFi・無料ホテルサービス 2013年10月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tkupwifi201310.html
◎TK(トルコ航空)のアタテュルク空港 TKラウンジ~☆組 世界トップレベルラウンジの今 2013年10月
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tktk201310.html
◎イスタンブール・アタテュルク国際空港「入国審査優先レーン」~トルコ航空搭乗は☆ゴールド・Cクラスが対象
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/c.html 


8 件のコメント:

  1. 昨年お世話になったEliteステータスマッチのことから、今回の改悪ととれる上級会員取得・更新に関することまで、最新情報に基づいたご説明をいただき、有難うございます。

    獲得マイルがEliteで150%から125%に減算されることで、2014年9月のNRT→ISTの獲得マイルが減算され、IST→CPHの分を合わせても、往復で20,000マイル弱(8,630+1,257=9,887マイル×2=19,774マイル)になります。もともとの150%積算であれば、NRT→ISTで10,356マイル貯まると考えられるので、往復で23,226マイル貯まることとなり、その差は3,452マイルです。残る1,774マイルをNHなどで貯めようと考えていた矢先の改悪であり、1年更新を目論んでいたのですが、どうしようか思案中です。

    すでにNHのSFCで星組ゴールドは維持できるため、TKのEliteの期限(2015年12月末)以降Eliteを維持する意味があるかどうか、考える必要があると思います。

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  2. 書き込み有り難うございます。

    時代の趨勢とはいえ、TKの今回の改悪、困ったものです。

    コペンハーゲン行きの旅程のようですが、コンフォートクラスの予約のようですね。予約のサブクラスA+Yではないかと思います。マイルのシミュレーションですが、ちょっと私の計算とは合わない感じですが?

    基本マイルは下記の通りです。

    IST-NRT  5,753マイル / IST-CPH 1,257マイル

    ◎サブクラスA+Y
    5月末までは、IST-NRT5,753マイル×1.5=8,630マイル、IST-CPH1,257マイル×1=1,257マイル 合計9,887マイル
    6月からは、IST-NRT5,753マイル×1.25=7,192マイル、IST-CPH1,257マイル×1=1,257マイル 合計8,449マイル

    ということで、改悪後は、片道1,438マイルで、往復の差は、2,876マイルではないかと思いますが?
    ちなみに、同じコンフォートクラスでも、サブクラスU・Oの場合、IST-NRT5,753マイル×1.6=9,205マイル、IST-CPH1,257マイル×1=1,257マイル 合計10,462マイルとなり、逆に、往復で1,150マイル増えます。今までは、当日空港で、コンフォートクラスへUPした場合、Uクラスに変更され、それに基づきマイル加算されています。(今後変更されるかもしれませんが・・・)

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    1. シニア旅人さん、
      Miles&Smiles mileage calculator
      https://www4.thy.com/tkmiles/earn.tk
      で、当該日を入力したものを用いました。6月1日以降は150%→125%への減算ですが、この計算機ではそれがなされているものと思っていましたので、比例計算で1.25倍→1.5倍へ計算しました。しかし、このTKサイト、まだ6月1日以降が125%に減算するよう設定されていないかも知れません。

      シニア旅人さんの計算によれば、6月1日以降、今秋の私の搭乗日も150%設定のままのようですね。実際の搭乗マイルは、それよりさらに少なくなるのですね。

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    2. northernhawkさん、書き込み有り難うございます。

      TKの「マイレージ計算システム」、現時点では、6月以降の改悪を反映していないようです。5月末までに搭乗なら、計算システムを使って計算可能です。

      また、東京~イスタンブールのマイル加算ですが、基本マイルは5,753マイルです。改悪前、5月末までは、エリート会員以上なら、コンフォートクラス搭乗は、サブクラスU・O・Aとも、150%の8,630マイルになります。これは私の加算実績でもそうなっています。ヨーロッパ区間は、コンフォートクラスの設定がありませんから、100%加算になっていました・・・。

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  3. いつも参考にさせてもらってましたが、コメントははじめてです。いつも有益な情報を有難うございます。エコノミー利用者の観点から、今回の変更の感想ですが。

    TKはキャンペーンの激安チケットで注目するようになり、ヨーロッパへのスケジュールが良いので昨年から利用しはじめ、気に入ってずっと利用するつもりでした。激安旅行者なものでゴールドなど夢のまた夢、特典航空券やラウンジなど一生縁が無いと思っていましたが(年2~3回ペースでヨーロッパ往復なのに全て捨てていました・・・)、TKを利用するようになって、やっとゴールド目前、次のフライトで特典に手が届くというところまで漕ぎ着けました。みなさんステータスマッチとか最上級会員とか、世界が違い過ぎて、あまりにも場違いで、お恥ずかしいのですが。毎回最安チケットを求めて、乗継がどんなに不便でも、毎回不慣れな会社・空港・システムでも、必死で着いて行っていた頃に比べれば、毎回使う会社が決まっていて、しかもそこが便利というのは、なんと楽なのだろうと思っていたところです。

    今回の変更でまた25%とかのチマチマ世界や、再安チケットを求めて放浪の旅に逆戻りかと思っていたら、実は今月末にCPH往復の予定があるのですが、昨日入れた予約のチケットを見たら、直前の再安11万弱のチケットでも、往路Q(50%)、帰路T(100%)で、往路は5月中なので駆け込みで100%適用になり、意外や意外、これまでとそんなに変わらない獲得状況になりそうです。オフシーズンで直前まで空席がある日程なら、Semi-Flexibleのチケットを直前に購入する使い方だと、加算率に関しては、そこまで変わらないかもしれません(50%に該当すればダウンですが、25%を覚悟していたため、逆に救われた気分)。さすがにPromotionでは無理でしょうが、よっぽど混む日程でない限り、出発2~3週間前にSemi-Flexibleの値段が下がる(それまで無かった枠が放出される)ので、それから購入すれば、日程変更などの都合も含めて、総合的に良いような気がします。

    そうやってマイル獲得に一喜一憂しても、特典購入券の発券費用が高ければ、全く馬鹿らしいですね。TKのオフシーズンなら、ウォッチしておけば8万円前後のキャンペーンのチャンスが最低1度は回ってきますから、特典航空券の諸費用が6.5万円もするなら、実質1.5万円の割引券くらいの値打ちしかないです(1マイル=0.25円)。上位クラスやアップグレードに使うならもっと値打ちがあるのでしょうが、私のような貧乏人はエコノミー特典航空券の1択なので。関空だからコンフォートもないし。

    しかし、以前の諸費用とあまりにも違うので、なんかの間違いではないのでしょうか。TKのサイトは不具合頻繁にあるので。以前の表示では、エコノミーのヨーロッパ往復で、Capacity Controlledで$334、Seat Guaranteedでも$432でしたから、サーチャージ負担という理屈では通らないくらい異なっています。特典そのものと違って、なんらかの根拠がないといけない部分だと思うので、問い合わせてみる余地があるかもしれません。

    しかし、この諸費用の件もそうですが、加算率・必要マイル数などの基本的な設計がANAや他のスタアラ各社と実質横並びなので、スタアラから足並みを揃えるよう要請があるのかもしれませんね。当初は経過措置として独自色が許されても、何年かの猶予の後に、最終的には足並み揃えることが求められるんじゃないでしょうか。個人的には、系列なんてどうでもいいから、独自色のある自社優遇制度が乱立している方が面白いと感じます。自社と系列他社の差を無くすのがトレンドのようで(ご指摘のように、LCC対抗のため、これを口実にコスト削減をしているだけかもしれませんが)、なんともつまらないです。

    長くなり、失礼いたしました。

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    1. 書き込み及び情報有り難うございます。

      TKは安くて便利で、マイレージもお得感が有りました。これからどうなるのかとても気になっています。私の複数の情報源から流れてくる話では、マイレージの会員制度も手が付けられるのではという感じです。ガセネタなら良いのですが・・・

      マイレージ、加算率の見直しですが、「改悪後」、サブクラスQは100%加算継続ですが、Tは50%加算に切り下げられます。「往路Q(50%)、帰路T(100%)」と記載が有りますが、勘違いはされていませんよね?記載どおりの場合、帰路、6月になれば、50%計算になり、気になりましたので。

      エコノミーの「Semi-Flexible」のチケッですが、直前になれば、結構安くなって出てきますね。「Semi-Flexible」は、サブクラスTが多いですが、Qだと100%ですから、ラッキーですね・・・。サブクラスTの場合、今後は50%加算ですが、一応、Qクラスと同様に、ビジネスクラスへマイル等でUPグレードの対象にはなります・・・。

      >>しかし、以前の諸費用とあまりにも違うので、なんかの間違いではないのでしょうか。TKのサイトは不具合頻繁にあるので。以前の表示では、エコノミーのヨーロッパ往復で、Capacity Controlledで$334、Seat Guaranteedでも$432でしたから、サーチャージ負担という理屈では通らないくらい異なっています。特典そのものと違って、なんらかの根拠がないといけない部分だと思うので、問い合わせてみる余地があるかもしれません。

      アワードのサーチャージ・諸税ですが、営業所に問い合わせていませんが、TKは、この4月から、サーチャージが引き上げられています。恐らく、WEB上の情報、改訂前の古いものと思われます。TKの場合も、オンラインでアワードの発券が可能で、何パターンか検索してみましたが、例えば、7月の東京/ウイーン往復の場合、必要マイルYクラス5万マイル、諸税・サーチャージの往復、62,790円と表示されます。ヨーロッパ各地往復は、いずれも6万円台です。以前より、2万円強高くなっている感じです・・・。

      削除
  4. 往路T、帰路Qの書き間違いでした。お騒がせしてすみません。帰路は、5千円UPで、一番安い選択肢から接続最短の便に変更したので、それで1クラス上がっているのだと思います。ちょっとの差額で100%になると思えばお得ですが、それで溜めても1マイルの価値を思えばむなしいという面も。

    東京/ウイーン往復で62,790円なら、通常購入のサーチャージ・諸税の合計と同じです。これまで安い空港にしか縁が無かったので、ヨーロッパで6万円超に吃驚してしまいました(CPH5.7万円でもすごくすごくすごくすごーく高いと思っていたので)。これを思えば、以前は金額固定で、しかもドル建ての古い基準でしたから、相当お得でした。TKの価格体系だと、エコノミーのアワードチケットは本当に値打ち無くなりましたね。

    サーチャージの話題が出たので参考までに、随分昔に書いた記事ですが、この中で紹介している原油価格チャートは今も有効です。今私も、これチェックして3月中に発券しておくんだったと後悔してます。
    http://d.hatena.ne.jp/starboard/20111109

    返信削除
  5. TKのステータスマッチではお世話になりました。

    マイルについて、改悪になったのを直撃を受けました。(チケットはTKから購入)
    4月23日 TK47 (KIX -> IST)エコノミークラス (S) 5647miles
    TK1629(IST -> MUC)エコノミークラス (S) 989miles
    4月28日 TK1636(MUC -> IST)エコノミークラス (P) 989miles
    TK46 (IST -> KIX)エコノミークラス (P) 5647miles

    9月は他社便を利用したので、除外
    直撃を受けました。
    12月14日TK47 (KIX -> IST)エコノミークラス (L) 有償(5万円)ビジネスupgrade
                                   2824miles
    TK1701(IST -> STR)エコノミークラス (L) 553miles
    12月22日TK1594(FRA -> IST)エコノミークラス (L) なぜかビジネスシートへ変更
                                   585miles
    TK46 (IST -> KIX)エコノミークラス (L) 2824miles
    来年の9月のドイツへの往復フライトも予約済み
       こちらは約運賃が5万円upし、エコノミークラス (Q) でした。これは100%かな。

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