中国本土へ旅行やビジネスで行かれることが多いかと思います。私も。今年、中国本土、3月に1回行きましたが、この後、乗り継ぎも入れて、3回ほど行くことになりそうです。
中国本土で、スマートホンや携帯電話を使って、データ通信をしたい方も多いと思います。中国本土では、通信網が一番広い、中国移動通信、プリペイドSIMカードが一番便利なはずです。しかし、中国移動通信の場合、高速データ通信ができる3Gデータ通信は、W-CDMA方式ではなく、独自方式(TD-SCDMA方式)で、海外のスマートホンとの互換性がないので、旅行者の場合、駄目ですね。「俺が俺が」もいいんですが、グローバル化した時代、国際的に使えないシステムは勘弁して欲しいですね。
中国移動通信の「神州行」などプリペイドSIMカードでもデータ通信はできますが、3Gが独自方式の影響で、海外から持ち込んだ携帯やスマートホンでは、第二世代のGPRSしか使えず。、しかも料金も割高です。このGPRSにも「随e行」などのデータパッケージがありました・・・。
ただ、音声よりデータ通信、しかも3Gが国際的にも主流になりつつある時代ですから、海外から持ち込んだスマートホンや携帯電話で、3Gデータ通信ができない中国移動通信のプリペイドSIMカードは時代遅れの感じです。
現在、中国本土では、携帯電話というか、スマートホンは、香港プリペイドSIMを使っていますが、データ通信は「香港3」、音声通話は「中国移動香港」のダブルナンバーと使い分けています。その理由は、「中国移動香港」のSIMカードも、中国本土で、中国移動通信のGPRSデータ通信を使えるのですが、値段が高く、すぐ残高が無くなります。また、「香港3」の方は、中国本土で、1日定額データ通信が98香港ドルで使えるのですが、音声通話は高く付くということで、両方を使い分けていました。
以前、GSMの時代は、中国本土のプリペイドSIM「神州行」を持っていましたが、友人にあげたり、失効したりで無くなり、今は、香港のSIMをローミングで使っています。
ただ、スマートホン2台の使い分け、結構面倒なので、データ通信と音声両対応の中国本土SIMを買うかどうか迷っていましたが、今回、どちらも格安で使える「中国聯通3GプリペイドSIMカード」を手に入れました。知人を通して、日本人向けのプランで購入しましたので、価格は550元、その内、データ通信に使える基本料500元です。
中国本土で、プリペイドSIMを使って、データ通信する場合、海外のスマートホンや携帯電話で、高速データ通信が使える中国聯通3GプリペイドSIMカードがやはりお薦めのようです。56都市でスタートして、拡大中のようですが、主要都市は大丈夫なようです。この中国聯通3GSIMカードも色々プランが有るようで、データ専用とか、音声+データ通信など・・・。
今回、音声+データ通信プランにしましたが、一番の問題は、3Gの場合、毎月の基本料がかかることです。毎月の基本料が高いプランは、毎月定額データ通信可能なパックがセットになっているようですが、旅行者なので、基本料が一番安い、基本料月18元プランにしました・・・。ただ、今は、キャンペーンをやっているので、基本料月18元は一旦差し引いて、後で戻すということで、使用開始から、2年間は、実質無料となっています。
この中国聯通3GプリペイドSIMカードは、音声通話、日本への国際電話1分1元と格安です。中国国内通話は、1分1.5元ですが、18元分までは基本料にて対応ということになっており、12分までの中国国内通話は、事実上無料、しかも、中国国内の着信料も無料です。ただし、使用できるのは、中国本土のみで、海外でローミング使用できないのは残念です・・・
更にメリットは、3Gのデータ通信が超格安なことです。基本料が安いので、定額データ通信パックは付いていませんが、料金は、1MBで、0.3元です。
スマートホンで、メールチェック、WEBなどに、1日、目一杯アクセスしても、せいぜい25MB程度ですから、1日のデータ通信料が7.5元=90円位とパックが設定されてなくても目茶安いですね!!
スマートホンでデータ通信するためには、APNの設定が必要です。APN:3gnet、ユーザー名:無し、パスワード:無し、となっています。
また、毎月の基本料はかかりますが、残高が毎月の基本料18元以上あれば、有効期間は一切無しです。知人を通じて購入しましたが、当初に、当初残高500元+100元=600元ほどチャージしてうことにしましたので、基本料2年間無料のキャンペーンも有り、私の場合、このままでも4年近く使えそうです。
リチャージは、普通の中国聯通リチャージカードが使え、インターネットからできますので、5月に北京へ行った時、北京首都空港の自動販売機で2~3枚買っておこうかと思っています。
ただ、香港のSIMカードの場合、規制されているtwitter、facebookなども、中国本土で書き込み可能ですが、中国聯通3GプリペイドSIMカードの場合、それができず規制されているのが玉に瑕です。mixi経由で転送設定にすれば何とかなるんですが・・・。
< 追加 >
中国の3Gは、外から見たら、ちょっと異常です。第三世代携帯=3Gに、国際標準のW-CDMA方式とCDMA 2000方式があります。しかし、中国は、さらに独自規格のTD-SCDMAという方式があり、三つも運用しています。互換性の無いシステム間で競ってみて何の意味があるのか、不思議な国です。国際標準というのは、安定的に一定のサービスが提供できるのに、何で、独自規格が必要なのか、それだけでなく、3つの方式を併存させるとは・・・
そして、W-CDMA方式は、中国聯通(China Unicom)、CDMA 2000方式は、中国電信(China Telecom)、TD-SCDMA方式は、中国移動(China Mobile)が採用しています。日本、東南アジア、欧米などほとんどの国と携帯電話会社の主流は、中国聯通の採用しているW-CDMA方式です。ですから、例えば、ドコモのスマートホン・携帯電話のSIMロックを解除して貰って、中国本土で、中国聯通の3GプリペイドSIMカードを挿せば、音声通信やデータ通信が可能です。
中国独自規格というと、聞こえは良いのですが、国際的互換性はなく、海外の3G対応のスマートホンや携帯を持ち込んでも、3Gでは使えないのです。
しかも、TD-SCDMAの接続速度は、W-CDMAやCDMA 2000よりも、圧倒的に遅いことがはっきりしています。海外では、これから、更に高速通信の第四世代LTEへ移行が始まっているのに、何でも一番がお好きな国にしてはお粗末だと思います。
中国本土で、スマートホンや携帯電話を使って、データ通信をしたい方も多いと思います。中国本土では、通信網が一番広い、中国移動通信、プリペイドSIMカードが一番便利なはずです。しかし、中国移動通信の場合、高速データ通信ができる3Gデータ通信は、W-CDMA方式ではなく、独自方式(TD-SCDMA方式)で、海外のスマートホンとの互換性がないので、旅行者の場合、駄目ですね。「俺が俺が」もいいんですが、グローバル化した時代、国際的に使えないシステムは勘弁して欲しいですね。
中国移動通信の「神州行」などプリペイドSIMカードでもデータ通信はできますが、3Gが独自方式の影響で、海外から持ち込んだ携帯やスマートホンでは、第二世代のGPRSしか使えず。、しかも料金も割高です。このGPRSにも「随e行」などのデータパッケージがありました・・・。
ただ、音声よりデータ通信、しかも3Gが国際的にも主流になりつつある時代ですから、海外から持ち込んだスマートホンや携帯電話で、3Gデータ通信ができない中国移動通信のプリペイドSIMカードは時代遅れの感じです。
現在、中国本土では、携帯電話というか、スマートホンは、香港プリペイドSIMを使っていますが、データ通信は「香港3」、音声通話は「中国移動香港」のダブルナンバーと使い分けています。その理由は、「中国移動香港」のSIMカードも、中国本土で、中国移動通信のGPRSデータ通信を使えるのですが、値段が高く、すぐ残高が無くなります。また、「香港3」の方は、中国本土で、1日定額データ通信が98香港ドルで使えるのですが、音声通話は高く付くということで、両方を使い分けていました。
以前、GSMの時代は、中国本土のプリペイドSIM「神州行」を持っていましたが、友人にあげたり、失効したりで無くなり、今は、香港のSIMをローミングで使っています。
ただ、スマートホン2台の使い分け、結構面倒なので、データ通信と音声両対応の中国本土SIMを買うかどうか迷っていましたが、今回、どちらも格安で使える「中国聯通3GプリペイドSIMカード」を手に入れました。知人を通して、日本人向けのプランで購入しましたので、価格は550元、その内、データ通信に使える基本料500元です。
中国本土で、プリペイドSIMを使って、データ通信する場合、海外のスマートホンや携帯電話で、高速データ通信が使える中国聯通3GプリペイドSIMカードがやはりお薦めのようです。56都市でスタートして、拡大中のようですが、主要都市は大丈夫なようです。この中国聯通3GSIMカードも色々プランが有るようで、データ専用とか、音声+データ通信など・・・。
今回、音声+データ通信プランにしましたが、一番の問題は、3Gの場合、毎月の基本料がかかることです。毎月の基本料が高いプランは、毎月定額データ通信可能なパックがセットになっているようですが、旅行者なので、基本料が一番安い、基本料月18元プランにしました・・・。ただ、今は、キャンペーンをやっているので、基本料月18元は一旦差し引いて、後で戻すということで、使用開始から、2年間は、実質無料となっています。
この中国聯通3GプリペイドSIMカードは、音声通話、日本への国際電話1分1元と格安です。中国国内通話は、1分1.5元ですが、18元分までは基本料にて対応ということになっており、12分までの中国国内通話は、事実上無料、しかも、中国国内の着信料も無料です。ただし、使用できるのは、中国本土のみで、海外でローミング使用できないのは残念です・・・
更にメリットは、3Gのデータ通信が超格安なことです。基本料が安いので、定額データ通信パックは付いていませんが、料金は、1MBで、0.3元です。
スマートホンで、メールチェック、WEBなどに、1日、目一杯アクセスしても、せいぜい25MB程度ですから、1日のデータ通信料が7.5元=90円位とパックが設定されてなくても目茶安いですね!!
スマートホンでデータ通信するためには、APNの設定が必要です。APN:3gnet、ユーザー名:無し、パスワード:無し、となっています。
また、毎月の基本料はかかりますが、残高が毎月の基本料18元以上あれば、有効期間は一切無しです。知人を通じて購入しましたが、当初に、当初残高500元+100元=600元ほどチャージしてうことにしましたので、基本料2年間無料のキャンペーンも有り、私の場合、このままでも4年近く使えそうです。
リチャージは、普通の中国聯通リチャージカードが使え、インターネットからできますので、5月に北京へ行った時、北京首都空港の自動販売機で2~3枚買っておこうかと思っています。
ただ、香港のSIMカードの場合、規制されているtwitter、facebookなども、中国本土で書き込み可能ですが、中国聯通3GプリペイドSIMカードの場合、それができず規制されているのが玉に瑕です。mixi経由で転送設定にすれば何とかなるんですが・・・。
< 追加 >
中国の3Gは、外から見たら、ちょっと異常です。第三世代携帯=3Gに、国際標準のW-CDMA方式とCDMA 2000方式があります。しかし、中国は、さらに独自規格のTD-SCDMAという方式があり、三つも運用しています。互換性の無いシステム間で競ってみて何の意味があるのか、不思議な国です。国際標準というのは、安定的に一定のサービスが提供できるのに、何で、独自規格が必要なのか、それだけでなく、3つの方式を併存させるとは・・・
そして、W-CDMA方式は、中国聯通(China Unicom)、CDMA 2000方式は、中国電信(China Telecom)、TD-SCDMA方式は、中国移動(China Mobile)が採用しています。日本、東南アジア、欧米などほとんどの国と携帯電話会社の主流は、中国聯通の採用しているW-CDMA方式です。ですから、例えば、ドコモのスマートホン・携帯電話のSIMロックを解除して貰って、中国本土で、中国聯通の3GプリペイドSIMカードを挿せば、音声通信やデータ通信が可能です。
中国独自規格というと、聞こえは良いのですが、国際的互換性はなく、海外の3G対応のスマートホンや携帯を持ち込んでも、3Gでは使えないのです。
しかも、TD-SCDMAの接続速度は、W-CDMAやCDMA 2000よりも、圧倒的に遅いことがはっきりしています。海外では、これから、更に高速通信の第四世代LTEへ移行が始まっているのに、何でも一番がお好きな国にしてはお粗末だと思います。