2016年2月20日土曜日

BA(ブリティシュエア) Gold資格=OWエメラルドを獲得 3ヵ月の修行が終了 ダブルOWエメラルドに! ~BA修行の情報あれこれ


 2016年2月17日、OW加盟のBA(ブリティッシュ=英国航空)の最上位ステータス、Gold資格になりました。1,580 TP+BA便4回搭乗を達成し、Gold資格要件の1,500 TP+自社便4回搭乗をクリアしたからです。
 BAのGold資格を獲得した場合、OW(ワンワールド)の最上位ステータス、エメラルド資格が合わせて付与されます。
 BA(ブリティッシュ)のGold資格の有効期限は、2018年1月31日迄の2年間です。同じOW加盟のJALの場合、基本的に、1年間ですから、BAのステータス有効期間は長いですね・・・

これで ダブルOWエメラルドに~BA及びJALで・・・

 今回、BAのOWエメラルド資格を獲得しましたが、JALも、2016年度DIA会員なので、既に、OWエメラルド資格があります。ということで、2017年3月末迄、約1年1ヶ月、ダブルOWエメラルドになります。
  OWエメラルド資格を獲得するには、JALよりかなり楽だと思います。日本在住で、一番安く簡単なのは、BAのGold資格ではないかと思います。ただ、特典航空券の使い勝手、JALの国内線片道発券4,500マイルとかAvios & moneyなどお得な部分も有りますが、中長距離区間のマイル数やUPグレードなどは、JALに比べたら見劣りします。マイルは、JALに、ステータスは、BAにとか、使い分けも必要かもしれません・・・。


 今後、JAL便搭乗は、ステータス維持も考えながら、JAL、BA加算を使いわけしていきたいと思います・・・。

BAのステータス~一挙に BronzeからGoldに

 2月5日から、BA便で、羽田→ロンドン→バルセロナ//プラハ→ロンドン→羽田を飛びました。この搭乗で、400 TP加算+BA便4区間搭乗が認定され、ステータス、Blue→Bronze→Goldと変更になりました。本来、Bronze資格の後は、Silver資格(OWサファイア相当)ですが、今回は、一挙にGoldになりました。



 
 私の場合、このヨーロッパ行きの前、平会員のBlueでした。ただ、ステータス資格の基礎になるTP(ティアポイント)、JALやJTAの国内線で獲得して、1,180 TP(ティアポイント) でした。
 TP(ティアポイント)だけみたら、Silver資格=600 TPをクリアしていました。BAのステータス、実は、TP(ティアポイント)以外に、BA自社便の搭乗要件というものがあります。Bronze資格で2区間、Silver資格及びGold資格で4区間の搭乗が必要です。

 BA自社便の搭乗要件ですが、BA便は当然カウントされますが、共同運航便で、BA便名が付いていればカウントOKのようです。例えば、羽田/ロンドン線、JALとの共同運航便、JL43便/44便が有りますが、これをBA便で予約すれば、カウントされます。また、日本の国内線も、羽田/福岡、羽田/新千歳、羽田/沖縄などJAL便に、BA便名が付いているものが有り、これらもBA便として予約すれば、カウントされます。また、IB(イベリア航空)搭乗も、自社便扱いになるようです。


 
 今回、羽田/ロンドン往復、この共同運航便、JL43/44便に搭乗しています。往路、羽田→ロンドン→バルセロナを搭乗した時点で、BA便の2区間搭乗がクリアされ、搭乗の2日後、まず、Bronze資格に認定されました。
 その結果、復路のプラハ→ロンドン→羽田の搭乗は、+25%のボーナスマイルが加算されました。ちなみに、ボーナスマイルですが、Silver資格の場合、50%加算、Gold資格の場合、100%加算になります・・・。

 復路、プラハ→ロンドン→羽田の搭乗が加算された結果、BA便の4区間搭乗要件をクリアし、TPも、1,580 TPとなり、Silver資格をスキップして、一挙にGold資格になりました。
 
このBAの修行は、昨年11月半ばスタートして、期間は3ヶ月で終了しました。ヨーロッパ内のBA便2区間搭乗以外、残りは、全て、JAL便かJTA便搭乗して、ステータス獲得に必要なTPを加算しました。実質、JAL修行みたいな感じですね・・・。

 
如何に TP(ティアポイント)を稼ぐか~短距離のクラスJを活用
 
  BAのステータスは、基本的に、TP(ティアポイント)で決まります。BAの修行、まずは、TP(ティアポイント)、600 TP、1,500 TPを貯めることから始めることになります。日本在住の場合、このTP(ティアポイント)は、同じOW加盟のJAL・JTAのフライトで獲得することが可能です。
 
 
 Gold資格の場合、1,500 TPですから、クラスJ=40 TPで修行をするとしたら、36回=18往復程度になります。これに、BA自社便で、4回搭乗で、60 TPを加算すれば、1,500 TPになるはずです。沖縄に2泊3日、1日2往復(4回)×3×40 TP=480 TPなので、これを年3回やればという計算も成り立ちます。もっとも、羽田/関西・伊丹の活用やヨーロッパ行き、PY席やビジネスクラスが使えれば、年に1回とか、2回とか、もっと少なくても可能なはずです。

 ただ、BAの自社便要件が有りますので、TP(ティアポイント)、JAL・JTAのフライトで貯めるにしても、年に1回、ヨーロッパへ行き、BA便もしくは共同運航便に乗る必要があります。ヨーロッパまで、他社便を利用して、ヨーロッパ内の移動で、BAやIBを使う方法も有りますが・・・。

 私の場合、JTAの沖縄/石垣・宮古、JALの羽田/伊丹・関西、羽田/福岡、羽田/徳島などのクラスJを活用しました。しかも、スーパー先得やウルトラ先得など、格安クラスJが使え、助かりました。
 一番多かったのは、沖縄の離島タッチです。やはり運賃が安いので。ただ、羽田/沖縄のフライトは、BA修行に、あまりお得ではないので、特典航空券や、加算マイルが稼げるJALやANAにしました。


 
 JAL・JTAフライトのTP(ティアポイント)ですが、基本は、運賃というより、搭乗クラスで決まってきます。割り引き運賃と普通運賃で違いは有りますが、通常は、割り引き運賃利用なので、それを前提にします・・・。

 まず、JAL・JTAの国内線フライトで、獲得できるTP(ティアポイント)ですが、F(ファースト)クラスは、60 TPです。クラスJは、40 TPで、普通席は、10 TPになります。このBA修行で、美味しい運賃は、「クラスJ」です。JAL・JTAの国内線のクラスJ、普通席に+1,000円ですが、BAへマイル加算する場合、ビジネスクラス搭乗扱いで、40 TPになっているのです・・・。

 運賃種別は、F(ファースト)クラスも、特割とか、ビジネス切符などの運賃種別の違いが有りますか、どの割り引き運賃を使っても、同じ60 TPになります。また、羽田/伊丹のF(ファースト)クラスに乗っても、羽田/沖縄に乗っても、同じ、60 TPになります。
 クラスJも、同じです。特割、先得、スーパー先得、ウルトラ先得など運賃種別が有りますが、どの割り引き運賃を使っても、40 TPと同じです。羽田/沖縄のクラスJでも、沖縄/石垣、沖縄/宮古のクラスJでも、40 TPと同じです。
 普通席の割り引き運賃は、特割でも、先得でも、同じ10 TPです。ですから、運賃だけみたら、羽田/沖縄の特割、2万円以上するのに、10 TP加算ですが、沖縄/石垣のクラスJのウルトラ先得、6千円程度で、40 TPと逆転現象が起きます。何せ、クラスJは、ビジネスクラス搭乗扱いなので、TPは4倍になるのです。

 ですから・・・

① BA修行は、ビジネスクラス搭乗扱いになるクラスJを使うのがポイントです。JAL・JTAの国内線クラスJは、短距離でも、長距離でも、しかも、運賃種別に関係なく、同一、TPになっています。エコノミーと違って、ビジネスクラスは、割り引き運賃の種別で差を付けない仕組みのようです。ですから、運賃の安い短距離区間のクラスJがお薦めになります。
② お薦めは、沖縄の離島区間のクラスJ、羽田/石垣・宮古や、羽田/伊丹・関西のクラスJです。沖縄→石垣→沖縄なら、80 TP。沖縄→石垣→沖縄→宮古→沖縄なら、160 TPになります。JTAの離島区間、スーパー先得、ウルトラ先得は、クラスJでも、1区間6千円~くらいから有り、このタッチで結構稼げます。

Avios(マイル)・TP(ポイント)加算時期とステータス変更・・・

 BAのAvios(マイル)・TP(ポイント)の加算時期ですが、自社便と他社便では異なります。BAの自社便の場合、翌日か翌々日には加算されます。ちなみに、JAL運航のBA便名付く共同運航便も、翌日もしくは翌々日に加算され、JAL自社便搭乗のJAL加算よりも、早く加算されます。

 他社便ですが、OW加盟の航空会社や提携航空会社のフライトが加算できます。ただ、JALしか体験が有りませんので、JALの場合について、紹介しておきます。JAL便に搭乗し、BAに加算する場合、日曜日~土曜日までの搭乗分がまとめて、翌日曜日の深夜3~4時頃加算されます。最短なら、土曜日に搭乗し、翌々日の加算になります。

 ちなみに、JALの国内線予約、予約時点では、他社マイレージの登録は不可です。BAに加算する場合、一旦、JALのマイレージを登録しておいて、空港で変更するか、一切登録せず、空港で登録するか、どちらかになると思います。
 なお、空港で、JALの端末に、BAのマイレージ番号を打ち込むと、番号と氏名が自動的にチェックされ、間違っていたら、エラー表示がでるようです。

 また、ステータスの変更ですが、TP(ポイント)及び自社便の搭乗回数の要件を満たしたら、自動的に変更されます。TP(ポイント)加算され、要件を満たした翌日には、WEB上で、新ステータスに変更され、その時点から、新しいステータスは有効になります。BAから、ウェルカムメールも来ますが、4~5日後になります・・・。

注意すべきこと~離島同一路線2回往復はトラブルになります
 
 
 BAのステータス、無事に、Gold資格=OWエメラルドになりましたが・・・。昨年11月、BA修行の最初、JTAの沖縄/石垣タッチ、1日2往復を行いました。その内、1往復分の加算が、3ヵ月で何とか解決しました・・・。

 沖縄/石垣タッチ、1日2往復の内、1往復未加算でしたので、BAに、日本オフィスへ、FAXで、加算依頼しました。FAXを送信したら、香港オフィスから、国際電話を即頂きました。BAのお姉さん「すでに加算済みになっていると思います」、私「確かに、1往復分は加算されています。しかし、もう1往復は未加算なので、宜しくお願いします」。BAのお姉さん「1日2往復されたのですか?」、私「はい、その通りです」。結果、調査と対応をお願いしました・・・。

 BAのシステム、色んな情報から、同日、同一路線を1往復以上した場合、エラーになることが判明してました。BAの「Executive Club」のシステム、石垣タッチとか、宮古タッチなどの修行は想定外のようです。珍乗や回数修行が流行っているJALと違い、BAのシステムは、同一路線2往復し、加算依頼した場合、1往復を超える部分は、弾かれてしまうようです。

 なので、加算を強く求めても、逆に、クラスJ=ビジネスクラス扱いの見直しなど、改悪の呼び水になりそうな気がし、ソフトにお願いしました。更に、珍乗に合わせて、「BAのシステム変えて欲しい」も無理なリクエストになる感じです・・・。

 既に、BAのGold=OWエメラルド資格を獲得ずみですが、2月20日過ぎ、BAの香港オフィスから国際電話がかかってきました。
 この昨年11月の沖縄/石垣タッチ、1往復分の未加算、「1日2往復はシステム上加算出来ないので、昨日、翌々日搭乗扱いで加算しました」の報告でした。何故、搭乗日の「翌々日搭乗扱い」にしたかは、翌日も、沖縄/石垣タッチをしていますので、加算できす・・・。結局、全く搭乗していない翌々日搭乗したことにして処理する「ウルトラC」です。
 更に、11月に搭乗した分の加算ですが、その時点では、ステータス無し。しかし、現時点のGoldステータス扱いで、100%ボーナスマイルも加算してくれました。BAの粋な扱いです・・・ 。

 離島タッチなら、沖縄/石垣2往復でなく、沖縄/石垣/沖縄/宮古/沖縄の組合せなら、BAに、エラーなく、加算されていますので、この組合せを使って、2日間で、8往復×40 TP=320 TPあたりが無難かもしれません・・・。

 今回、11月分の事後加算で、1,660 TPになりました。BAのGold=OWエメラルド資格は、1,500 TPで獲得できます。事後加算で、160 TP=JALのクラスJ 4回搭乗分が余計になりました。未加算トラブルがなければ、JALのマイレージに加算出来たはず、残念です・・・ 。

 
特典の使い方・・・「Avios & money」
 
 BAのマイレージの特典利用、面白いものがあります。「Avios & money」ですが、マイルの代わり、+現金で特典航空券が発券可能です。
 
 例えば、同じOWのCX(キャセイ航空)の東京/香港往復特典航空券の場合、通常、Cクラス40,000マイル+4,360円が必要です。
 BAのマイルで特典航空券を発券する場合、この「Avios & money」を使えば、5段階で、必要マイル数減らし、22,000マイル+24,360円で発券可能になります。片道もOK、11,000マイル+12,180円です。必要マイル、1マイル=1円のレートで、マイル購入なら、1マイル=2~4円が相場なので、かなりお得です。
 
 
~~ BA 修行情報 ~~ 
 
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