2014年4月23日水曜日

ポーランド・OrangeのプリペイドSIMカード 20ZLで購入 3Gデータ定額 割安で設定も簡単!~データ定額1GB/1年+15zl


  2013年12月、ポーランド・ワルシャワの中央駅構内の携帯ショップで、OrangeのプリペイドSIMカードを購入しました。価格は、20ZL=約660円で、データ定額1GB+15ZLが最初からセットになっています。この15ZLは、音声通話にも、データ通信にも使えます・・・。旅行者の使い捨てにもピッタリのSIMカードです。
 今回は、ポーランドは、乗り継ぎでしたので、開通及びオンラインユーザー登録だけにしました。開通は、SIMカードを端末に挿しこんだだけでOKでした。実際は、Vodafone ITのSIMカードで、1日500MB/3ユーロのデータローミングで済ませました・・・。

 ポーランドの場合、プリペイドSIMカードが簡単に買え、しかも価格が安いことです。ポーランドの大手携帯電話会社は、Plus、Play、Orange、T-Mobileの4社有ります。PlusとPlayのプリペイドSIMカードは、旅行者も買いやすいようで、日本人の方の体験レポートが結構有ります。
 Orangeは、固定電話の最大手ポーランドテレコム(フランステレコムが株式の47.5%を保有?)の資本です。Vodafone は、Plusと提携しています。T-Mobileは、ドイツの資本が入っているようです。 ただ、Orange、T-Mobileも情報が少ないだけで、PlusとPlayのプリペイドSIMカードと同様に、空港、携帯ショップや家電量販店でも簡単に購入可能です。

 2014年6月に、ポーランドへ行くことも有り、OrangeかT-MobileのプリペイドSIMカードを手に入れたいなと思っていましたので、次回用に、リサーチを兼ねて、OrangeのプリペイドSIMカードを手に入れました。Plus、Playも、6月に、現地で購入はするつもりですが・・・。
 2014年6月、ワルシャワ中央駅構内のキオスクで、PlusのSIMカードを購入し、WiFiルーターに挿して活用しました。下記を参照して下さい。

◎ポーランド・ワルシャワのホテル WiFiルーターのZTE「MF60」を活用~plusのデータ定額付きSIMカード1GB/15zlで安上がり!
http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/wifiztemf60plussim1gb15zl.html

 ちなみに、PlusとPlayはLTEサービスも開始しており、Plusは、プリペイドでも、1,800Mhz帯のLTEのサービスが始まっています。残念ながら、OrangeのプリペイドSIMカードの場合、3Gのサービスですが・・・

データ定額ですが・・・

 このOrangeのプリペイドSIMカードは、1GBのデータ定額がバンドルされていて、有効期間は1年有ります。Orangeの場合、データ定額を使わない場合、0.10zl / MBとなっていて、100MBで10ZL=約340円で、もともと安いのですが・・・

 バンドルされている1GBを使い切ったら、チャージすれば、下記のデータ定額が使えるようになります。25zl 以上のチャージが、データ量、有効期間もお得な仕組みになっています。

 TOP-UP   5zl  200MB Internet for 2 days + 5zl
◎ TOP-UP 10zl  248MB Internet  for 5 days + 10zl

 TOP-UP 25zl  1.25GB Internet for 30 days + 25zl
◎ TOP-UP 50zl  2.75GB Internet  for 90 days + 50zl
◎ TOP-UP 100zl 7GB Internet for 150 days + 100zl
 
APNの設定は・・・

APN: internet
ユーザー名: internet
パスワード: internet

残高及びデータ量のチェック

 残高及びデータ量のチェックは、下記のUSSDコードの発信で確認できます。また、Orange PlのWEBサイトにログインすれば、確認できます。
 私の場合、下記の写真のように、残高は、15.49zl=約480円分で、有効期限2014年12月22日までとなっています。データ定額の残量は、1,024.00MB=1GBとなっています。

◎残高チェック *124#
◎データ量チェック *101*01#
Top Up balance: *125*TopUpCode#


Orange PlのWEBサイトにログインしてみました・・・

 ポーランド・OrangeのWEBサイトですが、一部英語のサイトも有りますが、基本的にポーランド語です。オンラインでログインすれば、残高確認、チャージなどが出来るようです。登録しただけで使いこなしてはいませんので・・・
 登録は簡単で、絵による認証が有りますが、後は、携帯電話番号、任意のユーザー名・パスワード、メールアドレスの登録だけで簡単にできます。

http://www.orange.pl/start.phtml


 
接続速度は・・・

 今回は、SIMカードを購入し、開通及びオンラインユーザー登録しただけですので、接続速度のチェックは、6月に行った際おこないます。追記させて頂きます。
 2014年6月、ワルシャワのホテルで計測してみました。データは下記の通り、思ったより、遅いですが・・・、実用的にはあまり問題はなかったです。
 

2014年4月19日土曜日

鉄道もLCCの時代?チェコの鉄道LCC「LEO EXPRESS」~オストラヴァ→プラハのビジネスクラスを350Kc=約1,800円で予約



「LEO EXPRESS」のWEB
 
列車選択の画面/1日7便運行
 
チェコの鉄道LCCとは・・・ 


 鉄道もLCCの時代になってくるのかもしれませんね?ヨーロッパでは、鉄道のLCCが珍しくなくなってきているようです。オーストリアには、「ウェストバーン鉄道」というのが有り、幹線のウイーン~ザルツブルグなどを走らせています・・・。また、フランスの国鉄も、新幹線のTGVに、iD-TGVという格安運賃の列車を連結して運行しています。
 ヨーロッパの場合、航空会社、LCCの力が結構大きいようで、鉄道も、この航空LCCへ対抗して生まれてきたのかもしれません・・・。

 今回、私が利用するのはチェコの鉄道LCCです。チェコは、旧社会主義の名残で、公共交通機関の運賃は比較的安い国です。このチェコにも、鉄道LCCが有ります。ポーランド国境オストラヴァからプラハの区間は、チェコ国鉄以外に、LCCの「REGIOJET」や「LEO EXPRESS」の列車が運行されています。オストラヴァ→プラハ間、チェコ国鉄も、SC=スーパーシティ・ペンドリーノという優等列車を運行しています・・・。
 航空LCCは、空港さえあれば、自由に路線を設定できますが、鉄道LCCは、航空LCCとは違い、レールの無いところを走らせるわけにはいきません。レールをチェコ国鉄から借りて、その上を、自社の列車を運行することになります。
 チェコの鉄道LCCは、それぞれ3クラス制を採用し、サービスも、シートが充実、飲み物、WiFiの無料サービスなど、チェコ国鉄にないサービスが色々有るようです。
◎ REGIOJET
https://bustickets.studentagency.eu/?0
◎ LEO EXPRESS
http://www.le.cz/index.php

 鉄道LCC「LEO EXPRESS」のビジネスクラスを予約・・・


 6月に、ワルシャワからプラハへ移動します。ワルシャワからポーランド国境近くのオストラヴァまで、ポーランド国鉄を利用します。そして、オストラヴァからチェコ国内、プラハまで約3時間半の移動ですが、チェコの鉄道LCC「LEO EXPRESS」の列車を利用することにしました。
 「LEO EXPRESS」の車両は、軽量アルミ製で、最高時速も190キロ運行が可能で、防音性にも優れていると言われています。ビジネスクラス以上は、革張りのシートとか・・・。

 今回、上記の「LEO EXPRESS」のWEBサイトから、ビジネスクラスを350Kc=約1,800円で予約し、オンラインで決済しました。

 WEBサイトには、英語バージョンも有り、外国人でも簡単に予約可能です。「LEO EXPRESS」のビジネスクラスは、国鉄の1等車両に相当し、下記のサービス内容を見る限り、そこそこ快適に移動できそうな感じです・・・。


予約クラスをチョイスする画面/エコノミー・ビジネス・プレミアムの3つからチョイス
 

「LEO EXPRESS」のWEBサイトから引用
座席指定の画面
 
ビジネスクラスのサービスは・・・・こんな感じのようです

シートは・・・Ergonomic reclining seats with leather upholstery
  • Dining table tailored to laptop use
  • Wi-Fi internet
  • Access to Intranet
  • Entertainment and information portal
  • LCD screens
  • Catering and cabin crew services
  • Sections for group traveling with solid folding table
  • Newspapers and magazines
  • Cold and hot drink for free
  • Dessert and snack for free 

  •  
     鉄道LCCは格安なのか・・・

     LCCというのは格安運賃を「売り」にするのが普通です。鉄道LCCの場合はどうなのか、チェックしてみました。

     オストラヴァ→プラハ間、チェコ国鉄も、SC=スーパーシティ・ペンドリーノという優等列車を運行しています。所要時間は、「LEO EXPRESS」もSC=スーパーシティ・ペンドリーノも、約3時間半とほぼ同じ時間かかります。
     このSC=スーパーシティ・ペンドリーノの運賃は、2等で234Kc=約1,200円、1等で846Kc=約4,300円となっています。また、この区間を走るECを利用した場合の運賃は、2等で200Kc、1等で700Kcとなっています。

     「LEO EXPRESS」の場合、オストラヴァからプラハの運賃、エコノミークラス249Kc=約1,250円、ビジネスクラス350Kc=約1,800円、プレミアムクラス673Kc=約3,400円です。ということで、単純に比較したら、エコノミークラス=2等は、鉄道LCCの方が高いのです・・・。
     しかし、「LEO EXPRESS」の場合、裏技があるようで、会員登録すれば、199Kc=約1,000円まで引き下がるようで、その他学生割引なども有り、最安値は149Kc=約750円です。

     ということで、2等=エコノミー利用でも、国鉄と較べ、格安とはいかないまでも、鉄道LCCの「LEO EXPRESS」には安く乗れるようです。
     1等以上なら、「LEO EXPRESS」の方が運賃は断然安く、サービスも良さそうです。今回、プレミアムクラスでも、約3,400円なんで、それでも良いかなと思ったら、予約で、プレミアムクラスは選択したら、「クェットゾーン」という表示がでました。子どもは×、携帯やパソコンは禁止みたいなので遠慮し、ビジネスクラスを選択しました・・・。 ゆったり寝ていきたい人にはお薦めのようです。

    
    予約決済の画面/日本発行のクレジットカードが使えます

     今回予約したチケットは、下記写真のように、予約後、WEBに表示されるバーコード付きeチケットをプリントアウトしました。座席は希望の座席をシートマップからチョィス指定できます。なお、ドイツ国鉄などと同様に、当日、検札では、決済に使用したクレジットカードが必要なようです。

    
    LEO EXPRESSのバーコード付き列車チケット

    2014年4月11日金曜日

    TK(トルコ航空) 2014年4月のマイレージ改悪情報その2~ ステータス会員資格?ステータスマッチ?特典航空券サーチャージ?

    
    トルコ航空イスタンブールラウンジ/新装オープン1階への階段
     
    2014年6月以降のTKマイレージ加算率一覧
    トルコ航空のマイレージ改悪・・・ステータス会員制度どうなる?

     TK(トルコ航空)は、2014年4月4日、マイレージの見直しを発表しました。内容は、マイル加算を引き下げ、アワード(特典)の必要マイル数の引き上げなどです。下記も参照して下さい。

    http://www.new-milesandsmiles.com/index_en.html
     

     今回の見直し=改悪、詳細不明なところもあります。噂されていた、エリート会員、エリートプラス会員のステータス基準の見直し、コンフォートクラスの廃止などは、今のところは具体的に出ていないようです。
     ただ、会員制度に関連して、Classic Plus会員について、ステータス加算率で、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更されていることや、ビジネスクラス搭乗の場合、エリート会員・エリートプラス会員はダブルマイル加算でしたが、これも剥奪変更されているようです。
     会員制度そのものの変更コールは有りませんが、じわっと外側から見直しが行われている感じです。会員制度も、これだけで済むのかどうか・・・。

     更に、新造機導入から、コンフォートシートを廃止するという情報も流れています。今年秋から、コンフォートクラスの廃止、上海・浦東、ヒューストン、ブェノスアイレスあたりから始まるとのことですが・・・。
     すでに、予約を検索したら、上記路線、9月以降、コンフォートクラスで予約を検索したら、ビジネスクラスの空席状況へジャンプ表示になります。ということで、予約上も、9月以降、コンフォートクラスの予約は不可になっています。
     ただ、現時点で明らかになっている範囲では、TKのエリート会員などになっても、スターアライアンスゴールド(星G)資格以外、従来のようなメリットは期待できないと思います。マイルの加算率も、Classic Plus会員と同じですから、他社からの乗り換えのメリットはあまりなさそうです。ステータスマッチで、エリート会員を取得、1~2年、スターアライアンスゴールド(星G)資格を活用する程度なら悪くないと思います・・・。
     
     
     
     スターアライアンスゴールド資格は、ANA、UA、A3などスターアライアンス(星組)加盟の航空会社で、それぞれ取得可能です。スターアライアンスゴールド(星G)資格があれば、星組加盟航空会社便に搭乗する場合、優先チェックイン、搭乗、ラウンジの利用などのサービスが受けられます。

     TK(トルコ航空)は、ANAと同じ、スターアライアンス(星組)加盟の航空会社です。スターアライアンス(星組)には、プレミアム会員資格として、スターアライアンスゴールド(星G)資格があります。TK(トルコ航空)の場合は、マイレージ「Miles&Smiles」に、4つの会員資格が有りますが、その内、現在は、エリート会員及びエリートプラス会員が、スターアライアンスゴールドになります。

     このスターアライアンスゴールド資格ですが、上記のサービスを受けるために、修行する人も沢山います。日本人の場合、ANAやUAの会員で、星G資格を持っている人が多いようです。ただ、この両社でスターアライアンスゴールド資格を取るのはナカナカ大変で、お金もかかります・・・

     そこで、人気なのは、A3(エーゲ航空)です。A3(エーゲ航空)は、ギリシャの航空会社ですが、スターアライアンスの上級会員ゴールド資格が簡単に取れるとして、日本人の修行僧が群がっています。エーゲ航空の場合、スターアライアンス・ゴールドのステータス取得基準、2O,OOOTier Miles、つまり2万マイルとハードルが低いんです!しかも、他社便搭乗でも、Cクラスは200%加算、Fクラスは300%加算など大盤振る舞いの加算基準なので、簡単にマイルが貯められます・・・

     こうした中、TK(トルコ航空)のマイレージ「Miles&Smiles」は、格安航空券でも、100%加算してくれ、アワード(特典航空券)、UPグレードなど取りやすく、使い勝手も良かったので、スターアライアンス(星組)加盟の航空会社として、お薦めの一つでした・・・。
     そうした中での改悪です。改悪の中身は、マイル加算率の見直し、特典必要マイル数の引き上げ、他のキャリアのマイレージ改悪の趨勢を反映したもので、仕方ないのかもしれませんが・・・。
     ただ、今回の改悪で、格安運賃でも、マイルがしっかり貯まるというTK(トルコ航空)の最大の魅力が無くなり、日本の「Miles&Smiles」会員のTK離れが起きそうです・・・。
     

    トルコ航空(TK)~Classic Plus会員の扱いがどうなるのか?

     
     TK(トルコ航空)の「Miles&Smiles」会員ステータスには下記の4種類が有ります。今までは、上級会員、「エリート会員」と「エリートプラス会員」で、スターアライアンスのゴールド資格が付与されていました。しかし、今回、Classic Plus会員が、ステータス加算率で、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更されています。

     今後、このClassic Plus会員の扱いがどうなるのか、今回の加算率区分の変更で、Classic Plus会員は、EliteやElite Plus と同等の扱いになっていますから、例えば、Elite会員と同様に、スターアライアンスゴールド資格が付与されるとか?。
     マイレージ加算率の改悪で、マイルの積算、従来より困難になっていますから、スターアライアンスゴールド資格も、エリート会員・エリートプラス会員と同じ扱いに変更することも考えられなくは有りません。対象を広くして、サービスは薄くするやり方ですが・・・。

     「エリート会員」と「エリートプラス会員」の仕組みも見直されるとの話も聞こえており、現在は、下記の表の基準になっていますが、それぞれの必要マイル、特典内容などがどうなるのかも、注目しているところです・・・
     

    会員ステータス


    必要Status Miles


    期間


    ステータス有効期間


    Classic Card




    ——


    ——


    Classic Plus card


    25.000


    12ヵ月


    2


    Elite Card


    40.000


    12ヵ月


    2


    Elite Plus Card


    80.000


    12ヵ月


    2


    TKのWEBにログインすれば、上記写真のマイレージの実績が表示されます
     
     トルコ航空の場合、マイルには、「ステータスマイル」と「搭乗マイル」の2種類有りますが、上級会員の資格要件は、「ステータスマイル」(Status Miles)が基準になります。
     
     トルコ航空の場合、ステータス獲得の基準と更新の基準を比較したら、更新の方が緩くなっています。例えば、Elite Cardの場合、新たに資格を獲得するには、1年/4万マイル必要ですが、更新の場合、トルコ在住者3万マイル、海外在住者2万5千マイルとなっています。

     また、更新基準の場合、ステータスの有効期間が2年間ということも有り、「最初の1年間」と「2年間合計」の2通りの基準が設けられています。
     例えば、Elite Cardの場合、上記写真は私の1月時点のデータですが、一番上に、「最初の1年間」基準は2万5千マイル、「2年間合計」基準は3万7千500マイルという表記があります。
     この場合、実績マイル、27,140/4,6304という記載が有るように、私の場合、1年基準、2年基準の両方の更新基準をクリアしています。また、ステータスマイルが更新基準から不足する場合は、1万マイルを限度に有償で購入する仕組みも有ります。

     この「エリート会員」の資格を獲得する方法は二つあります。一つは、トルコ航空などに搭乗し、「ステータスマイル」を貯める、もう一つは、「ステータスマッチ」で取得するです・・・。
     マイレージ制度が改悪される中、これからTKに搭乗して、ステータスを取得するのは大変かつメリットもなさそうですから、参考までに、私も過去に取得した後段のステータスマッチだけ紹介しておきます・・・。
     

    「ステータスマッチ」で TKのエリート会員を取得・・・

     
     ステータスマッチには、他社のエリートステータスが必要です。TK(トルコ航空)の場合、「エリート会員」資格を簡単に取得できるステータスマッチ、通年でやっています。ステータスマッチは、他社のエリートステータスを持っている会員に、自社のエリートステータスを付与する制度です。

     TK(トルコ航空)のステータスマッチの対象は、他社スターアライアンスゴールド会員、ワンワールドエメラルド会員、スカイチームエリートプラス会員となっています。ですから、ANA、UAなど同じスターアライアンスゴールド会員からも、ステータスマッチが可能です。


    注意事項ですが・・・

    ① 以前は、他社の上記エリートステータスがあれば、無条件でステータスマッチをしてくれましたが、最近は、搭乗実績を見ていますから、国際線の搭乗実績がある程度必要です。

    ② 他社のDIA会員などで、「エリートプラス会員」へステータスマッチをかけている方もいますが、今のところ、それは難しいようで、「エリート会員」どまりになるようです。

    ③ 付与される、「エリート会員」の期間は、承認された日の翌月から、2年間が一般的ですが、最近1年など短いものも有るようです。「エリート会員」の更新は、2年単位となっており、ステータスマイルで、最初の1年に25,000マイルを加算するか、2年間合計で37,500マイルを加算するか、どちらかが必要です。


    手続きは、この方法になります・・・

    1.トルコ航空のマイレージ「Miles&Smiles」に入会します→すでに会員の方は不要です。
    2.下記のカスタマーセンターのWEBにアクセスして、必要事項を記入、搭乗実績などを添付して申請します。



     TK・特典航空券のサーチャージ高い~ダブルパンチ!

    TKのWEBサイトに掲載されているサーチャージ値上げの案内
     

     TKのマイレージ制度改悪で、6月1日から、特典航空券の必要マイルが大幅に増えます。これを受け、手持ちのマイル、早めに特典発券する人が増えるはずです。とりわけ、日本~ヨーロッパ往復、コンフォートクラス6万マイル→7万5千マイル、ビジネスクラス7万マイル→9万マイルと大幅にUPされますから・・・。

     発券しようと検索してビックリするのが、サーチャージの高さ!TKは4月から、サーチャージを引き上げており、特典航空券も、有償航空券と同額のサーチャージが徴収されます。
     
     例えば、12月、TYO/FRA往復のエコノミークラス、まだ5万マイルで発券OKですが、サーチャージ・諸税、何と65,380円かかります。同じ、スターアライアンス、ANAの特典の場合、必要マイル5万5千マイルですが、同日程で、発券に必要なサーチャージ・諸税は64,820円です。

    TK/下記特典航空券のサーチャージ・諸税



    ANA/上記特典航空券のサーチャージ・諸税

     TK、ANAのどちらも4月から、サーチャージを値上げしていますが、まさかTKの方が高いとはビックリです。乗り継ぎで、区間数が多いとはいえ、これじゃ、エコノミーで特典航空券を発券する意欲なくなります・・・。マイレージ改悪に続く、ダブルパンチという気分になります。 

    ビジネスクラスへ無償UP 年間2区間OK~エリートプラス会員

     ステータス会員の最上位、エリートプラス会員(他社DIA会員相当)のメリットの一つに、ビジネスクラスへの無償UPグレードが有ります。
     今のところ、今回のマイレージ制度改悪では、ビジネスクラス搭乗時のダブルマイル付与は剥奪のようですが、無償UPグレードの見直しはふれられていませんから、このまま残れば、最大のメリットが温存されます。参考までに、仕組み、手続きを紹介しておきます。

     エリートプラス会員は、1年間、任意の2区間、無償で、それも格安航空券からでも、ビジネスクラスへUPグレード可能です。下記は英文ですが、その説明です。
     
    2 Complimentary Upgrade  on any Turkish Airlines flights:
    As an Elite Plus card holder, your loyalty will be granted with 2 upgrades within each Elite Plus membership year without redeeming your miles from your account. You may use this privilege on any Turkish Airlines flights you wish, to upgrade your paid Turkish Airlines Economy Class or Comfort Class flight to Business Class. Please keep in mind that the upgrades cannot be used by other persons except the Elite Plus card holder. Upgraded flights will earn paid Economy Class miles.
    The validity of the unused free upgrades will not be extended for the next membership year.
     
     
     エリートプラス会員期間は2年間ですが、無償UPグレードを使えるのは、1年間、2区間となっていますから、短距離区間は得策ではないと思います。
     例えば、格安チケットで、東京~イスタンブール~パリを往復する場合、東京~イスタンブール往復2区間をビジネスクラスへ無償UPグレードして、イスタンブール~パリはエコノミーで移動するなどが一番上手い使い方だと思います。
     
    無償UPグレードサービス~格安運賃でもOK
     
     ちなみに、この無償UPグレードサービスは、エコノミークラス、コンフォートクラスから可能です。マイルで、ビジネスクラスへUPグレードする場合、サブクラスの制約が有りますが、この無償UPグレードの場合、有償航空券であれば、サブクラスの制限は有りません。トルコ航空東京営業所に、電話で、有償航空券であれば制限がないことを確認済みです。

     日本発のプロモーション運賃は、サブクラスP=諸税込み7~8万円、ヨーロッパ発のプロモーション運賃W=500~600ユーロ台などの格安運賃が有りますが、これを購入して、この無償UPグレードサービスを利用することが可能です。なお、UPグレードしても、マイルは、元のエコノミークラス搭乗として、区間マイルが計算されます。

     ANAの場合も、DIA会員なら、ビジネスクラスに当日空席があれば、格安運賃でも、ダブルUPグレードポイントでUP可能な仕組みが有ります。
     2014年4月以降、ANAの日本~ヨーロッパ搭乗の場合、ダブルポイントなら、10ポイント×2=20ポイントが必要になります。DIA会員に付与されるUPグレードポイントは、40ポイント程度ですから、2回搭乗分になります。
     どちらも大体同じような仕組みです。ただ、TKは、ステータス継続要件が緩い、かつ期間2年ということになっていますが、ANAの場合は、TKとは違い、事前予約ができないことや、マイレージ制度の改悪で、TK以上に、DIA会員の獲得・維持のハードルが高くなっており、お得感がだいぶ違うかもしれません・・・
     
    無償UPグレードの手続きは・・・
     
     このビジネスクラスへの無償UPグレードは、TKの営業所かオンラインで事前手続きをすることになります。日本の会員なら、東京か大阪の営業所に電話して手続きができます。

     TKの営業所に電話した場合、すぐにメールかFAXで、下記の手続き書類が送られてきます。そして、送られてきた、下記写真の「アップグレード・リクエストフォーム」=申請書をプリントアウトし、必要事項を記入、サインをし、返信する必要があります。なお、パスポート及びエリートプラスカードのコピーを添付する必要があります。

     記入内容は、下記のフォームに、まず、SURNAME/NAME=姓名、MEMBERSHIP NUMBER=マイレージ「Miles&Smiles」の会員番号、TRIH=搭乗便、DATE=搭乗日を記入し、REQUIRED MILESの「Business Ticket」にチェックを入れます。そして、REQUIRED AWARDの下の方にある「Free Upgrade (Elite Plus Card)/Ticket Number」の項目に、チェックを入れ、17桁の航空券番号を記入します。
     更に、この特典は本人しか利用出来ませんので、その下に有る「FOR WHOM」の「The Member」にチェックを入れます。最後に、「SIGNATURE」の後に、サインをします。最後のサインは、パスポート同じ、日本語で問題有りませんが、その他はローマ字及び数字になります。

     この書類は、3日以内(指定の日時まで)に送り返さないと、このUPグレードの手続きが無効になるようです。

     この申請書類には、必ずサインが必要です。書類をFAXもしくはメールで送り返し、航空券再発行の手続きが完了したら、再度、メールで、UPグレード済みの航空券(eチケット控え)が送付されてきます。なお、この航空券の変更なんですが、今回のように営業所でお願いしても、発券手数料などは一切不要です。
    UPグレード申請書
    TK(トルコ航空)の最近の情報です・・・

    ◎TK(トルコ航空)のマイレージ 「MILES&SMILES」改悪!~6月からマイル加算率見直し・特典必要マイル数引き上げなど実施
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/tkmilessmiles6.html
    ◎TK(トルコ航空) 機内WiFi無料サービス~有料化の動き?その前に中国上空の接続可能にしてくれなければ・・・ 2014年6月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-wifi.html
    ◎TK(トルコ航空) 2014年6月23日 最上級「エリートプラス会員」資格獲得~8万Status Miles 不足分1,000マイルはBuyマイル!
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-2014623-8status-miles1000buy.html
    ◎TK(トルコ航空) 6月実施「Miles&Smiles」改悪~東京/イスタンブール サブクラスP・W→25%加算で往復2,876マイルに激減! 2014年6月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk6miles-pw252876.html
    ◎TK(トルコ航空)のSTPC=ホテル無料提供サービス 日本発着は事実上廃止ですね!~「最短接続時間のフライト選択」厳格運用 2014年6月 
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tkstpc.html
    ◎TK(トルコ航空) 2014年4月のマイレージ改悪情報その2~ ステータス会員資格?ステータスマッチ?特典航空券サーチャージ?
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/tk201442.html
    ◎TK(トルコ航空) イスタンブール・アタテュルク空港乗継ぎサービス「無料市内観光ツアー」~「Touristanbul」は送迎・ 食事付き、入場料無料でお得なツアー!
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/tk-touristanbul.html
    ◎TK(トルコ航空) 「マイルでビジネスクラスへUPグレード手続き」完了~イスタンブール→成田22,500マイルでCクラスへアップOKに
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tkup22500cok.html
    ◎トルコ航空(TK) お得情報そのⅡ 2014年1月~コンフォートクラスUP40,200円/預託荷物の重さ/リコンファーム・事前座席指定は?
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tk-20141up40200.html
    ◎TK(トルコ航空)利用で知っていてお得情報~当日の有償UP、ファーストトラック利用、WiFi・無料ホテルサービス 2013年10月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tkupwifi201310.html
    ◎TK(トルコ航空)のアタテュルク空港 TKラウンジ~☆組 世界トップレベルラウンジの今 2013年10月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tktk201310.html
    ◎イスタンブール・アタテュルク国際空港「入国審査優先レーン」~トルコ航空搭乗は☆ゴールド・Cクラスが対象
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/c.html 
    

    2014年4月5日土曜日

    TK(トルコ航空)のマイレージ 「MILES&SMILES」改悪!~6月からマイル加算率見直し・特典必要マイル数引き上げなど実施

     

     TK(トルコ航空)のマイレージ「MILES&SMILES」の改悪が、2014年4月4日、発表され、メールも送られてきました。6月1日から実施です。詳細は、不明な点もありますが、4月15日現在、下記のWEBにやっとUPされています。
     内容は、マイル加算率の見直し、特典必要マイル数の引き上げなど、TKは、「innovation」=新機軸などと謳っていますが、マイル加算を引き下げ、アワード(特典)の必要マイル数の引き上げは、どうみても改悪以外のなにものでもありません。また、マイル加算の見直しが行われますが、既発券者に対する救済措置、経過措置など、恐らく、米系などの例からみたら、無さそうですね。

    http://www.new-milesandsmiles.com/index_en.html

     JAL、ANAのマイレージは改悪されていますが、米系も相次ぐ改悪のようで、選択肢がどんどん消えていきます。やはり、LCCの存在が大きいのかもしれません・・・。今回のTK(トルコ航空)の改悪ですが、マイル加算率の見直し、特典必要マイル数の引き上げ、キャリアのマイレージ改悪の趨勢を反映したもののようです。
     ただ、今回の改悪で、安い運賃でも、マイルがしっかり貯まるという最大の魅力が無くなりました。TK(トルコ航空)を敢えて選択する魅力も無くなってきたようで、日本の「MILES&SMILES」会員のTK離れが起きそうです・・・。
    TKの6月からの加算率
    ◎  マイル加算率の見直し・・・
     
     マイル加算率の見直しですが、TKは、これまで搭乗クラス単位に加算率を決めていて、格安エコノミーの航空券でも、100%加算されていました。
     今回、これをサブクラス別=運賃種別毎に加算率を変え、エコノミークラスの場合、125%~25%まで格差を付ける方式を導入しています。JALやANAが導入している方式と同じです。これが流れなんでしょうが・・・。
     更に、コンフォートクラスやビジネスクラスの場合、これに加え、会員ステータスで加算率の違いを設けていますが、エコノミークラスの場合は同一です。

     エコノミークラスの125%加算というのは、サブクラスY・Bということで、ノーマル運賃と思われます。一方、最低加算になる25%加算ですが、ツアーやキャンペーン運賃のサブクラスW・Pが該当し、100%→25%へ激減します。日本発のキャンペーン運賃は、サブクラスP、ヨーロッパ発のキャンペーン運賃はWがほとんどです。
     エコノミークラスの場合、現在、100%加算ですから、成田~イスタンブールで、5,753マイル加算されていますが、25%加算の対象なら、片道1,439マイルになってしまいます。
     また、WEBサイトから購入する場合、キャンペーン運賃以外でも、安い運賃は、サブクラスが低いので、多くは50%加算になりそうです。

     なお、TKには、最低保証マイル制度が有り、当該フライトの加算マイルが最低保証を下回った場合、最低保証マイルが加算されます。エコノミークラスの最低保証マイルも見直しが行われ、Y・B1,250マイル、M・H・S・E・Q1,000マイル、T・L・V500マイル、W・P250マイルなどとなっています。成田~イスタンブールの場合、W・Pの25%加算でも、1,439マイルになりますから、最低保証マイルに該当しませんが、乗り継ぎのイスタンブール~ヨーロッパ・中東・北アフリカの近距離区間は該当しそうです。例えば、私が頻繁に搭乗する、イスタンブール~プラハの基本マイル952マイルですが、25%なら238マイルですので、この場合は、最低保証の250マイルが適用されるはずです。

     正直、TKで、25%しか加算されないなら、ANAの「エコ割スペシャル」でも30%加算され、個人的には、ANAのプレミアム会員ですので、プレミアムエコノミーが使えることを考えたら、TK(トルコ航空)を選択するメリットは有りません。
     トルコ航空の運賃、若い人たちに、安く、機内食もまあまあ美味しい、マイルも100%貯まるのが魅力だったのですが、TK離れが始まりそうです・・・ 
    TKの6月からの加算率~エコノミークラス分
     次に、コンフォートクラス搭乗の場合、これまでエリート会員以上は、50%の加算が付いて、150%となっていました。今回から、エリート会員以上から、クラシックプラス会員以上と対象を広げています。しかし、加算率は見直され、エコノミーと同様に、サブクラスで加算率に格差をつけています。 
     クラシックプラス会員以上は、サブクラスU・Oの場合、160%、Aの場合、125%になるようです。一般会員(クラシック会員)の場合、サブクラスU・Oの場合、135%、Aの場合、100%になります。

     コンフォートクラスですが、当日、成田空港や海外の空港で、有償のUPグレードをした場合、サブクラスはUですが、私がWEBから事前購入した場合、ほとんど、サブクラスAですので、これも改悪の影響をもろに受けそうです。
     現在、コンフォートクラスへの当日、有償UPの料金は、日本発は、発券手数料4,200円を加算して、40,200円で、イスタンブールを始めヨーロッパの各空港発は、250ユーロとなっています。 
     現在のサブクラスの扱いが変わらないとしたら、マイル加算は、当日、エコノミークラスからUPした方がUクラス=160%/135%になり、サブクラスA=125%/100%よりお得な感じになります・・・・。
     ただし、最初から、コンフォートクラスで発券した場合、ヨーロッパ・北アフリカの接続便は、サブクラスYになり、片道毎に、125%加算及び最低保証で1,250マイル以上が適用されます。

     また、ビジネスクラス搭乗の場合、エリート会員以上は、これまでダブルマイル特典で、200%加算でした。今回の見直しで、国内線は、「ALL CARDS」=全てのステータス、サブクラスC・D200%、K・J170%、国際線は、クラシック会員の場合、サブクラスC・D150%、K・J135%、クラシックプラス会員以上は、サブクラスC・D175%、K・J160%となっています。

     ダブルマイルの扱いがはっきりしないのですが、記載通りだと、見直され、削減されることになります。ただ、国内線の全てのステータスで200%加算が残ることや、今回の見直し、今までエリート会員以上のダブルマイル特典を剥奪することにもなるので、救済策があるのかどうか?
     私は、6月に、Jクラスで、NRT→IST→HELと搭乗予定なので、記載通りだど、モロ直撃の改悪を受けることになる可能性があります。
    TKの6月からの加算率~コンフォートクラス・ビジネスクラス分
     ◎ 特典航空券の必要マイルの引き上げ・・・

     次に、アワード=特典必要マイル数の引き上げですが、大幅な引き上げで、ANAの特典より悪くなります。今迄は、TKはマイル加算率が良く、どんどん貯まり、少ないマイルで特典に替えられたのに、これでは魅力無しです。

     TKのアワードは、自社便利用特典とANAなどスターアライアンス他社特典を利用する場合、必要マイル数、別々の基準を設けていました。今回、これを統一し、スターアライアンス他社特典の水準と自社特典の水準の中間程度に設定し、自社便利用の場合、必要マイル数が引き上げられています。スターアライアンス他社特典は、逆に、概ね、引き下げられています。
     ちなみに、今までのスターアライアンス他社特典、日本〜ヨーロッパ(Far East〜Europe1)区分の必要マイル数は、Yクラス7万5千マイル、Cクラス10万マイルになっていました。

     今までは、自社便利用は少ないマイルで特典航空券を発券できたのに、ANAやLHなど他社便を利用しても同一マイルなら、TKのマイルで、ANAの特典航空券など他社特典を発券する人が増えそうです・・・。ただ、TKの場合、特典航空券のサーチャージ・諸税は、ANAなどに較べ安かったのですが、今回の「横並び」でその辺がどうなるのか、気になるところです・・・。

     
     日本〜ヨーロッパは、Far East〜Europe1の区分になります。必要マイル数、今回の見直しで、下記の写真のように、Yクラスは5万→6万マイル、コンフォートクラスは6万→7万5千マイル、Cクラスは7万→9万マイルに引き上げられ変更されています。必要マイル数、自社便利用でも、スターアライアンス特典利用でも同一基準です。また日本~イスタンブール往復も同一マイルなります。

     ANAのマイレージで、日本~ヨーロッパ往復の特典航空券を発券する場合、エコノミーのレギュラーシーズンは、5万5千マイルです。また、Cクラス特典航空券は、ローシーズン7万5千マイル、レギュラーシーズン8万5千マイル、ハイシーズン9万5千マイルとなっています。アワードの取りやすさが多少違うとはいえ、ANAの方がお得な感じです・・・。
     更に、今までは、TKに乗っても、キャンペーン運賃で、最低でも100%加算、安くマイルが貯められ、それを使うことが可能でしたが、今後はマイルを貯めるのに、ANA並の運賃負担が求められることになりそうです。そういうことを考えたら、まだANAの方がお得という感じがしてきます・・・。

    特典航空券・日本~ヨーロッパ往復 エコノミークラス必要マイル
    特典航空券・日本~ヨーロッパ往復 コンフォートクラス必要マイル
    特典航空券・日本~ヨーロッパ往復 ビジネスクラス必要マイル
    
    ◎ UPグレード特典の必要マイルも大幅にUP・・・

     また、UPグレード特典の必要マイルも大幅にUPしているようです。現在、TK(トルコ航空)のUPグレードについては、エコノミーの場合、サブクラスで制約が有ります。UPの対象となるサブクラスは、Y、B、M、K、H、S、E、Q、T、Lと制限が有り、しかも、サブクラスによって、UPグレードに必要なマイル数が2区分に分かれています。
     コンフォートクラスの場合は、ビジネスクラスUPの対象サブクラスU、O、Aなので、コンフォートクラスの予約であれば、すべてUPグレードの対象となります。

     私も、6月の搭乗予約で、イスタンブール→成田のサブクラスAの航空券、ビジネスクラスUPグレードの手続きを完了しています。必要マイル数は、「Domestic・Europe1」~「Far East 」に該当するので、22,500マイル(ハイシーズン)を支払いUPグレードしました。(ローシーズンの場合、17,500マイルです) また、ヨーロッパ→イスタンブール→成田まで、両方の区間をUPグレードした場合は、35,000マイル(ローシーズンは25,000マイル)必要となっていました。

     ところが、今回の見直しで、UPグレードに必要マイルを検索したら、何と2倍の4万5千マイルになっていました。往復だと9万マイルになります。下記の英文のように、特典航空券Cクラスの50%マイルが必要になっているようです。=「Miles required for upgrade will be calculated from %50 of the Limited Capacity Business Award Mile value」なお、コンフォートクラスからビジネスクラスへのUPグレードは、3万6千マイルでOKのようです。
     これじゃ使う気にならないUPグレード特典ですが、ただし「Now, all economy classes can upgrade from same Mile value.」という解説が付いていて、UPグレードは、エコノミーの全てのサブクラスから、可能なように読めます。今までとは違い、プロモーションの航空券でも、4万5千マイル払えば、CクラスへUPグレードできるなら、唯一の改善点にはなりますが・・・。

     更に、今までは、日本~イスタンブールと日本~イスタンブール~ヨーロッパは、UPに必要なマイルに違いが有りましたが、下記写真のように、今回、必要マイル数が一緒になって、どちらも4万5千マイルになっています。なお、エコノミークラス→コンフォートクラスへのUPグレードも可能なようで、成田/イスタンブールの片道3万7千5百マイルになっています。

     確かに、トルコ航空の場合、成田線を見ても、ビジネスクラスがほぼ満席、コンフォートクラスはガラガラというおかしな状態でしたから・・・。有償のコンフォートクラスのチケット、海外発なら、1,000ユーロ前後ですから、これを買って、ビジネスクラスへ少ないマイルでUPグレードの手合いは多かったと思います。それらの是正なんでしょうけど・・・。
    日本~イスタンブール/CクラスへUPグレート必要マイル
     
    日本~ヨーロッパ/CクラスへUPグレート必要マイル数
     今回の見直し=改悪、まだ詳細不明なところもあります。噂されていた、エリート会員、エリートプラス会員のステータス基準の見直し、コンフォートクラスの廃止などは、今のところは出ていないようです。これだけで済むのかどうか、特に、新造機導入から、コンフォートシートを廃止するという情報も流れています。
     ただ、現時点で明らかになっている範囲でも、従来のようなメリットは期待できないと思います。他社からの乗り換えのメリットはあまりなさそうです。詳細をチェックして、引き続き加筆します。

    トルコ航空(TK) の最近の情報です・・・

    ◎TK(トルコ航空) 機内WiFi無料サービス~有料化の動き?その前に中国上空の接続可能にしてくれなければ・・・ 2014年6月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-wifi.html
    ◎TK(トルコ航空) 2014年6月23日 最上級「エリートプラス会員」資格獲得~8万Status Miles 不足分1,000マイルはBuyマイル!
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk-2014623-8status-miles1000buy.html
    ◎TK(トルコ航空) 6月実施「Miles&Smiles」改悪~東京/イスタンブール サブクラスP・W→25%加算で往復2,876マイルに激減! 2014年6月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tk6miles-pw252876.html
    ◎TK(トルコ航空)のSTPC=ホテル無料提供サービス 日本発着は事実上廃止ですね!~「最短接続時間のフライト選択」厳格運用 2014年6月 
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/06/tkstpc.html
    ◎TK(トルコ航空) 2014年4月のマイレージ改悪情報その2~ ステータス会員資格?ステータスマッチ?特典航空券サーチャージ?
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/04/tk201442.html
    ◎TK(トルコ航空) イスタンブール・アタテュルク空港乗継ぎサービス「無料市内観光ツアー」~「Touristanbul」は送迎・ 食事付き、入場料無料でお得なツアー!
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/03/tk-touristanbul.html
    ◎TK(トルコ航空) 「マイルでビジネスクラスへUPグレード手続き」完了~イスタンブール→成田22,500マイルでCクラスへアップOKに
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tkup22500cok.html
    ◎トルコ航空(TK) お得情報そのⅡ 2014年1月~コンフォートクラスUP40,200円/預託荷物の重さ/リコンファーム・事前座席指定は?
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2014/01/tk-20141up40200.html
    ◎TK(トルコ航空)利用で知っていてお得情報~当日の有償UP、ファーストトラック利用、WiFi・無料ホテルサービス 2013年10月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tkupwifi201310.html
    ◎TK(トルコ航空)のアタテュルク空港 TKラウンジ~☆組 世界トップレベルラウンジの今 2013年10月
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/11/tktk201310.html
    ◎イスタンブール・アタテュルク国際空港「入国審査優先レーン」~トルコ航空搭乗は☆ゴールド・Cクラスが対象
    http://tabitabi2400016.blogspot.jp/2013/06/c.html
     

    2014年4月2日水曜日

    ハノイ・ノイバイ国際空港 ANA便利用は共用の「ビジネスクラスラウンジ」が使えます! ~プレミアム会員・ビジネスクラス搭乗客対象

    「ビジネスクラスラウンジ」入口
     ハノイ・ノイバイ国際空港のラウンジは、2014年4月現在、制限区域の3階に有り、「ベトナム航空ラウンジ」と「ビジネスクラスラウンジ」の2つしかなく、隣あわせに設置されています。
     来年には、下記写真、左奥に、新しい国際線ターミナルができます。日本のJICAの資金のようで、その際は、ここから移転しますから、大きく変わるかもしれません・・・。

     JALの場合、ベトナム航空と共同運航していますが、「ベトナム航空ラウンジ」ではなく、ANAと同様に、「ビジネスクラスラウンジ」になります。この「ビジネスクラスラウンジ」は、ベトナム航空、ドラゴン航空以外の全ての航空会社の共有ラウンジのようです。
     ANA便利用の場合、「ビジネスクラスラウンジ」利用となり、ビジネスクラスの利用者及びスターアライアンスゴールド会員なら、利用可能です。就航2日目でしたが、電光表示にも、ANAの表示しっかり出ていました・・・。
     この「ビジネスクラスラウンジ」ですが、共用ラウンジということも有り、有償でも利用できるようです。私がラウンジにいた時、CXの搭乗客が、確か25USドルを支払って入室していました。(常時、この方法が使えるのかは不明です)
    ビジネスクラスラウンジ入口/ANAの表示が出ています
     「ビジネスクラスラウンジ」は、ラウンジ内は、結構広いスペースが有ります。ANAの出発時間帯は、ガラガラでした。
     天井が高いことや、2面が外に向いていて、開放感を感じます。シートもゆったりした感覚で配置され、椅子も座りやすいです。電源は、椅子の傍に、所々配置されていて、WiFiも使え、入口や食事カウンターの所に、パスワードが記載されています。
     なお、ラウンジには、日本の海外版新聞が置かれており、日経、朝日、読売の3誌を読むことができます。また、トイレは、ラウンジ内に設置されており、一応、トイレの中に、シャワーブースが一つ有りますが、使えるのかどうか・・・
    ゆったりした椅子が配置されてます

    日本の新聞も置かれています
     
     飲食物は、軽食、飲み物などが用意されています。ベトナムのフォー、簡単な一品料理がなど有り、昼食なら十分です。アルコールは、ビール、ワインなどが用意されています。
     フードコーナーは、中央にカウンターのコーナーが有り、フォーなどの各種ヌードルも、ガラス張りの冷蔵ケースに入れて有ります。カウンターの両側に、軽食、果物などが置かれています。
    ベトナムのフォーは、大、小の大きさがあり、カウンターのお嬢さんにお願いしたら、電子レンジで温めて、スープをかけて出してくれます。十分食べられるフォーです・・・。
        
     
    ANAのハノイ便搭乗記です・・・
     
    ◎ANA(全日空)ハノイ行き 初就航便Cクラス搭乗 NH857便/NH858便~機内食・機材 記念プレゼントも頂きました!

    ANA(全日空)ハノイ行き 初就航便Cクラス搭乗 NH857便/NH858便~機内食・機材 記念プレゼントも頂きました!

    手書きの記念撮影用のポスター
     
    記念品です!
     ANAのハノイ線就航に合わせ、初就航日=2014年3月30日、羽田空港からハノイへ飛びました。利用したのは、ANAの旅作激安ツアーです。何せ、Cクラスで往復でき、ハノイの宿2泊分までセットされて、約8万6千円ですから、まさに激安です。

     ANAの旅作ツアー、ANAのWEBサイトから予約し、クレジットカード決済すれば、個人旅行と同じように旅に出かけられ便利です。予約・決済後、e-チケットの控えは、すぐダウンロードできるようになり、座席指定も航空券の予約の場合と同じく簡単にできます。また、1週間前に、ホテルクーポンも、ANAのWEBサイトからダウンロードできました・・・。

     ハノイ行き、NH857便/858便、機材は、B763の旧機材で、電源がないのが困りものです。24時間前から、オンラインチェックインが開始され、最前列などのブロック席が解除されます。今回は、往路・復路ともに1Aに変更しました・・・

     往路、ハノイ行き、初便、搭乗率95%とか、NH857便、Yクラスがオーバーブックで、インボラUPが続出だったようで、Cクラスに乗り慣れない叔母様が見受けられました。Cクラスもほぼ満席になってしまいましたが、私の隣はブロックしてくれたことも有り、数少ない空席の一つでした。ハノイとホーチミンをセットにしたツアー売れているようです・・・。

     ハノイ行き、初就航便でしたが、特に個別のセレモニー無かったようで、サテライトオープンセレモニーがゲートのすぐ脇で有ったようです。
     新設のサテライトからの搭乗でしたが、ゲートで取材のカメラ・ビデオはすごかったですね。テレビには、一般搭乗の家族連れが出ていたようです。ハノイ・ノイバイ空港到着時には、消防車の放水アーチの歓迎セレモニーが有り、一番に降機したら、現地、ベトナムの報道陣のフラッシュの洗礼を浴びました・・・。

     復路、ハノイ・ノイバイ空港は、出発1時間50分前に到着し、チェックインカウンターが滅茶混みしていました。システムのトラブルで、チェックインを停止していて、私が着いた時は、やっと復旧した時のようです。ANAの日本人スタッフがきびきび対応していたのが印象的です。復路は、Cクラス、搭乗客が少ないようでしたので、チェックインの際、ベトナム人のスタッフに、隣席ブロックをお願いして、快く対応してくれました・・・

    シャンパンも有りましたね・・・

     今回は、機内サービスの最初に、プランスのシャンパン「シャルル・ド・カザノヴ・ブリュット・テート・ド・キュヴェ」を頂き、その後、日本酒を少々。白ワイン、赤ワイン、日本酒は下記のものが搭載されていました。


    ・ 白ワイン フランス「サン・ヴェラン 2012 クロズリー・デ・アリジィエ」
          スペイン「マス・ピコサ・ホワイト・ネッド・グッドウィンMW・セレクション 2013 カプサネス」

    ・ 赤ワイン フランス「シャトー・ド・リュガニャック 2011」
            南アフリカ「セダーバーグ・メルロー・シラーズ 2010」

    ・ 日本酒 「綿屋“ 幸之助院殿” 特別純米」 焼酎「川越」 



    ◎NH857便 羽田→ハノイ

     機内食は、和食、洋食2種類の3つからのチョイスでした。和食は、宮崎フェアのようで、宮崎産の食材を使っているようです。「かつお卸し和え、日向漬け入り玉子焼き、飫肥天 みやざき地頭鶏炭火焼き」+「勘八塩焼き」+「俵御飯(宮崎産ひのひかり 高千穂産 棚田 掛干米)」とのことでした。

     洋食は、「田舎風パテ イエロートマトのゼリー添え」は共通で、メインに「黒毛和牛ハンバーグステーキ 岩手ナイアガラワイン風味のソース」か、「駿河湾産桜海老を使った魚介類のナージュ風仕立て 野菜添え」のどちらかを選ぶ仕組みです。
     今回は、洋食のお魚、鯛のソテー、パーナ貝、帆立貝に、桜海老を使ったソースということで、これを選択しました。美味しかったです・・・、コストをかけたら美味しい機内食も出るのですね!

    ・駿河湾産桜海老を使った魚介類のナージュ風仕立て 野菜添え



    ・ デザート(フロマージュブランムース)

    ◎NH858便 ハノイ→羽田

     機内食は、復路も往路と同様に、和食、洋食2種類の3つからのチョイスでした。和食は、「烏賊塩辛、鶏山椒焼き、ひじき煮、ほうれん草白和え」+「牛肉の旨煮」+「俵御飯」とのことでした。

     洋食は、「リンゴと海老のサラダ、フォアグラと2種類のチーズ」は共通で、メインに「チキンピカタ デミグラスソース」か、「サーモンのグリル オリーブとトマトソース 」のどちらかを選ぶ仕組みです。復路も、洋食をチョイス、「チキンピカタ デミグラスソース」を頂きましたが、デミグラスソース、美味しかったですね。

    ・チキンピカタ デミグラスソース

    ・デザート(チーズムース ストロベリーソース)

     

     
    軽めの食事・・・・九条葱うどんも頂きました
     

    ◎機材は、B763の旧タイプ・・・6月にはB787に変更予定

     ハノイ線の機材、B763ですが、旧機材で、電源も付いていません。ホーチミン線は、JALとの対抗上、新機材に変更されています。
     ハノイ線ですが、ANAの空港スタッフの話では、6月から、B787に機種変更になるとのことです。新機材には間違いないのですが、ビジネスは快適なんですが、エコノミーは詰め込みシートであまり頂けないですね・・・

    ◎ 初就航記念品ですが・・・下記のものも頂きました


    ◎飛行ルートは・・・・

     ANAのハノイ行き、初就航便は、面白いルートでした。羽田→瀬戸内海→博多→五島・福江と飛び、上海に一路。杭州から、中国本土を横切り、南寧からハノイへというルートです。復路もほぼ同じでした。
     久々、中国行きの気分も味わってしまいました・・・。機長のアナウンスでは、飛行ルート、天候の関係と言ってましたが、JAL便も同じルートのようで、このルートが使われそうです。
     ホーチミン線は、沖縄・マニラルートですが、ハノイ線、中国ルートが最短のようです。東シナ海の途中から、中国の管制に切り替わり、半分以上、中国の管制にサポートして貰うことになりますね。ルートからみて、BKK線もいずれこのルートを使うことがあるかも・・・

     
    ハノイ・ノイバイ国際空港のラウンジ情報です・・・
     
    ◎ハノイ・ノイバイ国際空港 ANA便利用は共用の「ビジネスクラスラウンジ」が使えます! ~プレミアム会員・ビジネスクラス搭乗客対象