2012年5月4日金曜日

ANA(全日空)~新プレミアムエコノミー改修の動き/その2


 ANA(全日空)の新プレミアムエコノミー(PY席)ですが、今年9月以降、成田 - ニューヨーク・ロサンゼルス・ロンドン・フランクフルト・サンフランシスコ・パリの6路線に、新しいシートを使ったプレミアムエコノミーを順次設置することが、既書き込み通り、3月末に発表済みです。2012年中に、この6路線全てに投入を完了する予定とされています。

 その後、PY席設置の改修工事の動きが少しずつ、明らかになってきました・・・。ビジネスクラスとエコノミークラスの間に、独立したスペースに、新プレミアムエコノミー(PY席)24席が設置されるとのことです。座席配列は、2-4-2の8席が3列とのことです。
 シートピッチ96.5cm、横幅49cm、レッグレスト、フットレストも付いています。PC電源、USBポート、i-podコネクターも各座席に設置され、読書灯や肘掛にカクテルトレイなどもあるようです。

 B777-300ERの新造機を改修することになりますが、PY席設置に伴い、262席タイプが250席、215席タイプが212席に座席数が減るようです。座席は、PY席増分+座席数減分、エコノミークラスの座席数が減るようです。

 PY席設置の改修工事は、250席タイプ/212席タイプとも併行して進められ、未確認情報では、9月中には、4機の改修が終わり、新プレミアムエコノミー(PY席)設置機材、6路線の内、2路線で運航が始まるようです。250席タイプ運航路線が1路線、212席タイプ運航路線が1路線になるようですが、北米1路線、ヨーロッパ1路線でしょうかね?

 新プレミアムエコノミー(PY席)搭載のB777-300ERの運航は、上記の予定ですが、それに先立ち、この改修済み機材、6月末から、212席タイプが、成田~伊丹の国内線、7月上旬から、250席タイプが、成田~上海線に事前投入予定との情報が流れています。 


 なお、プレミアムエコノミー(PY席)のサービス内容リニューアルは、6月1日より開始し、既存路線から、「従来のエコノミークラスのお食事に加え、スパークリングワインならびにスープのサービスを開始」するとのことです。

 *今後、ボーイング787の長距離機材にも順次導入予定とのことですが、こちらは時間がかかりそうですね。

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