2011年11月3日木曜日

シンガポールプリペイドSIM/StarHub購入~データ通信もOK


 今回、シンガポール/チャンギ国際空港で、StarHubのプリペイドSIMを18SGDで購入しました。音声対応SIMカードですが、HSDPAの高速データ通信にも対応しているようで速いのです。

 今回、シンガポールでは、データ通信を目的に、シンガポールの携帯SIMカードを買い、香港購入のスマートホンに挿して使いました。スマートホンは、ソニエリ製の「XPERIA neo MT15i」です。アドロイド携帯なので、簡単に日本語化して、日本語もATOKのアプリを入れて、海外だけでなく、日本国内でも使用しています。日本のDoCoMoから販売されている「SO-02C」と機能はほぼ同じなので、「SO-02C」のガイドブックを参考にして活用しています。

 シンガポールでは、チャンギ国際空港の両替所で、SIMカードを売っています。シンガポールの携帯電話会社は3社あり、最大手はSingtel、ドコモと提携しているStarHub、ソフトバンクと提携しているM1の3っです。両替所は特定の携帯電話会社と組んでいて、そこが代行しています。M1だけは、到着ロビーにお店が出ています。
 シンガポールの場合、プリペイドSIMカードは、音声用とデータ定額用の2種類に分かれています。音声用SIMカードも、SingtelとStarHubのものは、割引きデータパッケージがあり、これを利用すれば、スマートホンを使って、音声+データ通信が可能です。

 今回、私が両替所で購入したのは、上記写真のStarHubのプリペイドSIMカード「GREENPrepaid」で、18シンガポールドル=約1,100円。有効期限は6ヵ月、トップアップ(リチャージ)をすれば、有効期限は、その時点から更に6ヵ月延びます。

 StarHubのプリペイドSIM「GREEN Prepaid」ですが、購入して、スマートホンに差し込み、APNを設定します。SIMカードをスマートホンへ差し込めば、その時点でアンテナ表示が出て開通、そして、スマートホンの「設定」から「無線とネットワーク」へ。「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→APNを開いて、メニューから「新しいAPN」を選択肢、APN/shppd、ユーザー名/なし、パスワード/なし。


 それから上記写真のパンフレットに記載のある追加サービス、「割引きデータパッケージ」の設定を開始。電話発信で、*131#を押して発信、しばらくしたら、スマートホンは料金選択画面表示に切り替わります。1.30MB/3Days/$2、2.200MB/3Days/$4、3.1GB/7Days/$7の3つですので、私の場合、1を選択。しばらくしたら、SMSで、下記写真のように、英文で「設定成功。利用期限10/23。$2SGD差し引きます」と連絡が入りました。結構、頻繁に市内各所で使いましたが、30MBで十分でした。シンガポールへ行くたびに、空港で同じ設定をしてやれば、スマートホンのデータ通信は簡単にできます。


 「GREEN Prepaid」は音声SIMですが、3G対応で、HSDPAの高速データ通信にも対応しているようです。スマートホンで、ストレスなく、WEBサイトチェック、SNSやEメールの送受信などが可能でした。 料金も、3日間30MBまでですが、2シンガポールドル、日本円で約130円とタダみたい安いです。200MBを選んでも、3日間で約260円ですから・・・。

 「割引きデータパッケージ」は、シンガポールのみしか使えません。手続をすれば、日本での国際ローミンク場可能です。*111#へ電話すれば、簡単に有効にできます。トップアップ(リチャージ)は、トップアップカードか、WEBサイトでクレジットカード決済で可能です。
 今回購入のSIMカードの有効期限は来年4月21日まで、残高は約14SGD。有効期限まで、後2回行く予定がありますが、まだ十分残高があります。

 シンガポールでは、自由に、SIMカードは買えますが、一人が年間に購入できる枚数の制限があるようです。そのため身分証明書(外国人はパスポート)のチェックがあります。
 また、私は、今回、音声対応のプリペイドSIMカードを購入しましたが、音声通話が不要なら、データ通信対応SIMカードがお薦めです。Singtelの場合、3日間定額使い放題で18シンガポールドル=約1,100円。 安くあげたければ、接続速度の選択するStarHubの12シンガポールドルのデータSIMカードを買って、2Mbs/10SGD/3Days、7.2Mbs/16SGD/3Daysをチョイスする方法もあります。

 なお、パソコンに接続する場合、USBキットも販売されていて、USB+データSIMカードという購入もできます。このようなデータ通信の定額利用ができるSIMカードは、通信のグローバル化が進み、スマートホンの普及が拡大すれば、各国で、旅行者用に増えて来ると思います。

 私はこれ以外に、現在、香港、ヨーロッパと定額利用できるSIMカードを所持しています。 香港は、中国移動香港のSIMカードで、中国本土でも定額データ通信(定額料金は違いますが)が可能です。1Days/8HK$、7Days/12HK$、30Days/20HK$。1日で約80円、1週間でも、約120円と格安で使い放題です。
 ヨーロッパは、VodafoneイギリスのSIMカードです。ヨーロッパ内のデータ通信、1Days/25MBまで/2ポンドで使えます。1日約240円ですから、香港やシンガポールと比べれば高いと思いますが、コーヒー一杯、お茶一杯の値段ですから、結構重宝です。

 海外へ行く場合、これにホテル等の無料Wifi提供があれば、24時間通信環境は比較的安く確保できるのではないかと思います。DoCoMoの海外対応の携帯を一応持ち歩きますが、最近は、国際ローミングが割高なこともあり、ほとんど利用しなくなりました・・・。

3 件のコメント:

  1. いつもブログ記事楽しく拝読しております。

    シニア世代とは思えないほど各国の通信サービスに精通しておられ、たいへん感銘を受けております。私の父もシニア世代なのですが、いつも私が手取り足取り教えている状態でまったくの機械音痴です(笑)

    こちらのブログで得た情報を父にも教えてあげようと思います。

    今後も記事の更新楽しみにしております。

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    1. 書き込み有り難うございます。

      海外のデータ通信の件、不十分な点も、多々あると思います。
      ご指摘があれば、今後とも宜しくお願いいたします。

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  2. いつも楽しい記事をありがとうございます。

    年末SINでstarhubのprepaidを使いました。使ったアンドロイドはSIMロックを外したDocomoのgalaxy tab 7.0 plusとb-mobileのIdeos(Huawei)です。
    今までiPadとGalaxyを同時運用した時に、iPadはAPNが自動設定されるがGalaxyは殆ど毎回入力しないといけないので、これはappleとアンドロイドの違いだと思っていました。しかし今回galaxyはいつも通り自動設定されないがHuaweiは自動で設定されたので、どうもこれはアップル、アンドロイドの違いではなく、NTTが意図的に自動設定できないようにしているのではないかと思うようになりました。

    シニア旅人さんが最近購入された香港版Galaxy Noteはどうですか?NTTによる意図的なものだとするとひどい話ですね。

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