2010年8月20日金曜日

羽田空港国際線~ANAのプレスリリース発表

羽田空港の再国際線化、10月21日に新しいターミナルがオープンし、深夜・早朝発着枠などの国際線の新路線の運行は、10月31日から始まる予定です。

羽田空港新国際線ターミナルの運用開始で色々変化がありそうです。ANAは、本日、プレスリリースで、ミニマムコネクティング(最短乗り継ぎ時間)やラウンジの設置、併せて、国内線拡張(本館南側)について発表しています。詳細は、下記のプレスリリースを参照して下さい。

https://www.ana.co.jp/pr/

1.羽田空港新国際線ターミナル関係

○ ミニマムコネクティング(最短乗り継ぎ時間)

国内線到着⇒国際線出発  80分→70分(10分短縮)

国際線到着⇒国内線出発  80分→ 80分

国際線到着⇒国際線出発  60分→ 45分(15分短縮)
 
思ったほど短縮されていませんね。国際線ターミナルと国内線ターミナルのアクセスも絡んでいるのかもしれません。JALは、乗り継ぎ客専用のバスを運行することを発表していますが、JALよりもアクセスが遠い第2ターミナルのANAはどう対応するのかも興味あります・・・。
 
○ ラウンジの設置
 
『ANA LOUNGE』と『ANA SUITE LOUNGE』を設置。ラウンジ内では各種軽食やアルコール飲料、ソフトドリンクに加え、食事も用意。また、シャワールームやアメニティも完備し、深夜便利用の際にも、出発まで利用可能とのこと。海外から羽田空港への到着時には、シャワールームや軽食&ドリンク、ビジネス機能を備えた『ANA ARRIVAL LOUNGE』を設置。ほぼ、成田空港と同様のサービスを提供するようです。
 
羽田の国際線の場合、『ANA SUITE LOUNGE』と『ANA ARRIVAL LOUNGE』は設置しないのではないかと思っていましたが、最初から、設置する方針を打ち出しています。DIA会員は嬉しいサービスが受けられそうですね。ANAは、羽田の国際線も、基幹空港と位置づけて、成田空港と遜色のないというか、それ以上の機能を持たせるつもりなのかもしれません・・・。
 
2.羽田空港国内線ターミナル関係
 
10月13日(水)に、羽田空港国内線第2ターミナルは、拡張(本館南側)され、出発・到着ロビーが現在の約2倍の広さになるようです。
 
○ ANA上級会員やプレミアムクラスご利用の場合、本館南側に専用の保安検査場とラウンジが新設されます。
 
○ ANA「ダイヤモンドサービス」メンバーには、ANA国内線空港では初となる専用保安検査場『ANA SUITE CHECK‐IN』とメンバー専用の新ラウンジ『ANA SUITE LOUNGE』が新設されます。
 
羽田空港の国内線に、初めて、DIA会員用の専用セキュリティチェック、専用ラウンジができることになります。国内線だけを利用するDIA会員は、あまりメリットがないと言われていましたが、これで少し変わることになりそうです。
 
取りあえず、ここまでにして、追加で書き込みます。

2010年8月19日木曜日

「海外乗継割引スペシャル」~ANA修行僧/待望の運賃登場

ANAは10月から海外乗継割引運賃を「海外乗継割引スペシャル」と変更し、値下げ及びルール変更をすることを発表しました。

https://www.ana.co.jp/int/fare/noriwari/index.html

成田空港ANA出発ゲート

ANA修行僧の定番の1つ、OKA(那覇)発SIN(シンガポール)タッチですが、OKA発SIN行きのスーパーエコ割運賃を使う方がほとんどかと思います。これに日本国内区間、例えば羽田~那覇往復は、別切りで、スーパー旅割を購入して、那覇まで飛ぶのが普通だったと思います。

ところが、10月から登場する「海外乗継割引スペシャル運賃」はこのスタイルを変えて、国内区間のスーパー旅割を別に購入する必要が無くなります。国際線のスーパーエコ割購入時に、海外乗継割引スペシャルを利用して、安く一括して購入できるようになったのです。マイルやPP稼ぎの修行僧の皆さんには、待望の運賃のようです。

10月から、スーパーエコ割の一番安い運賃は、「スーパーエコ割3WEB」になります。スーパーエコ割そのものは、これまでと同様に、国内切り込みは、往復で2区間ですが、今回これに加え、海外乗継割引スペシャルが使えることになり、国内線が最大4区間までOKということになったものです。

しかも、海外乗継割引スペシャルは、とても安く設定されており、通常1区間7,000円です。例外的に、沖縄線9,000円、離島区間5,000円に設定されていますが、沖縄線でも、スーパー旅割より大幅に安い運賃で、修行僧の皆さんが飛びつく設定かと思います。しかも、マイル、PPは、「国内線区間は基本マイルの100%がたまります」というルールが適用されます。

(注) 現在、運賃額が改定されていて、全路線1区間5,250円となっています。24時間以内に乗り継ぐ場合は、消費税分免除で、5,000円になります。(2011/04~09)

このブログにコメントを頂いている方の試算では、当日プレミアムクラスへアップした場合、羽田ベースで、OKA発SINタッチで、「稼げるPPは16,444PPですからPP単価なんと6.56円」とのことです。
ということは、この修行3回に、スーパー旅割か旅割で、東京~大阪を1回往復すれば、ANAのPLT資格がゲットできそうですね。この試算で計算すれば、約35万円程度でPLT資格に到達しそうです。

私も、来年3月の週末、羽田~那覇~羽田~シンガポール~羽田~那覇~羽田で予約を入れて見ました。

◎ 3月○○日(土)

NH127 HND11:35→OKA14:25 / NH132 OKA16:50→HND19:00 / NH151 HND23:30→SIN06:20+

◎ 3月○○日(日)

NH152 SIN22:00→HND06:00+

◎ 3月○○日(月)

NH123HND08:35→OKA11:25 / NH126OKA12:50→HND15:00

運賃は、81,200円+税金等5,086円で、支払い総額は、86,286円です。
運賃の内訳は、67,600円+サーチャージ・航空保険料13,600円で、合計81,200円です。
賃額67,600円の内訳は、「スーパーエコ割3WEB」タイプB で50,400円、海外乗継割引スペシャル2区間で17,200円です。

今回の私の予約の場合、24時間以内の乗り継ぎの為、消費税が免除されますから、1区間9,000円が8,600円になり、その2区間分が含まれています。

ただし、気になるのは、海外乗継割引スペシャルのルールとして、「国際線片道につき、国内区間往復の連続利用はできません」の規定があるようですが・・・。ANAのWEBサイトには、成田発の場合、成田から国内線往復して、また成田から利用するのは駄目という意味の例示もあります。国際線片道区間(例えば往路)に海外乗継割引スペシャルだけを使って往復することは駄目だということのようです。

しかし、国際線切り込みの国内区間と海外乗継割引スペシャルの合わせ技にして、往復するのはセーフのようです。羽田~那覇(海外乗継割引スペシャル) +那覇~羽田(国際線切り込みの国内区間)で往復して、羽田発の国際線に繋げるのはルール上も問題無いようです。

私の予約の場合、羽田発着の国際線を使う旅程ですが、これを成田発にした場合、羽田発より安くなります。また、ANAは、10月発券からサーチャージを引き下げることが昨日発表されていますから、10月以降に発券した場合、サーチャージが往復で上記より4,000円ほど安くなります。

10月以降発券で、成田発着にすれば、総額7万円台前半で可能になり、メチャ安の修行ルートになりそうな予感がしています。修行される方には、面白いルールになりましたので、盛り上がってくる可能性はありますね。

2010年8月13日金曜日

SQ~A380/成田空港

SQ/A380シンガポール行き

航空機の機材は、どんどん進化していますね。

2階建てエアバスA380にも注目が集まっています。世界最大のジェット旅客機と言われ、搭乗客のスペースも広がっているようで、飛行機マニアなら、是非1度は乗りたい飛行機かと思います。残念ながら、まだ乗ったことがないもので・・・。

日本での就航は、2008年5月20日、シンガポール航空の成田 - シンガポール線が最初です。ルフトハンザ航空は、2010年6月12日より、成田 - フランクフルト線で運航しているほか、エールフランスは、9月2日より、成田 - パリ線で運航を開始する予定です。日系航空会社は、現時点では導入の計画はないようです。

先日、成田空港へ行った時、SQ(シンガポール航空)のA380を見かけましたので、写真を撮っておきました。何時かは乗りたいと思っていますが・・・。

2010年8月11日水曜日

ANA~GUNDAMジェット就航

羽田空港で出発準備中のGUNDAMジェット

ANAは、現在、"ANA×GUNDAMジェット"を就航させています。アニメ「機動戦士ガンダム」の“ガンプラ(=GUNDAMのプラモデル)発売30周年”を記念し、2010年7月1日(木)より、コラボレーション企画として実施されています。GUNDAMマニアやお子様が喜びそうな規格ですね。詳細は下記のANAのWEBを参照して下さい。

“ANA × GUNDAM JET”の概要

1. 就航期間 2010年7月16日(金)~2011年3月末(予定)

2. 初便 2010年7月16日(金) ANA25便(羽田―大阪)

3.使用機材 ボーイング777-300型機

4.機体デザイン ◆左舷 :  “ANA × GUNDAM”のロゴマークとガンダムの頭部

          ◆右舷 :  ガンプラ30周年のコンセプトである「REAL」にこだわり、
                 ホワイトベースに格納されたイメージで実物大のガン
                 ダムをデザイン。

https://www.ana.co.jp/dom/promotion/gundam/index.html#service

先日、羽田空港に到着した際、偶然、隣のスポットにGUNDAMジェットがいましたので、写真を撮っておきました。

今日の運航情報は、下記の通りですが、羽田をベースに、福岡、函館、千歳の路線に運航されているようです。

■8月11日(水)のANAガンダムジェットの運航予定便
 (8月10日 22:30現在の情報となります。)

ANA240便 福岡 → 東京(羽田) 07:10-08:40
ANA853便 東京(羽田) → 函館 10:35-11:55
ANA854便 函館 → 東京(羽田) 12:45-14:10
ANA 69便 東京(羽田) → 札幌(千歳) 15:00-16:30
ANA778便 札幌(千歳) → 伊丹 18:00-19:50

2010年8月9日月曜日

MS(エジプト航空)~アブシンベル神殿へのフライト予約



エジプト航空東京オフィス~国内線の発券依頼に訪問



アブシンベル神殿/ラムセス2世の大神殿入り口

アブシンベル神殿は、アスワンの街から約280Km、エジプトの南端にある「世界遺産」です。

アブシンベル神殿は、アスワン・ハイダムの建設により、水没することになり、「ユネスコ」が国際的なキャンペーンを展開し、資金を集め、救済した遺跡です。アブシンベル神殿は、ラムセス2世の大神殿と、王妃ネフェルタリの小神殿の2つで構成されています。

エジプトの「世界遺産」の構造物では、このアブシンベル神殿とピラミッドが双璧です。アブシンベル神殿へは、アスワンからバス日帰りツアー、カイロかアスワンから飛行機による日帰りなどの方法があります。アブシンベル神殿の傍にホテルもあり、泊まって見学も可能となっています。

11月に、エジプトへ行った際、アブシンベル神殿を見に行きたいと計画を立て始めました。一番手軽にアブシンベル神殿を見学するのであれば、アスワンからのバス日帰りツアーです。費用も安いのですが、往復7~8時間かかることと、早朝(朝3時台)にコンボイを組み、護衛を付けて移動するということで、私にはハード過ぎる・・・。

そこで、アスワンから飛行機による日帰り計画。アスワン~アブシンベルのフライトは、アブシンベル到着後3時間程度待機し、同じ飛行機で戻るというパターンができているようです。アブシンベル空港からアブシンベル神殿まで、エジプト航空が発着に合わせ無料のシャトルバスを運行しており、これを利用しての観光が可能なようです。

エジプト航空のWEBサイトから、アスワン~アブシンベルのフライトを検索して見たところ、1日3~5往復のフライトがあることは確認できました。しかし、予約画面に入ると、フライトが表示されない・・・。
そこで、エジプト航空東京オフィスへ電話。「11月は、観光シーズンで、アスワン~アブシンベルのフライトはエジプト本社の管理になっています」「一旦預かって、リクエストします」との返事でした。そこで、下記の組み合わせで、リクエストしました。

第一希望
MS132アスワン08:45→アブシンベル09:30/MS135アブシンベル12:30→アスワン13:15
第二希望
MS401アスワン09:55→アブシンベル10:40/MS402アブシンベル13:00→アスワン13:45

その結果、リクエストの2日後に、エジプト航空東京オフィスから電話があり、あっさり第一希望でOKとの返事でした。運賃は、片道409EGP、往復で818EGP(エジプトポンド)とのことでした。東京オフィスの方からは、予約OKが出てから、25日以内に発券して下さいと言われました。

クレジットカードで発券するには、本人のサインが必要とのことで、本日、東京/赤坂にあるエジプト航空東京オフィスへ行って手続をしてきました。エジプトポンドを本日のレートで換算して、日本円で往復運賃/諸税込み15,340円のカード決済をしてきました。運賃は12,500円。諸税・サーチャージが2,840円というのが内訳です。為替レートは、1EGP(エジプトポンド)=15.28円になっているようです。

また、11月の旅行では、アスワンだけでなく、ルクソールにも行くので、アスワン→ルクソール間のフライトも別切りの予約で決済しています。こちらはエジプト航空本社の英語WEBサイトから予約・決済していますが、ビジネスクラスで73.54USドル、米ドル建てになっています。ビジネスクラスといっても、45分のフライトで、Yクラスとは+10USドルしか運賃も違いませんが・・・。

エジプト航空はスターアライアンスに加盟していますね。今回のエジプト行き、エジプト航空は、国内線のみ5区間を利用しますが、利用して良ければ、次回は、国際線区間でも利用したいと思います・・・。
エジプトの国内線チケットがWEBや日本のオフィスで、今回のように簡単に買えるのは嬉しいですね。ただ、観光シーズンのアスワン~アブシンベルの区間は、本社が、外国人観光客の団体ツアー(日本の団体も含め)用や、アスワン、カイロなどの現地発ツアー用に予約をブロックしているようです。それでWEBサイトからの予約が困難ということになっているようですね。

2010年8月8日日曜日

ANA~沖縄発プレミアムクラス/昼食



那覇発羽田行き/ANA124便/プレミアムクラス昼食



那覇空港のSignet(ラウンジ)

ANAのプレミアムクラスは、ゆったりしたシート、食事もしくはスナックサービス、アルコールなど飲み物の無料提供、主要空港では、専用のチェックインカウンターやラウンジの利用などのサービスが提供されます。

運賃は、普通席運賃より当然高く、通常は、「プレミアム運賃」「プレミアム特割」「プレミアム株主優待割引」などプレミアムクラス対応の運賃を購入して利用します。また、当日、プレミアムクラスに空席があれば、+7,000円で利用できます。+7,000円が高いのか安いのか難しいところですが、幹線では、当日、プレミアムクラス空席待ちが激戦になることも多いようです。ビジネスマンだけでなく、沖縄線のように、修行僧の方が、マイルやプラチナポイント稼ぎに結構当日アップを狙っています。

私は、最近、ANA124便(那覇11時20分発)に搭乗しました。機材はB747-400で、事前座席指定で、1Aの一人席が空いていたので利用しました。当日アップだとナカナカこの席が空いていることは無いのですが、今回は、航空券はプレミアムクラス対応の運賃でしたので事前座席指定で珍しくゲットできました。

沖縄線のプレミアムクラスは、結構乗ります。時々、パラパラの時もありますが、満席で、空席待ちでも利用できないことが多いようです。私が今回利用した便でも、予約済みの客だけで満席のようで、アナウンスで空席待ちは利用できないとコールされていました。

昼食時にあたりますので、写真のような昼食が提供されました。この昼食弁当を作っているのは、提携ホテルチェーンの「沖縄ハーバービューホテル・クラウンプラザ」とのことです。沖縄風天ぷらやゴーヤが入っているのは、沖縄発の特徴なのでしょう・・・。

那覇空港のANAのSignet(ラウンジ)の写真も掲載しておきます。修行僧の方にはおなじみのラウンジで、泡盛やオリオンビールの生も有ります。今回は、たまたま空いていましたが、何時もは混み合っていることが多くて、時間帯によっては座る席も無いということも有り、何とかならないのかと思っていますが・・・。

2010年8月5日木曜日

JAL~国際線Cクラス(B773)



JAL/フランクフルト→成田 Cクラス和食/うなぎとご飯



JAL/フランクフルト→成田 Cクラス和食前菜

今回、フランクフルトから成田まで、JALのCクラス利用で帰国しました。

JALは「経営難」もあり、新しい機材や設備の更新が遅れており、新造機を導入しているANAに比べればどうしてもハード面では見劣りがします。ただ、JALの場合、海外で、自社設置のサクララウンジが結構あるので、共用ラウンジの多い、ANAより良いという方もあるのではないかと思います。

今回、路線は異なりますが、往路ANAのC、復路JALのCを利用して、座席シートなどのハード面はともかくとして、サービスや食事などのソフト面では、互角という感じがしました。JALも機材などハード面をてこ入れすれば十分他社に対抗していけると思いました。座席シートは、ANAの方が良かったですから・・・。

今回、Cクラスは大体半分くらいの乗客でした。チェックインの際、「混んでますか?」と聞いたら、日本人の係員は、「今日は空席が多いので、隣席をできるだけブロックしておきます」と言ってくれ、実際、隣席は空席で、とても楽ちんでした。
フランクフルト発のJALの場合、以前も、Yクラス利用時に、「後方へ座席を変更するのでよろしければ、両隣ブロックできます」という嬉しい提案を頂いたこともあり、フランクフルトのJAL地上係員は親身になってきめ細かい対応してくれるので気に入っています。
ANAの場合、「ブロックはしない方針」ですから、こうした対応はあまり期待できませんが、空席がある場合、JALのこんな対応も顧客から見たら悪くないと思いますが・・・。

Cクラスの機内食ですが、最初の食事は、洋食、和食からのチョィスで、ANAともほぼ変わりません。私は、和食をチョイスしましたので、メイン、前菜の写真を掲載しておきました。その後は、JALも和食、洋食の朝食セットもありますが、アラカルトも種類が沢山あります。今回、私は片岡シェフのビーフシチュー、鮭茶漬けの両方を頂きましたが、とても美味しかったですね。本当は、醤油ラーメンも食べて見たかったのですが、お腹いっぱいでそこまでリクエストできませんでした・・・。

Cクラスの機内食、段々、ミニレストランの雰囲気になってきていますね。色々違うオーダーが時間に関係なくされますので、CAさんも大変そうでした。ワインの種類やお酒の豊富さは、ANAより充実している感じでした。JALの方は、顧客への対応も密着型ですから、ほっておいて欲しい人には煩わしいかもしれませんが、これぞ日系のサービスという感じですから、私などは、帰国便の場合はやっぱり嬉しいですね。

久しぶりのJALのCクラスでしたが、快適なフライトでした。今年から来年3月まで、後3回ほど、JALのヨーロッパ線Cクラス利用予定があるので楽しみにしています。

JAL~フランクフルト/サクララウンジ



フランクフルトのJALサクララウンジ入り口



人気のおにぎりとお新香

久しぶりに、フランクフルト国際空港/ターミナル2を利用しました。フランクフルト国際空港は、ターミナル1(A、B、Cピア)、ターミナル2(D、Eピア)に分かれており、ANAなどスターアライアンス加盟航空会社は、ターミナル1に、JALなどワンワールド加盟航空会社は、ターミナル2などに分かれています。

ターミナル2は、改修され、出国審査通過後のスペースも綺麗になっていました。JALサクララウンジは、ターミナル2のDピアにあり、出国審査とセキュリティチェックの間にあります。

サクララウンジも以前とは場所も変更、新しいラウンジになり、とても快適なラウンジになっていました。JALの海外のラウンジは何カ所か利用しましたが、フランクフルトのJALサクララウンジは、サービス、雰囲気などトップレベルだと思います。係員の対応もGOODですね。

フランクフルトのJALサクララウンジは、シャワー設備がありますので、搭乗前にさっぱりすることが可能です。インターネットは、有線接続の方は可能ですが、WiFi接続に対応していないのが難点です。

飲み物、食べ物のサービスは良いですね。ドイツの白ワインや、ボイルしたウインナーなども置いてあります。一番人気は、上記写真にもありますが、おにぎりサービスで、お新香も合わせて置いてありますが、すぐに無くなります。後は、「うどんでスカイ」などのカップ麺が人気です。

フランクフルトのJALサクララウンジは、DIA、JGP、サファイア、JGCなどの会員、Fクラス、Cクラス搭乗者が利用できますが、「ここから先は日本」を感じさせる嬉しいラウンジです。

2010年8月3日火曜日

ソウル発券~クレジットカード利用規制強化

ソウル発券は、安くて、自由度が高く、マイルやPP/FLYONポイントを稼げるので知られていました。
安く旅をしたい人、リピーターの旅行者、海外発券マニア、修行僧にとってとても有りがたい存在です。

私の場合、ソウル発券は、香港発券、バンコク発券がメリットが無くなってから参入した「新参者」です。
それでも、ソウル発成田経由パリ行き/フランクフルト行き、ソウル発成田経由サンフランシスコ行き、ソウル発(日本国内国内線12区間切り込み)旭川行き、トランスジャパン運賃、ソウル発羽田経由沖縄行きなど、ソウル発券をしました。利用したのは主にHISソウル、世一旅行社で、ANAのソウル支店でも発券経験があります。

ソウル発券は、航空会社で直接買う方法と旅行代理店の二通りあります。日系の航空会社で直接買う場合、正規運賃やIATAのPEX運賃などでしか買えないケースがほとんどでした。JALのKクラスとか、ANAのSクラスなどCクラスへアップグレードも可能な割引運賃は、旅行代理店で買うしかないようです。ただし、ANAのソウル支店では、直接行くか、メール及び電話のやりとりをした上で、クレジットカードのコピーをFAX送付すれば買えた時もあります。(2年ほど前の話なので、現在は分かりません)

現在、航空会社の方も、WEBサイトからの直販に力を入れており、CX、OZ、TGなどは割引運賃も購入できるようですし、ANAも、ソウル~日本、ソウル/日本経由/アメリカなどは、WEBサイトから一部割引運賃が購入できるようです。

そこで本題ですが、ソウル発券、ほとんどの方は、クレジットカード決済で発券していると思います。このクレジットカード決済ですが、下記の通り、規制が強化されたようです。
ソウルの場合、航空券発券で、第三者のクレジットカードなどが使用され、航空会社が損害を被ったことによる規制のようです。その結果、第三者のクレジットカード不可に止まらず、所定の様式に、カードを表面を刻印し、なおかつカード所有者のサインが必要というものです。

確かに、セキュリティを考えれば当たり前のことかもしれませんが、今までは、メールで、所有者名、カードの種類と番号、有効期限だけを連絡すれば、決済が可能でしたから、不正使用も可能といえば可能でした。バンコク発券でも、クレジットカードの表、裏、所有者のサインをFAXで送付していましたから、国際的にみたら、それほど厳しいものではないと思いますが・・・。

結果として、ソウル発券する場合、ソウルの旅行社へ直接行って発券するか、下記の記載のように、クレジットカードをソウルの旅行社へ送る、送り返して貰うなどのやりとりをする方式しか無くなったようです。今まで、簡単に、ソウル発券をしてきた人には、少々、厳しいルール変更です。特に、直前の発券はほとんど不可になってきますから、ソウル発券は激減するのかもしれません。

恐らく、航空会社の方も、それでは困るので、WEB直販を強化してくると予測しています。ソウルの日本人相手の旅行会社にとっても厳しい冬の時代かもしれません・・・。

世一旅行社(Seil Tour System)のWEBより引用

【*注意】クレジットカード利用の場合

カード番号、有効期間、名義のみで対応が可能でしたが、2010年7月28より、韓国の国際線航空券を扱ってるIATA KOREA(国際線運送協会 韓国事務所)のほうからカードに関しては、IATA KOREA で発行されてるカードの請求書(CCCF)の用紙にカード番号、有効期間、名義の刻印とカード裏面と同じサインの2つの明記が必要になりました。

上記の内容がないとカードでの発券対応ができませんので、ご利用の際には、時間的な余裕をもち、航空券の申し込みをしていただけますように、おねがいします。

SAS~ノルウェー/オスロ空港ラウンジ


オスロのSASラウンジ


オスロのSASラウンジ


先日、ノルウェー/オスロ空港のSASラウンジを利用しました。

オスロ空港には、SASラウンジと共用ラウンジがあり、スターアライアンス加盟航空会社はSASラウンジ、その他の航空会社は共用ラウンジということだと思います。場所は、国際線の出発ゲートの上階に、ほぼ隣り合わせで設置されています。利用資格は、ビジネスクラス利用者及び星G(スターアライアンス・ゴールド会員)が対象で、ANAの場合、PLT、DIA会員及びSFC会員が利用できます。

SASラウンジは、とても広くてゆったりしています。今回、パリのSASラウンジも利用しましたが、こちらも広いのでゆったりしていました。飲み物は、アルコールも含め、何種類かあり、特にジュースが種類が多く、美味しいですね。ただ、食べ物は、パン、スナックなどの軽食のみで、簡素です。オスロのSASラウンジでは、レバーペーストが置いてあり、フランスパンに付けて食べると美味しかったです。

インターネットのWiFi接続は、どちらもラウンジのどこでも可能でした。オスロのSASラウンジはセキュリティがかかってなく、パソコンやiPadを立ち上げるとすぐに接続可能でした。接続スピードのまあまあでストレスを感じさせませんでした。パリのSASラウンジは、セキュリティがかかっており、入り口に表示してあるユーザーID、パスワードを入れて接続するようになっていました。

2010年8月1日日曜日

SAS~インターネットチェックイン(ベルゲン空港)



ベルゲン空港のSAS自動チェックイン機

7月末、SAS(スカンジナビア航空)で、ノルウェーのベルゲンからオスロまで移動しました。ベルゲン空港の搭乗システム、ただただ驚きました・・・。

前日、登録してあるメールアドレスに、インターネットチェックインが開始されたと下記の案内が届きました。(氏名、予約番号のところは、*****に修正させて頂きました)
事前座席指定もできるとの案内だったのですが、この区間は50分ほどの国内線で、座席はどこでもと思い、旅先で、プリントアウトもできないことでもあり、そのままほっておきました。

Welcome to SAS

Your flight is now open for check-in.
When you check in on Internet you can choose which seat you prefer onboard the flight.

This is your journey

Booking reference *****

Bergen - Oslo 31JUL10
Departure: 1430 Bergen (Bergen)
Arrival: 1520 Oslo (Oslo Airport) SK 0270

Passenger(s)
****** ********
E-Ticket: E-Ticket:
Frequent flyer program: Frequent flyer program:

ベルゲン空港に到着して、チェックインしようとしたら、「カウンターが無い」のです。SKの場合、有るのは、荷物の「ドロップカウンター」、「サービス/サポートカウンター」だけです。
まず、ドロップカウンターへ行ったら、自動チェックイン機でチェックインしてから、「リターンして下さい」と体よく断られました。次に行ったサービス/サポートカウンターもやはり自動チェックイン機でチェックインして下さい。「アシストします」とまで言われてしまい、諦めて自動チェックイン機へ。

自動チェックイン機は、画面にタッチし、チェックイン画面を呼び出し。画面が出たら、5桁の「Booking reference」を下のキーボードで入れたら、氏名等の情報が表示されます。
確認をタッチしたら、荷物の有無、個数が表示されます。例えば1個を選べば、チェックイン機の右下から、荷物のタグが打ち出され、自分で荷物のタグを取り付けます。ちなみに、この荷物のタグには、事前登録してあったので、NH☆Gと印刷されていました。
その次に、座席指定画面で出てきて、自分で空いている席を選びます。そうすると、搭乗券が打ち出されてきます。その後、 ドロップカウンターへ行き、荷物を預けます。今回は、22キロあったからかもしれませんが、ドロップカウンターの係員に「ヘビー」と言われました。ANAのDIA会員カードを提示したら、気がついたように、赤いスターアライアンスの優先シールを貼り付け、やっとすんなりチェックインが完了しました。

インターネットチェックインは、結局、自前で全部搭乗手続きをすることになりますね。ANAもこの方式を始めましたが、ここまで徹底していないのではないかと思います。JALも10月から始めるようですが・・・。その内、SASのように徹底してやらないとメリットはなさそうですから、そうなる可能性はありますね。

これをやればグランドスタッフはかなり減らせる感じです。経費削減の効果はありそうですが、旅慣れた人はともかく、一見さんには、飛行機に乗る手続きだけで疲れるかもしれません。どう評価したら良いものか、私にも見えない流れです・・・。

ANA~国際線Cクラス(B747-400)



NH205便/2階席のCクラスシート

ジャンボと呼ばれる、時代の象徴ともいえたB747-400機は、ANA、JALとも全て退役させる方針のようです。新型機の導入もありますが、燃料効率が悪いとかで、経費節減もあるようで、中型機、小型機へ切り替える狙いがあるようです。

ANAも、B747-400について、国際線から退役させるようです。現在、NRT-CDG線に隔日で運航されていますが、来年3月までの運航のようです。(今回搭乗した際、CAさんから聞いた話ですが)国内線は、10月以降、羽田-沖縄線中心に当面運航されるようですが、何時までなのか・・・。

7月末、NRT-CDG線で、B747-400の2階席、Cクラスへ搭乗しました。当日、Yクラスは満席のようでしたが、Cクラスはかなり空席があり、2階席はガラガラでした。写真は、NH205便、2階席のCクラスシートです。今年2月にも、NRT-CDGのNH205便で、B747-400の機材にあたり、その時は、1階席のC席でしたが、近々退役ということなら、そのうち乗る機会もなくなりそうで、感慨がありました。

ANAは、国際線で、「マイチョイス」に続いて、欧米線で、新ミールサービスを4月19日から開始したようです。また、新造機投入によるタッチパネル式オーダーシステムも導入しましたが、トラブル続出で、こちらの方は運用が中止されていますね。
この新ミールサービスは、食事サービスの時間や食事内容の選択肢が増えたのは間違いないようです。ただ、乗り慣れていないと分からないですね。従来の、Cクラスの機内食、和食か洋食を選択して、洋食の場合、メインが2種類か3種類あるのが普通でした。新ミールサービスでは、和食に洋食のメインをセットしたり、サイドメニューを組み合わせることも可能です。一応、配られるメニューには、標準メニューみたいなものが記載してありますが・・・。





今回のようにCクラスがガラガラなら良いのですが、満席の時は、サービスが混乱しそうです。離陸してベルト着用サインが消えて、到着2時間くらい前まで、食事サービスのリクエストが常時できるシステムになっていますので。パリ到着2時間前に、チーフパーサーの方が、挨拶方々見えて、新ミールサービスの全体、個別のサービスの感想を聞かせて欲しいということで、20分近く色々聞かれました。チーフパーサーの方も「満席の時は、サービスが遅くなるなど課題はあります」と言われていました。

新しいサービスは、順風満帆とはいっていないようです。現場のCAさんの意見も反映させて、円滑なサービスができるよう改善をして欲しいと思います。

ANA~ANAスイートラウンジ(国際線)



第4サテライトのANAスイートラウンジ

先月末、久しぶりに、成田空港で、ANAスイートラウンジ(旧Fラウンジ)を利用しました。

ANA(全日空)は、成田空港の場合、ターミナル1を使っており、ラウンジついては、ANAスイートラウンジ(旧Fラウンジ)2カ所、ANAラウンジ(旧ビジネスクラスラウンジ)2カ所を設置しています。(ターミナル1には、他にUAのレッドカーペットというラウンジもあり、同じ星組の航空会社なので相互に使えます)

場所は、ターミナル1の第4サテライトと第5サテライトにあり、第4サテライトの場合、4階がANAスイートラウンジ、2階がANAラウンジ、第5サテライトの場合、同一の場所にあり、ANAスイートラウンジ、ANAラウンジビジネスクラスラウンジが左右に分かれています。

今回、NH205便のゲートが41番ということで、第4サテライトのANAスイートラウンジを利用しました。(写真は入り口です)ヨーロッパ線、東南アジア線のフライトが結構あるせいか、ラウンジは混み合っていました。

設備は、ソファー、テーブル、トイレ、シャワー、両替機などがあります。飲み物や食事は結構豊富です。機内食よりこちらの方が良いと思う方も多いかもしれません。生ビール、ワイン、焼酎、日本酒などのアルコール、ソフトドリンク類、サンドイッチ、果物、おつまみ類、簡単な寿司、スープ類など・・・。スパーリングワイン、アイスクリームはリクエストベースで提供されるようです。スープ類も2種類あり、スープで有名な店と提携した本格的な味です。



ANAスイートラウンジ/明太子茶漬け

それに、腹ごしらえなら、麺類と丼ものがあり。メニューは時々変更されているようです。麺類は3種類、丼物は2種類あります。写真は、丼物の一つ、明太子茶漬けです。最近は、丼物として、お茶漬けが何時もあるようで、それも結構本格的なお茶漬けで、お茶漬け好きの一人として重宝しています。なお、丼物は、午前10時以降のサービスとなっているようです。麺類と丼物のカウンター前は、定食屋のテーブルが並んでいる感じで、Fラウンジとして異質の雰囲気かもしれません・・・。