2010年7月1日木曜日

マドリッド~マラガ/スペインの新幹線AVE


(マドリッドのアトーチャ駅)


(新幹線AVEの1等で提供された朝食)

昨年、スペインのマドリッドに滞在しました。滞在中、マドリッドからスペインの新幹線を利用して、マラガ経由で、コスタ・デル・ソルへ日帰りの旅をしてきました。アンダルシア地方は、以前、グラナダ、セビリア、マラガなどは行っていますので、コスタ・デル・ソルへふらっと行ってきました。スペインの鉄道は、タルゴなどは以前乗ったことはありましたが、新幹線AVEは初めてなのでとても楽しみにして乗りました。

コスタ・デル・ソルには、白い村が何カ所かありますが、今回は、国鉄近郊線で、フエンヒローラまで行き、そこからローカルバスで、ミハスへ行ってきました。帰りに、フエンヒローラやトレモリーノスなどのビーチを歩いてきました。
3月に行きましたが、コスタ・デル・ソルは22度もあり、初夏の気候となっていました。ミハスは、フエンヒローラから、ローカルバスで、山の上に上がりますが、地中海の眺め、白い建物がとても素敵でした。地中海の眺めが素晴らしいテラスレストランで、食事をしてきました。フエンヒローラやトレモリーノスなどのビーチは、さすがまだ泳いでいる人はいませんでしたが、半袖、水着で、日光浴のオンパレードでしたね。

さて、本題の新幹線AVEですが、マドリッドーマラガ間を利用しました。行きは1等、帰りはクラブ(特等)を利用しました。1等とクラブの違いは、クラブの方がゆったりしていること、座席が革張りくらいでしょうか?
マドリッドーマラガ間の新幹線AVEは、コルドバーマラガ間に専用線を建設して、最近開業したようで、マラガ駅も、ピカピカでした。最高速度は、新しくできた専用線区間は、290キロ程度出ていましたが、在来の区間は、280キロ程度の速度でした。とても早い感じがしましたし、揺れもほとんどなく、日本の新幹線といい勝負だなという感じでした。

1等とクラブは、食事の時間帯に乗った場合、朝食、昼食、夕食がでて、飲物もサービスされます。ただし、時間帯は、スペイン時間で、例えば、夕食は、基本的に夜8時以降出発の列車しかでません。それ以外の場合、スナックが出ます。2等は、食事のサービスはありません。
行きの1等は、朝食(上記の写真を参考にして下さい)で、機内食のような雰囲気です。メインはスペインオムレツとベーコンで、パン、ヨーグルトなどが出ました。コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、ビール、ワインなどもサービスされます。
帰りは、夜9時少し前に、マドリッドへ到着するAVEで、スナックサービスでした。スナックと言っても、3種類の素敵なサンドイッチ、おつまみなどが出され、これを食べながら、ワインやビールを飲んでいる人が多かったです。帰りのスナックサービスも、私には、十分な夕食でした。

サービスを担当する乗務員の対応も、気持ちよく、外国人には、分かりやすい英語で話しかけてくれていました。日本の新幹線のグリーン車よりもレベルが高い感じです。

料金は、行きのマドリッド→マラガ1等123.50ユーロ、帰りのマラガ→マドリッドが、日帰り往復割引25%引きで、クラブ(特等)93.75ユーロでした。私は、前日、マドリッドのアトーチャ駅で、往復、クレジットカードで購入しました。行きだけ購入して、帰りは、例えば、マラガ駅で、行きの切符を出して購入しても、同じように往復割り引きしてくれます。
スペインの国鉄の場合、新幹線AVEの予約も、日本からネットでできますし、駅の窓口でも簡単に買えます。私も、機会があれば、また利用したいと思っています。

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